炭石鹸おすすめ10選｜危険って本当？効果を解説！洗顔・洗髪に【ダイソーにある？】

炭は天然のミネラルを豊富に含んでいます。そんな炭を使って作られている炭石鹸は、真っ黒なビジュアルに一見びっくりしてしまいますが、その高い洗浄力や消臭効果で男女問わず非常に人気のあるスキンケアアイテムとなっています。

炭石鹸は、人気のペリカン石鹸や牛乳石鹼といったさまざまな人気メーカーから販売されており、最近では100均でも手に入れられます。そのため、実際にどの商品を選んだらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、炭石鹸を選ぶときのポイントや具体的な効能を詳しく解説します。さらに、炭石鹸のおすすめ商品10選を紹介します。「炭石鹸が危険って本当？」という疑問にもお答えするので、ぜひご覧ください。

炭石鹸の洗浄力の高さは、炭に含まれるミネラル成分がポイントになります。炭は竹や木材などの天然素材から作られるので、カルシウムやカリウムなどの天然ミネラル成分が多く含まれています。

このミネラル成分は、炭を焼く過程で3倍程度濃縮され水に溶けやすい性質に変化します。水に溶けると、ミネラル成分はアルカリ性に変質します。そのため、硬くなった角質を軟化させ、汚れや皮脂を落としやすくしてくれます。この性質と石鹸が組み合わさり、優れた洗浄力を発揮します。

炭成分が含まれた石鹸の細かな粒子が毛穴に残った汚れや皮脂を取り除き、肌のターンオーバーを促してくれます。洗顔や洗髪にも使え、体臭のカバー力もあるので男性にもおすすめです。

「炭石鹸が危険ってどういうこと？」と感じますよね。「炭石鹸は自然の炭で作られているから大丈夫だろう」と思う方は多いと思いますが、実は、危険な成分が含まれている場合があります。成分が危険なだけで炭石鹸自体は無害なので、勘違いしないようにしましょう。

アメリカで効果に化学的根拠がない・健康に悪影響を及ぼすかもしれないということで、「殺菌剤を含む抗菌石鹸」の販売が禁止されました。この禁止される殺菌成分の中の「トリクロサン」「トリクロカルバン」が、抗菌作用を謳う製品に多く使用されています。

防腐剤・消臭剤・抗菌剤として使われる化学物質で、医薬部外品や化粧品などに多く含まれています。この2つは口や皮膚から体内に入って残りやすく、アレルギー・感染症にかかりやすくなったりします。選ぶときは含まれている成分をしっかりと確認して選びましょう。

炭の種類は「竹炭」と「木炭」の2種類あり、それぞれ特徴などが異なります。まずは、それぞれの特徴の違いを知っておきましょう。

竹炭は木炭よりも匂いを吸収する空洞が小さいく表面積が大きいので、吸着力に優れています。さらに、ミネラル成分の含有量が圧倒的に多いのも竹炭の特徴です。備長炭よりもナトリウムが10倍にカリウムが35倍、マグネシウムが5倍と圧倒的な多さを誇ります。

吸着力と圧倒的なミネラル成分の含有量で、主に高級石鹸に使われています。竹炭のデメリットとしては、珪酸とカリウムが多く含まれているため、炭化したときにガラスのように固くなる性質がある点です。

ガラスのように固くなった竹炭を使用すると、肌への刺激になってボロボロになります。そうならないために、製造工程で肌に刺激がないように加工されています。コストがかかるので、価格も高くなる傾向があります。

木炭は「白炭」と「黒炭」の2種類あり、「白炭」は樫などの固い木を1000度以上の高温で焼き、仕上げに窯の中に空気を入れた炭です。一方、「黒炭」は樽などの原木を400～700度の低温で焼き、冷ましてから取り出すので、灰がつかず表面が黒いままの炭です。

白炭は、もろさがなく粒子の細かいので滑らかな質感が特徴です。フェイス・ボディケアに向いているので、炭石鹸など化粧品に使われます。対して、黒炭は割れやすく柔らかいのが特徴で、化粧品として品質が低いため、あまり原料として使われません。

黒炭は、主にバーベキューなどの燃料や工業用として使われます。

炭は固さがあるので、細かく粉末状にした粒子を使っている炭石鹸を選びましょう。最低3ミクロンにまで粉末状にしたものがおすすめです。パッケージには「ミクロ粒子」か「ナノ分子」と表記されているので、そちらを選ぶようにしましょう。

炭の含有量はパッケージなどにほとんど記載されていない商品が多く、どれだけ含まれているのか判断が難しいです。そのため、「成分表の前半に記載されている成分ほど含有量が多い」といった情報を参考に選ぶのがおすすめです。

泡立ちの良さは実際に使ってみないと分からないので、口コミ・レビューを参考に選びましょう。また、ミニサイズやサンプルなどがあれば、試してみてから購入するのもおすすめです。スキンケアにおいては、泡立ちのよさが重要なポイントになります。

ホイップクリームのようなキメの細かい泡が理想的で、泡立ちがいいと摩擦による肌への負担が少なく済みます。柔らかなふんわり弾力のある泡で顔全体を洗うと、炭の粒子や美容成分が全体にいきわたり、余分な皮脂や汚れをしっかりと落としてくれます。

