メモ機能付き電子書籍リーダーおすすめ10選｜付箋や書き込みを活用しよう

「Kindle Paperwhite」を中心とする電子書籍リーダーは持ち運びがしやすい・目に優しい・余計な機能がなく読書に集中できるなどの理由で、多くのビジネスマンや読書家に愛される商品です。ブルーライトを使っていないため、寝る前に読んでも睡眠に影響が出ないのが嬉しい点です。

今回はそんな電子書籍リーダーのメモ機能・ハイライト機能に注目します。メモ書きは本を読んでいて書き込みたい内容をそのまま端末にメモできる機能で、ハイライト機能は重要だと感じた部分にマーカーを引ける機能です。

この記事では、メモ・ハイライト機能のメリットや使い方を解説し、Kindleやkoboなどの実際にメモ・ハイライト機能が搭載されている電子書籍リーダーを紹介します。電子書籍リーダーが気になっている方はぜひご参考ください。

電子書籍リーダーに搭載されているハイライト機能は、学習するときにノートに蛍光ペンを引くように、文章にマーカーでハイライトを入れられます。メモ機能はハイライトを入れた部分に、テキストでコメントを自由に残せる機能です。

重要な箇所や覚えておきたい箇所、まとめたい箇所などにハイライトとメモを入れて後で見返せます。まとめて見返すのも可能なので、電子書籍ならではの機能です。

電子書籍リーダーのメモ機能のメリットは、書き込みも削除も簡単な点です。紙媒体の書籍にメモを残そうとすると、余白に書き込むか他にノートを取るかしなければいけません。十分な余白がなければ、かなり窮屈なメモになってしまいます。

しかし電子書籍リーダーでは気軽にコメントを書き込むことができ、文字数も気にする必要がありません。

電子書籍リーダーのハイライト機能は、工夫次第で読書の生産性を何倍にも高められます。下記にメリットをまとめているので、ぜひ活かして読書を楽しんでくださいね。

マーカーのように重要部分をいくらでもハイライトできるので、電子書籍リーダーのハイライトはとても使いやすいです。書籍を読んでいて、重要だと思った箇所や覚えておきたい箇所にハイライトを入れて、後でまとめて確認できます。

読書の感想をまとめたり、書籍の内容をかみ砕いてアウトプットするときなど、非常に使い勝手のいい機能です。工夫次第で読書の生産性を大きく高められます。

電子書籍リーダーで入れたハイライトは、いつでも簡単に削除できます。削除もひとつずつだけではなく、一括削除も可能です。これが紙媒体の書籍だと、一度入れたハイライトやマーカーは二度と消せません。

その点、電子書籍リーダーなら手間をかけずに白紙に戻せるので、気軽にハイライトを入れられます。

メモ機能やハイライト機能は、読書した内容を実際にアウトプットする人にとって便利な機能です。たとえば、ビジネス本や自己啓発本を読んで、実際の生活や仕事にアウトプットしようと思う箇所をハイライトしておけば、後から読み返して確認できます。

他にもマーケティングやSEO・料理・園芸などの実用書でもハイライト機能は活躍します。自身がポイントだと思う箇所をハイライトやメモとして残し、後で活用しましょう。

電子書籍リーダーの主流な画面サイズは、6インチです。一般的なスマートフォンのサイズが約5インチなので、大画面スマートフォンと呼ばれる機種をイメージするとわかりやすいです。文章内容を拡大できるので、6インチあれば見やすく読みやすいですよ。

6インチ未満の電子書籍もありますが、読みやすさを重視するなら6インチはほしいところです。なかには10インチの大画面電子書籍リーダーも販売されています。

電子書籍リーダーのストレージ容量は、少ない製品で2GBです。2GBは文庫本なら1500冊、一般的な漫画は40冊程度を持ち運べます。小説、ビジネス本、自己啓発本などをメインに利用する場合は、ストレージ容量は少なくても気にするほどではありません。

漫画や雑誌など画像が多い書籍は、保存容量が文庫本よりかなり大きいです。漫画や雑誌などをメインに読むならストレージ容量の大きなモデルを選ぶか、SDカードでストレージを拡張しましょう。

