非接触型体温計のおすすめ16選【病院で使われているタイプや日本製も】

今回の記事では非接触型体温計のおすすめ商品を紹介していますが、下記の記事では体温計について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

タッチレス（非接触型）とは人とものが触れずにすむ製品やサービスとして日常の暮らしに浸透しています。発熱体の温度測定・海面温度の測定・歩行している人の表面温度など赤外線などを利用した検温が簡単にできるようになりました。

ここ数年置き型や手首で測るタイプの非接触型の体温計はとても重宝されており、とりわけ医療機器認証つきは正確で日本製のものが多いです。実際、オムロン・パナソニック・シチズンなどの有名メーカーが精度が高い非接触型体温計を販売しています。

そこで今回は非接触型体温計の選び方やおすすめ商品をご紹介します。 測り方や計測スピードなどの便利さ・売上の状況などを基準に掲載しました。購入や導入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

非接触型体温計は測り方・実用性・目的に応じて適切に選べば、衛生的に体調管理の役割を果たせます。

非接触体温計をはじめとする各種体温計は、正確性が求められます。国内で販売できる医療機器は医療機器認証番号がついていますが、これが正確に測定できる機器の証です。なかにはついていない粗悪な商品もあるため、購入時は医療機器認証番号付きにしましょう。

一般的な体温測定は脇や耳または口の中などで測りますが、非接触型体温計では額や手首など皮膚表面で計測します。そのため、部位ごとに使い分けましょう。

皮膚の表面を赤外線センサーで測定します。肌に触れずに手首やおでこで測定するため衛生的です。脇や口中で測定したあとはアルコール綿で拭きますが、非接触は触れないため、拭く手間が省けます。

家庭用の非接触型体温計は体温測定だけではなく、離乳食やお風呂などの温度測定にも活用できます。ただ、寒暖の差があると測定値にばらつきが出て、正確に測定できない場合があるので注意しましょう。

非接触体温計でも正確に測定するなら耳がおすすめです。鼓膜近くに赤外線センサーを当てて測定します。耳の穴の中は外気の影響を受けにくいため、正確な体温を測定可能です。このタイプは測定時間が1秒と短いため、あかちゃんや小さな子どもにおすすめします。

女性の体は日々変化します。1か月の体調変化を知りたいなら婦人体温計を使用しましょう。このタイプの測定部位は口中です。夫人体温計は小数点第2位まで測定結果がでるので、口中で測定すると脇より高精度で測定できます。

子どもでも簡単に計るなら脇や口中がおすすめです。これらを測るタイプは数秒で測定できる予測式と、5分～10分間かけて測定する実測式の2種類があります。予測式でも正確に測定できるため、家庭で手軽に行うなら予測式がおすすめです。

衛生的でスピーディーに正確な数値を知る非接触型体温計の選び方にはポイントがあります。これから実用的な非接触型体温計の選び方を紹介するので、参考にしてください。

非接触型体温計はスピーディーに簡単に計測できますが、操作が複雑だったり、ボタンが多くなると逆に負担です。ただ、機械操作が苦手なら操作手順が少ないものを使えば測定が簡単にできます。

シンプルな設計の非接触型体温計は使いこなすまでの労力がかからないので、誰でも簡単に使えます。また、シンプルなデザインの場合、コンパクトなものが多いので整理整頓や管理しやすいです。

目で見て高温域の変化をすぐに見分けるには、一目で温度の違いがわかるサーモグラフィー表示がおすすめです。表示される色で低温域から高温域が識別できるので、非接触で発熱部分を特定できます。

このタイプは発熱の可能性を即座に見分けられるだけでなく、熱中症リスクの洗い出しでも活躍するので便利です。外観からではわからない荷物や衣服のなかの高温部分を発見できるので使い方の幅が広がります。

体温計の種類によってさまざまな機能がついています。用途に応じた機能をしっかりと見極めましょう。

メモリー機能が搭載されたモデルは体温と測定日時を保存しておくことができます。前回検温したときのデータのみを閲覧できるモデルもあれば、複数回分を記録しておける製品もあるので気になる方はチェックしましょう。

