1万円以内で購入できる枕のおすすめ人気ランキング14選【5000円程度の枕も】

枕を購入する際、どの価格帯の枕を選んだら良いのか悩みます。枕の価格は、ニトリ・ホームセンターでも購入できる1万円以内のものから、何万円もする高級品まで価格や種類はさまざまです。もっちりフィット夢枕など口コミで高評価な商品も多くあります。

さらに、スマホの普及とともに急増しているストレートネックの悩みも、自分に合った枕を選ぶと解決するようです。良質な睡眠を取るのに重要な枕選びですが、実は1万円以内でもオーダーメイドといった高級枕に劣らない、上質な枕が購入できます。

そこで今回は、1万円以内で購入できる枕の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、人気・サイズ・素材を基準に作成しました。5000円以下で購入できる商品も紹介するので購入を迷われてる方は、ぜひ参考にしてみてください。

枕の選び方として重要である、高さ・素材・形状・メーカーの4つのポイントから解説いたします。この点では、１万円以内の枕でも高級枕を選ぶ時と同様であるといえます。

高さを選ぶ際は仰向けに寝たときに天井真上よりやや目線が下になるものが良いです。高すぎる枕だと肩こりや首の痛み、いびきなどの原因となりやすいため気をつけてください。

高さの合わない枕を使い続けると、睡眠時に肩や首の筋肉に負荷がかかってしまい、肩こりや首の痛みの原因になってしまいます。反対に枕が低すぎた場合、脳への血流が滞り頭痛を引き起こす場合があるので気をつけてください。

そして、枕の正しい使い方として、肩まで枕に乗せるのが重要です。肩まで乗せた際に、首や肩周辺に隙間ができていないかを確認してください。

男性は首の骨である頸椎弧が女性と比べて少し深くできているため、2～5cm程度高い方が快適だと感じやすいのです。また、普段から運動をしているような体格が良い方は、脊柱のS字カーブがしっかりとしているので、少し高い枕の方がおすすめといえます。

いびきは睡眠中に気道が狭くなり、そこを通る空気が振動し起きます。いびきが気になる方は、横向きに寝てみてください。横を向くと、気道が舌によって塞がれるのを防止するできます。

横向き寝の場合、頚椎と床が平行になるよう10cm程度の高さがある枕がおすすめです。自分の首中央から肩の先までの長さが、どの程度なのかを目安に選んでください。

枕の素材の選び方は、1万円以内で購入できる枕に多く使用される、ポリエステル綿・羽根タイプ・低反発ウレタン・ポリエチレンパイプの4つの素材の特徴をご紹介します。

枕の素材として、もっとも低価格である素材は5000円ぐらいでも購入できるポリエステル綿です。弾力性が高いため、枕だけではなく、布団やクッションといったさまざまなアイテムの中綿として使われます。

安価で手に入りやすい分、へたりやすいデメリットはありますが、洗ってこまめに干せば清潔に使用できます。気軽に買い換えたい方には、おすすめの素材です。

柔らかく包まれているような、ふんわりとした最高級枕なら、羽根タイプの枕がおすすめです。ホテルなどの宿泊施設で使われている場合が多く保温性に優れています。デメリットとしては、水洗い不可であるため陰干しのみの手入れになってしまうとこです。

1万円以内で購入できる枕として、高級感をプラスしたい場合にぜひチェックしてください。

枕の素材の中でも、数多くの種類があるのが低反発ウレタンになります。価格も幅広く、予算に合わせて選べる素材です。沈み込むような感覚で首や肩にフィットし寝返りを打つ回数が減り、快適な睡眠がとれるとされています。

首や肩に密着するため、熱がこもりやすくムレやすいのがデメリットです。こちらも手入れが陰干しのみとなっているため、こまめに干すと清潔を保てます。人気の高い素材であるため、今後もさまざまな枕の素材に使われそうです。

下記の記事では、低反発ウレタン枕について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

ポリエチレンパイプは、ストローを細かく切ったような素材です。枕としては非常にポピュラーな素材で、カサカサと音がするものの、耐久性が高くへたりにくいのが特徴になっています。

水洗いもでき、通気性が良いのでムレません。硬めの枕を長く使用したい方にはおすすめの素材です。なお、中のポリエチレンパイプの量を調整すると、自由に枕の高さを変えられるのも、この素材の魅力になります。

次に、枕の形状にこだわって選んでください。1万円以内で購入できる枕として、波型（ウェープ）タイプ・大きいサイズ・抱き枕タイプの3つをご紹介いたします。

豊富なラインナップから枕を選びたいなら、標準タイプがおすすめです。標準タイプは中心部に厚みがあるシンプルな長方形の枕です。標準タイプは素材・デザイン・メーカーなど豊富な種類の中から選べます。

枕の形状が、横から見ると波のように高低差が付いているものが波型（ウェープ）タイプです。多くは、首の骨である頚椎弧のカーブに合わせたS字型で、首と肩にフィットするように作られています。素材は低反発ウレタンを使用している場合が多いです。

なお、ストレートネックに特化したさまざまな波型（ウェープ）タイプの商品が発売されています。下記記事ではストレートネックにおすすめの枕をご紹介しているので、ぜひこちらの記事と併せて参考にしてみてください。

寝返りを打ったときに、枕から頭が落ちてしまった経験がある方も多いです。標準的な枕のサイズは43×63cmであり、最も多くの種類が販売されています。横向きで寝たい方や寝返りを打つのが多い方には、大きいサイズの枕がおすすめです。

