【2023最新】ミーレの食洗機はなぜおすすめ？買い方・施工方法【安く買う方法も】

日々生活していくうえで、避けては通れない家事は数々あります。中でも洗い物は、家事の中でも行う回数が多く、特に家族が多い方は時間と手間のかかる作業です。そのため、少しでも楽をしたいと思いますよね。そこでおすすめしたいのが、食洗機の購入です。

とはいえ、食洗機にも種類があります。さまざまなメーカーが魅力的な商品を展開しており、どこがいいのか迷ってしまいますよね。その中で今回ご紹介するのは、ドイツ製のミーレの食洗器です。日本製にはない大容量が魅力で人気を集めています。

この記事では、ミーレの食洗機の特徴・実際に購入した方の口コミ・選び方・安く買う方法などを詳しく解説します。ミーレを初めて聞いた方も、購入を検討している方も、この記事をぜひ参考にして、日々の家事に役立ててください。

日本のシステムキッチンの高さは、85cmが標準とされています。一般的には海外製の場合には90cmが標準の場合が多く、メーカーを選ぶ必要性があります。しかし、ミーレの食洗器はなら海外製でありながら、日本のキッチンに収まるサイズです。

横幅はスタンダードな60cmタイプと、コンパクトな45cmタイプから選べます。スタンダードタイプなら、「ディナーセット14人分が入る量」を意味するため、鍋やボウルの収納も楽に行えます。45cmタイプでも9人分の量が収納できるため、日本製よりも大きく感じるサイズです。

ミーレであれば、日本製の85cmシステムキッチンでも収められる理由から、ミーレを選ぶ方が多くいます。

ミーレの食洗機は、7～9人分の食器を収納できます。日本製の食洗器が4～6人分といわれているため、ミーレは大容量です。この大容量を実現するため、扉の形状は、日本で主流のスライドオープン式ではなく、フロントオープン式を採用しています。

フロントオープン式は、バスケットが薄いため容量を多く確保できます。大人数分の食器はもちろん、鍋やフライパンといった大型の調理器具も収納可能になるのです。

温風乾燥機能自体は付いていませんが、中の蒸気を逃がす機能が付いているため、日本製の食洗器と変わらない乾燥のクオリティを体験できます。

ミーレの食洗器は、高い洗浄力が魅力の1つです。一般的に国内製の食洗器は上下段に洗浄ノズルを装備しています。これに加えてミーレは、中段にも洗浄ノズルを装備し合計3ヶ所に洗浄ノズル付きです。よって、下洗いをせずとも汚れがきれいに落ちると評価を受けています。

洗浄機能も多彩で、センサーが感知した汚れに応じて適切な水量・時間・電気量を調整して洗浄する「センサーウォッシュ機能」や、頑固な汚れを落とす「インテンシブ75℃」、哺乳瓶やまな板など衛生的な洗浄に最適な「高温洗浄・すすぎ」などがあります。

繊細なガラスの汚れを優しく落とす機能や、熱に弱い食器に向けた機能も搭載しているため、さまざまな用途に合わせて洗浄機能を使い分けられて便利です。

ミーレは、2020年12月発売のモデル「Generation 7000シリーズ」から、食洗器では世界初の機能である「洗剤自動投入システム」を搭載しています。この自動投入システムは「AutoDos」と呼ばれ、洗剤は専用の「PowerDisk」を使用するのが特徴です。

洗剤の投入の手間はあまり煩雑ではないため、不要な方も少なくありません。しかし、次の記事で詳しく解説しますがミーレの食洗器はスマホと連携できるため、その際にこの洗剤自動投入システムが大いに活躍します。

ミーレの食洗器「Generation 7000シリーズ」のさらに画期的な性能は、スマホと連携できる点です。専用のアプリ「Miele@mobile」により、外出先から運転開始などの設定ができます。

また、1週間までプログラムをまとめて設定できるため、使うたびに設定する必要がありません。洗い物の負担のみならず設定のわずらわしさもないため、大幅に負担を軽減できます。

