ボルダリングマットおすすめ5選！ニトリ製品で代用・自作できる？【自宅で使える】

ボルダリングマットは、傾斜が厳しく険しい岩場を登る際には欠かせないアイテムです。中古でも手に入れられるボルダリングマットですが、岩登りに慣れてきたら、「自分専用のボルダリングマットが欲しいけど選び方がよくわからない」という方は多いのではないでしょうか。

ボルダリングマットの種類は、岩登りの人数や持ち運びやすさなどによってもさまざまにあります。しかし、選び方のポイントを押さえれば、自分に最適なボルダリングマットを見つけられます。

そこでこの記事では、ボルダリングマットの選び方やおすすめ5選を紹介します。また、ニトリ製品での代用や自作方法も必見です。ぜひ最後までご覧いただき、自分にぴったりの安心安全なボルダリングマットを見つけてください。

もっとも多い2つ折りや、着地面積の広くなる3つ折りなど折りたたみ式で、コンパクトに収納や持ち運びが可能なのがヒンジタイプです。スピーディーな開閉が可能で、フラットに収納できるので車に載せやすいのが特徴です。

一方で、ヒンジタイプは折り目の繋ぎ目部分が構造上薄くなってしまうので、足を挟まない構造になっているかチェックしましょう。なお、繋ぎ目部分を隠すようにマジックテープなどでフタがされているタイプのものは、安心して利用できます。

マットに折り目がなく、1つのマットを折りたたんで持ち運ぶのがタコスタイルです。ヒンジなしはマットを折りたたんだときに空洞ができてしまうので、ヒンジタイプよりコンパクトにはなりません。しかし、空洞にシューズなどの荷物を挟めるので、岩場を移動するのに便利です。

マットを折り曲げた部分がへたりやすく、耐久性に難ありなのが欠点ですが、ヒンジ部分に落下するのを気にしなくていいのがタコスタイルの特徴です。

ヒンジタイプとタコスタイルのいいとこ取りをしたのがハイブリッドタイプです。タコスタイル同様に隙間に荷物を挟むことができ、繋ぎ目なしで安全な作りとなっています。また、ヒンジタイプのようにコンパクトに折りたたむことができます。

しかし、ハイブリッドタイプはヒンジタイプに比べるとコンパクトさに欠けるので、収納スペースが少ないという方は注意しましょう。

ボルダリングマットは正方形のものや長方形のものなどさまざまなサイズがありますが、ソロで利用する場合には正方形ではサイズにやや心配があります。ソロ利用する時のメインマットとして利用する場合には、しっかりと体が収まるものを選びましょう。

複数人でボルダリングをする機会が多い場合には、大型のボルダリングマットはあまり必要ありません。車に相乗りする場合なども考慮すると、コンパクトなミニサイズがおすすめです。使用するときには持ち寄ったマットをくっつけて利用しましょう。

最近では、自宅にボルダリングルームを作る方も増えてきています。自宅でボルダリングをする場合には、業務用の大型のボルダリングマットの購入も検討してみましょう。

大人数で持ち寄る場合や2枚目のサブマットとして購入を考えている場合には、ミニサイズのボルダリングマットで十分に使用できます。ミニサイズのボルダリングマットは軽量でコンパクトなので、持ち運びも便利で使い勝手がいいところが特徴です。

ボルダリングマットの衝撃吸収力は、マットの厚さとクッションが何層でできているかによって異なります。それによってクッション性や安全性、持ち運びにくさなどが変わってきます。

1層構造のマットは基本的にサブマットとして使用します。厚みは3cmほどですが、クッション性が高いので狭いところ用にもおすすめです。

2層構造は最も主流のタイプで、厚さは10cmほどで硬い素材と柔らかい素材を使い分けているのでクッション性がより高くなっています。ソロで岩場にチャレンジする場合には、2層以上のマットを使うと安心して利用できます。

3層構造はさらに硬い素材がプラスされていて、マットを置く環境に左右されないのが特徴です。地面の凹凸の影響を受けることなく着地できます。

ボルダリングマットは、その他の荷物と一緒に歩いて持ち運ぶことになるので、持ち運びやすさは重要です。厚手のボルダリングマットには持ち運ぶための肩ベルトがついており、両手をあけて持ち運べます。

隙間にシューズなどを挟めるタコスタイルタイプとは違い、ヒンジタイプは荷物を入れる隙間がありません。しかし、中には収納ポケットがついているものもあり、シューズなどの最低限の荷物を入れられます。