毎日続けられる価格かどうかも重要です。自分の予算内で無理なく続けられる製品を選びましょう。成分や口コミがいいものであっても、価格が高いと継続して使うのは難しいです。家計の負担にならないように選びましょう。

また、通販を利用すると定価よりも安く購入できる場合もあるので、欲しい製品がある場合は、安く販売されていないかチェックしましょう。

優れた洗浄力を持った炭石鹸ですが、使う方の肌質によっては必要な皮脂まで取ってしまう可能性があります。洗顔後のスキンケアも大切ですが、保湿成分や美容成分が含まれている製品を選ぶと、洗いあがりの肌がモチモチになります。

保湿成分におすすめなのが「泥」と「ヒアルロン酸」です。泥は肌の水分を保ち、ヒアルロン酸は肌の保水力を高めてくれます。そのため、乾燥肌の方や敏感肌の方におすすめです。グリセリンも保湿成分のひとつなのでおすすめです。

泥炭石はさっぱり感としっとり感のバランスが特徴の洗顔石鹸です。売り上げNO1のロングヒット商品で、2000年の販売からシリーズ累計2300万個を突破するほど人気の石鹸です。微粉末の炭が余分な皮脂汚れの洗浄を助け、粘土成分が肌の水分を保ってくれます。

元祖「泥炭石」をはじめ、お得な2個パック・3個パック、泡立てネット付き、ミニタイプなどラインナップが豊富。通常の4倍泡立つ「スーパー泥炭石」もあり、これは濃密泡で素肌に透明感をもたらすプレミア洗顔として人気です。

口コミでも好評で、「毎回使うと毛穴が気にならなくなった」「詰まらなくなった」など意見が多いです。イチゴ鼻で悩んでいる方にぜひおすすめしたい石鹸です。コスパもいいので、お財布にもやさしいのも嬉しいポイントです。

泥炭石シリーズのボディ用石鹸です。炭とスクラブ成分、竹で古くなった角質やメラニンを含む汚れなど黒ずみの原因を吸着オフしてくれるので、ツルツルの綺麗な肌になります。わき・ひじ・膝など気になるポイントを石鹸で直接なで洗いすると、ツルンと明るい肌へ導いてくれます。

口コミでは、安く購入でき肌がすべすべになるので、また使いたいという意見が多かったです。しかし、なかには効果が感じられなかった方もいたので、興味のある方は一度試してみましょう。

泥炭石地肌ケアシャンプーは炭の吸着力と泥のうるおいで、清潔で健やかな地肌へ導いてくれます。炭の力でふけやかゆみなど、地肌トラブルの原因になる古い角質や皮脂しっかりと洗い流し、洗いあがりはしっとり滑らかです。

天然成分が含まれており、ノンシリコン処方なのにきしみが気にならないのが特徴です。ひのきハーブのさわやかな香りで、男女問わず使いやすいシャンプーです。口コミでは「泡立ちがよく髪がきしまず、頭皮がさっぱりする」と好評です。

炭石鹸は、マツキヨなどのドラッグストアや・ダイソーなどの100円ショップ・カインズでも取り扱っています。カインズはオリジナルの炭石鹸を販売しており、1個135gの石鹸が3個入って298円とお得です。炭石鹸を一度試してみたい場合は100均商品を、リピートや家族みんなで使う場合はお徳用を購入するのもおすすめです。

炭石鹸を使用した洗顔方法を紹介します。正しく使用しないと、せっかくの炭石鹸の効果を発揮しません。以下のような手順で行いましょう。

1. ぬるま湯を用意し、顔表面に付いた汚れを洗い流す
2. 炭石鹸をぬるま湯を少しずつ足して泡立てる（泡立てネットなどを使用）
3. 皮脂の多いTゾーンからやさしく洗う
4. 頬やあご、おしまいに目元をやさしく洗う
5. 髪の生え際やフェイスラインなど、泡が残らないようきれいに洗い流す

泡は逆さにしても落ちないくらい、しっかりとかために作るのがポイントです。手で肌をこすらず、泡で汚れを落とすのを意識しましょう。

敏感肌・ニキビ肌の方でも炭石鹸を使用できますが、それぞれに注意点があります。主な注意点は以下のとおりです。

• 敏感肌の場合・・・保湿成分を含む商品を選ぶ。保湿成分なしの場合、炭の成分が肌に反応する可能性あり
• ニキビ肌の場合・・・皮脂・毛穴の黒ずみを必要以上に洗い流す可能性あり。ニキビ肌に合うタイプの石鹸も用意するのがおすすめ

炭石鹸は自分で作ることができます。ネットで検索してみるとさまざまな作り方が公開されているので、参考に作ってみると楽しいですよ。また、お子様がいらっしゃる方は親子で一緒に作ると、なお楽しそうですよね。

作り方ですが、材料を入れ最初30分ほどぐるぐるかき混ぜます。途中からは、時々かき混ぜる程度でクリーム状にし、とろみがついてきたら、石鹸の型入れに移します。固まったら完成です。時間がかかりますが、手作り石鹸が気になった方はぜひ試してみてください。

材料はオリーブオイルや竹炭パウダーなど通販で気軽に購入できるものが多いです。

炭石鹸は男女問わずに高い人気のある石鹸です。洗顔から全身に使えるので、汗ばむ時期も重宝します。においや毛穴など気になる悩みを解決してくれるのが炭石鹸のいいところです。この記事で気になる炭石鹸があれば、ぜひ試してみてください。