シェリー酒のおすすめ人気ランキング20選【有名なものや初心者向けも】

シェリー酒は一般的な白ワインと異なる特徴を持っています。この記事では製法とアルコール度数の違いについて取り上げますので、参考にしてください。

シェリー酒の作り方は、ブドウの収穫・圧搾・発酵まで白ワインと同じです。シェリー酒は白ワインの醸造中に無色透明のブランデーを追加して酒精強化ワインにした後、オーク樽に入れて熟成させています。

オーク樽に入れる際には上部の1/4をあえて空間を残して特殊な酵母の膜「フロール」を作らせ、香り高くしているのが特徴です。一般的な白ワインは醸造が終わったら、醸造樽いっぱいに注いで密閉状態にして寝かされます。

シェリー酒が味や香りまで白ワインと違う仕上がりになっているのは、製法が異なるからです。以下の記事は、白ワインの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

シェリー酒は酒精強化酒の1つで、製造過程でブランデーを加えています。アルコール度数は15〜22度と、一般的な白ワインより高いのが特徴です。アルコール度数の高いお酒は酸化しにくく、シェリー酒の場合は開栓後1か月程度、味や風味が一定の状態で保たれます。

シェリー酒は、味・合わせる料理・飲むタイミングなどを決めてから選びましょう。ポイントごとに適切なシェリー酒の選び方を紹介します。

シェリー酒の味は、すっきり爽やかでドライな味わいの辛口のものから、デザートや食後におすすめな甘口のものまで幅広いのが特徴です。好みや飲み方に合わせて選びましょう。

シェリー酒は合わせる食べ物によって相性の良い味が異なります。魚料理や肉料理など、普段よく食べるメニューに合わせて選ぶのも良い方法です。

シーフード料理や、前菜のコールドカット、マイルドなチーズなどと合わせて飲むなら、辛口のパロミノ種から造られる「ビノ・へネロソ」のフィノやマンサニーリャなどを選びましょう。

特にフィノは味蕾を刺激する作用を持っています。口内環境を整え、食事をより一層楽しませてくれる理想的な食前酒です。食事の風味を全て増大させるので、どんな料理にも合うシェリー酒と言われています。

甘辛や中辛の味付けがされている肉料理には「ビノ・へネロソ・デ・リコール」がおすすめです。ビノ・へネロソ・デ・リコールは甘口と辛口をブレンドしたシェリー酒なので、料理が辛口や甘辛の料理に合います。

しっかり味付けされた肉料理やハーブやスパイスの効いた料理には、骨格がしっかりとしていてパワフルなフルボディの辛口のオロロソもおすすめです。オロロソは料理のパンチに負けない複雑なアロマを持つうえに、料理を邪魔しないドライな味がします。

シェリー酒は食前酒だけでなく、食中酒や食後酒としても楽しめます。飲むタイミングによってシェリー酒を選ぶのもおすすめです。

食前酒としてシェリー酒を味わうなら、辛口がおすすめです。辛口のシェリー酒は後に引かないすっりとした味わいなので、その後の食事に影響しないのが特徴です。中でもドライシェリーと呼ばれるものや、ビノ・へネロソのフィノは特に良いと評判です。

食事と一緒にシェリー酒を楽しむなら、辛口でもまろやかなタイプのシェリー酒を選んでおくと無難です。種類はぜひともアモンティリャードやオロロソにしましょう。淡白な和食・濃厚な洋食・スパイシーなエスニック料理など幅広い料理と合わせられます。

シェリー酒の銘柄は非常にたくさんあります。初めてシェリー酒を飲む方など、味の好みがわからない方は有名銘柄から選ぶのがおすすめです。近年は辛口のウィズダム フィノ シェリーやウナ パルマ フィノの人気が高まっているので、一度試してみてください。

イオングループにあるワイン専門店イオンリカーでも、シェリー酒を購入できます。イオンはネットスーパーもあって便利でおすすめです。ドライシェリーの代名詞的ブランド「ティオ・ペペ」や、高品質な「ラ・イーナ フィノ」があります。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

シェリー酒の酒言葉は、「今夜はあなたに全てを捧げます」です。シェリー酒はアルコール度数の強いお酒としても有名です。酒言葉から、それを女性が男性の前で飲むとき、男女の関係において特別な意味を持つとも言われています。

逆に、男性が女性に勧める場合にも意味があります。これ以上ない口説き文句になりますので、お互い意味を知っていればロマンチックな雰囲気になれるかもしれません。そうでない場合は、知らずに頼んでしまわないようにしたいところです。

シェリー酒は一般的な酒店やスーパーマーケットで取り扱っています。さまざまな種類の中から選びたい方は酒店でも大手チェーン店や、こだわりを持って経営している個人商店で探しましょう。好みの銘柄がある方や大量購入したい方には、ネット通販がおすすめです。

シェリー酒はストレートだけでなく、カクテルにしてもおいしいお酒です。炭酸水やほかのアルコール飲料と混ぜるレシピを紹介しますので、参考にしてください。

レブヒートとは、シェリー酒を炭酸飲料で割って飲むカクテルです。飲みやすいので初心者にも適しています。シェリー酒は辛口の「フィノ」や「マンサニーリャ」を選びましょう。氷の入ったグラスにシェリー酒を3分の1程度注いで、2倍の炭酸飲料で割れば完成です。

以下の記事では、炭酸水の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

アドニスはステアグラスに辛口のシェリー酒にスイート・ベルモットやオレンジ・ビターズなどほかのアルコール飲料と氷を入れ、ステアして作るカクテルです。食前酒として人気があります。中辛口ですが爽快感があるので、カクテルの初心者にもおすすめです。

竹をイメージしたカクテルのバンブーは、日本酒のような味わいのカクテルです。シェリー酒にドライ・ベルモットとオレンジ・ビターズを加え、氷と一緒にステアして作ります。アドニスよりも辛口なので、甘いお酒が苦手な方におすすめです。

シェリー酒はそのまま飲むだけではなく、料理用としても使えます。味付けに使うと料理のコクを深めたり風味を引き立てたりする効果があるので、ぜひとも試してみましょう。

シェリー酒は牛肉の臭みを消す効果があります。牛肉の煮込み料理を作るときはぜひともお取り入れましょう。食材のコクが出て味わい深くなります。料理にシェリー酒の香りが付くので、料理の風味がアップするのもポイントです。

シェリー酒にフルーツを漬け込んでフルーツ漬けを作るのもおすすめです。シェリー酒はアルコール度数が高いので、フルーツの甘みや酸味をしっかり引き出します。作り方はフルーツをシェリー酒に漬けておくだけと簡単なのもポイントです。

以下の記事では、お取り寄せフルーツ・果物の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

甘口のシェリー酒が好きな方はぜひとも、シェリー酒をバニラアイスにかけて食べてみましょう。普段食べているバニラアイスがワンランクアップします。ひと手間かけるだけで贅沢感のあるスイーツを楽しめるので、非常におすすめです。

以下の記事では、バニラアイスの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

シェリー酒がまずいと感じたら、シェリー酒の温度を確認しましょう。中甘口や甘口は冷やして、辛口や極甘口は常温で飲むのが適切です。中甘口や甘口をいつでもおいしく味わうなら、冷蔵庫よりワインセラーで保管するのをおすすめします。