【2024】ホームルーター(置くだけWi-Fi)人気おすすめランキング4選！【徹底比較】

ホームルーターの導入を考えたとき

「工事のいらないルーターがほしい」

「どのホームルーターを選べばいいか迷っている」

「ホームルーターってネットが繋がりにくいって聞くけど本当？」

と迷っている方も多いのではないでしょうか？

この記事では『簡単に・失敗しないホームルーターを選ぶ』ことを目標に情報を紹介しています。

選び方の解説はもちろん、料金・データ容量・通信速度といったそれぞれ重要視したいポイントをピックアップして解説・商品紹介をしています。

実態のユーザーの口コミも紹介しているので、ぜひ最後までご覧いただきホームルーター選びの参考にしてください。

この記事のポイントを簡単に紹介します。

失敗しないホームルーター選び

• 重要ポイントは『月額料金・プラン／データ容量／通信速度』
• 対応エリア／キャンペーンの有無／契約・解約のしやすさも把握しておくと◎

編集部おすすめのホームルーターはこれ！

• 一番おすすめ『WiMAX』｜キャンペーン適用後の実質月額料金・実測通信速度サービスによる実速度を比較して一番バランスがいい

• 料金の安さ重視なら『ソフトバンクエアー』｜通信速度よりも月額料金の安さを重要視する方におすすめ

• 通信速度重視なら『home5G』｜ドコモ回線で安定した通信速度が魅力

そもそもホームルーターって？簡単解説

• 設置工事が不要でコンセントに挿すだけ
• 『データSIM』を使って通信する

各カテゴリの詳しい解説をしていきますので、ホームルータ選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。

ホームルーターは『置くだけWiMAX』と呼ばれている通り、コンセントに挿すだけでWi-Fiが使えるので設置に工事が不要なのが魅力です。

しかし、いざ自宅のネット環境を整えようとしたとき

「ホームルーターがいいの？光回線がいいの？」

と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか？

設置が簡単なホームルーターですが、光回線と比べると通信速度が遅いので、動画配信やオンラインゲームを楽しみたい方にはあまり向いていません。

ホームルーターはこんな方におすすめ

• 光回線の工事ができない・したくない
• すぐにネットを使いたい
• 工事費や月額料金費を抑えたい
• 今後引っ越す予定がある・引っ越しが多い
• 自宅でインターネットを多く利用する
• 複数の端末を繋ぎたい・大人数で使いたい

光回線よりホームルーターの方が向いていると分かったら、次はホームルーター選びに迷いますよね。ホームルーター選びを簡単にしたい方は、3つのポイントを押さえておきましょう。

• 月額料金・プラン｜ホームルーターの月額料金の相場は3～5千円・プランはデータ容量で決まる

• データ容量｜『無制限プラン』でも通信制限がかかる場合があるので注意！

• 通信速度｜最大通信速度は目安なので実測通信速度をチェック

重要ポイントのひとつめは『月額料金・プラン』です。

「月額料金はできるだけ抑えたいが、満足のいくプランを契約したい！」

と思う方が多いはずです。

データ容量によってプランが分かれており、データ容量が増えるごとに月額料金も上がります。ホームルーターの月額料金の相場は3～5千円ですが、まずは低料金の低容量プランを選択し、超過した場合は追加ギガを購入する方法もあります。

