レーシック手術が上手い静岡の病院5院|浜松市周辺で値段が安いのはどこ?

「レーシックするならどこがいい?」
「静岡でレーシック手術を受けられるおすすめの医院が知りたい」

そんな方に向け、この記事では静岡県周辺でレーシック手術ができる眼科クリニックを5院紹介!レーシック手術で失敗しないための医院の選び方やレーシックにかかる費用、失明のリスクなどについて解説します。また、レーシック手術経験者133名の体験談も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2025/06/23 更新

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クリニック名 公表している症例実績
先進会眼科 50,000件以上
品川近視クリニック 82,433

 

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ICL

先進会眼科 大阪(大阪府大阪市)

先進会眼科 大阪のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料
症例実績50,000件以上

 

▼料金表

コース 料金
コンフォートレーシック

198,000

アイデザインアイレーシック

348,000

アイデザインリフラクティブストゥーディオ

390,000

アイデザインPRK

462,000

 


▼メニュー解説

コンフォートレーシック
先進会のレーシック手術の中で最も基本的な手術法です。厚生労働省承認のレーザー機器を使用して角膜の切開と屈折矯正を行い、目の歪み(収差)は考慮しません。軽度から中程度の近視の方に向いており、費用を抑えたい方におすすめです。

 

アイデザインアイレーシック

一人ひとりの目の歪みに合わせたオーダーメイドのレーシック手術です。角膜の形状は考慮せず、目の歪みをオーダーメイドプランニングに含めることで、質の高い見え方が期待できます。夜間視力の改善にも効果が期待できます。軽度から強度までの近視・乱視・遠視に幅広く対応可能です。

 

アイデザインリフラクティブストゥーディオ

角膜の形状と目の細かい歪みを考慮したオーダーメイドのレーシック手術です。精密な矯正効果が期待できるため、より見え方にこだわりたい方におすすめです。日本に5台しかない最新機器を使用し、非常に精密な技術で安全に見え方の質を高めます。

 

アイデザインPRK

角膜を切開せずに、角膜の表面をレーザーで除去するPRKという手術法に、アイデザインリフラクティブストゥーディオと同じシステムを組み合わせた手術法です。角膜を切開しないため、角膜強度を保つことができ、格闘技など激しいスポーツをする方に向いています。 また、近視度数に対して角膜が薄い方にも適応可能です。

 

▼診療時間

 
10:00~19:00 ✖️ ✖️

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市北区梅田1丁目13−1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス13F

最寄り駅

阪神大阪梅田駅より徒歩約1分
大阪メトロ御堂筋線梅田駅より徒歩約1分
JR大阪駅より徒歩約3分

問合せ先

0120-049-113

地図

 

品川近視クリニック 梅田院(大阪府大阪市)

品川近視クリニック 梅田院のおすすめポイント
術後検診代5年間無料、再手術代5年間無料(※)
症例実績950,318件

※ 上記は品川イントラレーシックアドバンスの場合

 

▼料金表

コース

料金
アマリス750Zレーシック

320,000

Lext-レクスト-

349,000

 

 

▼メニュー解説

アマリス750Zレーシック

最新鋭のレーザー照射システムによって、目への負担や術後の症状を最大限に抑えた手術法です。1秒間に1050回という速さで眼球の動きや瞳孔のサイズ変化を捉え、正確無比なレーザー照射を実現しているのが特徴です。

 

Lext-レクスト-

視力回復と角膜強じん化を同時に実現する新しい手術法です。 通常レーシック手術を行うと角膜の強度が低下すると言われていますが、レクストではそれを防ぐことができます。激しい運動をする方や、元から角膜強度の低い方におすすめです。

 

▼診療時間

 
10:00~20:00

 

▼アクセス

住所

大阪府大阪市北区梅田2-6-20 パシフィックマークス西梅田3F

最寄り駅

JR大阪環状線福島駅より徒歩5分
JR大阪駅(桜橋口)より徒歩12分
阪神本線梅田駅より徒歩10分
地下鉄四つ橋線西梅田駅より徒歩7分

問合せ先

0120-412-049

地図

 