種類として標準的なサイズのひとまわり大きい50×70cmタイプ・横幅を長くした43×90cmタイプ・2人でも同じ枕で寝れる43×120cmタイプがあります。大きいサイズの枕は、ゆったりとした寝心地を感じられるため、上質な睡眠をとれるのでおすすめです。

寝る時に、一番体に負担かかからないのは仰向け寝だとされています。しかし、いびきを掻きやすい方や妊婦さんにとっては、仰向け寝だと眠りにくい場合も多いです。そんなときにおすすめなのが、抱き枕タイプの枕になります。

抱き枕を抱えると、体にかかる負荷を分散でき、横向き寝が安定するので気道が確保され、いびきも描きにくくなる場合もあります。また抱きかかえると精神的にも安心し、緊張がほぐれた状態で眠るのが可能です。

下記の記事では、抱き枕について詳しくご紹介しています。合わせてご覧ください。

誰もが知っている有名メーカーも、枕を販売しているところが多いです。ここでは、ニトリ・無印良品・アイリスオーヤマなどの身近な量販店の枕をご紹介いたします。

10カ所の高さ調整ができ、オーダー枕のような感覚で自分好みの枕にカスタマイズできる枕です。3層構造となっており、ウレタン2層が高さ調整シートとして下部に、ポリエステル綿が入った本体が上部を構成しています。

本体は家庭で洗濯可能であり、さらには本体生地に抗菌防臭加工が施されています。長年親しまれてきた、ニトリならではの工夫が詰まった枕です。下記記事でニトリのおすすめ枕をご紹介しています。ぜひ、こちらの記事と併せて参考にしてみてください。

無駄なものを省いて、良質な商品を提供する無印良品の枕です。通気性のよいポリエチレンパイプを片面だけに使用し、肩のラインにフィットするようにアーチ型形状に作られています。

やや低めな枕なので、もっちりふわふわな枕が好きな方には少々物足りないかもしれません。

ホームセンターで取り扱いの多いアイリスオーヤマの商品ですが、新素材「エアロキューブ（R)」を使用しておりウレタンの約10倍を誇る通気性が魅力です。サラサラ快適な使用感で耐久性にも優れており、丸洗いしても硬さをしっかりと保ってくれる枕になります。

こちらもやや低めな枕であるため、横向き寝にはあまり効果が期待できません。そのため仰向け寝の方におすすめの商品といえます。

頸椎・首・頭を支えてくれる健康枕をお探しの方は、西川がおすすめです。西川は眠りのプロとも呼ばれていて、理想的な睡眠態勢に整えてくれる枕は世代を超えて多くの方から人気を集めています。テレビでも紹介されている枕なので、ぜひチェックしてください。

トーカ堂は、枕をはじめとしたさまざまな生活用品を展開している有名メーカーです。トーカ堂が手掛けるもっちりフィット夢枕は、頭にフィットしてぐっすり眠れる枕として、口コミなどで話題を集めています。

安眠をテーマにしたヒルナンデスなどの情報番組や、雑誌の特集・ネットの口コミも購入する際にはチェックしてみましょう。実際に使用した人のコメントが聞けたり、実験などを行っているものもあります。

どういった枕が合うのかわからない場合は、まずはネットやテレビで人気の枕を試してみるのも一つです。ニトリやホームセンターなどでは店頭でお試しもできますので、是非活用してみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

自分に合っていない高さの枕は絶対に買ってはいけません。枕が高すぎると首に負担をかけ、低すぎると寝違えの原因になります。また、低反発枕は柔らかすぎて寝返りが打ちにくいので注意が必要です。また中古の枕もおすすめしません。枕には耐用年数があるので新しいものがおすすめです。

枕のお手入れ方法を紹介します。枕の種類によって若干メンテナンス方法が異なります。

そば殻枕のお手入れ

• 丸洗いできないので枕カバーは必ずつける
• 日に当たる場所で湿気をとる
• 定期的に枕カバーを洗濯する

羽根枕のお手入れ

• 丸洗いできないので枕カバーは必ずつける
• 定期的に日陰干しをして湿気をとる（直射日光に長時間当てるとクッション性がなくなる）

ウレタン枕のお手入れ

• 定期的に日陰干しをして湿気をとる（直射日光に当てると品質が低下する）

ポリエステル・綿枕のお手入れ

• 洗濯表示に従い洗濯して、しっかり乾燥させる

ここで、枕のブランドとしては有名なテンピュールとマニフレックスをご紹介いたします。どちらも高価格でありますが世界中の人に愛される枕です。

低反発枕と聞いて、思い出すのはテンピュールの枕のかたも多いです。テンピュールは、NASAが宇宙飛行士の重力軽減をもとに開発した素材で、NASAの公式認定を受けている、信頼と実績ある寝具ブランドです。

枕に頭の形が付くほど柔らかいため、頭全体を優しく包み込むような寝心地を楽しめます。人気のある商品ですが、1万円以上と高価格であるため高級枕といえます。下記の記事では、テンピュールの枕について詳しくご紹介していますので、合わせてご覧ください。

プロ野球選手といったアスリートにも愛用者が多い、マニフレックス。高反発マットレスが有名でもありますが、枕も多くの種類が販売されています。もっちりとした心地良い低反発枕であり、やわらかく首のS字カーブにフィットします。

サイズも大きめサイズが多く、ゆったりと頭から肩までサポートしてくれます。こちらも人気がありますが、2万円近い高価格な商品が多く、高級枕といえる商品です。

ここまでは、さまざまな1万円以内で購入できる枕を人気ランキング形式でご紹介しました。価格を抑えながらも、自分に合った枕や大切な人へのプレゼントを選ぶ参考にしていただければ幸いです。ぜひ快適な睡眠をとってください。