しかし、割高になる可能性もあるので、自分の必要がデータ容量を把握して月額料金・プランを確認してください。

【実質月額料金とは？】

• キャッシュバックや契約期間を考慮した実際に払う料金

各会社で契約期間や特典などにキャッシュバックが異なるため、ホームページなどで掲載されているプラン料金だけを比べると正しく比較できません。

そこで必要なのが『実質月額料金』の算出です。月額料金のほかに必要費用を合算して算出するのが実質月額料金で、その金額で他社と比較をします。

実質料金の算出方法

•  （月額料金総額＋初期費用＋各種オプション料金－キャンペーン特典）

  ÷ 契約月数

  ＝ 実質月額料金

実際に一番おすすめのホームルーター4社で、実質月額料金を算出してみましょう。

ソフトバンクエアーの実質料金

（プロバイダ：モバレコエアー）

home 5Gの実質料金

（プロバイダ：GMOとくとくBB）

WiMAX＋5Gの実質料金

（プロバイダ：GMOとくとくWiMAX）

au ホームルーター5Gの実質料金

（プロバイダ：au）

※表示金額はすべて税込です

実際に算出したように、ホームページで記載されていた月額料金と、実質月額料金は大きく変わります。

実質月額料金は、ホームページなどで掲載されている月額料金以上にホームルーター選びの指標になるので、月額料金を重要視している方はぜひ計算してみてください。

データ容量が重要な理由

• 自宅ではスマートフォンだけでなくタブレットやPCなどの端末も使う方が多い
• 最近ではSNSや動画配信サービス充実しているため自宅でインターネットを頻繁に使う

スマートフォンには月に使用できるデータ容量に制限があるので

「データ容量の制限を超過して速度制限がかかってしまった…」

「データ容量が超過しないように月末は残量を気にして使っている」

といった経験がある方もいますよね。せっかくホームルーターを契約するなら、そんなストレスは感じたくないです。

ホームルーターにはデータ容量無制限のプランがあるもの嬉しいポイントです。自宅での通信にストレスがないよう、ホームルーターのデータ容量はしっかり確認しましょう。

無制限プランでは、データ量は無制限に使用できますが一定の通信量※を超すと速度制限がかかったり、利用が集中する時間帯は通信速度が遅くなったります。

データ容量が無制限のプランを見つけると

「どれだけ使っても通信速度に制限がかからないのは嬉しい！」

と思ってしまいますが、こういった落とし穴に注意です。

実際に無制限プランのある『ソフトバンクエアー』『home 5G（ドコモ）』『WiMAX』も、以下のように速度制限について注意事項が記載されています。

※速度制限がかかるデータ容量が公開されている場合と公開されていない場合があります

ホームルーター選びのポイント3つめは通信速度です。

通信速度の重要ポイント

• 最大通信速度
• 上り速度／下り速度

「通信速度が遅くてゲームが進まない…」

「メッセージが送信できない！アクセスが繋がらない！」

といったストレスを感じたことがある方は、とくに通信速度を重要視してホームルーターを選びましょう。

ほとんどのホームルーターは、ホームページに『最大通信速度』が掲載されていますが、その数値はあくまでも目安です。

「最大通信速度の数値が高いほど通信速度が速い」

と思われがちですが、すべての地域で最高速度での通信ができるわけではありません。

• 最大通信速度は技術規格上の最大値のため、実際に使用する速度は接続する機種・環境・回線の混雑状況などによって低下します

通信速度を重視して選びたい方は、通信速度測定サービスの利用をおすすめします。（※この後に実際に計測した値を紹介します）

契約を検討しているホームルーターの機種が、自分の住む地域で使用すると実際にどのくらいの通信速度なのか調べられます。

最大通信速度と一緒に『上り速度・下り速度』というワードもよく目にしませんか？通信速度における上り・下りとは以下を意味します。

• 上り速度｜データをアップロード（送信）する速度
• 下り速度｜データをダウンロード（受信）する速度

では、実際にどのくらいの上り速度・下り速度があれば快適に通信できるのでしょうか？

それぞれのシーンで快適に利用できる通信速度の目安は以下になります。

どのくらいの数値であれば快適に通信できるのか、上記を参考に通信速度を確認してください。

ここまでホームルーターの選び方を細かく解説しましたが、重要ポイントをまとめると以下になります。

• 月額料金・プラン｜初期費用やオプション料金を含めた『実質月額料金』をチェック

• データ容量｜無制限プランでも速度制限がかかる場合がある

• 通信速度｜最大通信速度は目安・『通信速度測定サービス』で住まいの実測通信速度を調べる

ホームルーターの選びのポイントを紹介しましたが

「実際にどのホームルーターの選べばいいか分からない…」

「とにかくおすすめのホームルーターが知りたい！」

という方もいますよね。

簡単にホームルーターを選びたい方向けに、この記事で紹介するおすすめホームルーター4選の重要ポイントを解説します。

上記の表で実質月額料金と実測通信速度を比較してみると、実測通信速度も速さがありながら実質月額料金が低額な『WiMAX ＋5G』が一番バランスのいいホームルーターだと分かります。

