バリカンの価格相場＆おすすめランキング｜安いものでいくら？違い比較も

新型コロナウイルスの影響でなかなか美容院に行けない昨今、家でのセルフカットに挑戦する方も多いですよね。そんなときに便利なのがバリカンです。扱いが難しそうなイメージがありますが、意外と使い方は簡単！坊主へアや刈り上げはもちろん、アタッチメントを付け替えて長さ調節すれば、毛量を減らしてスッキリ見せたい時にも使えます。

とはいえ、いざ購入するとなると、いくらくらいで買えるのかが気になります。安すぎるモデルは失敗しそうで怖いし、かといって高級モデルはハードルが高くなりがち。安いモデルとのスペックの違いを知りたい人も多いはず。

そこで今回は、バリカンの価格相場や安くなるタイミングを解説します！また、おすすめランキングもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

バリカンは、安いものだと3000円以内で購入できるモデルや高級モデルでは数万円程度とピンからキリまで揃っており、全体的には5000～6000円くらいのモデルが多いです。いずれにしても手頃に購入できる家電製品といえます。

1000～2000円の低価格帯のラインアップでは乾電池式のモデルが多いですが、充電式モデルも価格が安い場合があり、さまざまなモデルがあります。

バリカンは時期によって値段が変わり、発売されてから2～3年経つと安くなります。また新製品が出ると旧モデルの価格が下がります。型落ちは安い傾向があるので、安さを優先するなら製品の発売日や型番の数字などに着目すると、よりお得な買い物ができるかもしれませんね。

ただし、新製品では旧モデルの欠点が改良されていたり、便利な新機能が加わっているなどの利点もありますので、機能性と価格のバランスを考慮するのが後悔のない買い物には大切と言えます。

ホームセンターなどさまざまな場所で購入できるバリカンですが、店舗によって価格相場が安くなる時期もあります。たとえば家電量販店なら、決算セールが狙い目です。ヤマダ電機やケーズデンキは間決算が9月頃・総決算が3月頃に行われるので、そのタイミングでチェックしてみてもいいかも知れません。

一方、ドンキのように通年で安く購入できるお店もあります。これは、ドンキが並行輸入を行っているため、為替差益が出たり中間手数料がかからず自由に価格設定が可能といった理由からです。他にも、大量仕入れによって仕入れ値を抑えるなどの工夫もされています。

バリカンの人気製品をピックアップして価格や発売日、機能面などを下の表にまとめました。

表のようにバリカンでは、充電時間が短いモデルや水洗い対応可能なモデルでは価格が高くなる傾向があります。また発売日によって価格に多少な差があります。海外対応の可否はあまり価格に影響がないようです。購入の際の参考にしてみてください。

交流式は電源コードをつないで動かすタイプのバリカンです。常に電力供給をしているため充電切れの心配がなく安定したパワーで続けて使えます。ただしコードが邪魔になりもみあげや襟足などのセルフカットでは煩わしさを感じるかもしれません。

「充電・交流」と記載されるコードレス・コード有り兼用モデルもあり、パワーを安定させたい時や小回りを利かせたい時に自由に切り替えられるので便利です。

充電式のバリカンは、コードレスで使用できるためもみあげや耳回り、襟足などをカットする際にコードが気にならず快適です。あらかじめ充電しておき、場所を選ばずにどこでもカットができます。水洗いも楽でお風呂場でも使用できる防水モデルがおすすめです。

一方で、充電しながらでは使用できないので、充電時間や連続使用時間は要チェックです。

低価格モデルに多く見られる乾電池式のバリカンは、コードレスで使用できる他、電池切れの際には乾電池を交換すればすぐに使用を再開できる手軽さがあり、外出先や旅行先でも使用しやすいのがメリットです。

ただし、交流式や充電式よりはパワーが弱い傾向があるので注意してください。

坊主、刈り上げスタイル、スポーツ刈りやツーブロックなどはバリカンでできる代表的な髪型ですが、いずれもカットの長さが異なるため、さまざまな髪型を試したい方ほどアタッチメントの種類が多い方がおすすめです。