高い耐久性とサポート体制もミーレの食洗器の特徴です。耐久性においては、約20年間使用するとを想定して、10万回ものバスケットの出し入れ負荷試験やドアの耐久試験を行なっています。これらの試験は、食器や鍋などを入れた状態で行われ、使用者の実際の使用環境を再現されたうえで行われているので信頼できる基準です。

メーカーの無償保証期間は、全品2年間となっており、この2年間の期限内であれば、追加料金を払うと10年間の延長保証を受けられます。

全国28カ所に修理拠点があるため、購入後も安心です。20年間の使用を想定して作られ、メーカー保証も安心の全品2年間あります。これらを総合して考えると、長期的に考えた際のコスパがとてもいいです。

ミーレの食洗機は乾燥機能が付いていません。ミーレ以外の外国製食洗器でも、日本製の食洗器のような乾燥機能は付いていないのが一般的です。ミーレは食器洗浄後、扉が自動で開くようになっています。海外では、食器洗浄終了後は、自然乾燥が基本であるため、この違いが生まれた背景があります。

しかし、高温洗浄と組み合わせ、余熱を利用して内部の蒸気を逃がす構造になっているため、乾燥しやすい工夫がされているのが特徴です。そのため、乾燥機能が搭載されていなくてもしっかり乾き、電気代の節約にもなります。

ミーレの食洗器の特徴は、大容量で洗浄力が高く、サポート体制がしっかりしているところです。しかし一方で、これらのメリットが日本の生活スタイルに沿わない場合もあります。実際に施工した人の口コミを検証してみましょう。

よかった口コミを要約すると、以下のような内容が多く見受けられました。

• 大容量であるため、計算せずに入れられる。
• 洗浄力が高く、汚れがきれいに落ちる。
• サポートがしっかりしているため、安心して使用できる。

日本では小さな食洗器の方が好まれる傾向ですが、フライパンや鍋などの大きなものが洗えるため、大容量だと重宝するといった意見がありました。洗浄機能が豊富なので、食器の種類や汚れ具合によって洗浄の仕方を選択できます。

後悔・失敗の口コミは以下のような内容がありました。

• 値段が高い。
• 容量が大きすぎる。
• 乾燥機能が付いていない。

値段に関しては、約20年間使用すると想定した構造と、アフターサービスから考えれば初期投資と考えられます。ただ、家族が少なく、フライパンや鍋を手洗いする方には、たしかに大きいサイズです。

乾燥機能はありませんが、余熱を利用して乾燥を促せるため、仕上がりは日本製の食洗器と遜色ないです。むしろ、食器を痛める可能性を最小限にできるため、メリットでもあります。

食洗機を選ぶときには、設置する場所のスペースを確認してから横幅を決めるようにしましょう。海外製食洗機は、幅60cmのみのラインナップが多いですが、ミーレは幅45cmのタイプも取り揃えています。

よって日本製のシステムキッチンに多い、45cm3段引き出しにも対応できます。モデルによっても異なりますが、サイズの価格差は4～5万円を考えてください。

また、ミーレに限らず海外製食洗機の多くは、フロントオープン式のため、前面ドアが開くスペースがあるかも確認する必要があります。フロントオープン式食洗機だと節水できるため、スペースに余裕があるようでしたらおすすめです。

標準ドア装備タイプは、ドアがセットで納品されるタイプになります。ドア材の別途手配が不要であるため、コスパを重視される方にオススメです。一方で、ミーレの標準ドア装備タイプは、色の展開がブリリアンホワイト1色であるため、自分で選べません。

ドア材取付専用タイプは、フロントパネルと操作パネルをビルトインキッチンの外観に合わせられます。ドア材が付いていない状態での納品になるため、別で購入する必要があります。一般的には約2～3万円のコストアップになると考えてください。