使用するエリアの注意点

• 一部エリアしか対応していないホームルーターがある
• 使用するエリアによって通信速度が変わる
• マンションなどの集合住宅は回線が混む
• 戸建ては2階の回線が繋がりにくい場合がある

対応エリアについては、検討しているホームルーターの公式HPで確認できます。また、実際の通信速度については通信速度測定サービスや口コミを参考にするのもおすすめです。

マンション・戸建てによってもそれぞれ繋がりにくい場合があります。できるだけ通信回線が安定しているホームルーターを選びましょう。

キャンペーン確認時の注意点

• キャンペーンで割引される総額のみで判断しない
• キャンペーン適用後の金額や適用条件をしっかり確認する

ホームルーターの契約は各社競合しており、契約時にお得なキャンペーンを売りにしている会社も多いです。せっかくホームを契約するなら、よりお得なキャンペーンで安く契約したいと思いますよね。

キャンペーンの有無は公式HPで確認できます。割引の総額だけで判断せず、割引適用後の支払金額を確認するようにしてください。

契約・解約がしにくい会社の特徴

• 申し込みがネットのみ
• 実店舗がない
• 解約時はコールセンターに電話しないと解約できない
• 契約の縛りがあり違約金が発生する

実店舗へ行けば疑問点があればすぐに店員に聞けますが、予約が必要だったり混んでいたりするので、手軽には申し込みできません。手軽に申し込めるネットは、チャットで問い合わせたりしてもすぐに返答が来ないデメリットもあります。

また、解約のしやすさは契約期間の縛りも関係します。お得なホームルーターを契約しても違約金を取られてはもったいないので、契約期間の縛りも必ず確認してください。

プロバイダとは

• 回線事業者と契約者の間でインターネット回線を接続する接続事業を担っている
• インターネットに繋げるためにはプロバイダとの契約が必要
• インターネットサービスプロバイダ（Internet Service Provider）の略で『ISP』とも呼ばれる

回線を提供するのが回線事業者ですが、回線事業者が提供する回線にユーザーが直接接続することはできません。プロバイダと契約して回線の接続を仲介してもらう必要があります。

ホームルーターのおすすめ4社をご紹介します。ホームルーターの選び方と照らし合わせて、自分に合うホームルーターを見つけてください。

ソフトバンクから提供されている「Airターミナル5」は月額実質料金の安いホームルーターとしておすすめです。以下ではホームルーターの基本情報やおすすめプロバイダをご紹介します。

※1ベストエフォート形式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。

※2 5G対象エリアは限られます。下り最大2.1Gbpsは、5G対象エリアの一部で提供中です

モバレコエアーの特徴

• 実質月額料金が安い
• 通信速度が遅い

モバレコエアーは、実質月額料金が安いのが魅力です。しかし、通信性能はいいとは言えず、YouTube動画視聴レベルであれば問題なく利用できる程度のものです。

質の高い回線速度よりも月額料金の安さをお求めの方におすすめです。

※表示金額はすべて税込です

通信速度を重視する方にはドコモが提供している「home 5G HR01」がおすすめです。以下では「home 5G HR01」の基本情報やおすすめプロバイダをご紹介します。

※1ベストエフォート形式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。

※2 5G対象エリアは限られます。下り最大2.1Gbpsは、5G対象エリアの一部で提供中です

GMOとくとくBB・home 5Gの特徴

• 安定した通信品質
• 月額料金は高額

home 5Gの一番の魅力は光回線並みの高速通信です。月額料金が高くても通信速度を優先したい方はhome 5G一択と言っても過言ではありません。

ただし、光回線と比べるとFPSなどの通信速度が大事なゲームを楽しみたい方には少々物足りない通信速度です。さらにいい通信品質を求める方は、光回線を契約するのがおすすめです。

※表示金額はすべて税込です

home 5Gを検討してる方は、ドコモ公式のプロバイダも気になりますよね。しかし、ドコモ公式のhome 5Gはあまりおすすめできません。

ドコモ公式のプロバイダがおすすめできない理由

• 他社よりキャッシュバック金額が低い
• キャッシュバックがドコモポイントで付与される
• 総額を比較しても他社と数百円しか変わらない

home 5Gを提供している3社で比較してみましょう。

※表示金額はすべて税込です

総額はドコモ公式の方が低額に思えますが、対象のドコモギガプランを契約しない場合は総額166,500円です。キャッシュバックの金額が多い点からも、home 5Gを契約するなら『GMOとくとくBB』がおすすめです。