収納ケース付きのボルダリングマットであれば、汚れなどを気にせずに持ち運べるので便利です。

ボルダリングマットは、衝撃吸収力やクッション性を確認するのにクッションにばかり目が行きがちですが、表面の生地にも注目しましょう。表面の生地によって汚れのつきやすさが異なるので、できるだけ汚れを落としやすいものを選びましょう。

また、長持ちさせるためにカバー付きや、表面の一部がマジックテープのようになっていて、シューズの底の汚れを落とせるものもあります。カバーは別売されているものや加工できるものもあるので、ぜひチェックしてみてください。

ストライダー社は、ボルダリングやクライミングで利用する床のクッション材や、衝撃材で利用するマットを販売するメーカーです。ボルダリングマットは個人でも購入できます。

ストライダー社のボルダリングマットは、特大サイズのウレタン素材を加工しており、購入者の希望の厚みやサイズで加工してくれるので、好みの大きさのマットを購入できるのが魅力です。

メトリウスは、クライミングギアやボルダリング用品などのクライミング関連用品のみを開発・販売しているアメリカのメーカーです。高品質な用品が多いのが特徴で、定番のギアはもちろん、プラスαの機能がついているギアも注目されています。

メトリウスのボルダリングマットは、種類が豊富にあることが魅力で、好みのマットを探すことができます。また、マットが勝手に閉じないようにベルクロで固定できるタイプもあり、機能面でも優れているのが特徴です。

マウンテンダックスは1977年に設立された日本の登山用品メーカーで、バックパックやアイゼンなどの登山用品が多く販売されています。シンプルな構造で細部まで丁寧にこだわった耐久性の高い用品が多いメーカーです。

耐久性を追求しているメーカーが販売しているボルダリングマットなので、頑丈で耐久性が高いのが最大の魅力です。

お気に入りのボルダリングマットが見つかったら、できるだけ長く使いたいですよね。続いては、ボルダリングマットのお手入れ方法について紹介します。

ボルダリングマットを利用したあとは、ブラシ等でチョークや泥汚れを落とし必ず乾燥させましょう。直射日光の当たらない風通しのいいところが理想です。カバーは加工が剥がれてしまうので、洗うのはおすすめしませんが、どうしても洗いたい場合には洗濯ネットを利用しましょう。

また、ボルダリングマットを保管するときには、できるだけ開いた状態で保管するのがおすすめです。ヒンジタイプは湿気がこもるのを防ぎ、タコスタイルは折り癖がつくのを防げます。

ボルダリングマットを購入する時に、ネットではなく実際に手にとって実物をみて購入したいと考える方も多いのではないでしょうか。素材やサイズ感など表記はされていますが、クッション性なども含めてやはり直接見た方がわかりやすいですよね。

ボルダリングマットはクライミング用品店だけでなく、ホームセンターやニトリなどの身近にある店頭でも購入できます。店頭で購入したいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

ボルダリングマットは購入しなくても、代用品を使用したり、自作することも可能です。ここからは、ボルダリングマットの代用品例や、自作する場合の方法について紹介します。

ボルダリング用のマットは3~5万円ほどするものが多く、とても高価ですよね。ボルダリングマットを他のもので代用できるのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。

ボルダリングマットは、自宅用のクライミングマットやジム用のスポーツマットでも代用可能です。1万円以下で購入できるので、安く手に入れられるのは魅力的ですよね。

自宅用のクライミングマットやスポーツマットは厚みがあまりないので、自宅の練習用などで利用するにはいいですが、外岩などに持っていく場合には安全面を考慮して、正規のボルダリングマットを持っていくようにしましょう。

実はボルダリングマットは、マットレスを利用して自作できます。正規のボルダリングマットを購入するより安価で手に入れられるのでおすすめです。自作する場合も安全面を考慮して自宅などで利用するようにしましょう。

自作の材料は、まずウレタン製で軽量のマットレスを購入しましょう。マットレスの厚みは合計で10cm程度の厚さが必要ですが、ニトリで販売されている三つ折りマットレスがおすすめです。マットレスを重ねて、ずれないように粘着テープで固定します。

続いて、固定したマットレスのサイズよりひとまわり大きくカットしたブルーシートを粘着テープでマットレスに固定します。裏面も同様にブルーシートを固定することで耐水仕様になります。ブルーシートには伸縮性がなく、タコスタイルのように折りたたむことはできないので注意しましょう。

ボルダリングマットの選び方やおすすめ5選・自作する方法もあわせて紹介してきましたが、いかがでしたか。ぜひ参考にして、使いやすいボルダリングマットを見つけて快適なボルダリングを楽しんでくださいね。