棒ラーメンの人気おすすめランキング15選【マルタイも】

インスタントラーメンといえば袋麺が主流ですが、根強い人気を誇るのが棒ラーメンです。商品としては「マルタイラーメン」や五木の「アベックラーメン」などが有名どころから、とんこつ味がうますぎと評判の九州ラーメンなど豊富な種類が販売されています。

棒ラーメンはかさばらないので、アウトドアや常備食としてもおすすめです。そのまま茹でるのはもちろん、具材を入れたアレンジや焼きそばなどの炒め料理にも活用できます。本当に美味しいの？まずいのでは？と思っている方もぜひ一度食べてみてください。

そこで今回は、棒ラーメンの選び方とおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは味のタイプ・内容量・メーカー・カロリーなどを基準にしました。最強に美味しいお気に入りの棒ラーメンを見つけましょう。

美味しい棒ラーメンに出会うためには、チェックしておきたいポイントがあります。参考にして選んでください。

棒ラーメンを製造販売しているメーカーは、ほとんどが九州にあります。味や麺はメーカーによって異なるので、事前に確認しておきましょう。

棒ラーメンの最も有名なメーカー「マルタイ」は、福岡県にある食品会社です。棒ラーメンの歴史はすでに50年以上となり、商品も種類も30種類以上あります。マルタイの棒ラーメンはノンフライ・ノンスチーム製法のストレート麺なのが特徴です。

九州各地の味を再現しており種類も多いので、いろいろな味を楽しみたい方におすすめです。

五木食品は熊本県に本社を置く麺類の加工会社です。もっとも有名な棒ラーメン「アベックラーメン」は61年の歴史があります。五木食品は地元の熊本県だけでなく、博多や久留米の味・糖質30%オフの棒ラーメンも販売しています。

こちらも、つけ麺や激辛麺など多様なスタイルで16品ほどありますので、好みのものを見つけて味わってみましょう。

日の出製粉も熊本県に本社を置く食品加工会社です。主力商品は白玉粉ですが、この技術を生かして棒ラーメンも手掛けるようになりました。棒ラーメンの主力は「ロン龍ラーメン」で、とんこつ味・ごましお味・醤油豚骨味などのラインナップが豊富です。

ロン龍ラーメンの他には、「本場ラーメン」や「ざるラーメン」などのシリーズも展開しています。

サンポー食品は佐賀県の会社です。棒ラーメンを始め、カップラーメン・袋入り麺・乾麺（うどん）の製造を手がけています。こちらの棒ラーメンは「ご当地シリーズ」と「名店シリーズ」で商品展開しているのが特徴です。

「ご当地シリーズ」については九州の味が中心ですが、北海道の味噌ラーメンもあります。非常に珍しいので、ぜひとも味わってみましょう。

福岡県にある「江崎製麺」は、とんこつ味・醤油味の2種類で棒ラーメンを製造しています。醤油ラーメンが好きな人はぜひとも一度、味わってみましょう。こちらの棒ラーメンは麺が細く、スープは牛脂入りで独特の風味があります。

棒ラーメンのメーカーとしては珍しく、関東の茨城県に本社を置くメーカーです。製造している棒ラーメンは九州・北海道・東京のご当地ラーメンと「支那そば」の5種類ですが、夏場はこれに「中華冷麺」が加わって6種類になります。

また、こちらの「支那そば」は100均でも販売しており、素朴で懐かしい味がすると評判です。

棒ラーメンの味は九州ラーメンが中心ですが、これ以外の味も存在します。とんこつ味に限定してもバリエーションが豊富ですので、好みのものを選びましょう。

とんこつラーメンの発祥は、福岡県久留米市の久留米ラーメンです。棒ラーメンを発売しているメーカーはほとんどが九州にあるので、とんこつ味については特にこだわりをもって作られています。

とんこつ味は、独特のにおいが苦手な方もいますが、棒ラーメンの場合はあっさりした味わいなので、食べやすいのがいいところです。また、ネギやにんにくの香りで食欲を増進します。

醤油ラーメンは東京都が発祥で、非常に長い歴史があります。幅広い層に愛されているので、とんこつ味が主流の棒ラーメンにも何種類か存在します。代表的な商品なら、マルタイの「ごましょうゆ味棒ラーメン」や五木食品の「ざるラーメン 和風しょうゆ」があります。

また、日の出製粉の「ロン龍ラーメン(醤油豚骨味) 」のようにとんこつ味に醤油をプラスしたものもありますので、こちらも味わってみましょう。

鹿児島ラーメンは、半濁のとんこつスープとストレート麺が特徴です。鹿児島ラーメンは名産の黒豚を使っているのも特徴で、独特の臭みを消すために焼きネギやニンニクをふんだんに使っています。麺を柔らかくなるまで煮込むと鹿児島風の食べ方ができます。

とんこつラーメンの元祖である久留米ラーメンは硬めのストレート麺で、スープの味は濃厚・あっさりのどちらかであるのが特徴です。とんこつスープは博多ラーメンや九州ラーメンとして広がり、棒ラーメンでも各県の特色を生かした味のものが販売されています。

長浜ラーメンは、博多の魚市場で生まれたラーメンです。早くお客さんに提供できるよう、茹で時間が短い細麺を採用しています。棒ラーメンもこの特徴を生かして開発されていいるので、家でもキャンプでも調理時間を極力短くしたい人はこちらを選びましょう。

