再生専用ブルーレイプレーヤーおすすめ14選｜コンパクトタイプも

ブルーレイ再生方法としてブルーレイレコーダーが用いられることが多いですが、ただブルーレイの映像を観たいだけなのにブルーレイレコーダーを買うのはもったいない気がしますよね。使わない機能にお金は出せません。

そこで、ブルーレイディスクの再生のみに特化したブルーレイプレーヤーがあるのをご存じでしょうか。録画やダビングはできませんが、ブルーレイとDVD両方見られるので、DVDプレーヤーとしての役割も果たせます。

この記事では、ブルーレイプレーヤーの選び方とおすすめ商品を紹介していきます。「番組の録画はテレビでできるからレコーダーはいらない、再生機能だけで十分」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

ブルーレイプレーヤーとは、ブルーレイディスクやDVDなどの再生のみおこなう機器のことです。レコーダーのように、テレビ番組をHDDに録画したり、BD、DVDなどのメディアにダビングしたりといった、余分な機能を削除し再生に特化しています。

そのぶん価格もブルーレイレコーダーに比べ安価で購入しやすく、録画はテレビの外付けHDDで、BDやDVDの映画ソフトなどはブルーレイプレーヤーで見る方も増えています。

ブルーレイプレーヤーもタイプが2種類あります。テレビに接続する据え置きタイプと、持ち運びができるポータブルタイプです。それぞれを詳しくご紹介します。

TVに接続して大画面で高精細な映像を楽しむのであれば、据え置き型をおすすめします。ポータブルタイプに比べて、高性能で高速起動や、アップコンバート機能など多機能モデルが多いのが特徴です。

テレビをモニターとして、ブルーレイプレーヤーから映像と音声を出しますが、接続するケーブルはHDMIケーブルになります。コンパクトで場所を取らないタイプも多く、最近ではUltra HD(4K)に対応したブルーレイプレーヤーもあります。

画面付きで小型で持ち運びができ、いつでも手軽にBDやDVDを視聴できるのがポータブルBDプレーヤーです。ただ、外で持ち歩く場合は、バッテリーの連続稼働時間をチェックしましょう。通常の映画は2~3時間程度なので、最低3時間以上持つタイプがおすすめです。

また、画面サイズは10インチ前後が主流ですが、画質が悪いと折角のフルHDの画面が台無しになります。購入の際には画質もチェックしましょう。なお、10インチ以上のタイプは重量もあるので「自分にとって持ち運びしやすいか」も選ぶ際のポイントです。

ブルーレイディスクを再生する際に気を付けたいのが、対応したメディアを使っているかです。おもな対応メディアはBD-R・BD-R DL・BD-RE・BD-RE DLやDVD各種です。なお非対応メディアは再生ができないので、必ず確認しましょう。

また、フォーマットが対応しているかも必要です。対応フォーマットは、MPEG1~2・4やAVCHDなど数多くあるので、こちらも再生したいメディアごとに確認しましょう。なお、テレビ番組を録画したBDやDVDは、圧縮方式などの違いで再生できない場合もあります。

また、ハイレゾ音源に対応しているかもチェックしておきたいところです。高音質のハイレゾ対応のコンテンツでも、非対応では使えません。

ブルーレイプレーヤーにはフルHD(2K)の約4倍の解像度を持つ、Ultra HD Blu-Ray(4K)に対応したプレーヤーがあります。HDR対応の高輝度、高色域の最新の高精細な映像を楽しめます。

ただ、4KのBDを再生するにはUltra HD BDに対応した専用のプレーヤーが必要です。以前の古い(普通)のタイプのプレーヤーでは、互換性がないため4KどころかフルHDの画像も再生できない可能性もあります。

ブルーレイプレーヤーの中でも、便利な機能を多数搭載したモデルが多くあり、とくに最近ではネットに繋げてYouTubeやVODなどの動画サービスなど、ネットコンテンツを楽しめるモデルが増えています。

そんな進化しているブルーレイプレーヤーですが、ネットワーク機能はブルーレイソフトをただ観るだけならば不要とも言えます。動画サービスはスマホやPCや4Kテレビでも視聴できるので、あえてプレーヤーを通してみる機会もそれほどありません。

画質設定もあると便利ではありますが、映像はテレビで詳細設定ができるので、こだわりのある方以外は不要とも言えます。必要性に応じて、機能を選択してみてください。

高速起動とは、起動時間とトレーオープンが速い機能のことです。以前のプレーヤーは電源を入れてから起動したり、トレイが開く時間が長く掛かったりしました。メリットは、見たいソフトを直ぐに見られる、ストレスを感じないで済むといった点が挙げられます。

デメリットとしては、高速起動に設定すると普通の待機よりも待機電力が掛かる点です。

「4Kアップコンバート機能」とは、HDやフルHDの映像を4K並みの高画質に変換して再生する機能です。昔購入したHDやフルHDのブルーレイも、より美しくきれいな映像で楽しめます。

ただし、多くの4Kテレビにはテレビ自体に4Kアップコンバート機能が搭載されているので、ブルーレイプレーヤーにこの機能がなくても差し支えありません。お使いのテレビが4Kアップコンバート非対応の場合におすすめします。

ブルーレイプレーヤーで音楽を楽しみたい方は、オーディオの対応フォーマットも確認しましょう。CD音源よりも高音質なフォーマットである「SACD(SUPER AUDIO CD)」に対応していると、ブルーレイプレーヤーでも高音質で音楽鑑賞が可能です。

また、さらに音質にこだわりたい方は、音声出力用のHDMIが付いたブルーレイプレーヤーがおすすめです。アンプなどへの外部機器へ接続でき、迫力のあるオーディオ環境を構築できます。

ブルーレイプレーヤーの詳細とおすすめをご紹介しました。高精細なブルーレイソフトや市販のDVDを見るだけならば、高価なブルーレイレコーダーではなく、値段もお手頃価格のプレーヤーだけで十分です。ぜひ使いやすいブルーレイプレーヤーをお選びください。