【2025年最新版】お歳暮・ギフト用カニの人気おすすめランキング15選【父の日・プレゼントにも】

普段の食事ではなかなか食べられないカニですが、プレゼントしてもらえると嬉しいものですよね。お正月などのお祝い事に食べる機会が多いですが、高級感のある贈り物として送る人に感謝の気持ちが伝わります。特に12月はカニの旬なので、新鮮でおいしいカニを味わってもらえます。

カニなどの生鮮品を贈るマナーとして、「カニアレルギーがないか」「旅行や長期不在の予定がないか」の事前確認が必要です。家族にカニアレルギーの方が同居したり、宅配業者の保管期間を過ぎると、通販業者に返却されてしまいます。

好きな蟹の種類も聞いておくと、贈る側の細やかな配慮が贈る相手先にも伝わります。そこで今回はお歳暮用のカニの選び方やおすすめ商品のランキングをご紹介します。ランキングはタラバガニ・ズワイガニ・毛ガニを基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

そもそもお歳暮をいつ送るのかですが12月上旬から中旬の間、細かくは、「12/13〜12/20」の間に送るものと言われていました。もっとも最近は11月末ごろから送り始める方も増えています。

この時期は特にカニの漁期と重なります。お歳暮にカニが喜ばれるのも、このような理由からです。

もっとも、人気店のカニはこの時期になるとギフトにする立派なものほど先着順で完売となる場合も多いため、お歳暮にカニをとお考えの方はなるべく急いで予約してください。

かに専門店では「ギフトラッピングは承れません」のように記載のある場合があります。しかし、お歳暮に限っては心配無用。お歳暮は魚介類・生ものに限って「のし」はつけない風習が強いです。

これは、「のし(熨斗)」がもともと「熨斗鮑(のしあわび)」という、鮑を細く長くした縁起物に見立てており、生物・魚介類を送ると「生ものとしてかぶってしまう」という考え方に由来するようです。

カニは12月が旬ですが、まずは通販サイトで美味しいカニを選ぶポイントを解説していきます。失敗したくない方や、どれを選べばいいか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。

日本で主に食べられているカニは、大まかに3種類あります。以下では、それぞれの特徴について解説します。

タラバガニは、サイズが大きいので食べ応えがあります。茹でガニでも、焼きガニでも美味しく食べられます。タラバガニは甲羅にトゲがあり、全身のサイズが大きい特徴があります。また、脚太で、繊維もしっかりとしており、プリプリとした食感が楽しめるので食べ応え抜群です。

調理法としては、焼き料理は旨みのある汁が逃げてしまうので、蒸す・お鍋・刺身での食べ方をおすすめします。

ズワイガニは、高級な甘みがあり、味付け無しでもカニ本来の美味しさが味わえます。カニの甘みを楽しみたいならカニ刺しをおすすめします。また、身が甘いカニを食べたいなら、おすすめはズワイガニです。

特にお歳暮用には、日本全国で水揚げされる「ブランドズワイガニ」が高級品で喜ばれます。いくつか挙げるとすると、

• 福井県の越前ガニ
• 山陰地方の松葉ガニ
• 香住漁港から水揚げされる香住ガニ

などは知名度もあり、ギフトとしても立派です。

逆に、お安く出回っている紅ズワイガニなどは贈り物には向かないため、ブランドズワイ以外を選ぶ際には、カニの種類が「本ズワイ」であるかをしっかり確認すべきです。

毛ガニのサイズは小さめですが、カニ味噌が濃厚です。毛ガニを食べる時は、カニ味噌を味わうのがポイント。毛ガニは文字通り、全身の甲羅にびっしりと毛が生えています。身はとても甘いのですが量は少なめです。3種類の中で最もカニ味噌が濃厚なのが特徴的です。

身は崩れやすいので、甲羅ごと火にかけてカニ味噌と絡めながら食べると絶品です。甲羅に残ったカニ味噌に日本酒を入れて温めると、熱燗ならぬ熱カニ味噌になり、甲羅酒が楽しめるので、お酒好きな方にもおすすめです。

1kgあたりの単価で換算すると一番高価になるため、高級カニの筆頭でもあります。贈り物にも喜ばれます。

カニを選ぶときは、旬を把握しておくと選びやすくなります。カニの旬は下記の通りです。

上記の旬は目安なので、カニの産地によっても旬が異なります。 カニが最も美味しく食べられる時期は年末年始で、需要が増えるため質の高いカニが販売されています。

カニを選ぶときは、産地を確認した方が無難です。カニの産地は、ロシア、カナダ、アラスカに集中しています。中でも、ロシア産が多いのですが、ロシアではカニの漁期が不定期のため、1年中カニが獲られており、時期によっては、カニの品質があまり良くないケースもあります。

