メディアプレイヤー人気おすすめ10選｜ISO再生もできるマルチメディアプレイヤー

昨今のSNSの普及により、携帯電話やデジタルカメラ等に保存した映像や写真などを、大きなディスプレイに転送して視聴したい方が増えています。デジタル処理された音声ファイルや映像ファイルを再生するための機器であるマルチメディアプレイヤーを使えば簡単に実現可能です。

軽量化・コンパクト化・多機能化が進むメディアプレイヤーは、ISO再生可能なモデルやネットワークメディアプレイヤーなど、多種多様なモデルが各メーカーから発売されています。それも相まって、購入の際にどれを選べばいいのか分からない方も少なくはありません。

この記事では、メーカー別の口コミやレビューを元におすすめのメディアプレイヤーを紹介します。選び方のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。

メディアプレイヤーの使い道は、なんといっても家族との思い出共有です。写真や動画データの入ったSDカードをメディアプレイヤーに挿入し、テレビに接続して映し出し楽しめます。AndroidやiPhoneのスマホカメラで撮影した写真や動画はもちろん、一眼レフカメラで撮影したデータ量の大きい動画でも再生できるため、使い勝手がいいですよ。

店頭のテレビやモニターでデモ映像を流すときにも、このメディアプレイヤーが活躍。SDカードやUSBが挿入できない格安テレビ・モニターに、DVDプレイヤーなしで映像が流せます。社用データだとDVDに映像を焼く作業自体が手間になりますよね。SDカードでそのまま再生できれば非常に楽ちんです。

3つ目の有力な使い道は、車載モニターに接続しての動画再生です。一般的なDVDプレイヤーと違いDVDをいちいち入れ替える手間がないため非常に便利です。特に小さなお子さんのいるご家庭にはこの使い道が人気。動画データを持っている人は特におすすめです。

CDやDVDにデータを記録する際によく用いられる形式が、ISOファイルです。動画のデジタルファイル形式のひとつで、拡張子は「.iso」です。国際標準化機構が定義している型式となります。ISOファイルを活用する最大のメリットは、品質のいい情報や使いやすい情報をそのまま保存できる点です。

ISOファイルは圧縮されたデータではないため容量は変わらず、解凍せずに利用でき手軽です。現在のWindowsでは、ISOの書き込み機能が標準で搭載されているので、別でソフトを購入する必要がありません。ただ、仮想ドライブの作成に手間がかかる場合が難点とも言えます。

ISOファイルを再生するには、まずISOをマウントします。マウントが完了すると、ドライブが追加されたかのように表示されるので、その後は、通常のDVDと同じように再生できます。

動画ファイル形式は主に、mp4・avi・mov・mpeg・flvの5種類です。多くのメディアプレイヤーはこの5種類に対応していますが、購入の際には必ず確認しましょう。そしてファイル形式と一緒に確認してほしい項目が、動画コーデックです。

動画ファイルはサイズが大きいため、圧縮して保存されるケースも多いです。無調整の動画であればそのまま再生可能ですが、圧縮の形式によっては正常に再生できないメディアプレイヤーもあるので、そちらもあわせて確認しましょう。

画像ファイルの代表的なファイル形式はPG・BMP・PNG・GIFの4つです。この形式もほとんどのメディアプレイヤーは対応しています。しかし、機種によっては写真のアスペクト比が変わる場合もあるので、テレビやプロジェクターなどでスライドショー機能を使う方は事前に確認が必要になる場合があります。

ISOファイルはCDやDVDにデータを記録する際に用いられる形式です。質の高い情報をそのまま保持できるのがメリットです。ISOファイルに対応したメディアプレイヤーはDVDプレイヤーのように映画を再生する際などに字幕・音声の切り替えが可能です。

メディアプレイヤーをテレビやパソコンに接続するうえで、無線接続と有線接続がありますが、2つの接続方法の違いとメリットを説明します。

メディアプレイヤーは、多くの場合テレビやパソコンにHDMIケーブル・USBケーブルを使い接続します。無線接続よりも優れているのは、音飛びや画像の乱れなどが少なく動画を快適に視聴可能な点が挙げられます。またケーブルを繋ぎ、フルハイビジョンや4Kなどの高画質画面も楽しめる製品があるのもポイントです。

無線LANやWi-Fiを使って無線接続も可能です。無線接続はケーブルを管理するストレスが軽減され、取り回しが良くなるのがメリットです。音飛びや画像の乱れが起こる場合があるのがデメリットですが、配線も最小限で済み周囲がスッキリするため、無線接続のできるメディアプレイヤーを選ぶ人は増えています。

携帯電話やパソコンを使わずにファイルをメディアプレイヤーで再生するには、保存先のメディアを確認する必要があります。メディアの主な例としては、SDカード・USBメモリー・外付けのハードディスクが挙げられます。各メディアには容量の上限が決まっているため、保存の前に上限も確認しましょう。