①国内最大の屈折矯正クリニック

品川近視クリニックは、2004年の開院から現在までのレーシック症例実績が939,058件あり、品川近視クリニック全体の累計レーシック症例実績は1,349,908件にのぼります。(2023年11月時点)この実績に対し、東京院の湯川聡院長いわく「日本でレーシックを受ける人の約70%は品川近視クリニックを選んでいる」とのこと。また、午前中に検査をし、午後に施術をすることで1日でレーシックができる「1日レーシック」を行なっている点も特徴です。

 

②術後5年間の長期保障付き

品川近視クリニックは、術後のアフターサポートに力を入れている医院です。術後5年間の定期検診代は手術費用に含まれていて、万が一、術後検診で再手術が必要と診断された場合は、手術日から5年間は無料で再手術を実施してくれます。(※)また、無料のサポート会員に任意で入会すれば、術後の痛みを軽減する「痛み緩和プログラム」を受けることも可能です。

 

※保証期間はコースにより異なる。(上記は品川イントラレーシックアドバンスの場合)

 

③遠方から来院する人に最大10,000円の交通費を支給!

品川近視クリニックの大きな特徴の一つに、遠方に住んでいる方にも来院してもらえるよう交通費補助制度を設けている点です。片眼の手術の場合、最大5,000円、両眼の手術の場合は最大10,000円まで交通費を負担しています。

アイケアクリニック 草加本院(埼玉県草加市)

▼アイケアクリニックの特徴

 

アイケアクリニック東京は、多焦点眼内レンズ・白内障レーザー手術を行う院長が主任執刀医を務めます。また大学レベルの医療機器を備えている点もポイントです。白内障手術は日帰り手術を行っています。

レーシック手術においては、一人ひとりに合ったオーダーメイド手術アイレーシックを採用しています。一般的にレーシックが認められないパイロットや宇宙飛行士にも可能な手術法であり、満足のいく治療を目指せます。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック

300,000

 

▼診療時間

 
9:00〜12:30
14:00〜18:00

 

▼アクセス

住所

草加本院:埼玉県草加市氷川町829
東京院:東京都中央区日本橋2-8-1 東京日本橋タワーアネックス2階

最寄り駅

草加本院:草加駅西口より徒歩5分
東京院:日本橋駅C4出口から徒歩1分

問合せ先

草加本院:048-929-6006
東京院:03-6262-6100

 

草加本院へのアクセス

 

 

東京院へのアクセス

 

海谷眼科(静岡県浜松市)

海谷眼科のおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼海谷眼科の特徴

 

海谷眼科が属する医療法人社団 海仁は眼科専門医が多数在籍。総合眼科であり白内障の手術経験が多く、レーシックも累計900症例の経験*があります。また、レーシックをお考えの方や、適応検査を受けたい方に向けた説明会を毎週水曜と金曜に開催しています。

レーシック以外の提案としてPRKやICLにも対応可能で近視が強い人や角膜の薄い人にも対応できる眼科です。浜松市助信町以外にも和合町や掛川市にも医院があるので、地域で選びやすい点も特徴と言えます。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック

495,000

 

▼診療時間

 
8:30〜12:30
14:00〜18:00

 

▼アクセス

住所

海谷眼科:浜松市中区助信町20-40
かけ川海谷眼科:掛川市中宿27
みどり谷海谷眼科:浜松市中区和合町154-36

最寄り駅

海谷眼科:八幡駅より徒歩約7分
かけ川海谷眼科:掛川駅よりタクシーで約7分
みどり台海谷眼科:浜松駅よりタクシーで約15分

問合せ先

053-476-3855(予約専用ダイヤル)

 

海谷眼科へのアクセス

 

 

かけ川海谷眼科へのアクセス

 

 

みどり台海谷眼科へのアクセス

 

菊川眼科(静岡県菊川市)

菊川眼科のおすすめポイント
術後翌日の検診代無料、再手術代5年間無料

 

▼菊川眼科の特徴

 

菊川眼科はレーシックはもちろんICLも実施しているクリニックです。レーシックにおいては角膜の薄い人向けのPRKやエピレーシックも用意しています。公式サイトの医師紹介では経歴のほか、パーソナリティがわかるコメントもあり、相談しやすい雰囲気を目指しています。

技術だけでなく丁寧な対応を求める人にも配慮があります。菊川眼科の系列の金谷眼科が島田市にあるので、近くの方はそちらもチェックしましょう。ただし金谷眼科でできるのは適応検査までで、術前検査や手術は菊川眼科で行います。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック

