着る電気毛布おすすめ10選｜メンズにもおすすめ【ワークマン・ニトリ・山善など】

寒い時期に活躍するのが電熱であたためる電気毛布です。自宅やオフィスでひざ掛けとして使用している方も多いですよね。最近ではひざ掛けタイプや敷くタイプの電気毛布の他に、全身覆えるタイプやポンチョタイプの「かぶって着るタイプ」の電気毛布が販売されています。

「着る」電気毛布はからだ全体をあたためるため、家事や仕事などもあたたまりながら作業できるのが特徴。コードレスタイプなら作業の邪魔になりません。さらに暖房器具の使用頻度が減るため、節電効果も得られます。

本記事では電気毛布は電磁波の影響があるのかなどの疑問や、着る電気毛布のメリットを口コミを交えて解説します。話題の着る電気毛布「クルン」も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

着る電気毛布とは、その文字の通りに着られる電気毛布です。スイッチを入れると電熱ヒーターが加熱します。一般的な電気毛布は袖などはついておらず体にかけて使えますが、着る電気毛布はガウンのように着られます。体全体を包み込むので暖かく、とても人気の防寒グッズです。

着る電気毛布は体を包んでくれるので、安心感もありますし何より通常の電気毛布より熱を逃しにくい作りになっています。

着る電気毛布はヒーターやエアコンなどの暖房器具に比べて肌への密着度が高いので、体全体を温められます。また着るだけな手軽さから作業時にも使用する方が増えており、人気が上昇しています。

体に密着しているところから温めてくれるので、密着している面積が広いほど着る電気毛布の効果が発揮されます。

着る電気毛布といっても電気毛布なので、着なくても毛布自体は温かくなります。そのため、「掛ける、敷く」といった通常の電気毛布としての使用も可能です。

ヒーターやエアコンに比べて電気毛布の電気代は安く抑えられます。そのため電気毛布を使用すると暖房の使用頻度を下げたり、設定温度を下げられます。節電、節約になるので毎月のお財布事情にも優しいのが電気毛布です。

まずはガウンタイプの電気毛布です。着脱が簡単なので室温に応じてすぐに脱ぎ着できるのが大きなメリットです。自分の体型に合わせるように腰に紐がついている物が多く、体にフィットします、

形状上、どうしても首回りが開きやすいので自分の体型にあったサイズを選んでください。また、前面にボタンがついているタイプがあり、そういったものは動いてもはだけないので熱を逃しにくく、おすすめです。

ポンチョタイプの電気毛布はゆったり着られるため、ルーズな着こなしが好きな人におすすめです。頭からすっぽりかぶるため、はだけにくくリラックスして過ごしたい時などにも重宝します。

ただしゆったり着る分腕や足周りに密着性がなく、隙間から熱が逃げたり、周りの冷気が入ったりしやすい点がデメリット。靴下・ルームシューズなどで保温性を補うと効果的です。

最後につなぎタイプの電気毛布です。全身を覆っているので、分厚い靴下やタイツなど別に着込む必要がないのが大きなメリットです。体への密着度が高いので何よりも暖かさを重視する方におすすめです。

デメリットとしては、デザインによっては脱ぐのに時間がかかってしまう場合があるので、トイレなどのときには少し手間になります。

着る物なので、もちろん触り心地も非常に大切なポイントです。電気毛布の生地にはフリース・マイクロファイバー・フランネルの3種類が多く使用されています。生地により触り心地の違いがあります。

フリースは多くの服にも使用されていますが、軽い肌触りで軽いのに保温性が高いのが特徴です。マイクロファイバーは無数の繊維の間に空気を含むので保温性・通気性ともに高いといった特徴があります。

フランネルはさらりとした肌触りで、独特の光沢感もあり高級感もあるのが特徴です。

全身を温かくしたいのであれば、ヒーターの個数が多いものを選びましょう。製品によってヒーターの設置場所や大きさ・個数が異なるので、自分が温めたい場所にヒーターがあるかをチェックしてください。

毛布・布団類と同様に、電気毛布も使用に伴って汗や皮脂などの汚れが付着します。清潔に使い続けるためにも、ヒーター部分を取り外して洗濯機で丸洗いできるものを選ぶと衛生的です。ただし丸洗いOKの製品でもドラム式洗濯機に対応していないタイプがあるため、仕様情報・注意書きを十分確認してから購入してください。

自宅で洗濯できない場合は、クリーニングが利用できるのか気になりますよね。クリーニングできる電気毛布は、種類や店舗によって異なります。クリーニングに出したい場合は、各店舗で確認するのがおすすめです。