「WiMAX ＋5G」は月額料金や通信速度の観点から一番バランスのいいホームルーターです。以下では「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」の基本情報やおすすめプロバイダをご紹介します。

※1ベストエフォート形式のため、お客様の通信環境により実際の通信速度は変化します。

※2 5G対象エリアは限られます。下り最大2.1Gbpsは、5G対象エリアの一部で提供中です

GMOとくとくBB WiMAX+5Gの特徴

• キャンペーンによる割引・値引き額が高い
• 実質月額料金が格段に安い

GMOとくとくBBは、なんといっても他社と比較して月額料金が格段に安いです。月額料金の値引きに加えて、キャッシュバックがあるためこの低価になります。

WiMAX+5Gを提供している2社との比較表で見てみましょう。

※表示金額はすべて税込です

GMOとくとくBBは契約期間に縛りがあるものの、充実しているキャンペーン内容と実質月額料金の安さが一目瞭然です。WiMAX+5Gを契約するなら『GMOとくとくBB』がおすすめです。

大手携帯会社のauが提供している「au ホームルーター5G」もおすすめです。以下では「au ホームルーター5G」の基本情報や注意点についてご紹介します。

auホームルーター5GとWiMAXは同じ端末を扱っており、基本スペックはほぼ変わりません。auホームルーター5GとUQ WiMAXを比較してみましょう。

（端末：Speed Wi-Fi HOME 5G L12購入の場合）

※表示金額はすべて税込です

比較してわかること

• 料金設定・キャンペーン内容に違いがあるものの、端末の基本スペックは同じ
• auホームルーター5Gは端末代金が実質0円になるが元の料金設定が高いためあまり魅力的ではない
• WiMAXの方が月額料金も安く、その金額から月額料金の値引きがある

よって総合的にはWiMAXがおすすめです。また、WiMAXの中でも一番お得なのは、キャッシュバックキャンペーンがあり、実質月額料金が約1,980円と格段に安い『GMOとくとくBB』です。

ホームルーターを選択する理由として、『設置工事が不要』であることから選ぶ方も多いのではないでしょうか？そういった方は、ホームルーターについての知識があまりありませんよね。

「どのように通信しているの？」

「光回線やモバイル回線とどう違うの？」

といった疑問を解説します。これから使用するホームルーターについて、知識を身につけましょう。

ホームルーターの特徴

• コンセントに挿すだけでインターネットを利用できるネットワークデバイス
• モバイル通信回線を利用しているので光回線のような工事が不要
• 無線LANだけでなく有線LANも使用できる
• ケーブル接続したいパソコンやゲーム機なども繋げられる
• モバイルルーターより電波の強度も高く広範囲での使用が可能
• 給電はAC電源でされるので充電する必要がない

ホームルーターの仕組み

• 『データSIM』（データ通信専用のSIMカード）を使用し、データSIMに記録されている契約情報でユーザーを特定して通信を行う

ホームルーターと光回線（固定回線）の一番の違いは通信方法です。SIMカードを使用して通信を行うホームルータに対して、光回線はいろいろな接続機器を使用して通信します。その接続機器を設置するために工事を行います。実際に使用する接続機器を紹介します。

固定回線に必要な接続機器

• ONU（Optical Network Unit）｜光信号→デジタル信号へ相互変換して通信を可能する装置。光回線の終端装置。
  
• LANケーブル｜ONUやルーター・端末を有線で接続する場合に使用するケーブル
• モデム｜アナログ信号→デジタル信号へ相互変換して通信を可能にする装置
• ホームゲートウェイ｜Wi-Fi電波の送受信やひかり電話ができる多機能ルーターを指すワード
• ルーター｜家庭内の通信機器の端末とインターネットをつなげるための中継器。複数の通信機器の同時接続を可能にするHUB（ハブ）の役割を果たす場合もある。

光回線の特徴

• 光ファイバーからなる有線接続なので速度が安定している
• オンラインゲームをよく利用するなど、大容量のデータのやりとりが必要な人に向いている
• 光ケーブルを自宅に引く工事が必要なため、使えるようになるまで時間がかかる
• 初期費用がやや高額