スマホ連動型の体温計であればBluetoothを利用して測定結果をアプリで記録することができます。アプリ上でグラフ化できるものもあるので、細かく体温をチェックしたいときに便利です。

非接触型体温計のメリットは、触れずに瞬時の体温測定機能です。より早く測定できるので多くの人の流れを止めずに対応できます。

多くの人が出入りする場所での体温測定には行列を作るなど、人の流れが止まる状況を避けなければなりません。そのためには正確で測定スピードが速い非接触型体温計のメリットを最大限に使いこなす必要性があります。

毎日頻繁に使われる非接触型体温計は故障や不具合のリスクが高まるので、そんなときには保障の利いたものや、病院で使われている日本製などを選べば安心です。以下の記事では体温計のおすすめ商品を紹介しているので、ぜひご覧ください。

毎日検温して報告する生活様式が浸透している現代では、体温を含め自己管理が重要なルーティンとなりました。非接触型体温計のメモリ機能も無駄なく使いましょう。

不特定多数の人間に使う場合は、検温しやすいうえにしっかり握れるタイプが向いています。しかし自分でいつでも測れたり、外出先で家族が体調不良を感じた時にすぐに検温できる道具があればより便利です。

また、小さくてコンパクトに持ち運びができる非接触型体温計を携帯しておくと、衛生面を気にせず即座に具合が悪い人の検温ができます。コンパクトな非接触型体温計は現代の必需品として1つ持っていても損はありません。

複数人続けて検温する場合や熱の経過を追いたい場合には、計測結果が記録されるメモリー機能搭載の非接触型体温計がおすすめです。記入を忘れされてもサポートしてくれるので効率よく便利に使えます。

イベントや病院、各種施設など不特定多数の人の出入りがある場所では、より人的接触を避けて検温できるハイスペックな非接触型体温計の設置を検討しましょう。

AI搭載やタブレット端末型の非接触型体温計は精度が上がるだけでなく、人的操作を省けるので、より衛生的に検温できます。その分、手動タイプと違い導入コストがかかるため、家庭用には不向きです。

ただ、購入後に自分達ですぐに設置して使える置き型を選ぶと、工事費などのコストカットが可能です。また設置場所を簡単に変えられるので空間に合わせて自由にカスタマイズできます。測定部位は顔や手首で測るため、他人に触れるタイミングは一切ありません。

非接触型体温計の衛生面や利便性を求めるなら、自動検出タイプがおすすめです。モニター画面で検温するタイプは自立型が多く、放置していても検温ができます。ただ、モデルによってはスペースの確保が難しいです。

もし非接触型体温計の機器を設置する場所が確保できない場合には、検温機能を搭載している壁に設置するタイプがおすすめです。このタイプなら非接触型体温計の設置で場所を取られて足場がせまくなるような事態を避けられます。

非接触型体温計は毎日使うものなので、使いやすいものや備え付けの機能を使いこなせるものを選びましょう。

非接触型体温計の検温速度が速い理由は赤外線の感知装置です。この装置が物体から出ている赤外線を感知して、迅速に検温します。赤外線は人の目では感知できませんが、技術の進歩によって赤外線が感知可能になりました。

効率よく衛生的に非接触型体温計を使うなら、自動検知機能搭載がおすすめです。検温もできて顔認証も行えるような、1台でマルチに活用できるものを導入すれば、人件費の削減や作業効率も向上します。

とりわけオフィスの受付などは些細な原因でトラブルが生じやすい場所なので、機械でスピーディーに対応して人的コストやストレスの軽減にも効果的です。検温に人手を割けない場合におすすめします。

検温時の数字や異常がわかりやすいものは利便性が高く、機能面からも外せないポイントです。表示方法もしっかりチェックしましょう。

手早く検温しながら人の流れを動かすためにはスピードが求められますが、ヒューマンエラーが起こる要因でもあります。ただ、3色バックライト機能は警告色が表示され体温の異常の見落としをサポートしてくれるため、使いやすいです。