297,000

 

▼診療時間

 
9:00〜11:30
15:00〜17:30

 

▼アクセス

住所

静岡県菊川市加茂5134

最寄り駅

東名菊川バス停留所より徒歩5分

問合せ先

0537-37-0222

 

「レーシック手術を受けたことに満足しているか?」という質問に対して、44%(59名)が「とても満足している」と回答しました。「満足している」と回答した53%(70名)と合わせると全体の97%(129名)の方がレーシック手術を受けたことに対して満足していることが分かります。「とても満足している」「満足している」と回答した人は、その理由について以下のように回答しています。

 

 

"格段に視界がよくなった。コンタクトレンズを使わなくなって日々の手間がなくなったことは大きい。満足に値する。"(53歳 女性)

 

"日常生活がとても楽になった。早くやればよかったともいつも思う"(43歳 女性)

 

"子供を生の目で見ることができるから。"(47歳 男性)

 

"視力が戻り、10年経った今でも視力が落ちないたため"(45歳 男性)

 

 

また、「あまり満足していない」と回答した人は2%(3名)「全く満足していない」と回答した人は1名という結果になりました。「あまり満足していない」「全く満足していない」と回答した人は、その理由について以下のように回答をしています。

 

"徐々に視力が戻りつつあるから"(41歳 男性)

 

"視力がまた悪くなったから"(50歳 女性)

 

"レーシック手術を受けたのが40代後半だったが、すぐに老眼が始まったのと、手術の際はアルバイトの医師が対応し、適当な対応に感じたから。"(59歳 男性)

 

"年々視力が落ちてあまりみえなくなっていること。物が二重に見える現象がのこっていること"(54歳 女性)

 

 

この結果を踏まえると、「満足していない」と回答した全員が、「術後の視力低下」について言及をしていることが分かりました。また、「満足していない」と回答した4名は調査時点(2023年12月)でいずれも40代以上で、うち3名が50代以上、最年長が59歳という結果になったことからも、「年齢を重ねるに連れて老眼が進行し、視力が手術前の状態に戻ってしまったこと」に満足していないことが分かります。

レーシック手術を受けて良かったと感じる瞬間の第1位は、有効回答数の17%を占めた「朝起きてすぐにモノが見えるとき」でした。

また、「寝る前に眼鏡やコンタクトレンズを外す手間がないとき」と回答した人も6%を占めていることから、回答者の約4人に1人が、「就寝前後にかかっていた眼鏡やコンタクトレンズの着脱の手間が減った」ことでレーシック手術を受けて良かったと感じていることになります。「日中眼鏡やコンタクトレンズをする煩わしさがないとき」と回答した人と合わせると回答者全体の34%が眼鏡やコンタクトレンズをする日々から解放されたことに満足していることが分かります。

 

 

"手術中や、手術前は本当に怖かったですし、手術後の痛みもありましたが、朝起きてからの裸眼で過ごせる感じが最高です!"(36歳 女性)

 

"朝起きてからコンタクトを入れて、寝る前にはコンタクトの洗浄が手間だった。"(39歳 男性)

 

"毎朝、コンタクトをつける手間がなくなったことを感じるとき"(39歳 男性)

 

 

次に多かった回答が同率で「運転が楽になったとき・運転が楽しくなったとき」と「スポーツや運動・アウトドアなどが楽しくなったとき」でした。

 

 

"裸眼で生活でき、車にもメガネなしでのれるのはとても嬉しいから"(32歳 男性)

 

"遠くまで見えるようになって運転が楽になった"(38歳 女性)

 

"よく見えるのでダンス・運転など助かります。眼鏡いらずでマスクしててくもらないので満足です。"(57歳 女性)

 

"テニスやスキーなどのスポーツをしている時が一番、よかったと思う"(54歳 女性)

 

"スポーツやプールなどでメガネやコンタクトの煩わしさが無くなった。"(23歳 女性)

 

 

また、全体の有効回答数の5%以下の少数意見としては「お風呂に入るのが楽になったとき」「旅行や出張時に眼鏡やコンタクトレンズを持ち運ぶ必要がなくなったとき」「以前よりも、視界がクリアに感じたとき・以前よりも視界が広く感じたとき」という声がありました。

 

