【プロ監修】外付けDVDドライブのおすすめ人気ランキング11選【SurfaceやWindows11対応も】

ノートパソコンはスリム化や軽量化が進み、また、ディスクを使用する機会が減ったためDVD/CDドライブを搭載していないモデルが増えています。ただ、CDをパソコンに取り込んだり、思い出の映像をDVDに焼いて家族に配ったりするなど、現在でもDVD/CDドライブが必要なシーンはありますよね、

そんな方におすすめなのが外付けDVDドライブです。外付けDVDドライブをノートパソコンに接続すれば、DVDドライブ内蔵のパソコンのように使用できます。また、中にはBlu-rayに対応するモデルもあり、映画やドラマのBlu-rayもパソコンで鑑賞可能です。

そこで今回は、外付けDVDドライブの選び方やおすすめランキングを、現役家電販売員のたろっささん監修のもとご紹介します。ぜひ参考にしてぴったりのモデルを見つけてください。

CD/DVDを使用する機会が一切ないという方であれば外付けDVDは必要ありませんが、仕事のデータや思い出の映像などをディスクで受け取った際には、やはり外付けDVDが必要になります。

安いものなら3000円前後から購入できるため、いざというときのために1台持っておくと安心です。

外付けDVDドライブも現在では低価格化し、高性能なものが安く購入できる時代です。これから外付けDVDドライブを購入しようと思っている方に選ぶポイントを紹介します。

据え置きタイプの多くがAC電源で稼働し、ポータブルよりもサイズが大きくパワフルです。書き込み速度がポータブルよりも速いため、ディスクにデータを書き込む機会が多い方におすすめします。

ただし、どうしてもデスク上でスペースを取り、持ち歩きには適さないため、読み込みメインの方にはこの後紹介するポータブルタイプを検討してください。

ポータブルタイプは基本的に接続したPCから電源を取るためAC電源が不要です。据え置き型よりもサイズが小さくバッグにいれて手軽に持ち運べます。外出先でも使用する方におすすめです。

外付けDVDドライブは、製品によって対応可能なメディアが限定されます。使用するメディアの種類を把握し、事前にドライブが対応するメディアを確認しましょう。

DVDには一度だけ記録できるDVD±Rや書き換えができるDVD±RWなどの種類があります。外付けDVDドライブの多くが、ほとんどの種類のDVDに対応していますが、中には非対応のディスクもあり、特に読み取り専用のDVD-ROMについては非対応の製品が多いです。

購入した後で手持ちのDVDを使用できなかったということがないよう、購入前に必ず対応メディアを確認しましょう。

以下の記事では、DVD‐Rの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

基本的に外付けDVDドライブはCDに対応しています。CDにも種類が多くあり、CD-Rはデータ書き込みが可能なCDで、記憶量は650MBと700MBの2タイプがあります。一度記録するとデータ消去ができません。データを何度も読み書きできるのがCD-RWです。

CDについても外付けDVDドライブが対応している種類を確認しておきましょう。

PCと外付けDVDドライブの接続方法の確認も重要です。現在主流の接続方法はUSB接続であり、ほぼすべての外付けDVDドライブが採用しています。

USBは転送速度の違いで、「1.0（1.1）」「2.0」「3.0」に分けられますが、おすすめなのはUSB3.0です。数字が大きくなればなるほどデータの転送速度が速くなります。最近のパソコンや外付けDVDドライブはUSB3.0が主流です。

データの転送速度は2.0の約10倍となっており、ストレスなくデータのやりとりができます。また、PC側が2.0で外付けDVDドライブが3.0のような場合でも使用が可能ですが、データ転送速度は2.0となります。

以下の記事では、USBハブの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

USB Type-C（タイプc）に対応していると、より使用できる幅が広がります。コネクタの形状の規格として一般的にType-AとType-Cの2タイプです。USB Type-Aは差込の向きが1つですが、USB Type-Cは向きに関係なく接続できます。

最近のMacBookやSurfaceなどのノートPCではUSB Type-Cが採用されています。今後はますますUSB Type-Cの製品が増えてくると考えられ、将来的にUSB Type-Cが必要になる場合もあるので両方に対応しているものがおすすめです。

外付けDVDドライブがお持ちのパソコンのOSに対応していないと動作しません。そのため、WindowsやMacOSなど対応するOSを確認しておきましょう。

また、OSが対応していてもバージョンが古い場合、非対応の可能性も。一方、Windows11のように新しいバージョンでも対応していない製品があるためOSと合わせてバージョンの確認が必要です。

外付けDVDドライブにはテレビ接続可能なものもあります。現在の主流はAndroid搭載テレビで専用アプリをダウンロードし、外付けDVDドライブをHDMIケーブルやUSB Y字ケーブルなどで繋ぐ方式です。ただし、すべてのテレビに対応しているわけではありません。

