クロスカットシュレッダーおすすめ10選！マイクロカットとの違いも【家庭用・業務用】

情報漏洩を防ぐために書類を細かく細断するシュレッダー。オフィスに必ず1台はあると思います。そのシュレッダーのカット方式は主に3種類存在し、セキュリティ面と大きく関係してきます。主に3種類のカット方式とは、ストレートカット・クロスカット・マイクロカットです。

ストレートカットは、縦方向に細断する方式。クロスカットは、ストレートカットに加え横方向にも細断されるので、よりセキュリティ面が高い細断方式です。さらにマイクロカットは、クロスカットをさらに細断する細断方式。細かいカットになればなるほど、復元性が低くなるので安心して処理することができます。

細断方式を軽く説明しましたが、細断方式だけではシュレッダーについて全然わかりませんよね。そこでこの記事では、クロスカット式シュレッダーについて詳しく解説していきます。連続使用時間や静音性についてもぜひ、参考にしてください。

クロスカットとは、縦方向に加えて横方向からの細断も行う方法です。縦方向の細断しかしないストレートカットよりも小さく細断できます。ですので、セキュリティ面が高くなるのが特徴です。

メーカーや機種によって細断サイズが異なるので、シュレッダーにかけたい書類や文字サイズを基準に選ぶことが可能です。個人情報に関わる書類は、細断サイズが小さいシュレッダーを選んだ方が、復元性が難しくなるのでプライバシーを守ってくれます。

シュレッダーは業務用と家庭用に分けられます。用途に応じて購入前に確認したいポイントが変わるので、チェックしておきましょう。

1度に細断できる枚数を確認しましょう。同時処理できる枚数が多ければ多いほど速度が上がるので、仕事の効率化に繋がります。業務内容に応じて破棄しなければいけない書類の量は変わりますが、1度に大量の枚数を細断できるシュレッダーが望ましいです。また、同時処理できる枚数が多いシュレッダーの方が紙の詰まりを防げます。

枚数が少ない機種なのに、早く終わらせようと無理な枚数の処理を使用すると、逆に時間がかかってしまうでしょう。そうならないためにも業務用を選ぶ上で1度に細断できる枚数は重要です。家庭用シュレッダーは処理に約8秒かかります。なので、最低でも5枚同時に処理できるといいですね。

ダストボックスの容量を確認しましょう。ダストボックスの容量が少ないシュレッダーは、細断したゴミが高い頻度で溜まってしまうので、ゴミ捨て回数が増えてしまいます。しかし、ダストボックスの容量が多ければ、ゴミが溜まるスピードが遅いのでゴミ捨て回数が減ります。

さらにゴミ捨て回数を減らしたい場合は、細断サイズも確認しましょう。サイズが小さければ小さいほど、ゴミの体積が小さくなるのでダストボックスにすっきり収まります。

細断サイズを確認しましょう。シュレッダーの機種によって細断サイズが異なります。特にセキュリティが気になる方は、細断サイズが小さいシュレッダーがおすすめです。小さければ小さいほど、個人情報が復元しにくくなります。

それでも心配に感じる方は、クロスカットよりも細断サイズが細かい「ミニクロスカット」がおすすめです。情報漏洩のリスクを減らせます。

オートフィード機能とは、処理したい用紙を置くだけで自動で細断してくれる機能です。手動などの従来のシュレッダーは手間も時間もかかりますが、オートフィード機能を使えばその場を離れても自動で処理してくれるのでおすすめです。

そしてオートフィード機能付きのモデルを選ぶときに確認したいのが、用紙のセット方法です。縦型と平置きのものがあります。平置きは価格が高くなりますが、紙が詰まりにくいです。一方で縦型は価格が安いですが、紙詰まりしやすくなります。その場合は、紙を小分けにするなどの工夫が必要です。

ご家庭で使用するなら、設置場所に合うサイズかどうかを確認しましょう。卓上タイプや床に置くタイプがありますが、どちらを選ぶにしてもコンパクトなサイズがおすすめです。モデルによって移動できる商品もあるので、設置場所が決まっていない方は持ち運べるシュレッダーもいいでしょう。

安全機能をチェックしましょう。シュレッダーは刃を使用しているので、使い方を間違えると危険です。指を巻き込むなどの大事故にも繋がります。特に赤ちゃんがいるご家庭は、購入前に必ず確認したいところです。

また、安全機能はモデルによって内容が変わります。ロック機能やダストボックスがきちんとセットされていないと作動されないタイプなどさまざまです。好みに合ったものを選びましょう。

静音性を表す数値は騒音値dB(デシベル)で表記されます。普通の会話が60dB程度ですので、60dB以下のモデルが静音設計と言えるでしょう。ご家庭によりますが、小さな子どもの睡眠の妨げになったり、近所迷惑になってしまったりすることもあるでしょう。騒音が気になる方は、静音性が高いシュレッダーがおすすめです。

業務用、家庭用どちらの用途で使用する場合でも、メディア類やホチキスに対応しているかを確認しましょう。CDやDVDなどを処理できれば、プライバシーに関する大切な情報も安全に処理できます。

またホチキスに対応していれば、ホチキスを紙から外すことなくシュレッダーにかけられるので便利です。クリップやクレジットカードに対応しているモデルもあります。

1度に大量のシュレッダーをかけると、紙が詰まることがあります。その時に紙詰まり防止機能があれば、ストレスなく使用できます。リバース機能とも呼ばれ、詰まった紙を逆回転で戻してくれるものが一般的です。この機能を使えば、機械の奥で詰まってしまうのを未然に防ぐので便利です。

大切な情報が含まれる用紙などを細断してくれるシュレッダー。クロスカット式を選べば、復元が困難になり情報漏洩の恐れも低減します。今回は用途に応じて選べるように業務用と家庭用に分けてご紹介しました。この記事を参考にお好みのシュレッダーを探してみてください。