ノートパソコン用モバイルバッテリーのおすすめ10選｜出力電圧の選び方も解説！

富士通やDELLなどのノートパソコンを出先で使う方も多いですが、使っているときに電池切れやバッテリー残量低下で思うように作業ができなかった経験はありませんか？モバイル機はどこでも作業できるというメリットを持ちながらも、電池が切れると使い物にならないという大きな欠点も同時に抱えています。

電池切れに備えてスマートフォンのためにモバイルバッテリーを持ち歩くのと同様に、パソコン用のモバイルバッテリーを持ち歩くのがおすすめです。実はノートパソコンで使うことを想定したモバイルバッテリーが販売されています。

そこで、今回はノートパソコン用のモバイルバッテリーの選び方を徹底解説。おすすめのノートパソコン用モバイルバッテリーも紹介します。この記事で詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ノートパソコンにはもともとバッテリーが備わっているため、それで十分なようですが、「充電忘れで満充電でないまま外へ持ち出すことになった」「予定していた時間よりも長時間パソコンを使った」など想定外のことが起きた際にはバッテリー切れが起きる可能性があります。

充電器を一緒に持ち運んでいればカフェやホテルなどコンセントのある場所で充電できますが、バッテリー切れのタイミングはいつ訪れるかわかりません。

そのため、ノートパソコンを外出先で使うことが多い方はノートパソコン用のモバイルバッテリーを持っておくと安心です。

「スマホ用に持っているモバイルバッテリーで代用できないの？」と思う方もいるかもしれませんが、スマホ用はノートパソコンに充電するには出力が足りません。また、AC端子を搭載していないため、ノートパソコンによってはそもそも使用できないケースが多いです。

ノートパソコンの充電にはノートパソコン用のモバイルバッテリーを選ぶようにしましょう。

実は、たった3つのポイントを意識するだけでモバイルバッテリー選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