スキャナーを用いて紙媒体の本をデジタル化するのを、自炊と呼びます。電子書籍はいくつかのファイル形式が存在し、そのファイル形式に対応していないと読めません。

ファイル形式は大きく分けてPDF・AZW・Topaz・EPUB・.bookの5種類です。たとえばKoboとKindleでは、対応ファイル形式が異なります。どのようなファイル形式で自炊するか想定して、電子書籍リーダーを選ぶのがおすすめです。

就寝前の寝室など、部屋の明かりを消して読みたい場合は、ライトつきの機種がおすすめです。通常の電子書籍の場合は電子ペーパーの特性上、暗がりなどでは読みづらいですが、ライトつきならきちんと文字を読み取れます。

電子書籍搭載のライトは2種類あり、画面の後ろから照らすバックライトと、フロントライトですが、目にやさしいのはフロントライトです。

長い時間読書をする方には、重さが200g以下のものを選びましょう。200gはスマホの重さと大体同じで、長らく片手で持っていても疲れません。なかには150gと超軽量のモデルもあるので、外出先でも快適な読書を楽しみたい方には重宝します。

お風呂やプールサイドなど、水濡れの可能性がある場所で読書をする場合は防水機能も必要になります。特に入浴中の使用は滑って水没するのも想定されるので、防水等級IPX8であると安心です。なお、お風呂ほど水没の危険性がないキッチンなどの水周りでの使用なら、IPX6程度が目安です。

Kindle端末でのメモ機能、ハイライト機能の使い方について解説します。どちらも使い方は非常に簡単です。しかし使い方と工夫次第で、読書の成果が一変しますよ。

電子書籍リーダーのハイライト機能の使い方は、非常に単純で簡単です。ハイライトを入れたい箇所を指でなぞると、自動的にハイライトが入ります。ハイライトを入れるとメニューが出てきます。

ハイライトを入れた部分をSNSでシェアし、ハイライトを削除可能です。他にもコピーや検索、翻訳なども可能で、ハイライトの色も選べます。ハイライトする意味合いによって、色を使い分けてもいいですね。

たとえば、その箇所に対して疑問に思った箇所や、文脈から読み取れる自分なりのポイントなどをメモしておけば、後からアウトプットするときに非常に役立ちます。電子書籍リーダーをメモ帳として使うと、読書の生産性を大きく向上できます。

書き込みできない電子書籍の場合でも、書き込みをする方法があるので紹介します。手順は以下の通りです。

1. 電子書籍のメモをしたいページをスクリーンショットして保存
2. スクリーンショットした画像を開き、編集画面でタッチペンを使ってメモ書きする
3. 書き込んだ画像を保存

この方法なら、iPad・iPhone・Androidなど、どの端末でも書き込み可能です。iPadであれば、Apple Pencilを使用するとノートとほぼ同じサイズで書き込みできます。

ただし、スクリーンショットを行うときは著作権に気を付けましょう。スクリーンショットで撮影するのは問題ありませんが、違法にアップロードされているものを撮影した場合は違法にあたります。知らずのうちに重大な違法行為を行い、損害賠償などに発展する場合もあるので、メモ書き機能付きの電子書籍を選んでおくのが安心です。

電子書籍をタブレットで読むのもおすすめです。タブレットのメリットはたくさんあり、ひとつの電子書籍だけでなく複数のアプリが入れられたり、書籍を読む以外の楽しみ方ができたりと用途の幅が広がります。

下記の記事では、電子書籍リーダーとタブレットの比較やタブレットの選び方のポイントなどを紹介しているので、電子書籍タブレットについてもっと詳しく知りたい方は参考にしてください。

電子書籍リーダーは、ハイライト・メモ機能は工夫次第で多くの成果をもたらしてくれます。使い方によっては、効率的に書籍の内容をアウトプットできます。ハイライト・メモ機能を使いこなし、効率よくアウトプットして、仕事もプライベートも充実させてくださいね。