おすすめは、カナダやアラスカ産のカニです。カナダやアラスカでは漁期が決められているので、高品質のカニが捕獲されています。

また、国産のカニは鮮度も味も優秀です。ただ、漁獲量が少ないので価格も高めですが、予算に余裕があれば国産のカニがおすすめです。特に北海道はカニの産地としても有名で、豊富な種類のカニを楽しむことができます。

カニを選ぶときには、カニの価格相場と予算の照合も必要です。

カニの価格相場は以上のような体系ですが、産地やブランドによっても価格差があります。

一方で、スーパーなどで販売されている相場より安すぎるカニは「紅ズワイガニ」やズワイガニのメスの「セコガ二」と呼ばれるカニなので、お間違えのないようにしてください。

販売されているカニの形状は「姿」「カット済み」「フレーク」「棒肉」などの形です。食べやすい形状で用意されていれば、解凍後に調理するだけで食べられるのでおすすめです。

また、部位ごとにカットされているので、そのままボイルしたり焼いたりができ、脚だけ購入したい場合などにとても便利です。一方、カニ味噌が食べたい方は、甲羅の中にカニ味噌の詰まった姿タイプやセイコガニがおすすめです。

通販では、生状態で冷凍された「生タイプ」とボイルされた「ボイルタイプ」のカニが販売されています。生タイプは、解凍後にお刺身やいろいろな調理で楽しめます。カニしゃぶもおすすめです。

ボイルタイプには浜茹でや船上茹でなど処理方法の違いがあるので、その点も確認しておくと良いと思います。どちらも、プロの職人が茹で加減や塩加減を丹念に下処理しているので解凍後すぐに食べたい方におすすめします。

扱い量が多い業者や大手の業者は、カニの仕入から販売までのサイクルが短いので、新鮮なカニを供給してもらえる可能性が高いと言えます。またカニ専門店などは、常用の設備が整っていたり、長年の経験で培われた高い技術を持っています。

購入先で迷ったら、とりあえず有名な専門店や百貨店などで購入しておくのもひとつの選択肢かも知れません。百貨店などは、不定期で「〇〇物産展」などが開催されている時があるので、上質のカニが入手できるかも知れません。

重量とサイズが明記されていれば、カニの大きさが判断できるので、贈り物として検討する際も目安になります。カニの画像と実物の大きさが違っていたなどの失敗を防止できます。以下はカニの種類ごとのサイズ・重量の目安です。

＜タラバガニ＞

＜ズワイガ二＞

＜毛がに＞

以下の記事ではカニ通販のおすすめランキングを紹介していますので、あわせてご覧ください。

せっかく美味しいカニを買ったら、調理方法にもこだわりたいですよね。ここでは、カニのおすすめの食べ方について紹介していきます。

カニ茹では、生の冷凍したカニを、自分で茹でで食べる方法です。簡単な調理で、美味しく食べられ、新鮮さを味わえます。カニ刺しよりも味が濃厚で、鍋物料理にもそのまま使えます。

カニ焼きは、芳ばしい香りとカニのエキスが味わえる食べ方です。焼きすぎると、カニのみずみずしさが損なわれるので、焼きすぎには気をつける必要があります。身に膨らみが出てきたら出来上がりです。また、カニ味噌と一緒に食べたり、バターで焼くのも美味です。

カニ刺しは、生のカニをそのまま食べる方法で、カニ本来の風味が楽しめます。醤油やカニ味噌に付けて食べるのがおすすめです。繊細なカニの風味に、濃厚なコクが加わって、さらに美味しくなります。そのほか、カニ酢、レモン、ポン酢などもおすすめです。

カニ鍋は、自分の好きな出汁を使ってカニを楽しむ方法です。カニ鍋の出汁は、寄せ鍋用の出汁や、スーパーに売っているカツオと昆布を使った出汁パックなども合います。 また、お好みでポン酢をつけて食べたり、そのままカニの風味を楽しんだりもできます。

カニを思う存分楽しみたい方はカニしゃぶがおすすめです。出汁の効いた鍋に白菜、にんじんなどの野菜を入れ、5〜10秒ほどを目安にして食べましょう。何もつけずに食べるとカニ本来の風味を楽しめます。

手についたカニの臭いは、ウーロン茶や緑茶などを手にかけてから石鹸洗いを行えば、ほとんど取り除けます。これらに含まれる緑茶カテキン類には、消臭効果があるので、臭い消しに有効です。

お歳暮用のカニについてタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニなどの選び方のポイントやおすすめのカニをご紹介しました。カニは種類によって食べ方もいろいろです。誕生日プレゼントやギフトにもおすすめです。今がカニの旬なので、今回ご紹介したカニを選んで、お歳暮に取り入れてみてはいかがですか。きっと、喜ばれますよ！