牛骨ラーメンは、佐賀県のご当地ラーメンで、ポークではなく牛骨から出汁を取っています。見た目は醤油ラーメンに近いのが特徴で、とんこつラーメンが苦手な方にもおすすめです。牛脂と胡麻油を合わせた調味料が、スープの風味を引き立てます。

野菜をたっぷり食べたい人には、長崎県のソウルフード「ちゃんぽん」がおすすめです。スープは他の九州ラーメンと同じポークとチキンですが、蒲鉾など魚介類系の具材ともよく合います。棒ラーメンでいろいろな具材と合わせて、自分だけの逸品を見つけてみましょう。

棒ラーメンは味噌味もおすすめです。北海道ラーメンを再現したものもありますが、九州のとんこつスープに味噌を足してアレンジしたものもあります。スタンダードな味噌味から中華風の辛口までバリエーション豊富なのもいいところです。

新しい味を試したい、各地の棒ラーメンを味わいたい方には、いろいろな棒ラーメンをまとめた食べ比べセットおすすめです。多くの食べ比べセットは1袋で2食入りで3種類・8種類のラーメンが入っています。また、食べ比べセットは贈り物としても喜ばれます。

棒ラーメンは一人暮らしなのか、家族の人数に合わせて買うのがおすすめです。購入前には1袋あたりの量やセット販売の数をチェックしましょう。

棒ラーメンはストレート麺で、ほとんどの商品は1袋で2食分となっています。しかし、商品によっては1食分のタイプもあるので、家族で食べるなら人数に合うように2食分を選ぶのがおすすめです。

棒ラーメンはメーカーによって1食分の麺やスープの量が違うので、具体的に表示されている重量を確認して選ぶのが安心です。

通販で棒ラーメンを購入するなら、まとめ買いがお得です。ほとんどのまとめ買い向け商品は、10個から30個で1セットになっています。棒ラーメンは長期間保存できますので、家庭に備蓄するのもおすすめです。

塩分が気になる人は、塩分相当量の確認をしましょう。塩分相当量とは食品に含まれるナトリウムを食塩に換算したもので、実際に含まれている食塩の量とは異なります。パッケージにナトリウムの量しか記載されていない場合は、「ナトリウム×2.5」で算出してください。

ラーメンは基本的にカロリーの高い食品です。棒ラーメンはノンフライ麺が多いですが、脂肪分を多く含むスープの場合が多いので、1食あたりのカロリーは300～400kcalぐらいと考えてください。

しかし、棒ラーメンにも「糖質オフ」などカロリーを意識した商品はあります。また、カロリーが高くてもスープを飲み干さない、具材は野菜を中心にするなどすると摂取カロリーを抑えられますので、ダイエット中の方は工夫してみてください。

棒ラーメンには有名店のラーメンを再現した商品があります。おいしいラーメンを家庭で手軽に味わいたい人は、お店の味もチェックしておきましょう。

「元祖長浜屋」は福岡を訪ねたら必ず食べに行きたいラーメン屋さんです。こちらが監修した棒ラーメンは同梱の「かやく」と紅生姜だけでもおいしいと好評を博しています。スープが濃い場合は、分量より多く水を入れましょう。

太麺が好きな人には「四海樓」がおすすめです。こちらが監修した棒ラーメンの麵は九州産小麦だけで作った「ちゃんぽん」専用のものを採用しています。味は、他の棒ラーメンより甘いめなのが特徴です。

「清陽軒」は久留米ラーメンの有名店です。こちらの棒ラーメンはあっさりとしていながらも、コクがあります。本場の味を再現する為、粉末ではなく液体スープを採用しているのも特徴です。

とんこつが持つ豊かな味を心行くまで楽しみたい人は、「一幸舎」の棒ラーメンを選びましょう。こちらのとんこつラーメンはクリーミーながらもあっさりしているので有名です。棒ラーメンにはネギとキクラゲのかやくが付いています。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

棒ラーメンに限らず、麺類は茹でると表面に「ぬめり」が出ます。これは茹で終えたらすぐザルに移してお湯を切り、水道の流水で揉むようにして洗うときれいに落ちます。麺は強いので強く揉んでも切れません。

棒ラーメンがまずいと感じる方は、ぬめりを取らずにそのままのゆで汁をスープに使っている場合が多いです。ぬめり取りは生のラーメン・素麺・うどん・そばでも使うので、覚えておきましょう。

棒ラーメンはちぢれた麺の袋麺とは違い、麺が真っすぐでコシがあるのが特徴です。麺が千切れにくいので、焼きそばなどの炒め料理にも活用できます。この場合、麺を茹でるところまでは同じですが、同梱のスープは使いません。

麺の水洗いが終わったらしっかり水気を切って、キャベツなどの具材と一緒にソースで味付けしながらフライパンで炒めましょう。また、棒ラーメンのアレンジ料理を楽しみたい人には、スープを同梱していない業務用の商品もおすすめです。

普通に調理した棒ラーメンも少しアレンジするとさらにおいしく食べられます。とんこつ味のスープは和風だけでなく、中華風・洋風にもアレンジできます。洋風にする場合は牛乳を入れると風味が変わるのでおすすめです。

具材はハム・もやし・卵が定番ですが、鶏肉・キャベツ・キムチもよく合います。

棒ラーメンにはさまざまな商品があり、特にマルタイラーメンやアベックラーメンが有名です。自分好みにアレンジしたり、登山などのアウトドアで味わったり、いろいろな食べ方で楽しみましょう。お気に入りの棒ラーメンで美味しい食生活を送ってください。