タープポールおすすめ10選！タープポールの選び方やおすすめの長さも解説！

「風に煽られてタープポールが折れた」「タープポールが大きすぎて扱いにくい」キャンプやアウトドアシーンで、このような経験はありませんか？タープポールは使用するタープに適したものを選ばないと、倒れたり折れたりする危険性が高まります。

しかしタープポールの長さ・太さ・素材は種類が豊富なため、どれがいいのかわからない方も少なくありません。そこで今回は、タープポール選びのコツを詳しく紹介します。基準を把握しておけば、ポール選びも難しくないので、一度チェックしておきましょう。

記事後半では汎用性が高い伸縮機能付きや、頑丈さが魅力のメインポールなど、おすすめアイテムを10選ピックアップしています。ホームセンターや100均で代用できるアイテムも記載しているので、ぜひ最後までご覧ください。

タープにはヘキサタープ・レクタタープ・スクリーンタープ・ウィングタープなど、さまざまな種類があります。タープの種類によって必要本数が異なるため、まずはどれを使うのかを決めましょう。またタープのレイアウト次第で、用意するサブポールの本数も変わります。

タープポールは1本販売やセット販売など、商品によって本数がさまざまです。事前に使用するタープ・レイアウトを決めたうえでタープポールを選ぶと、多い・足りないと悩まずに無駄なく買い物ができます。

タープの最大天井高はメインタープポールの長さによって決まります。「快適性は妥協できない」と思うなら、身長+100～110cmは欲しいところです。一般的にメインポールの長さは、280cmを目安にする方が多くなっています。

「座って楽しみたい」「荷物置きにしたい」場合には、180cmを基準に選べば、十分に役割を果たしてくれます。メインポールが長いほど快適性は向上しますが、重量や大きさは増えるため、自分の用途に合わせて選びましょう。

タープのアレンジ幅を左右するサブポールは、目的をはっきりさせて選ぶのがコツです。「開放的な入口が欲しい」方は、身長を基準にして同じくらいの長さを選びましょう。プライバシー空間を確保したいなら、少しかがんで入れる程度の長さがおすすめです。

「雨天時に雨除けとして使いたい」なら、雨だまり防止としてメインポールと差が大きいものを選びましょう。差が大きければ大きいほどタープの傾斜は急になり、雨が溜まりにくくなります。サブポールには天候に合わせて使い分けられる、伸縮可能タイプもおすすめです。

タープの支柱となるメインポールはスチール製なら25mm、アルミ製なら28mm以上の太さが必要です。風や雨の影響・ロープの張りによる負荷も考慮しておかないと、折れたり曲がったりする可能性があります。

サブポールの場合は直径16mmあれば問題ありません。直径が太いほど重量も増すため、持ち運びも考えて太さを決めましょう。

タープポールに使用される素材は主に、アルミ・スチール・アルミ合金の3種類です。それぞれ以下のような特徴があります。

アルミ合金はアルミ以外の金属を混ぜた素材で、アルミのデメリットである強度を補っています。ただしスチール等に比べて費用が掛かるため、予算や移動手段・使用頻度などを加味して素材を選びましょう。

「簡単に使えるポールが欲しい」ならプッシュボタン式のタープポールがおすすめです。プッシュボタン式は組み合わせる本数によって長さの調節ができます。連結の手間もかからず、持ち運び時もコンパクトに収納できるのがメリットです。

ポール1本が60cｍなら120cm・180cm・240cmなど、調整できる長さはポール単位の長さと比例します。そのため細かい高さ調節を求める方には不向きです。

「細かく長さの調節がしたい」なら、スライド式を選びましょう。好きな長さにスライドしポールをひねって固定するだけで、ミリ単位の調節が可能です。幅広いタープに活用でき、設営した状態で長さを変えたい場合も、そのまま調節できるのがメリットです。

収納時もタープポールを短くするだけなので、手間がかかりません。収納時には1本の棒になるため幅はとりませんが、長さがあるため移動方法によっ選びましょう。

「収納性も調節機能の幅広さも欲しい」なら、プッシュアップ式が最適です。プッシュボタン式とスライド式を組み合わせたような設計で、ミリ単位の調節が可能ながら収納時にはコンパクトに分解できます。

ただし、スライド調節可能な部分は先端部のみです。下部の調節はプッシュボタン式になるため、スライド式に比べると調節幅は劣ります。

「スピーディーさを重視したい」なら、ショックコード内蔵ジョイント式がおすすめです。大まかな構造はプッシュアップ式と同様ですが、ショックコードが内蔵されているため素早く組み立てられます。

ポールがバラバラにならないため、紛失のリスクがないのもメリットです。収納時にはコンパクトに折りたためるため、場所をとりません。ただしショックコードで連結されているため、長さ調節幅は小さくなります。

タープポールは収納時のサイズも確認が必要です。移動手段によって積載量は異なります。車やバイクに積めるスペースがあるか、他のギアも含めて確認しておきましょう。また収納ケース付きだと、コンパクトにまとまり持ち運びも便利です。

タープポールは100均やカインズなどのホームセンターにある、以下のアイテムでも代用可能です。

• つっぱり棒
• 物干し竿
• 園芸用の支柱

こちらの記事でより詳しく代用品や自作方法を解説しています。

タープに合ったタープポールを持っておくと、より快適なアウトドアが楽しめます。手持ちのタープに最適な長さ・太さを把握して選びましょう。また頑丈な伸縮機能付きポールなら、幅広いタープに活用できます。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのタープポールを手に入れてください。