1. 手持ちのノートパソコンを充電できる容量か
2. 充電スピードが速いか
3. 本体の重さを許容できるか

これだけです。疑問に思う部分も多いかと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に

手持ちのノートパソコンを充電できて

充電のスピードが速い

快適なモバイルバッテリー

に行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

バッテリーは、電圧の変換ロスによって記載容量の5〜6割ほどしか充電されないという特徴があります。

そのため、一般的な容量10,000mAhのノートパソコンをフル充電するには20,000mAh以上のモバイルバッテリーが必要です。

フル充電でなく継ぎ足し充電でOKという方であれば15,000mAh以上を選んでも問題ありません。

ノートパソコンによって充電容量は異なりますが、「最低ラインは15,000mAh～」「フル充電なら20,000mAh～」を一つの目安に選んでください。

ノートパソコンへ給電する際に使用するモバイルバッテリーの出力ポートの種類は主に以下の2つです。

【USB出力（Type-C）】

• ノートパソコンのUSB Type-Cにケーブルを接続して充電
• MacBookや一部のWindows PCが対応

【AC出力】

• 充電器のプラグをモバイルバッテリーのACコンセントに挿して充電
• Windows PCが対応

お持ちのノートパソコンがどちらの充電に対応しているか確認した上で選びましょう。

また、USB出力から充電する場合は、モバイルバッテリーの電力出力が30W以上のモデルを目安に選んでください。

ノートパソコンに急いで充電したい場合、モバイルバッテリーがUSB PDに対応したType-Cポートを搭載していれば急速充電が可能です。

USB PDはType-Cポートに対応した給電規格のことで最大100Wまでの電力供給を行えます。

ただし、実際に急速充電を行うにはノートパソコンやケーブルもUSB PDに対応している必要があります。

持ち運ぶからできるだけ軽いものがいい！

と考える方が多いのではないでしょうか。

実際、「持ち運ぶには重い…」と後悔する声が多いので、軽いものをと考えるのは間違えていません。

ただ、モバイルバッテリーは容量と重さが比例するため、ノートパソコン用モバイルバッテリーのように大容量の場合はどうしても重くなります。

ちょっとした外出や外回りでノートパソコンを持ち出すのであれば、容量が小さくてもできるだけ軽量なものを選んだほうが持ち運びのストレスがありません。

容量と携帯性のどちらを優先させるか、ご自身のノートパソコンの使い方と照らし合わせて検討してください。

ここからは、後悔ポイントの上位でまだ解説していない「本体の大きさ」について解説をしていきます。

なお、ここまで紹介してないより詳細な解説は商品部分の下にありますので、そちらをご確認ください。

本体の大きさはできるだけ小さく薄型のものがおすすめです。

ただ、こちらも本体の軽さ同様に、バッテリー容量があるほど厚く大きくなってしまいます。

また、AC端子を搭載している場合、どうしても厚みが出ます。

快適度への影響が大きいバッテリー容量を優先するのがおすすめですが、持ち歩きを優先したいなら小さい大きさのものを探してみましょう。

モバイルバッテリーってどんなメーカーが人気なの？

と気になる方も多いのではないでしょうか。

購入者500人にアンケートを取ったところ、ANKERとエレコムが多くの支持を集めていました。

どちらのメーカーもバッテリー容量のラインナップが豊富で、安全性が高いのが特徴です。迷ったらこの2つから選んでみましょう。

メーカーのより細かい紹介はランキング下で行なっています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

持ち歩くからデザインはかわいいのがいい！

という方もいるのではないでしょうか。

ただ、残念ながら大容量やAC端子を搭載したモデルはデザインやカラーの選択肢が少ないです。

しかし、中には女性向けカラーのもあるので、ぜひ探してみてください。

携帯しやすさを向上させたいなら、モバイルバッテリー本体にケーブルがついているもの探してみましょう。

本体にケーブルを収納できるので、コンパクトに持ち歩くことができます。ケーブルの入れ忘れもなくなりますよ。

モバイルバッテリーにはコンセントがついている機種があります。

バッテリー容量が無くなった際、充電ケーブルを取り付けて充電する手間が省けます。

また、コンセントに挿しながらの充電も可能なので、内蔵バッテリーが切れた際にも充電できますよ。

モバイルバッテリーによって搭載されているポート数が違います。

一般的に小型のモデルは1～2ポート搭載、大型のモデルは2～4ポート搭載です。ポート数が多いほど、同時に充電できるデバイス機器が増えます。

ポート数を多いものを選ぶ際は、同時に充電した際にそれぞれのポートでどれくらい出力するのか、必ずチェックしましょう。

出張や旅行で持ち運ぶなら、機内持ち込みが可能かどうかも確認しておきたいポイントです。

航空会社によって細かな規定は異なりますが、国内線の場合、飛行機に持ち込みが可能なのは容量が約43,244mAh以下のものです。

27,028mAhを超えてしまうと飛行機の機内持ち込み可能数は2点までの制限がかかります。

国際線については航空会社の許可が必要な場合もあるため事前に確認してください。

ソーラー充電機能がついているモバイルバッテリーは、太陽の光で充電することができます。

災害時などの緊急時にあると安心のモバイルバッテリーです。より災害用として備えたい場合は、LEDライト付きのものがおすすめです。

また、キャンプやアウトドアの際に利用するのもいいでしょう。

ケーブル・電源で有名なAnkerは、豊富な種類のモバイルバッテリーをラインナップしてます。

急速充電・大容量モデルのみならず、スティック型のコンパクトタイプ・ソーラー充電対応モデルなどが取り揃えられています。

また、独自の急速充電技術「PowerIQ」が搭載されたモデルも人気が高いです。

周辺機器の国内大手であるエレコムも、Ankerに負けないほどさまざまな種類のモバイルバッテリーを展開しています。

商品の傾向として、コンパクト性に優れて軽量で、かつチャージ時間を大幅に短縮しているものが多いですが、なかには災害用モデルもあります。

エレコムも、誰にでもおすすめできるモバイルバッテリーメーカーです。

バッファローのモバイルバッテリーは、機能面もデザインもシンプルなものが多いです。

「AUTO POWER SELECT」という繋いだ機器を自動判別する機能を搭載しています。

またオートパワーオフ機能もあるため過充電を防ぐのも嬉しいポイントです。

突然モバイルバッテリーが充電不可になってしまう場合もあります。そんなときは焦らずに対処法を試してください。

考えられる要因としては、モバイルバッテリー本体かアクセサリに不具合が生じている場合です。

以下の記事では対処法を紹介していますので参考にしてください。

外出先などでノートパソコンを使う場合、電源を確保するなら、ノートパソコン用モバイルバッテリーがおすすめです。電池切れの心配もなく、安心してPCを使用できます。いい製品も多いので、自分に合うモデルが見つけやすくなります。