このことから、レーシック手術を受ける主なメリットは「眼鏡やコンタクトレンズをつける生活から解放されること」だけに留まらず、「裸眼になったことで、それまでできなかったり楽しめなかったスポーツやアウトドア・運転が可能になったり楽しくなること」があると言えそうです。

レーシック経験者133名に聞いた「レーシック手術を受けた病院」の第1位は、回答者全体の20%を占めた「品川近視クリニックでした。

 

また、「その病院を選んだ理由は?」という質問に対しては72名が「手術件数などの実績が豊富そうだった」と回答し最も得票数が多い結果となりました。次に回答が多かった理由に「自宅や職場から通いやすかった」が挙がっていることから、「品川近視クリニック」や「先進会眼科」といった全国展開する大手眼科クリニックが人気の傾向があります。

 

逆に、「他院と比べて安かった」と回答する人が13名(全体の10%)となったことから、費用の安さを重視して病院を選ぶ人が少ないことも今回の調査で分かりました。

 

より詳しい調査結果の詳細を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる医療用レーザーを使い、角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法です。具体的には、メスやレーザーを使って角膜の表面に「フラップ」と呼ばれる薄いふたを作り、フラップをめくることで角膜実質層を露出させ、そこにエキシマレーザーを照射、角膜の形状に変化を与えることで、網膜に正しくピントが合うように屈折率を調整します。最後は「フラップ」が手術後の傷を覆うことになります。手術時間は、片目で約10分〜15分程度で手術中は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行うのが一般的です。多くの場合、手術日より前の別日に適応検査を行い、合併症などのリスクがないかを確認します。

 

レーシックがエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術として、日本国内で認可されたのは2000年で、その後は今日まで世界中の多くの方々に普及している視力矯正手術となっています。しかし、普及したばかりの当初は、医療器具の不十分な滅菌処理などが原因による感染性角膜炎の集団発生、過矯正による健康被害などが相次いで起こりました。これは、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた眼科医や当時の形骸化したライセンス制度による影響だったと言われています。

 

現在では、日本眼科学会により「屈折矯正手術のガイドライン」が作成され、手術に当たっての安全性確保のための留意点が示されています。

レーザーを照射して角膜の屈折率を変化させる矯正方法は、レーシックの他にも、PRK(ピーアールケー)、LASEK(ラセック)ReLEx(リレックス)の大きく3種類があります。

 

▼レーシックとよく似た屈折矯正方法

手術名 レーシックとの違い
PRK(ピーアールケー)

角膜上皮を切除し実質層にレーザーを当てる。術後の痛みや視力の安定までに時間を要するのが欠点。

LASEK(ラセック)

アルコール等の薬品で角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がしレーザーを照射する。

ReLEx(リレックス)

レーザーを当て角膜の内側に角膜片を作り、それを引き抜くことで屈折率を変える。

 

レーザーを使った屈折矯正手術の中で最初に考案されたのが「PRK(ピーアールケー)」です。PRKは、角膜上皮を切除させてから角膜実質層にエキシマレーザーを当てる手術方法で、角膜上皮が再生するまでの数日間は痛みを伴う点と術後に視力が安定するまでに非常に長い時間が必要という点の2つの欠点がありました。この欠点を解消するために考案されたのが、フラップ(ふた)を作成することで術後に傷を覆うことができる「LASIK(レーシック)」です。また、PRKから派生した「LASEK(ラセック)」という手術方法も考案されました。ラセックは、希釈したアルコールを角膜上皮に30秒程度ひたすことで、角膜上皮を遊離させ、角膜実質層にエキシマレーザーを当てた後に、遊離させた角膜上皮を元の位置に戻す方法です。ラセックは、角膜が薄い場合でも施術が可能のため、適応検査で「レーシックができない」と判断された場合に勧められる矯正方法の一つです。ReLEx(リレックス)は、先に挙げた3つとは大きく異なり、レーザーを当てることで角膜の内側に「レンチクル」と呼ばれる角膜片を作り、それを小さな切開創から抜くことで角膜の内側を空洞上にし、屈折率を変えます。ReLEx(リレックス)は、フラップの作成の有無で「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」と「フレックス(FLEx)」2種類に分かれ、現在は、フラップの作成が不要な「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」が主流です。

 