光回線の一番の魅力は、通信速度の安定性です。大容量のやりとりも、光回線であれば安心して使用できます。

ホームルーターと光回線との違い

光回線は工事が必要であることが難点になります。賃貸マンションや壁に穴をあけたくない方には設置が難しいです。

モバイルルーターの特徴

• 端末は小型で持ち運びが簡単。エリア内ならどこでもWi-Fiに接続できる
• 工事が不要で届いてすぐに使用できる
• 複数人での使用は難しく、固定回線ではないため速度が安定しないこともある
• バッテリーの充電が必要

モバイルルーターの特徴は持ち運びできる点です。スマートフォンのギガを消費したくない方や自宅以外でもPCを使いたい方に向いています。

ホームルーターとモバイルルーターとの違い

持ち運びできるようコンパクトに設計されている分、通信速度はあまり安定せず、高速通信も期待できません。充電が切れてしまうと使用できなので、デメリットも多いです。

光回線などの固定回線は工事が必要と説明しましたが、工事自体に時間がかかるだけでなく、契約後工事に着手するまでにも時間がかかる場合があります。申し込みからインターネット開通までに平均で3週間かかるので、そこもデメリットです。

ホームルーターなら、コンセントを挿すだけですぐにWi-Fiが使えるようになるので、インターネットが使えるまでの時間がかかりません。

また引っ越しの際には、光回線のように引き入れた回線を回収する必要もなく契約を解除する必要もありません。引っ越し先でもコンセントを挿せばすぐインターネットが使えますし、引っ越し後は登録住所の変更をするだけで手続きが済むのも大きなメリットです。

ホームルーターは設置が簡単であれば使用前の設定も簡単です。細かい設定方法は機種によって異なりますが、ほとんどのホームルーターは以下の手順で設定できます。

1. Wi-Fiを繋ぎたい端末のWi-Fi設定画面を開く
2. ホームルーターの本体に書かれているネットワーク名（SSID）を選択する
3. ホームルーターの本体に書かれているパスワード（暗号キー）を入力する

コンセントに繋いだら3ステップで設定できる簡単さも魅力です。

光回線とモバイルルーターとの違いを前述しましたが、月額料金の相場を比較するとホームルーターは月額費用が割安または同等です。

インターネット回線の料金相場

とくに光回線と比べると、ホームルーターの月額料金の方が割安でありながら、工事費や初期費用が不要なホームルーターも多いので導入費用も安く抑えられます。総額を考えてもホームルーターの方が割安です。

モバイルルーターとは月額料金の相場は同等でも、データ容量制限があるプランが多いモバイルルーターは、データ無制限のホームルーターの方が割安で使用できます。

自宅で使用するために導入する方が多いホームルーターですが、同時に接続できる台数が多いのも大きなメリットです。家族のスマートフォンだけでなく、PCやタブレットも接続できます。

さらに最近では家電製品にもインターネット回線を使用するもの（IoT家電）が増えています。それらもすべて同時に接続できるので、生活全体が快適になります。

ホームルーターは基地局からの電波を利用しているため、あくまで飛んでいる電波をキャッチする仕組みです。光回線などの固定回線は、有線のケーブルを直接自宅に引き込むため電波が安定します。

そのため、ホームルーターの通信品質は光回線より劣ってしまい、ホームルーターを置く場所や建物の構造・その日の電波状況により通信速度が左右される場合があります。通信状況が安定しない時は、ホームルーターを窓際や家具の上など高い位置に置いてみるのがおすすめです。

ホームルーターはモバイル回線を使用するため、データ容量が無制限でも通信速度に制限がかかる場合があります。速度のかかる条件は通信会社によって異なり、利用が集中する時間帯や直近数日間のデータ使用量に上限がある場合もあります。

ホームルーターを使用して自宅で仕事をする方や、使用データ量が多くなる動画やゲームなど楽しみたい方は注意してください。

ホームルーターの使用にはコンセントが必要です。また、基本的に使用できるのは登録住所に限られるため、Wi-Fiは外出先で使用したい方には向いていません。ただし、WiMAXは自宅以外での利用も認められているため、コンセントがあるところならどこでも使用できます。

