【2025年最新版】タイで快適に使えるeSIMはどれ？料金や設定方法など詳しく解説します

　eSIMとは、スマートフォンをWi-Fiがないところでも通信可能にするSIMの一種です。SIMは、SIMに記録された情報と端末結びつくことで通信ができるシステムで、その中でもeSIMは、QRコードやアクティベーションコードからデータをダウンロードするだけで、簡単に通信回線を利用できます。

SIMには、eSIMのほかにSIMカードがありますが、SIＭカードは端末にカードを差し込んで通信回線を利用できる形式です。eSIMはデータをダウンロードするだけのほか、SIMカードや複数のeSIMと併用できるので、回線を切り替える際にSIMを差し替える必要がありません。

また、タイにに限らず海外での通信方法を検討するとき、「通信の質」を重視する方も多いのではないでしょうか。eSIMを含めるSIMは、通信機能の中でも通信の質がいい手段のひとつです。「安い」「設定が簡単」「通信の質がいい」が揃っているeSIMは、コスパ重視でeSIMを選びたい方に向いていると言えるでしょう。

　スマートフォンの通信手段を検討したとき、Wi-Fiを思い浮かべる方もいますよね。とくに無料Wi-Fiは、利用料金がかからないため選択肢とする方も多いです。実際に、タイには施設によって無料Wi-Fiを提供しているところもあり、無料Wi-Fiが使える場所は現地に多々あります。

「費用をできるだけ抑えたいから無料Wi-Fiを活用したい」と思う方や、「レンタルWi-FiやポケットWi-FiとeSIMは違うのか」といった疑問を持つ方に向けて、なぜWi-FiではなくeSIMをおすすめするのか、eSIMとWi-Fiの違いを解説します。

　タイでは、空港やホテル・ショッピングモール・カフェなど、観光地周辺であれば多くの場所で無料Wi-Fiが提供されています。便利な一方、たまたま入ったお店で無料Wi-Fiが提供されていなかったり、無料Wi-Fiでは通信の質があまりよくなかったりと、デメリットも多くあります。

eSIMは、Wi-Fiのエリアを気にせずどこでも通信回線が利用できますし、多くの人が利用する無料Wi-Fiよりも通信の質がいい傾向があります。

　どこでもWi-Fiを利用するためには、ポケットWi-FiやレンタルWi-Fiを契約する方法があります。場所を気にせずネット回線が利用でき、便利な方法ではありますが、常時Wi-Fiのモバイルルーターを持ち歩く必要があります。

ポケットWi-FiやレンタルWi-Fiのモバイルルーターは、コンパクトサイズではあるものの、いつもより荷物が多くなりがちな海外滞在では荷物に感じてしまうでしょう。また、Wi-Fi本体以外に充電器も必要ですし、使用中に充電が切れて使えなくなる可能性もあります。

eSIMは、スマートフォンにデータをダウンロードするため持ち歩くものがありません。Wi-Fiの充電を気にすることなくネットが使えるeSIMはメリットが多くあります。

　eSIMの基本知識やWi-Fiとの違いを解説しましたが、タイでeSIMを利用するメリットはどんな点なのでしょうか。また、知っておくべきデメリットはあるのでしょうか。詳しく解説します。

　eSIMは、デメリットよりもメリットの多い通信方法です。タイでeSIMを使う場合、以下4つのメリットが挙げられます。

　タイで通信サービスを利用する場合、eSIM以外の方法として主にレンタルWi-Fi・データローミングが挙げられます。レンタルWi-Fiは、契約する会社やデータ容量にもよりますが、だいたい1日あたり1,000円前後が相場です。データ容量が多くなるほど、より高い料金になります。

また、日本のキャリアのままタイで回線に繋げようとすると、提供している回線エリア外での通信となり、現地の通信会社が提供している回線を利用して通信回線に繋げる機能「データローミング」によって通信されます。データローミングは、現地の回線＝契約している通信会社以外を使用するため、利用料金が高額になります。

一方でタイ用eSIMは、10日で1,600円ほどが相場です。レンタルWi-Fiを1日使う金額でeSIMを1週間程度使え、データローミングの相場と比較するとeSIMの価格は約4分の1程度です。

これらの料金背景があり、レンタルWi-Fiやデータローミングよりも費用を抑えれるeSIMをおすすめしています。

　eSIMは、オンラインで購入するのが一般的です。また、購入後はメールで送られてくるデータをダウンロードするだけでeSIMを設定でき、購入から設定までが簡単に完了できます。

SIMカードの場合は、購入してからSIMカードが届くのを待たなければならず、SIMカードが到着したら差し替えの作業が必要です。手間のかかるSIMカードより、利用開始までが簡単なeSIMがおすすめです。

　eSIMの設定は日本にいながらできるので、タイへ出発する前にすべて完了できます。

SIMカードは、日本国内でSIMカードを差し替えるとタイに到着するまで、日本の回線もタイの回線も利用できません。また、SIMカードを入れ替えてから設定を行うため、タイで回線を使えるまでに時間がかかります。