ここまで、レーシックとよく似た屈折矯正方法を3つ解説しましたが、一概に「この施術方法が最も優れている」というのはありません。医院で実施される適応検査を受け、自分の目に最も適している施術方法を見つけましょう

レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。

 

▼フラップの作成方法

使用機器 特徴
マイクロケラトーム

角膜をスライスしてふたを作るための電動メス。感染症対策として、先端部分は基本的に使い捨てが推奨される。比較的安価に施術が可能。

フェムトセカンドレーザー

マイクロケラトームに代わるフラップ作成方法として使用されるレーザー。患者の状態に合わせてフラップの厚みや角度を作成でき、より安全で精度が高いフラップ作成が可能。

 

例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう

レーシック手術によって削った角膜を元の状態に戻すことはできません。そのため、遠方が見えすぎてしまう過矯正には充分な注意が必要です。目が過矯正の状態になると、頭痛やめまい、吐き気、眼精疲労を引き起こす危険があります。また、消費者庁 国民生活センターの発表によると、事故情報データバンクに寄せられたレーシック手術による危害情報80件のうち、最も多い症状が「過矯正による遠視」と報告されています。下記では、同発表で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシックによる遠視被害の事例

 

"レーシックによる角膜の削り過ぎで遠視にされ、目の周りの筋肉が常時痛む。眼科にて両眼視検査を行い、外斜位(※2)11が発覚した。プリズムレンズ(※3)の遠視眼鏡、目薬等で多少の軽減はするものの、毎日痛みでつらい。"
(平成19年2月手術 男性 30歳代)

 

"インターネットで有名人が出ている広告を見て眼科を訪れ、レーシック手術を受けた。手術後、遠視になってしまい、頭痛や目の痛み、吐き気があり仕事ができない。"
(事故発生年:平成25年 女性 30歳代)

 

"家族がもらったクーポン券を使ってレーシック手術を受けた。手術後、目の表面や 奥の痛み、めまい、まぶしさ、焦点が合わないなどの障害が起きた。3Dの画像を一 日中見ているような状態で、吐き気もひどい。遠くは見えるが近くが見えづらく、パソコンを使う仕事に支障を来している。"
(事故発生年:平成25年 女性 40歳代)

 

また、同庁が2013年11月に実施したレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※4)では、レーシック手術後に「希望した視力になった」が74.3%(446人)に対し、「希望した視力に届かなかった」が13.0%(78人)、「一旦は希望した視力になったが、元の視力に戻ってしまった」と「矯正され過ぎた」がそれぞれ5.0%(30 人)という回答になりました。

 

これらの事例を踏まえ消費者庁では、「矯正の目標として、裸眼視力1.2や1.5を目指すのではなく、やや控えめの視力目標を設定した方が、過矯正による遠視問題を避けることができる」と助言をし、「軽度の近視は老視になったときに有利である」とも述べています。

 

角膜の削り過ぎによる遠視被害を避けるためには、「理想の視力よりも少し近視気味の状態でとどめる」という選択もいいかもしれません。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 片眼を隠した際に、隠された方の目が潜在的により遠方を見ようとし、目標物より外側を向く症状
※3 左右の視線のズレを補正するレンズ
※4 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-

レーシック手術後に、一時的なドライアイの状態が続く場合があります。これは、手術によって一時的に視神経が損傷され、涙が出にくくなるためです。ドライアイの状態が続く期間は、個人差はありますが、半年から1年ほどと言われています。また、術後に「ハロー・グレア」といわれる、夜間や暗い場所で光のギラつきやまぶしさを感じたり、信号の光などがぼやけて見えたりする症状が出る場合があります。ハロー・グレアが起こる原因は、夜間に瞳孔が開くと目に入る光の量が多くなり、角膜を削った部分とそうでないところに多少の屈折力の違いが発生するためです。

 

消費者庁 国民生活センターによると、こういった術後に起こりうる体調不良について医療機関から十分な説明を受けないまま手術が実施されてしまう事例が報告されています。下記では、その中で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシック術後の体調不良の事例

 

"レーシック手術を宣伝している眼科医院に行き、手術を受けた。手術前にリスクの説明はなかった。手術後、視力は両目とも 0.8~1.0 くらいになったが、ドライアイになり、10 分ごとに目薬をつけないと目を開けていられないような状態である。事前にリスクを聞いていれば手術はしなかった。"
(事故発生年:平成22年 女性 40歳代)

