大型観葉植物の人気おすすめランキング19選【リビングなど室内で育てやすいものも】

リラックス効果や空気を綺麗にするとも言われ、室内インテリアとして人気な観葉植物です。特に大きいものは1つあるだけでインパクトがあり、リビングに置けば雰囲気が一変します。観葉植物は、販売されているときのサイズからさほど成長しないと思われがちです。

実は単に鉢のサイズに合わせているだけで、販売されているときは小さな鉢植えでも、原産地では数十ｍもの大木になっているものもあります。少し大きめの存在力のあるおしゃれな観葉植物がほしい方も多いですよね。

そこで今回は、大きい観葉植物の選び方や、人気のおすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングは植物の背丈・耐寒耐暑性・日陰への強さを基準に作成しました。ベランダにもおける観葉植物も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

寝室やリビングの真ん中といった日光が届きにくい室内や玄関のように屋内に置きたい方は、モンステラの様な熱帯から亜熱帯の森の中が原産地の観葉植物がおすすめです。鬱蒼とした森の中に生息してたため、耐陰性に強くなっています。

ただし、蛍光灯等の光しかない所に置く時は、週3、4回ほど日光の当たる場所に移して1回につき5時間以上日光浴させましょう。日陰に強い植物は、日光浴の時に光が強い昼間にいきなり屋外に出してはいけません。

植物は元々日光が好きなものが多いので、半日陰の状態より植物の選択は広がります。ただ光がよく当たる所は乾燥しやすいので、フェニックス・ロベレニー等乾燥に強い植物を置くのがおすすめです。

でも、例え日光に強い植物でも、夏の直射日光の様な強い光に室内にある観葉植物を急に出してはいけません。急激な光線量の変化で「葉焼け」を起こすからです。葉焼けは葉の急激な温度上昇で葉の組織が壊れて枯れ、葉焼けが起きた葉は元に戻りません。

日本のほとんどの地域では、冬になると屋外の気温が10℃を下回ります。観葉植物の多くは、原産地が熱帯地方です。冬がない熱帯出身の植物は低温が苦手で、気温が10℃を下回ると生長が鈍くなって葉が枯れ落ち、酷いとそのまま枯れてしまいます。

オリーブやシェフレラ・ホンコンの様な亜熱帯から温帯出身の植物なら比較的寒さに強いですが、屋外に置く観葉植物は霜や雪が降りそうなときは屋内に入れた方が安全です。ランキングで耐寒性が「強い」になっている植物なら気温が0℃以上なら耐えられます。

風水では生命力が旺盛な観葉植物を生活の場に置けば運気を上げると言われます。たとえば、葉が尖った植物は鋭い「気」を放ち成長のパワーを持っていて、ヤシ科の観葉植物やドラセナ、ユッカ等を玄関前に置くと魔除けになるなどです。

金運アップには葉が丸い植物がおすすめです。ハート形の葉を持つ植物は、人間関係や恋愛運を上げる効果があると言われています。ほかにもいろいろな運気の上げ方があるので、観葉植物で風水を整えたい方は研究してみると面白いです。

植物が空気を綺麗にするのは以前から知られていますが、近年アメリカ航空宇宙局（NASA）による研究で、観葉植物には空気中の外的刺激を吸収し空気を綺麗にする作用があると発表されました。

研究では、観葉植物には空気中の外的刺激であるホルムアルデヒド等を吸収しシックハウス症候群を抑える一定の効果があるとされています。観葉植物ならサンスベリアが優秀ですが、ドラセナ・マッサンゲアナやフィカス・ベンジャミン、アレカヤシなどです。

詳しくは、以下のサイトも参考にしてみてください。

新居祝いや知人のお店がオープンするときなど、観葉植物を贈ろうと思うのならば、「高級」でおしゃれな観葉植物を選びましょう。植物はポピュラーなものでも、植木鉢や鉢カバーがおしゃれなものもあります。

観葉植物はほとんど花は付きません。葉の形や色で楽しむものです。葉の大きさに大小があるように、葉色にも濃いグリーンのものから薄いグリーンのものまであり、さらに白い班入りのものや縁の色が違うものなどさまざまあります。

大型の観葉植物はインテリアにもなっているので、室内の置く場所と調和のとれる葉色の種類のものを選びましょう。

観葉植物を置くのは空気浄化などの目的だけではなく、部屋のインテリアとして置く場合がほとんどです。葉色の鮮やかな観葉植物もきれいですが、葉の大きい観葉植物も目を引きお部屋のアクセントになります。

葉の大きな観葉植物は存在感もあり素敵ですが、葉の上にホコリがたまる場合があるので定期的なお手入れが必要です。時々葉の表面を濡れた布巾のようなもので拭いてやりましょう。

観葉植物の初心者の方には、やはり当然ながら育てやすいものがおすすめです。肥料などを頻繁に与えなくていいもの、日陰に強く寒さや暑さにも強いものなどになります。また、激安で丈夫で枯れにくいものもおすすめです。

ゴムの木やパキラなどがおすすめになります。

せっかく置くなら珍しい個性的観葉植物がほしい方には、ウンベラータのように葉っぱがハート型のものや、くねくねと幹が曲がっていくのが面白いツピダンサスなどいろいろとあります。ただ、環境に合わないものや育てにくいものもあるのを覚えておきましょう。

