排気がきれいな掃除機人気おすすめランキング11選【排気循環式掃除機とは？紙パック式も】

赤ちゃんがいるご家庭やアレルギーがある方は、掃除機の排気口から出る汚い空気が気になると思います。そのような悩みがある場合は、排気がきれいな掃除機を使ってみてください。排気による二次汚染を防ぎ、お部屋の清潔を保ちます。

排気がきれいな掃除機と言っても、紙パック式やサイクロン式・コードレス掃除機などいろいろな種類があり、ダイソンなどのメーカーによっても特徴が異なります。選び方のポイントを押さえて、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。

そこで今回は排気がきれいな掃除機の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはタイプ・機能性・使いやすさなどを基準に作成しました。排気循環式掃除機とは何かについても解説します。

掃除機から排気が出る仕組みについてや排気が汚れる原因について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。

掃除機はモーターを高速回転させてゴミを吸引する仕組みになっているのが特徴です。吸い込んだ汚れた空気をフィルターや紙パックでろ過するので細かいゴミやホコリはダストカップに溜まり、空気のみが外へ排出されます。これが排気です。

掃除機の排気の嫌な臭いの原因は、主に掃除機で吸引したゴミの臭いが排気を通して外に出てしまった場合や、掃除機についてしまったタバコやペット臭などの生活臭・掃除機内のフィルターやノズルなど汚れの臭いやカビの臭いなどです。

掃除機はさまざまな商品があるため、選ぶのに迷ってしまう方も多いと思います。ここからは排気がきれいな掃除機の選び方をご紹介していくので、参考にしてみてください

掃除機にはスティックタイプやキャニスタータイプなどの種類があります。それぞれの特徴を知り、用途の合った使いやすいものを選んでみてください。

スティックタイプは取り回しがしやすく、使いたいときにさっと取り出して使える手軽さが魅力です。本体もコンパクトなので収納場所にも困りません。コードレスのものやハンディとしても使える2wayタイプなど種類も豊富です。

ただし、キャニスタータイプより吸引力が弱めなのがデメリットになりますが、最近はパワフルな吸引力のスティッククリーナーも登場しています。以下の記事ではスティッククリーナーのおすすめ商品をご紹介しているので、併せてご覧ください。

ただし、小さいぶん集塵容量が小さく、ほかのタイプより吸引力も弱めなのがデメリットになります。以下の記事ではハンディクリーナーのおすすめ商品をご紹介しているので、併せてご覧ください。

ロボットタイプの掃除機はスイッチを入れるだけで床のゴミを吸い取ってくれる便利さが魅力です。家事や仕事をしている間や外出中に掃除が完了するので掃除機をかける手間を省け、時間を有効に使えます。

掃除機の排気方式には本体排気式と排気循環式があります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選んでみてください。

本体排気式はほとんどの掃除機に採用されており、ヘッドから空気を吸いこんで本体の後方から排気する仕組みです。吸引力が高く、しっかりゴミやホコリを吸い取れるのがメリットになります。ただし、排気の量も多くなるため、ホコリが舞い上がりやすいです。

排気循環式はヘッドから吸い込んだ空気を掃除機内で循環させ、吸い込み口から再度吸いあげる仕組みになっており、排気量を少なくしています。本体後方から排気が出ないのでホコリを巻き上げないのが大きなメリットです。

アレルギーが気になる方におすすめです。ただし、吸引力が弱めで掃除に時間がかかる・排気循環式を採用している商品が少ないといったデメリットがあります。

掃除機の集塵方法は紙パック式とサイクロン式があります。それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを選んでみてください。

紙パック式の掃除機はゴミが溜まったら紙パックを捨てるだけなので、お手入れが簡単です。紙パック内にゴミが溜まっていくので、捨てる際にゴミが舞う心配もありません。また、ゴミに直接触れずに捨てられるので衛生的です。

ただし、紙パックにゴミが溜まってくると吸引力が落ちてくる・ゴミの種類によっては臭いが気になる・紙パックの定期的な購入が必要といったデメリットもあります。以下の記事では紙パック式掃除機のおすすめ商品をご紹介しているので、併せてご覧ください。

サイクロン式は遠心力で空気とゴミを分離し、ダストカップに集塵します。ゴミが溜まっても吸引力が落ちにくく、紙パックのランニングコストがかからないのが大きなメリットです。

また、排気の際ゴミの溜まった紙パックを通さないので、排気がきれいで臭いも気になりません。ただし、フィルターやダストカップのこまめなお手入れが必要です。以下の記事ではサイクロン掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

サイクロン式の掃除機にはフィルターが搭載されているものが多いです。ここではHEPAフィルターとULPAフィルターについて詳しくご紹介します。

HEPAフィルターは定格流量で粒径が0.3µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集効率をもつエアフィルターです。細かいホコリやアレルゲンをしっかりと集塵し、排気をクリーンにします。空気清浄機にも使用されているフィルターです。

ULPAフィルターは定格流量で粒径が0.15µmの粒子に対して99.9995%以上の粒子捕獲率をもつエアフィルターです。 高い衛生基準が求められる場所で使用される超高性能の汚い空気を排出させないフィルターで微少粒子も除去し、清潔な空気を排出します。