 

"インターネットで近所の病院を見付け、手術を受けた。術後、目に違和感が出て見え方もおかしくなり、目が痛み、乾くようになった。現在、地元眼科で症状を緩和するための眼薬を処方してもらっている。広告は、メリットばかりをうたい、手術を受ける前も危険性についての十分な説明がなかった。"
(事故発生年:平成18年 男性 20歳代)

 

また、同庁実施のレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※2)では、「手術後に視力以外の症状や不具合が生じている」と回答した人の割合が43.2%(259人)にものぼり、「光がにじんだりギラギラしたりするようになった」16.5%(99人)が最多で、次点が「ドライアイが続いている(6ヶ月以上)」13.8%(83人)となりました。

 

これらの結果を受け消費者庁では、「ハロー・グレアやドライアイは術後長期間持続することもあるため、手術前に、可能性のある合併症と問題点について十分に説明を受け、理解し、同意しておく必要がある。 」と助言をしています。

 

メリットなどの甘い言葉で巧みに契約まで持っていくような悪質な医院には気をつけましょう。また、「安心LASIKネットワーク」に入会している医院から選ぶことで、そういった悪質な医院を避けることに繋がります。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-

どこの医院でレーシック手術をしようか迷っている方は、各医院の術後のアフターケアの内容をチェックしてみましょう。なぜなら、レーシック後の緑内障の早期発見には「術後も定期的に眼科検診に通うこと」が重要となってくるからです。

 

レーシック手術によって角膜を削ると術後に緑内障の検査などで眼圧測定をした際に眼圧が低く測定されやすくなり、それによって緑内障の早期発見が遅れるリスクがあります。術後検診の無料期間が長期間に設定されている医院なら、術直後には分からず時間の経過とともに判明するような目の異常の早期発見にも繋がりやすいです。また、手術代のみで医院を決めてしまうと、「再手術や術後検診にかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの医院の方がお得だった」などとトータルでかかった費用に対して後悔してしまうこともあるかもしれません。

 

▼静岡周辺の各医院が提供するアフターケアの内容

医院名 手術費用とアフターケアの内容
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)

手術代:198,000
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)

手術代:158,000
術後検診の無料期間:5年間
再手術の無料期間:5年間

アイケアクリニック 草加本院
(埼玉県草加市)

手術代:300,000
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

海谷眼科
(静岡県浜松市)

手術代:495,000
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー

菊川眼科
(静岡県菊川市)

手術代:297,000
術後検診の無料期間:術後の翌日
再手術の無料期間:5年間

 ※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
 ※ 内容は一例であり、選ぶコースによって変わる
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

例えば、この記事で紹介している静岡周辺でレーシック手術が受けられる5院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 東京院」となるわけです

視力矯正方法にはレーシックのほかにも、目の中に直接レンズを移植するICL(眼内コンタクトレンズ)手術就寝中に専用レンズを着け角膜の形状を矯正するオルソケラトロジーなど、患者の目の状態に合わせて多種多様な選択肢があります。そもそも自分の目にとって一番合う視力矯正がレーシックでなかった時に、最適な視力矯正方法を提案できる医院でないと、別の医院にたらい回しにされたり、最悪の場合はリスクについて十分な説明がされないまま手術を受け、術後に様々な合併症を伴う危険性もあります。レーシック手術で失敗しないためには、「レーシック」という一つの手段にとらわれず、患者の目に合わせてさまざまな視力矯正方法を提案できる医院を選びましょう

 

▼静岡周辺の各医院が提案できる視力矯正方法

医院名 提案できる視力矯正方法
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)

LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス スマイル
オルソケラトロジー

品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)

LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
アルチザン(前房型眼内レンズ)

アイケアクリニック 草加本院
(埼玉県草加市)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
IPCL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
マイオピン点眼治療(小児用)
海谷眼科
(静岡県浜松市)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
菊川眼科
(静岡県菊川市)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー

 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

また、日本国内の現在の屈折矯正手術の国内シェアは、レーシック手術が大半を占めているものの、近年では減少傾向にあり、代わりにICL(眼内コンタクトレンズ)手術の件数が増加傾向にあります。下記の記事では、ICL手術について詳しく解説しているため、興味がある方は参考にしてみてください。