釣り用靴おすすめ12選｜ワークマンに磯靴・スパイクシューズはある？【船釣りに】

釣りは堤防釣りや渓流釣り、船釣りなどさまざまな場所で行います。そんな釣りをさらに楽しむためには、フィールドに合った釣り用靴・磯靴を選ぶ必要があります。釣りといえば、ブーツや長靴をイメージする方が多いのではないでしょうか。

しかし、最近では夏におすすめのサンダルタイプも販売しています。釣り靴は年々進化し、ソールや素材の種類が豊富です。また、各メーカーから販売されているので、初心者の方ではどれがいいのか分からない場合が多いでしょう。

そこで、今回は釣り用靴の選び方やおすすめ商品についてご紹介します。おすすめ商品では、滑りにくいフェルトスパイクシューズや、船の上におすすめのデッキソールなどをセレクトしています。ワークマンにスパイクシューズ・スパイク長靴があるのかも必見です。本記事を読んで、釣り用の靴について詳しく知ってもらえたら嬉しいです。

靴の種類はシューズ型とブーツ型の2種類あります。それぞれメリットがあるので、自分の釣りスタイルに合わせたタイプを選びましょう。

シューズ型はバス釣りなどのように場所をよく移動する方におすすめです。一見、普通のスニーカーのように見えますが、ソールが特殊素材になっていたり、スパイクが付いているので滑りにくくなっています。

軽くて歩きやすいので長距離を歩く場合にぴったり。ブーツ型に比べて疲れにくいのが特徴です。シューズ型にもくるぶしまでの「ハイカットタイプ」と、くるぶしが出る「ローカットタイプ」の2種類があるので、自分の好みや履き心地で選ぶといいでしょう。

濡れている場所で釣りをする方にはブーツ型がおすすめです。足元を気にしなくてもいいので、釣りに集中しやすいのが特徴。波をかぶる岩場や防波堤、波の寄せるサーフなどの場所で釣りをするときにぴったりですよ。

また、浅瀬のサーフや川べりでは水深20～30cmくらいの深さまで入ることができるので、より遠くの魚まで狙うことが可能です。さらに、船釣りのときもブーツ型が活躍することでしょう。

船釣りでブーツ型を履く場合は、スパイクでデッキが傷付いてしまう可能性があるのでラジアルソールのものを選びましょう。

ラジアルソールはゴム底の靴のことです。足場のいい堤防や護岸で釣りをするならラジアルソールがおすすめです。普通の長靴やスニーカーと同じですが、釣り用の靴ラジアルソールは滑りにくくなっています。

釣り用はより深い溝や特殊な波型模様が刻まれているのが特徴です。また、船釣りするときもラジアルソールがいいでしょう。デッキが傷つく恐れがないので安心して船釣りを楽しめます。

ただし、水に濡れたテトラや岩場など苔が生えているような場所では滑りやすいので気を付けましょう。

足場が悪い岩場やテトラならスパイクソールがおすすめです。スパイクソールには金属の突起がたくさんついているのが特徴です。陸上競技で使用するスパイクにも滑り止めのスパイクがついていますが、釣り用靴はさらに小さいものをたくさんつけたイメージです。

金属の突起がごつごつした岩肌に引っかかるので、足場が悪くても滑るのを防ぐことができます。ただし、平らなコンクリートの上など引っかかるものがなければ、逆に滑りやすくなる場合があります。

フェルトスパイクは、苔などが生えたぬるぬるした場所で履くのにおすすめです。フェルト底にスパイクをプラスしたものなので、水に馴染みやすく滑るのを防ぎます。少し水の中に入るときにも使えます。

安物のフェルトスパイクだと何回か履いているうちにソール部分が剥がれてくる場合があるので気を付けましょう。

Vソールは釣り以外にも高所作業や調理場などでも活躍するソールです。グリップ力が高いので、釣り場ではVソールは滑りやすい足場で履く靴としておすすめ。グリップ力が高いだけではなく、動きやすさもあります。