掃除機にはコード式とコードレスがあります。コードの有無で使いやすさが変わってくるので、自分に合ったものを選んでみてください。

コード式の掃除機は吸引力を重視したい方におすすめです。コンセントから直接給電できるので吸引力を保ちやすく、稼働時間を気にせず部屋のすみずみまでしっかり掃除できます。ただし、コードが邪魔になる・電源の確保が必要といった点がデメリットです。

以下の記事ではコード式掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

ゴミが気になったときなどこまめに掃除をしたい方には、取り回しがしやすいコードレス掃除機がおすすめです。コードの長さを気にせずに使え、車内などコンセントがないところの掃除にも向いています。

ただし、充電が必要で稼働時間には制限があります。時間をかけてしっかり掃除したい場合には不向きです。以下の記事ではコードレス掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

排気がきれいな掃除機にはさまざまな補助機能を搭載したモデルもあります。自分が求める機能を搭載したものを選んでみてください。

ゴミ感知センサーを搭載した掃除機は、目に見えない微細なハウスダストもしっかり検知し、ランプを点灯させて知らせてくれます。ダニの死がいやフンなどのアレル物質が気になる方や赤ちゃんがいるご家庭におすすめです。

ソファの下や家具の隙間など薄暗い場所を掃除する際はLEDライトでゴミを照らしてくれる掃除機があると使い勝手がいいです。見えにくかったゴミを浮かび上がらせてくれるので、ゴミを残さずしっかり掃除できます。

赤ちゃんがいるご家庭や集合住宅にお住まいの方・早朝や夜間にしか掃除機をかけられない場合は、静音性が高い掃除機を選びましょう。音の大きさを表すdBが低い掃除機がおすすめです。40～60dBが静かな掃除機の基準になります。

以下の記事では音の静かな掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

排気がきれいな掃除機を販売しているメーカーは数多くあります。主なメーカーの特徴をご紹介していくので、選ぶ際の参考にしてみてください。

日立の掃除機はスティックタイプやキャニスタータイプなど豊富なラインナップが特徴になります。吸引力が高いパワーブーストサイクロンシリーズやゴミ捨てが楽な紙パック式のかるパックシリーズなど、自分に合った1台を選びやすいです。

以下の記事では日立掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

パナソニックの掃除機は髪の毛やペットの毛が絡まりにくいからまないブラシ・手を汚さずゴミが捨てられるワンタッチゴミ捨て機能を搭載したものなど、お手入れが簡単なのが魅力です。家事の手間を軽減したい方におすすめします。

以下の記事ではパナソニック掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

シャープは業界最軽量の掃除機ラクティブエアシリーズなど、軽量で取り回しがしやすい掃除機をラインナップしています。天井やエアコンなど高いところの掃除もしやすいので、家中の掃除が可能です。

さらに、プラズマクラスターイオンを使った排気対策機能を搭載している機種もあります。以下の記事ではシャープ掃除機のおすすめ商品をご紹介しているので、併せてご覧ください。

ダイソンは世界で初めてサイクロン式掃除機を開発したメーカーです。パワフルな吸引力が長く続くだけでなく、 0.3µmの粒子まで99.97%除去できる高性能なフィルターを搭載し微細なゴミもしっかり集塵してくれます。

以下の記事ではダイソン掃除機のおすすめ商品をご紹介しているので、併せてご覧ください。

ミーレはドイツを代表する家電メーカーで高性能でデザイン性抜群の家電を多く取り扱っています。ミーレの掃除機は20年間の使用を想定し、厳しい品質テストをクリアしたうえで発売されているので、長く愛用できる掃除機を探している方におすすめです。

以下の記事ではミーレ掃除機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

床の上にホコリが溜まった状態で掃除機をかけてしまうと、掃除機から出る排気でホコリが巻き上がってしまします。ホコリを巻き上げないためには、すぐに掃除機をかけるのではなく、まずは床に落ちたホコリをモップやドライシートなどで取っておきましょう。

掃除機をかける際は早く動かさずゆっくりと丁寧にかけるのを心がけてください。また、掃除の最中は窓やドアは開けないようにし、ホコリが落ちつく10～15分後に換気するのがおすすめです。

さらに、ホコリは人が動いている間は空中に舞っているため、日中に掃除をしても取りきれません。ホコリが床に落ちた朝一番か外出後に掃除機をかけると効率よく掃除できます。

排気の臭いは吸い込んだゴミの臭いである場合が多いため、掃除機内にゴミが溜まりすぎないよう紙パックやダストカップのゴミはこまめに捨てるようにしましょう。また、フィルターが詰まると掃除機内部にゴミが回りやすくなり、臭いを発する場合もあります。

そのため、フィルターなどの部品の掃除も定期的に行うのが大切です、紙パック式の場合は消臭・防臭加工を施した紙パックの使用も検討してみてください。

掃除機をかけてもお部屋のホコリやアレル物質を完璧に取り除くのは難しいです。より空気の清潔を保ちたいなら空気清浄機の設置も検討してみてください。床のホコリは掃除機・空気中に浮遊しているホコリは空気清浄機と、二重でホコリ対策をしましょう。

以下の記事では空気清浄機のおすすめ商品をご紹介しています。併せてご覧ください。

排気のきれいな掃除機の選び方とおすすめ商品をご紹介しました。部屋のゴミやホコリをきれいに掃除しても排気が汚いと意味がありません。排気循環式などでお部屋の清潔を保ちましょう。今回の記事を参考に、ぜひお気に入りの1台を見つけてみてください。