体温によって信号機の3色と同様に、青色・黄色・赤色で表示して人間の視覚を刺激する効果があるので、表示された情報を読み取りやすくします。非接触型体温計を効果的に正しく使える機能として選びましょう。

非接触型体温計のなかでも普及率が高い製品は大画面表示のタイプです。数字が大きく表示されるので見やすく、会話できない状況でも簡単に情報共有できるメリットがあります。このタイプは細かい文字が読みづらい方にもおすすめです。

表示が大きいと非接触型体温計の本体自体が大きくなる傾向がありますが、握りやすい形状になっていて操作性も安定しています。また存在感があるので紛失しにくく、体温計の管理や保管がしやすいです。

非接触型体温計は使用頻度が多いため、長持ちするタイプや手軽にバッテリー交換できるタイプを選びましょう。

手軽なバッテリーで電池交換する方法は、非常に使いやすいため、非接触型体温計でもおすすめです。このタイプで使用する電池のサイズは単3～4電池が主流であり、簡単に入手できます。電池は防災グッズなどでも使えるので、買いだめしておいて損はありません。

交換の手間や人手を考えると充電して使えるタイプは格段に利便性が高いです。手動で使う非接触型体温計の場合、電源は電池式が多いのですが、交換すると不要になる電池を始末する手間があります。

その点充電タイプはゴミが出ないので環境にもやさしいです。また非接触型体温計の種類によっては電池式とUSB充電式のどちらにも対応しているものもあります。停電時を考えると電池式と併用できるタイプが理想的です。

非接触型体温計は予備的に持っておきたいので安いものでいいと考えている方は、機能性もよいうえにコスパが高い体温計がおすすめです。安くてもきちんと測れる非接触型体温計を確認して選びましょう。

非接触型体温計の機能性はどれも同じようで、実際に使ってみないと自分にあうものがわからない場合が多いです。もし体温計選びに迷ったら、口コミや日用品などのおすすめを集めた雑誌を参考にしてください。有益な情報を得られます。

赤ちゃんや小さい子どもは大人のように測定中だけじっとできなかったり、自分の体調を言葉で伝えられません。そのため、正確にすばやく測定できる非接触型体温計がおすすめです。また、非接触型体温計は肌に触れないので測定の度に消毒する手間も省けます。

非接触体温計はさまざまなメーカーが製造・販売しています。そのなかでも有名なメーカーを紹介するので、参考にしてください。

テルモは体温計の代名詞とも評されるメーカーです。体温計の研究をし続けている老舗メーカーだからこそ、女性の体調管理も徹底的にサポートしてくれます。また、女性が体調の変化を正確に把握できる精度の高い基礎体温計を扱っています。

テルモ製の体温計は本体から測定付近までのストレートな形状のものもあれば、測定部先端にカーブを施して口中で正確に測れるようにしたタイプがあります。起床時の体温測定と非接触型体温計を併用すれば、効果的に体調管理が可能です。

家庭用として一般的なオムロンの電子体温計は医療用として病院でも使われています。素早く正確に体温測定をしたい場合には脇で測る電子体温計を選びましょう。20秒以内に測れるものが多く測定終了を音で教えてくれるので、いつまでも脇にはさむ必要はありません。

オムロンの体温計は高齢者や子どもでも使いやすいものが多いため、とても使いやすいです。以下の記事では、オムロン体温計のおすすめ14選を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ピジョンの体温計は赤ちゃんが嫌がらず、親の負担を軽くする願いを製品に込めたランナップが多いので、ユーザーから高い支持を集めているメーカーです。赤ちゃんは予測不能な動きが多いので体温測定に時間をかけらないですが、ピジョン製なら簡単に測定できます。

ピジョン製は赤ちゃんへの使用を想定した商品があるので安心です。以下の記事では赤ちゃん用体温計のおすすめ商品を紹介しているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。