植物を育てると意外に大変なのが、土の管理や水やりの加減です。「植物を育ててみたいけれど、土の管理が大変そう」と思う方には、気軽に植物を育てられる「ハイドロカルチャー」がおすすめになります。

人工の土・ハイドロボールで育てる「ハイドロカルチャー」は、土の管理が必要なく、水の過不足も目で解りやすいのが特徴です。また、匂いがなく虫が寄りにくくなるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

初心者の方がよくやりがちなのが、水の与え過ぎです。植物は当然水分を必要としますが特に乾燥地が原産の植物の場合、水分が少なくても耐えるよう発達しています。水の与え過ぎで土がジメジメした状態が続くと、根腐れを起こし枯れてしまう場合もあるのです。

また、日中の温度が高い時期の水やりは土の温度が上がりすぎて根を痛めます。土を触ってみて乾燥しているときに鉢底から出るぐらい十分な水を与え、受け皿に出た水は必ず捨てるようにしましょう。

日当たりと共に大事なのは風通しですが、風通しを考える必要がある理由は、主に蒸れや病害虫の発生を防止するためです。空気が動かない狭い場所に置いたままだと、植物自体の調子が崩れてきて病害虫が発生しやすくなります。

リビングや寝室などある程度の広さがあり、人が出入りする環境に置くと自然に空気の動きができるので良好です。ただし、空気が動くからといってエアコンの風を当てるのは厳禁なので気を付けましょう。

水やりも日当たりや風通しも適切なのに、なぜか観葉植物の元気がなくなってきた、そんな時は鉢の中で根詰まりを起こしている可能性があります。根詰まりは、根が伸びる勢いが強くて鉢の中のスペースが無くなっている状態です。

鉢の底を見て、底から根が出ている状態になっていたら植え替えの時期といえます。また、植えてから2～3年植え替えをしていない、土が水を吸わなくなってきた場合も植え替えの時期になります。

もったいないからといって、観葉植物を植えてあった古い土をそのまま使ってはいけません。古い土は、出がらしの様なもので栄養分がほとんど残っていないので、栄養のバランスが整った専用の土を新しく使うようにしましょう。

以下の記事では観葉植物の土について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

観葉植物の多くは、亜熱帯から熱帯の冬のない地域を原産としています。ただでさえ苦手な冬に環境が変わる植え替えをされるのは、植物にとって大変なストレスです。冬が過ぎ、生長がまだ穏やかな4月からゴールデンウィーク辺りに植え替えをするのをおすすめします。

以下の記事では室内用観葉植物について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。

植え替えるときは、今までの鉢より一回りから二回りほど大きな鉢を用意します。あまり大きな鉢だと、土ばかり無駄に必要で根に栄養が行き届きません。大き過ぎる鉢に植えたからといって今後植え替えなくてもいい訳ではないので、適切なサイズの鉢を選びましょう。

これ以上観葉植物のサイズを大きくしたくない場合、同じサイズの鉢に植え替える手もあります。ただ、この場合は根を整理するなど処理が必要になってくるので、特に初心者の方は止めておいた方が無難です。

植え替えの詳しい方法は、こちらのサイトを参考にしてみてください。

以下の記事では、初心者向け観葉植物や鉢について詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

メリットだらけの様に見える観葉植物ですが、実は直接触ったり食べたりすると外的刺激を受けるものも交じっています。ここでは、よく見かける観葉植物で有毒なものを紹介しましょう。

観葉植物としてよく見かけるクワズイモですが、「食わず芋」の名前の通りサトイモのように見えながら食べられません。食べると腹痛や嘔吐、切り口から出る汁に触れるとかぶれます。

自生地でもある沖縄県等でも、年に何度かサトイモと間違えて食べて中毒が発生するほどです。

ベンジャミン等のゴムノキの仲間は、天然ゴムの元になる白い樹液を出します。この樹液に触れると、人間でもかぶれが出る場合がありますので、特に天然ゴムのアレルギーの方は気をつけましょう。

ストレリチア・オーガスタ等ストレリチアの仲間は全体に毒を持っており、ペットが食べてしまうと腹痛や嘔吐を引き起こします。室内にペットを飼っている方はペットの活動範囲に置かないようにしましょう。

ドラセナ・マッサンゲアナを含むドラセナの仲間は、ペットが食べてしまうと下痢や嘔吐、麻痺等を引き起こすとされています。贈答品に使われる場合も多いので、ペットがいる所は避けるようにしましょう。

モンステラは、実はクワズイモと同じサトイモ科で、全般的にシュウ酸カルシウムを含んでおり、モンステラも例外ではありません。食べてしまうと、嘔吐・下痢・口内炎等を引き起こし、皮膚に樹液等がつくとかぶれる場合があります。

植物の特徴や育て方を詳しく知るためには、植物図鑑を見るのもおすすめです。以下の記事では、植物図鑑の人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

観葉植物を置きたいけれど、世話をする時間がない、枯らしてしまうのが心配など、自信のない方にはフェイクグリーンもおすすめです。造花どうよう人工的に作られた植物ですが、見た目で判断できないほど精巧に作られています。

香りがついていて、芳香剤がわりになるものもあり、さまざまな種類のものが出ていますので、日がまったく当たらない場所や環境の整わない場所にグリーンを置きたいときに重宝するアイテムです。

ここまで大型の観葉植物のランキングを紹介してきました。ここに挙げた植物たちは、非常に強い生命力を持っています。手元にやって来た観葉植物が、長い間健康を保ち生長できるための参考になったなら幸いです。