日本で設定を済ませておけるeSIMであれば、タイに到着したら回線を切り替えるだけですぐに通信機能が利用できます。

　eSIMは、データをダウンロードするだけで通信回線が利用できるので、Wi-Fiのモバイルルーターや差し替えたSIMカードなどを持ち歩く必要がありません。

前述したように、モバイルルーターはコンパクトですが、荷物が増えがちな海外滞在では荷物を減らせるに越したことはありません。落として破損してしまったり紛失してしまうと、弁償の負担をしなければいけないケースも。

また、SIMカードは小さいため荷物になる大きさではありませんが、差し替えのために日本のSIMカードをタイに持って行ってしまうと、紛失や破損のリスクがあり危険です。

持ち物を減らし、破損や紛失リスクも減らすには、eSIMが最適な通信方法と言えるでしょう。

　メリットが多いeSIMですが、「利用できる機種が限られる」といったデメリットがあります。

eSIMは、すべての端末で利用できず、対応機種が限られます。タイ用eSIMを購入した後に、自分の持っている端末が非対応といったトラブルがないよう、eSIMを購入する前にeSIMに対応しているか事前に確認してください。

eSIMの対応機種は、以下の方法で確認できます。

iPhoneの情報を確認し、eSIM独自の識別コードである「EID」が表示されている確認します。手順は以下の通りです。

1. 「設定」アプリを開く
2. 「一般」を選択する
3. 「情報」を選択する
4. 「EID」の項目があるか確認する

Androidの場合は、eSIM独自の識別コードの「EID」を確認する方法と、電話で端末情報を表示させる番号に発信し確認する方法があります。

【EIDを確認する方法】

　タイでeSIＭを使うメリットを感じていただけたでしょうか。タイ用eSIMの購入を決めたら、次はeSIM選びです。現在多くの海外用eSIMが普及しているので、どのeSIMにするか迷ってしまう方の多いはず。そんな方向けに、おすすめのeSIM「Global eSIM」を紹介します。

　Global eSIMをおすすめする一番のポイントは、データ通信料の安さです。

冒頭で紹介したように、レンタルWi-Fiは1日あたり1,000円前後が相場ですが、eSIMは50GB/10日間で1600円程度が相場です。

Global eSIMは、50GB/10日間で1,211円と相場以下の値段です。15GB/7日のプランもあり、こちらは735円と1,000以下の値段です。できるだけ費用を抑えてタイ用eSIMを購入したい方は、Global eSIMがおすすめです。

※2024年12月18日現在の料金です

　Global eSIMが提供しているタイ用eSIMの回線は、タイの中でも大手キャリアの「Dtac」です。タイ全土で利用でき、タイの3大キャリア「AIS・True・Dtac」のひとつです。2023年にTrueとDtacが合併したため、実質シェア率No.1の大手キャリアです。

現地でも利用者数の多いキャリアを利用しているため、通信の質に関しても申し分ないeSIMです。

2024年12月現在、空港は関西国際空港・大阪国際空港（伊丹空港）で、ショッピングモールは大阪市の天王寺ミオで自動販売機による Global eSIMの購入が可能です。

「空港に自動販売が設置できる提供会社」として、eSIM提供会社としての信頼にも繋がるでしょう。

　自分で設定を行い、現地で回線を切り替えるだけで利用できるeSIMは、メリットの多い反面「自分で設定できるか」「回線の切り替えがうまくいかなかかったらどうしよう」といった不安がある方もいますよね。

そういった方には、サポート体制が充実しているGlobal eSIMがおすすめです。

Global eSIMのサポートセンターは、電話サポート・メールサポートともに365日稼働しているだけでなく、日本語を含む7ヶ国語に対応しています。また、WEBブラウザから通話が「Qlick LinQ」を導入しているため、eSIMをダウンロードする前でも無料の電話サポートが受けられます。

Qlick LinQには「外国人専用ダイヤル」があるので、ボタン一つで通訳とすぐに話せます。外国語をご希望の方も、Global eSIMのサポートであれば電話ですぐにサポートが受けられて設定も現地でも安心して使用できます。

　Global eSIMは、タイ用eSIM以外にも、世界43ヶ国で利用できるeSIMを取り扱っています。これは、プリペイドSIMの取り扱いが長いために実現できている国数で、Global eSIMの実績を表していると言っても過言ではありません。

タイで安心して通信回線を使うために、実績を積んでいる「Global eSIM」はおすすめできるeSIMです。

　eSIMは、利用できる機種が限られているデメリットはあるものの、対応機種を持つ人であればタイ滞在のために購入すべきアイテムと言えます。Global eSIMを使って、タイ滞在を充実させましょう。