動画や音楽・写真などのデータを保存したい方は外付けDVDドライブが書き込み可能かどうかをチェックしましょう。低価格だと読み取りしかできない商品もあります。DVDに保存したい方は必ずその商品が書き込みに対応しているかを確認しましょう。

外付けDVDドライブの読み込み速度が速いと、スムーズにDVD再生を楽しめます。また、映像をDVDへ保存するなら8倍速で書き込みできるものがおすすめです。

16倍速や24倍速など高速に書き込みできるものもありますが、その分値段が高価になります。そのため、DVDへ書き込む機会がほとんどないという方は、書き込み速度を重視する必要はありません。

外付けDVDドライブの中には、データの再生や書き込みなどを行うソフトが付属している製品があります。別途、ソフトを探してインストールすることも可能ですが、最初から外付けDVDドライブに付属していれば、その手間がかかりません。

特に、DVD再生ソフトが標準で入っていないパソコンをお持ちの方は、再生ソフト付属の製品を選ぶのがおすすめです。

外付けDVDドライブを選ぶ際は、CPRM対応などの対応スペックにも注目しましょう。ここからは、代表的なスペックについてご紹介します。

デジタル放送には1回だけDVDメディアに録画可能なCPRMと呼ばれる著作権保護技術が使われています。録画したDVDにはCPRMによる保護がかかるため、DVDドライブと再生ソフトがCPRM対応していなければ、そのDVDを再生できません。

テレビ番組を録画したDVDを視聴する予定のある方は必ず確認しましょう。

データを長期保存するならM-DISCがおすすめです。従来のディスクより寿命が長いのが特徴で、ブルーレイよりも優れると言われる耐久性も備えています。大手国内メーカーの多くが対応していますが、気になる方はチェックしてみてください。

外付けDVDドライブはさまざまなメーカーから幅広い価格帯で販売されており、今回は特に人気のあるメーカーをご紹介します。

バッファローは愛知県名古屋市に本社を置くパソコン周辺機器メーカーです。バッファローの外付けDVDドライブは、お手頃な安い価格で高性能な商品が多くあります。取り扱っているDVDドライブは、薄型モデルやブルーレイ対応モデルもあり使い勝手も抜群です。

OSもWindows10・Windows11やMacに対応しているものも多く、さまざまなパソコンに使えます。

ロジテックは東京都千代田区にある日本のコンピュータ周辺機器メーカーです。9.5mm超薄型ドライブを採用したモデルもあり、薄型・軽量化に力を入れています。また、カラー展開が他のメーカーよりも豊富で、基本のブラックに加えて、ホワイト・レッド・シルバーなどのカラーがあります。

レノボは中国の企業であるレノボグループが展開するパソコンに特化したメーカーで、外付けDVDドライブも販売しています。ただし、近年は新商品を販売しておらず生産終了になったモデルもあるため、レノボの外付けDVDドライブを使用したい方は早めの購入がおすすめです。

I-O DATAは石川県に本社を置く精密機器メーカーです。外付けDVDドライブはスマートフォンなどに使えるものから編集用・再生用・保存用と幅広い種類を展開しているので必要な機能に特化したものを選べます。

※OSが対応していてもバージョンや使用環境によっては動作しないことがあります。また、一部の機能が使用できない場合もあります。購入の際は公式サイトで必要な動作環境をご確認ください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

外付けDVDドライブの使い方および再生方法はごく簡単で、DVDを読み込んだり映像を再生したいデバイス（ノートPCなど）にUSBなどで接続し、DVDを外付けDVDドライブに挿入するだけです。

しかし、環境によっては専用のソフトをインストールしないと使えない場合があります。購入後は必ず説明書を見ながらセットアップしましょう。

外付けDVDドライブを使用していると、稀にディスクを認識しない場合や再生できない場合があります。動かない場合は以下の手順をお試しください。

外付けDVDドライブが読み込まない場合、まずはドライバーを再インストールしてみてください。Macではデバイスマネージャーを開いてドライバーを一旦削除し、ドライブのUSBコネクタを再度接続するとドライバーの再インストールが行われます。

外付けDVDドライブの不具合として多いのが、接続したUSBポートとの接触不良やポート自体に問題がある場合です。そんなときは、別のUSBポートに差し替えるだけで直る場合があります。

USBハブを使用している場合は、ハブを通さずパソコンのUSBポートに直接外付けDVDドライブを接続してみてください。

パソコンの常駐ソフトが外付けDVDドライブに影響し、うまく読み込めなくなっている場合もあります。その場合は、一度常駐ソフトを無効化したりアンインストールしたりするのがおすすめです。

紹介した対処方法をすべて試してもうまく作動しない場合は、サポートセンターに問い合わせてみるのをおすすめします。

今回は外付けDVDドライブの選び方やおすすめランキングを紹介してきました。さまざまな種類のものがありますが、ぜひ選び方を参考にしていただき、自分に合った外付けDVDドライブを見つけてください。