Vソールは防水性がない商品がほとんどなので、防波堤など陸地からの釣りに向いています。

デッキソールは船の上で履くことを前提に考えられたソールです。ソールの形状は各メーカーによって違いますが、いずれも排水性に優れて滑りにくくなっています。ラバーは柔らかい素材が使われている傾向があり、デッキを傷つけないようになっています。

船釣りをしている方はデッキソールを選ぶのがいいでしょう。

長靴を履く時、ズボンのすそがめくれ上がってイライラした経験ありますよね。そんなイライラを解消できるのがチャック付きの釣り用ブーツ。チャックを下せば、履き口が広がってズボンの裾を楽に通すことができます。

足を通してからチャックを閉めれば足にぴったりとフィットします。裾が出てくることがないので、裾がめくれ上がる心配がありません。

長靴を履いているのに波をかぶって、隙間から水が侵入し中がびちゃびちゃになることがありますよね。中までびちゃびちゃになってしまっては長靴を履いている意味がありません。

コードロック付きの釣り用靴なら、中が水浸しになる心配がなく快適に使えますよ。上部のコードをキュッと絞れば隙間を防いで波や雨の侵入を防げます。

ダイヤル調整が付いている釣り用靴は、ダイヤルを回すだけで紐が締まりぴったりと足にフィットします。足場の悪い場所ほど靴のフィット感が大事です。靴の中で足がぐらぐらしていては、バランスを崩した時に踏ん張りがきかず危険です。

足場の悪い場所で釣りをする方はダイヤル調整が付いているものを選びましょう。

ジオロックシステムは、使い古したソールをワンタッチで簡単に外して取り換えることができる機能です。これは、シマノ独自のシステムになるので、他メーカーにはないのが特徴です。

全8パターンと豊富な種類の取り換え用ソールが販売されているので、フィールドに合わせて付け替えることが可能ですよ。

釣り用の靴を販売しているメーカーは多いです。各メーカーによって異なるデザインや機能性を兼ね備えています。自分好みの靴を取り扱っているかチェックしてみましょう。

ダイワは日本の大手釣り具メーカーとして人気で、釣り場に対応できる靴が揃っています。釣り用の靴に適したスパイクシューズを販売しており、ダイレクトダイヤルシステムと呼ばれるダイヤル操作によって靴の締め具合を調整できるものもあります。

シマノでも釣りに適した靴を販売しています。水たまりが多くて濡れやすい場所でも問題ない長靴などを取り扱っており、沖釣り・磯釣りでも対応可能です。普段の釣りで足元がよく濡れてしまう方にもおすすめです。

ワークマンには釣りに特化したシューズは販売していません。しかし、ワークマンの靴が釣りに最適として注目を集める商品はたくさんあります。ワークマンの中でもおすすめなのが、防寒靴です。安い価格で手に入れられる暖かいワークマンの防寒靴は、コスパがよくデザインも悪くないため冬釣りをする方に選ばれています。

他にもフェルトスパイクシューズ・スパイク長靴など、磯靴として購入することが可能です。防寒靴と同じく釣り具メーカーよりも安く購入することができるため、砂釣りにも最適です。また、価格が安くてもグリップ力が高く性能に優れているのも船釣りに選ばれているポイントです。

高反発ソールのスニーカーで防水機能付きのものなら釣り場でも動きやすく、海釣りに出かける船の上でもパフォーマンスがしやすいです。また、ワークマンプラスで販売されているイージスシリーズのウェアは、防水機能を備えた商品が多く釣りに重宝します。ファインドアウトシリーズのウェアなら冷感機能は夏の釣りに最適です。

今回は釣り用靴についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。釣り用靴の種類はたくさんありますが、選び方を参考に選べば自分に合った靴を見つけやすいですよ。ぜひ、自分に合った釣りシューズを見つけて、釣りを安全に楽しんでくださいね。