映像ファイルや音声ファイルをSDカードやUSBメモリーカードに保存し、メディアプレイヤーに差し込むとデータを再生できます。SDカードやUSBメモリーは携帯電話・パソコン・デジタルカメラなどの機器のほとんどに対応したポートが付いているので、機器からメディアプレイヤーへのデータ移行が簡単なのがポイントです。

SDカードやUSBメモリーに保存されたデータを再生する際は、購入するメディアプレイヤーにそれらのポートが備わっているかを確認しましょう。

SDカードやUSBメモリーでは移動しきれないような大容量のデータファイルも、外付けのハードディスクとメディアプレイヤーを使うえば再生が可能です。ハードディスクに保存された重いデータを再生したい方は、ハードディスクの接続端子に対応したポートがメディアプレイヤー本体に付いているかを確認してから購入しましょう。

メディアプレイヤーのサイズ感は非常に重要です。たとえば車でメディアプレイヤーを使う時は、限られた空間の中で場所を取らないものが好ましいです。現在では手のひらサイズのメディアプレイヤーや、スマートフォンよりも薄い極薄メディアプレイヤーがあります。

またコンパクトサイズながら、多機能かつ高性能なメディアプレイヤーも多数あるので、使用場所を鑑みてメディアプレイヤーのサイズを決めましょう。

メディアプレイヤーの重量は、20g前後の製品から700gを超える製品までかなり幅広いです。付属している機能の種類によっても重量は変わりますが、一般的には多機能になるほど重くなる傾向にあります。自分に必要な機能と使用場所をよく考え、重量バランスの取れた製品を選びましょう。

メディアプレイヤーは、パソコンなしで映像・音楽ファイルを扱えるのがの大きな魅力です。メディアプレイヤー上でファイルを操作する際、パソコンの代わりとして役立つのがリモコンです。本体から離れていても再生・スライドショー実行などを指示できるため大変重宝します。

商品のスペックを確認する際には、リモコンの有無もチェックするようにしましょう。

メディアプレイヤーをデザイン性で選ぶ人は少なくありません。性能ももちろんですが、使用する場所やインテリアとのバランスを判断材料として、外観の形や色合いなどで決定するのも選択肢の1つです。

製品として数は少ないものの、Wi-fiに対応しているメディアプレーヤーの中にはミラキャスト機能や、YouTubeアプリ搭載でスマートテレビ代わりになるものもあります。特にYouTubeはまだテレビで視聴した経験がない人にはおすすめです。用途が広がりますよ。

バッファローは、パソコン周辺機器においてトップのシェアを誇るメーカーです。とくに無線技術に優れており、メディアプレイヤーにおいてもBluetooth接続・ワイヤレスネットワークなどに対応した機器を中心として支持を集めています。

InLightは映像の読み取り・スキャニングに強みを持つメーカーです。その技術はデジタル顕微鏡にも活かされています。そのためメディアプレイヤーも音楽よりは映像向き。代表モデルの「HD MEDIA BOX」は、4K高画質出力対応で1万円前後と大変リーズナブルです。

プリンストンは官公庁・教育機関向けの製品納入実績を持つメーカーです。プレゼンテーション・講義・授業に適した機器に強みを持っているので、動画ファイルの扱いが得意です。YouTubeに代表される、ネット動画をテレビに映す「デジ像メディアプレーヤー」で知られています。

サンワダイレクトはPC周りの総合サプライメーカー、サンワサプライが展開する直販サービスです。豊富なラインナップを低価格で提供しており、個人以外でもオフィス・店舗で人気抜群。メディアプレイヤーは音楽部門が得意で、同社のスピーカー・サウンドバーなどとの組み合わせもおすすめです。

パソコンやスマホで音楽を聴くのも一般的ですが、端末に最初から入っているソフトやアプリでは使いにくいと感じる場合もあります。たとえば、ウィンドウズメディアプレイヤーは10年ほどアップデートが行われていないため、現在はクラッシュが発生したり機能が限られたりと使いづらい部分があります。そんなときはソフトやアプリをダウンロードするのがおすすめです。

Windows10の場合、vlcメディアプレーヤーような無料ソフトを使用できます。このソフトはほとんどの動画ファイルの再生に対応しており、基本的な動画再生だけでなくエンコードや音声抽出も可能です。

VLCメディアプレーヤーのAndroid版であるVLC for Fireも、無料で使用できるアプリです。対応動画ファイルも多く、再生速度調整・イコライザー・字幕やオーディオの遅延設定などができます。

スマートフォンやメディアプレイヤーで音楽を聴けますが、音楽プレイヤーは音楽に特化した再生機器なので音にこだわる方に特におすすめです。持ち歩きやすい小さなサイズのものがほとんどなので、スマートフォンのバッテリーや通信を気にせずに外で音楽を楽しめます。

おすすめの音楽プレイヤーも以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

メディアプレイヤーを購入する際には自宅の家電製品との接続方法だけでなく、メディアプレイヤーを使って何をしたいのかを考慮するのが大事です。本記事で紹介した情報を参考に、ぜひ最高の1台を見つけてください。