ブリリアンホワイト・ステンレス・ハバナブラウンの3色から好きな色を選べるため、統一感のあるキッチンを求める方におすすめです。

オールドア材取付専用タイプは、操作パネルがドア天面に設置されているため、扉を開けるまで食洗機があるのが分からないほどのすっきりとした見た目になります。

ノックでドアを開けられるタイプを選択すれば、バーハンドルさえもなくすせます。ドア材とバーハンドルの分のコストアップは3～4万円くらいを予想しておいてください。

ある程度機種が絞れてきたら、庫内ライトの有無を検討しましょう。特許技術のドア制御機能により、食洗機のドアを開けると強力なLEDライトが自動点灯します。これによって内部を照らしてくれるため、バスケットに投入した食器の出し入れをスムーズできて便利です。

機種を選択する際には、オートオープン・ノック2オープンの有無の決定も必要です。あまり手間ではありませんが毎回の食事ごとに使用するため、これらの機能をきちんと選べば負担を大きく減らせます。

オートオープン機能があれば、洗浄が終わった後にドアが自動的に開き、庫内の食器を乾かせます。排気ダクトを備えているため、キッチンが湿気にさらされる心配もありません。

ノック2オープン機能は、食洗機のフロントパネルを2回ノックすると、ドアが自動的に開きます。ノック2オープン機能はミーレ独自の技術で、これにより「取手なし」のシンプルなデザインが実現しました。

早朝や深夜の使用、家族の生活スタイルによっては、食洗機のタイマー機能を活用すると家事を効率的できます。ここでは、「予約タイマー」・「エコスタート機能付きフレキシタイマー」を比較します。

ミーレ食洗機の予約タイマーは洗浄開始時刻24時間前から設定が可能です。子供達が先に食事をして、大人が帰宅したら洗浄が終わっている状態にできます。また、夜間に使用するよう設定すれば、かしこく節電できるのも嬉しい特徴です。

エコスタート機能付きフレキシタイマーを利用すると、指定した時間内で「最も安い電気料金」で稼働できます。

3つの料金帯を登録でき、洗い上がり時間さえ決定すれば、食洗機自身が最も安く稼働できる開始時間を決定してくれます。

魅力的なミーレの食洗器ですが、高価なのが難点です。「できるだけ安く買いたい」、そんな方がミーレの食洗器を安く買う方法は、公式サイトで販売しているセール品の購入です。

ミーレは定価販売を基本としていますが、公式サイトで不定期にセールがあります。不定期のため、必要なタイミングで買えない場合があるのはデメリットですが、25%オフなどかなりお得に購入できます。お急ぎではない方は定期的に公式サイトをチェックして、ぜひセール品を購入してください。

これまでは、ミーレの食洗機を国内メーカーのシステムキッチンに組み込むかは購入者自身で行う必要がありました。しかし、ここ最近では「設置手順書」を手に入れれば対応してくれる業者も増えてきました。

食洗機には排水管や給水管スペースに規定があり、業者側は実際にどの程度のスペースが必要かを設置手順書で確認する必要があります。

業者によって、どこまでの設置作業を行なってくれるかも異なってきます。ご自身で、どの部分を重点的に直してほしいのか考えておいてください。また、業者を選定する際には保証を備えているかの確認も忘れずに行ってください。

ミーレの食洗機を購入・施工する際には、サービスマンがキッチンの状況確認が必要です。キッチンの寸法はもちろん、搬入経路の確認や、既存の食洗機の取り外しが問題なく行えるかまでチェックしてくれます。

その後、シンク下の給排水の状況や工事の要不要を判断してくれます。国内製食洗機は給湯器から直接配管するケースが多いため、多くは100V電源で設置ができるのに対し、海外製食洗機は水道水を直接お湯にするため、200V電源が必要です。

仮に200V電源があったとしても、コンセントの形状によっては細かい工事が必要になる場合もあります。以下の業者なら安心して任せられるため、参考にしてください。

ミーレの食洗機は、大容量と高い洗浄力で人気です。海外製でありながら、日本のキッチンにも設置可能であり、その人気はとても高いです。洗い物は日々の煩雑な家事のため、ミーレの食洗器があればその作業から解放され、大幅に負担が軽減できます。耐久性やサポート体制も抜群なので、1度購入すると長く活躍してくれます。