【鉄工用】ステップドリルのおすすめ人気ランキング15選【コスパ最強のも】

ステップドリルはタケノコドリルとも呼ばれ、対象物に穴を空けるために使われるドリルです。鉄の厚板に使える鉄工用や、通常のドリルでは傷つけにくいステンレスにも対応できるものもあります。気軽に使えるため、DIYでも使われている工具です。

ステップドリルにもメーカーからさまざまな形状や種類が販売しています。切れ味が高く使いやすいスパイラル形状・クズの詰まりを軽減するチップブレイカーなどそれぞれに違いがあるため、用途や目的に合わせて選ぶのが重要なポイントです。

今回はそんなステップドリルの選び方と人気おすすめランキングをご紹介します。ランキングはドリルの形状・サイズ・機能を考慮し作成しています。また、研ぎ方・使い方などもご紹介しているのでぜひご覧ください。コスパ最強商品も必見です。

次にステップドリルの選び方についてご紹介します。ステップドリルを選ぶ際は素材・形状・サイズなどのポイントがあるのでチェックしておきましょう。

ステップドリルを選ぶ際はチタンコーティングされたものがおすすめです。チタンコーティングによって切れ味が落ちるのを防ぎ、摩擦による劣化も抑えてくれます。そのため最近のステップドリルには採用されているケースがほとんどです。

コーティングのされていないドリルは、摩擦によって刃先が溶けてしまい穴がキレイにあけられなくなってしまいます。そのため、ドリルの耐久性だけでなく美しく仕上げたい方にもおすすめです。

ステップドリルを選ぶ際は形状を考慮して選ぶのも重要です。形状には主にストレートとスパイラル形状があるので、用途に適したものを選んでみてください。

ストレートタイプはシンプルな形状をしたドリルです。切り粉が詰まりにくくストレスなく作業ができるため、手間をかけたくない場合に重宝します。また、スパイラル形状のドリルよりも価格が安い点もメリットです。

しかし、スパイラル形状よりも切れ味が低いため、対象物の素材が硬い場合は時間がかかってしまうかもしれません。シンプルで使い勝手の良いステップドリルをお探しなら検討してみてください。

素早く穴をあけたい方はスパイラル形状のステップドリルがおすすめです。ドリルに溝が付いており、溝の切れ刃によって掘り進んでいきます。硬い素材であっても素早く穴をあけられるため、プロの作業場やDIYの場でも人気が高いです。

ステップドリルの中でもメジャーな形状ですが、チップが詰まりやすいデメリットもあります。チップが詰まると切れ味が劣化してしまうので、小まめにお手入れをしておきましょう。

ステップドリルは1本でさまざまなサイズの穴あけられますが、溝のサイズがそれぞれ異なります。大きさによって数段にサイズが分かれており、4mm・6mｍ・8ｍｍ・10ｍｍと2mm毎に段の大きさが決められています。

そのため、1つのドリルで幅広い用途に使いたい方は、何段にも分かれたステップドリルがおすすめです。大きいステップドリルであれば最大で50mmや60mmのものもあるため、巨大な穴をあけたいならチェックしてみてください。

ステップドリルを選ぶ際は電動ドリルの規定に合わせたものを選ぶのも重要です。電動ドリルに対応していないものであれば、いくら高品質であっても取り付けられません。そのため、シャンクの形状・サイズは予め確認してから選んでみてください。

下記の記事では電動ドリルの人気おすすめランキングをご紹介しているので、この記事と合わせてご一読をお願いします。

ステップドリルをお探しの方は機能性も重要なポイントです。機能にはチップブレーカー・安全機能などがあるので合わせてチェックしてみてください。

スパイラル形状のステップドリルを使用するなら、チップブレーカー機能を搭載したドリルがおすすめです。チップブレーカーはドリルの段に深い切り込みが入っており、チップを細かく崩れやすくしてくれる機能です。

通常のドリルでは穴の周囲にチップが散らばってドリル溝に詰まってしまいます。しかし、チップブレーカー機能があれば、チップを排出し切れ味を落とさず作業が可能です。そのため、長時間作業をする方やチップを排除する手間を省きたい方は検討してみてください。

作業のしやすいステップドリルを選ぶならシンニング機能のあるものがおすすめ。シンニングは先端に薄い切れ刃がつくられており、切削時の抵抗を軽減してくれます。ドリルは対象物を押しつぶして穴をあけるため、シンニングがないと先端への負担が大きいです。

負担が増えてしまうと、軸がブレて歪んでしまう場合もあります。そのため、なるべく抵抗を少なくして正確に穴をあけるのにシンニングが必要です。作業効率も向上させてくれるため、より作業を捗らせたい方はチェックしておきましょう。