長さ調節可能なアタッチメントだけでも豊富な種類がありますが、スキばさみのようにランダムな長さにカットするアタッチメントや、耳回りを自然に仕上げる用のアタッチメントがあり、種類が多いほどさまざまな髪型へ挑戦する自由度が高まります。

家電製品の防水性は、IPX0～8の9段階で表示されます。バリカンにおいては水洗いを想定しているモデルでは、一定条件の下で一定時間水没しても内部には浸水しないIPX7の高い防水性を持っている場合も多いです。

水洗い可能ならメンテナンスが楽になるため購入に際しては防水性についてもチェックしておきましょう。

男性的なイメージのあるバリカンですが、近年は女性もコームとバリカンを使用してボブを作るなど、バリカン需要の幅が広がってきています。またファミリーでは、お子様やご主人の髪を刈るのに奥様がバリカンを扱う場面も多いかもしれません。

女性向けのバリカンとしては、サイズがコンパクトで100g～150gの軽量タイプのモデルなら手に持っていて疲れにくく扱いやすいのでおすすめです。毛先の長さを揃える用途は通常の刈り上げよりも、バリカンの安定に集中力が必要になるので軽さは意外と重要です。

子供にとって刃のあるバリカンは恐怖感があるかもしれません。運転音が大きいバリカンは警戒心が働きやすく、筋肉が緊張した状態ではカットする側もカットしづらく、またお子様も疲れてしまいます。

運転音が60dB未満のタイプでは、会話をしたり音楽を流すのに妨げになるほど運転音は目立たず、リラックスした状態でのヘアカットが期待できます。

バリカンで仕上がりの自由度を上げるには、1mm単位で長さ調節できるものがおすすめです。

短い場合では1mm～3mmは地肌が強調されしっかり刈り上げ、6mm前後から刈り上げ感の少ないナチュラルな印象になり、長さを適時変えると自然なスポーツ刈りやツーブロックを作りやすいです。

長い場合では25mm～45mmに調節できるモデルもあり、頭髪の全体的な長さを揃えたい時や気になる部分を少しだけ整える時などには便利です。

ドライヤーやフェイススチーマーなど多くの美容家電を扱うパナソニックのバリカンはラインアップが豊富です。ボウズ用のボウズカッターから軽量で扱いやすい女性向けモデル、理容師が使う多機能なプロ仕様モデルなどさまざまです。

製品によっては価格が相場より高くなる場合もありますが、機能性や品質を求める方には間違いのないメーカーといえます。パナソニックは型落ち商品が通販サイトに多く出回っているので、品質だけでなく価格も重視したい方は要チェックです。

ヘルスケアや医療関連機器の製造するフィリップスの理容家電は女性向け製品以上にメンズを対象とした製品が充実しています。バリカンにおいては全体的に相場かそれ以下の低価格帯に収まるモデルが多いです。

フィリップスのバリカンの機能面の特徴では、長さ調節を1mm単位で変えられるセルフカット向けのモデルが多いので特にメンズにおすすめです。

シェーバーの有名な小型電気器具メーカーのブラウンは、1台で多用途に使いこなせるマルチツールを用意している点が特徴的です。グルーミング機器ではアタッチメントをつけ替えればバリカンとしても使えるヒゲトリマーやマルチグルーマーなどがあります。

マルチグルーマーに付属するアタッチメントによっては鼻毛/耳毛を切るマルチカッターとしても使用可能で、顔や頭髪の身だしなみを1台で整えられます。もちろん本格的な刈り上げに適したバリカンも取り扱っています。

今回はたくさんの種類の中があるから、バリカンの魅力・選び方を紹介しましたが、気になる作品は見つかりましたか？年齢性別問わず、意外と幅広く使える便利なアイテムです。この記事を参考にして、ぜひ自分の気に入るバリカンを見つけてください。