まずは料金に関する口コミです。実質月額料金を解説しましたが、実際にユーザーは月額料金に満足しているのでしょうか？口コミをご紹介します。

ソフトバンクエアー・au ホームルーター 5Gはそれぞれソフトバンク・auユーザーであればスマホ料金に割引が適用されるのでとても魅力に思っている方が多いようです。さらに、比較的月額料金が高いドコモのhome 5Gも、高品質の通信回線を思うと月額料金も高く感じないようでした。

続いてはデータ容量に関する口コミです。無制限プランでも速度制限がかかる可能性がある点を前述したので、実際に不便はあるのかチェックしましょう。

実質3日で10Gの制限があったり速度制限の可能性を謡っていても日常生活の中ではとくに不便はないようです。しかし、動画サービスを頻繁に利用する方は注意が必要なので、頭に入れておきましょう。

「ホームルーターの口コミで一番気になるのは通信速度」

という方も多いですよね。実際に使ったユーザーの声を見てみましょう。

通信速度に関しては、とくにソフトバンクエアーは酷評が多かったのが現実です。ソフトバンクエアーだけでなく他社も地域や時間帯によって繋がりにくくなるようなので、対応エリアだけでなく実速通信速度もチェックしましょう。

ホームルーターの契約を決めたら早速公式サイトから申し込みしましょう。申し込みから実施にネットが使えるようになるまでのステップは下記の通りです。

1. ご自身の希望にあったホームルーター契約窓口の公式サイトから申し込み
2. 翌日〜1週間前後でご自宅に端末が届く
3. 付属のSIMカードをホームルーターに挿入、コンセントを挿して電源ON
4. ホームルーター本体にある「SSID」と「パスワード」を確認。利用したい端末(PC、スマホなど)の設定画面でWi-Fiに接続
5. 接続されたらすぐにインターネットの利用が可能

工事が不要なので申し込みから利用までがスピーディーなことと、ホームルータが届いたあとの難しい設定がないことがホームルーターの最大の魅力です。

ホームルーターは、SNSや動画視聴など一般的な使い方をする方であれば光回線の代わりにもなります。

一度に使用するデータ容量がそこまで大きくないので、通信速度の低下を感じずに通信できます。

しかし、オンラインゲームやFX（デイトレ）などといったリアルタイムでのやりとりが必要な場面では、光回線よりも通信速度が劣るためおすすめできません。

また、ホームルーターはとくに上り（アップロード）速度が光回線より遅いので、動画投稿・配信投稿をメインに使う方や職業にしている方にも、光回線の代わりとしては使えないので向いていません。

ホームルーターは登録住所での使用が基本です。

それ以外の場所で利用した場合、強制退会になる可能性もあるので、引越しの際は住所変更を速やかに行ってください

ただし「Wimax+5G」のホームルーターは登録住所以外での使用が可能です。学校や職場など自宅以外の場所でも、コンセントさえあれば利用できます。

ホームルーターにはコンセントが必要であり、さらに『Wimax+5G』のホームルーター以外は登録住所でない場所で使用できません。

『Wimax+5G』のホームルーターはコンセントのある外出先であれば使用できますが、持ち運びしやすい大きさとは言えません。外出先で使用するのであれば『モバイルルーター』の導入を検討しましょう。

auにもホームルーターは扱っており、『au ホームルーター 5G』販売されています。しかし、機種や端末のスペックはWiMAXと同じものです。

端末は同じでも月額料金はWiMAXよりauの方が高額ですし、WiMAXでもauユーザー対象の割引があるのでWiMAXでの契約をおすすめします。

ホームルーター申し込み後のキャンセルは、ルーターが届く前であれば可能です。また、ルーターが届いた後でも、申込書の控えを受け取った日から8日以内であればキャンセルができます。

実際に届いてからネット環境が悪かったり契約内容に不備があったりする場合は、キャンセルも視野にいれましょう。

※初期契約解除（クーリングオフ）制度の対象商品の場合

1日1,000円前後の料金でホームルーターの短期レンタルができるサービスもあります。

しかし、1週間以上レンタルするとかなり割高になってしまうため、数ヶ月単位の利用なら『モバレコAir』の端末レンタルがおすすめです。

モバレコAirであれば、端末レンタル料金539円(税込)が込みで月額2,706円(税込)〜、契約の縛りもないので年単位での契約に迷っている方にぴったりです。