健康をトータルにサポートするタニタも体温計を販売しています。タニタは体重計や体組成計はもちろん、血圧計から非接触型体温計に至るまで多くの健康管理グッズを研究・開発・商品化しているため定評があります。

シンプルでも日々効率よく使いこなすための機能にこだわりたい方に適しています。画面が大きくて、ボタン配置もきれいなので使いやすいです。正確な計測結果を知るためには、ある程度の機能と各パーツの大きさも重要なので、確認してみてください。

時計で有名なメーカーであるシチズンの非接触型体温計は、精度のいい体温計をお探しの方に特におすすめです。額や耳の測定ができるだけでなく、物質の表面温度や室温まで測定できます。

高熱アラートや見やすいバックライト表示機能もついているうえに、耳で測定するとき用の使い捨てプローブカバーが不要なので経済的です。

アイリスオーヤマの非接触型体温計で有名な商品は、高速検温機能付顔認証システムです。AIによる顔認証技術を搭載し、マスクしたままでも瞬時に検温します。1mの距離でも最速0.2秒で測定し、誤差は±0.3℃で高い精度です。

また、データを最大3千人保存できるため、企業・商業施設・病院などのさまざまな人が利用する場所におすすめします。また、アイリスオーヤマは通常の体温計も販売しており、いずれもシンプルながら使いやすいものばかりです。

ドリテックは計測機器メーカーとして有名です。ドリテックの非接触体温計は、握りやすい太めの形状とカーブがついた額にかざせる形が特徴であり、シンプルながらも使いやすいので評価を集めています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

接触型と非接触型では人や場合によって1℃以上の差が出る場合があります。脇や口内などの接触型と違い、非接触型では外気の影響を受けやすいために微妙なズレが生じてしまうため、体温の数値が正確に測定できないリスクが接触型より高いです。

運動後や入浴後など、測る箇所が熱を持っている場合でも数値は高くなります。また、接触型と同様に測り方が正しくないと正確な数値は出ません。しっかりと確実な数値がほしいときは、接触型とあわせて使用しましょう。

非接触型体温計で体調変化を即座に知り、手洗い・手指消毒はセットでルーティン化、これが定番の感染予防行動です。さらにソープディスペンサーを使用すると手洗いがさらに衛生的に行えます。

コロナ禍の影響もあって、ソープディスペンサーも多種多様になっているので、ニーズにあわせて選びましょう。以下の記事では、ソープディスペンサーの選び方や人気商品をランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

非接触型体温計の機能はコロナ禍の影響を受けて、目まぐるしい進化をしています。ここではいろいろなポイントに注目してみましょう。

非接触型体温計を手に入れたいと思っても、どこで買えるのか分からず迷う方も少なくありません。非接触型体温計は、ホームセンターやドラッグストア・家電量販店でも扱っているお店が増えています。実物を見て選びたい方はチェックしてみましょう。

もし幅広い種類から選びたいなら、インターネット通販もおすすめです。自分が欲しいタイプで検索すれば、好みのタイプをピンポイントで探し出せます。

パナソニックの非接触型体温計は、会場や店舗の入り口に行列を作らずウォークスルーで来訪者の体表面温度を測定できます。計測範囲も広くカメラから離れた場所でも複数人が同時に計測可能です。また、マスク非着用者検知・映像記録もできます。

スタンドタイプは操作が不要であり、置いておくだけの自動計測が可能です。アルコールのオートディスペンダーとしても併用できるうえに、入退室管理（勤怠管理）も簡単にできます。また、パソコンを使ったデータの一元管理が可能です。

スマホ本体で体温を測れるアプリはありませんが、アプリ専用の体温計と連動してデータを自動記入し、体温管理してくれるアプリがあります。体温だけでなく、血圧や体脂肪などとあわせてチェックできるアプリもあるので健康管理に便利です。

非接触体温計は日本製・海外製・病院で使われている医療用・家庭用などさまざまな種類があり、測定部位も体温計によって異なります。ここで紹介した選び方やおすすめ商品を参考にして、使いやすいタイプを使用してください。