ステップドリルを安全に活用したいなら抜け防止ストッパーがおすすめです。ドリルは最大径を使用し穴をあけようとすると、すっぽ抜けてしまう可能性があります。そこで抜け防止ストッパーを使用すれば、作業途中にドリルが外れてしまう心配もありません。

抜け防止ストッパーはドリルの手元側に刃が付いておらず、ドリルを強く押し込んでもストッパーが引っ掛かってくれます。そのため、ドリルに力が入りすぎてしまう方も是非検討してみてください

インパクトドライバーを既に持っている方は、インパクト用のスポットドリルを選びましょう。回転と打撃に耐えられる性能を持っており、より素早く作業ができます。ドライバー自体にパワーがあるため、硬い素材に穴を空ける際にもおすすめです。

通常のスポットドリルはドリルドライバーに装着して使用します。そのため、インパクトドライバー用ではない商品を無理に装着しようとすると故障の原因にもなるので、必ず対応ドライバーを確認してください。

利便性を重視するなら鉄工用のスポットドリルがおすすめです。鉄工用は鉄はもちろん、ステンレスやアルミなどのさまざまな素材に対応しています。そのため、さまざまな素材を利用したい方は是非購入前に確認してみてください。

品質を重視するなら日本メーカーのスポットドリルがおすすめです。日本製は品質・性能ともに信頼ができるのはもちろん、高性能なドリルが揃っています。そのため、スポットドリルの使用頻度が多い場合や硬い素材ばかりに穴をあける際に最適です。

スポットドリルは中国産や外国産のものも多く揃っております。日本産以外のものは耐久力に難があるものや細かい傷がついている場合があるので、不安な方も日本製のスポットドリルを選んでみましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ステップドリルの用途は主に穴あけ作業とバリ取り・面取り作業に使用されています。穴あけ作業では1点に力を集中させ、硬い素材でも穴を空けられます。しかし、柔らかい素材ではバリが生じやすく、焦げ付きも生じてしまいます。

バリ取り・面取り作業ではステップドリルの段差を利用し、穴あけをした後に大きな段差ヶ所で押し付けるとバリ取りができます。また、さらに強い力で押し付けると角をなくして面取りにも利用できるため、さまざまな用途に利用が可能です。

次に使い方についてご紹介します。ステップドリルを使用する際は穴あけ盤に印を付けておきます。印を付けたらドライバーにステップドリルを装着し、穴を空けていきます。その際に空回しをしてしっかりと装着されているのかをチェックしておきましょう。

装着できているのを確認出来たら、印の場所に穴を空けていきます。このとき穴の大きさに適したドリルを選ばなくてはいけません。もしドリルが大きすぎるのであれば、ドリルの段差を調整して穴をあけてください。

次にステップドリルの研ぎ方をご紹介します。実際にステップドリルの表刃側を研ぐのは難しいです。そのため刃先の内側にある刃裏を研いでいきます。このとき、刃裏を削る際はに刃先の角度を変えないよう削らないと、歪みが生じてしまいます。

しかし、素人には研ぐのが難しく技術も必要になるので、ほとんどの場合は買い替えるのがおすすめです。どうしてもステップドリルを研ぎ直したい場合は、業者に依頼して研いでもらう方法もあるので、是非検討してみてください。

ステップドリルを使用する際には、対象物をしっかりと固定して作業しましょう。ぐらつく状態でステップドリルを使用してもきれいに穴を開けられません。怪我しないようにしっかりと固定して、手袋を着用したうえで作業してください。

また、目を守るための保護ゴーグルを着用するのも推奨します。ステップドリルを使用すると切削カスがどこに飛散するか分かりません。さらには細かい粉じんが目に入って怪我しないように防じんマスクを使用するのもおすすめです。

ステップドリルは素早く回転するため、木材などの柔らかい素材に使用してしまうと焦げ付く可能性があります。そのため、ホールソーを併用して使うのもおすすめです。ホールソーは薄い円型の刃と中心部にドリルが付いた形状をしており、綺麗に穴をあけられます。

より素早く作業をしたい方や、ステップドリルでは難しい作業を行える工具をお探しなら、是非ホールソーもチェックしてみてください。

下記の記事では電動のこぎりの人気おすすめランキングをご紹介しているので、この記事と合わせてご一読をお願いします。

ステップドリルを購入するなら、ドリルドライバーやインパクトドライバーも合わせてチェックしておきましょう。ステップドリルはドライバーにセットする必要があるので、ソケットサイズや性能に合わせて選ばなくてはいけません。

ドライバーの回転数が多ければそれだけスピーディーに穴をあけられるため、ステップドリルとの相性を確認したうえで検討してみてください。

今回はステップドリルの選び方と人気おすすめランキングについてご紹介しました。ステップドリルは適切なものを選べれば、素早く穴を空けられます。是非自分の用途に合わせたステップドリルを見つけて、快適に作業やDIYに利用してみてください。