せっかく使うのであれば、おしゃれであったりかわいいデザインだと使っていても楽しいですよね。着る電気毛布にもおしゃれなデザインの製品があります。自分の好きな柄や色・インテリアの雰囲気に合わせて毛布を探してみるのも楽しいですよ。

電気毛布は、コンセントに繋いでヒーターを温めます。家にいるときはコンセントがあればどこでも使えますが、オフィスなどの外出先では使えない場合もありますよね。そんなときにおすすめなのが、モバイルバッテリー対応の着る電気毛布です。

モバイルバッテリー対応の着る電気毛布であれば、コンセントが近くにない場合でもあたためられるのでおすすめです。ただし着る電気毛布にモバイルバッテリーが付属していない場合もあるので、購入前に自分の持っているものや別途購入するものが対応しているかどうかをチェックしておきましょう。

コードレスタイプの電気毛布であれば、あらかじめ充電して使うのでバッテリーを持つわずらわしさもなく使用できます。ただし、充電しておかなければならないのと2～5時間と持続時間が決まっているので、購入時に何時間使えるのかしっかりチェックしておきましょう。

室内で別の暖房器具と併用する場合、着る電気毛布の温度が一定だと熱すぎる場合もあります。着る電気毛布に温度調節する機能がついていれば、常に部屋の温度に合わせて簡単に着る電気毛布の温度も調整できるのでおすすめです。

ポケットの着る電気毛布であれば、スマホなどを持ち運ぶのもラクになります。ポケットがある服きていても電気毛布にくるまってしまえばポケットが使いづらくなりますよね。スマホを持ち運ぶ機会が多い方にはポケットつきがおすすめです。着る電気毛布にフードがついていると、頭まですっぽり被れるので顔周りまでぽかぽかになります。

今人気の高いワークマンでも、着る電気毛布「WindCoreヒーターマルチパッド・マルチブランケット」が売っています。WindCoreヒーターマルチパッド・マルチブランケットは、ブランケットとして以外にもさまざまな使い方ができるブランケットです。

【使い方は6WAY】

• ブランケット
• ポンチョ
• マフラー
• ズボン
• スカート
• ベスト

無印の電気ひざかけは、羽織れるサイズのひざ掛けです。横130cm×縦80cmなので全身で纏うことはできませんが、肩から羽織れるので背中や肩をあたためられます。正面にはボタンがついているのでポンチョのようにかぶれるのも特徴です。洗濯ネットをつかえば、洗濯機でも洗えるので衛生的に使えます。

山善の「電気着る毛布くるみケット」は、オーバーオールのように着られるようになっています。肩紐がついているので胸から下が毛布でくるまれる形になり、着たまま動けるのが特徴です。さらに、3WAY仕様で着る毛布としてだけでなく、床に敷いて敷毛布としても使える上サイドファスナーを広げれば掛毛布としても使用可能です。

着る電気毛布には、ヒーターがついているため同じ場所に長時間ヒーター部分があたっていると低温やけどを起こす場合があります。特に、子供や高齢者が使う場合は注意しましょう。

また電気毛布の温度が高すぎて、汗をかきやすくそのまま使い続けていると脱水症状になる危険性があります。タイマー付きのものを選ぶか、寝るときには使用しないなどの対策が必要です。

電気毛布には、電磁波の影響はありません。国際的な基準を遥かに下回っているため、妊婦さんや赤ちゃんでも問題ないとされています。もし「それでも不安」と感じる方は、電磁波カットの製品を選ぶのをおすすめします。

電気毛布の寿命は各製品や使用頻度によって短いものは1年、長いものは20年とも言われ大きく異なります。

使えなくなった電気毛布の捨て方は、お住まいの自治体によって違いがあります。不燃ごみで捨てられるところもあれば、粗大ゴミとして扱うところもあるため、事前に確認するのがベターです。確認後、決められた方法で廃棄してください。

ニトリの着る毛布は電気ではないので、電気毛布としては使えません。しかし、ニトリ独自の吸湿発熱「Nウォーム」「Nウォームスーパー」を採用しているので電気がなくてもあたたかいのが特徴です。電気はいらないけど、暖かい着る毛布がほしい方はチェックしてみてください。

着るタイプの電気毛布を使用すれば電気代の節約にもなりますし、暖房とは違った温かさを得られます。皆さんもぜひ着る電気毛布を使用して、この冬の寒さを乗り越えていきましょう。