大型スーツケースのおすすめ人気ランキング10選【大容量の100L以上も】

大型スーツケースには容量が80リットル程度から特大とされる140リットル程度のものまでがあります。長期の旅行・出張・荷物を家族で1つにまとめて使うときには100L以上の大容量スーツケースは重宝するサイズです。

実は、スーツケース選びのポイントはサイズだけではありません。材質でもソフトなポリエステルからハードなアルミまで、価格も安いものから高いものまであります。また、機能もいろいろあり、何に重点を置いて選べばいいかなかなかわかりません。

そこで今回は、大型スーツケースの選ぶポイントやおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはサイズ・軽量などの機能性・価格などを基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

現在では「スーツケース」と「キャリーケース」は同じものと考えて構いません。元々スーツケースはスーツなどの衣類を入れるケースで、キャスターは付いていなくても構いませんでした。

しかし、現在ではほとんどのスーツケースにキャスターが付けられ、キャリーケースとの区別はなくなってしまいました。ですので、ECサイトで「スーツケース」で検索してお気に入りのものがなかったら「キャリーケース」で検索すると見つかるかもしれません。

100L以上の大容量な大型スーツケースの価格帯は、約2万円ほどです。安価なモデルであれば、1万円で購入できます。もちろん、価格に見合った耐久性や操作性になるので、コスパ面と相談しながら適切なものを選びましょう。

ここからは大型スーツケースの選び方を紹介します。選ぶ際に重要な点を各ポイントに分けたのでぜひ参考にして選んでください。

スーツケースを頻繁に使用する機会が多いなら、2万円以上の価格帯から選びましょう。スーツケースは価格帯によって、使用中の静音性が大きく変わります。とりわけ2万円以上のスーツケースは静音性が高く、移動中に発生する音を抑制できる点が魅力です。

大型スーツケースには丈夫なハードタイプと開け閉めがしやすいソフトタイプがあります。海外や国内など行く先に合わせて選びましょう。

海外によく行く方は、多少乱暴に扱われても荷物に影響が少ない丈夫なハードタイプがおすすめです。ハードタイプに使われる素材は、ABS樹脂やポリカーボネート・アルミニウムが主に採用されています。

表面をナイフで切りつけたりこじ開けなど無理やり開けようとしても頑丈なため、なかなか開かず防犯性能も優れています。

軽量で荷物の出し入れがしやすいものがいいならソフトタイプがおすすめです。ソフトタイプは、ポリエステル製の布で作られているものが多く販売されています。フロントやサイドにポケットが取り付けられている場合が多く、ちょっとした小物を取り出しやすいです。

特に重くなりがちな大型スーツケースでは、軽量化できる「ソフトタイプ」のメリットは大きいです。しかし、ハードタイプに比べ防水性や耐久性に劣るなどのデメリットもあります。軽めの衣類などの荷物が多い場合におすすめします。

防犯性にこだわる方ならフレームタイプのスーツケースがおすすめです。フレームタイプは開閉部分が金属製になっており、頑丈なうえに防水性・防犯性が高いので、海外旅行や出張でも安心して使用できます。

フレームタイプのスーツケースは防犯性にこだわる方から人気がありますが、仕様上スーツケースを横にしなければ開閉できません。そのため、ファスナータイプより使い勝手が少々悪くなります。

大型とはいえ、大きければいいわけではなく、自分の求めるぴったりのサイズを選ぶのが最も重要です。容量の目安は一泊の荷物は約10リットルと覚えておきましょう。

「お土産を買ったけどスーツケースに入りきらない...」なんて一度は経験をした方いますよね。帰りは荷物が増えるのを想定して、スーツケースの大きさに対し荷物が7割ほどになる位がちょうどいいです。

たとえば、7泊8日の旅行なら10×8日の80リットルとお土産分で、100リットルサイズのスーツケースがちょうどいいです。旅行先で洗濯をする方は、そこも考慮した上で選ぶと、理想のサイズが把握できます。

旅行に持っていく衣装の量は、薄着の夏に比べて、寒い冬は多くなります。また、海外旅行では夏物と冬物の両方がいる場合もあります。ですので、「冬の持ち物+α」のサイズのスーツケースを選べば、どのようなシーンにも対応できます。

スーツケースは操作性に優れたものが特に扱いやすいです。また持ち運ぶものなので重さもポイントとなります。その点も考慮してスーツケース選びをしましょう。

大型スーツケースは持ち上げる際、重くて使いにくいイメージかもしれません。なので、できるだけ超軽量で疲れにくいスーツケースを選びましょう。ポリカーボネートやポリエステルがメイン素材のスーツケースが軽さに優れています。

また、より軽いスーツケースを探すなら、スチールレスフレームの製品やソフトタイプの製品なども候補に入れて選ぶのがおすすめです。

飛行機などではスーツケースを預ける機会が多いため、強い衝撃を受ける場合があります。特に大型のスーツケースは重量があり、小さいものと比べ衝撃は強くなります。そのため、いつまでも使える耐久性に優れた素材選びが重要です。

そんな時は、ASB樹脂やポリカーボネートを選びましょう。どちらも軽くて丈夫な特徴があり、外から強い衝撃が加わっても耐えられます。また、一番破損しやすいのはキャスター部分ですので、丈夫なもの補修できるものがおすすめです。

劣化しにくいスーツケースならアルミニウム製がおすすめです。高級感もあるアルミニウムは、航空機や人工衛星にも使われるほど丈夫な素材で、サビや劣化がしにくいほど耐久性が優れています。

耐久性が優れたアルミニウムですが、重いので軽量なものがいい方はABS樹脂やポリカーボネートをチェックしましょう。

ほとんどの大型スーツケースには4つのキャスターが付き、平面であればそのまま転がして持ち運べます。その際に発生する音は不快感を呼びますので、静音設計などと表示されているできるだけ音の出にくいものを選びましょう。

1つのキャスターに2つの車輪の付いた8輪キャスターも比較的音が出にくくおすすめです。また、大型スーツケースの場合は重く大きくなりますので、全部のキャスターが360度回転するものにすると小回りが効き取り回しが楽になります。

スーツケースの持ち手は何段階かで調節ができるのが一般的です。しかし、持つ人の身長によっては運びにくい場合もありますので、できるだけ細かく調整できるものがおすすめです。中には1cm間隔で調整できるものもあります。

自分に合った持ち手の高さは、スーツケースの高さや重さなどによっても変わります。本来であれば購入前に手で触れるといいのですが、ECサイトを利用する場合は現在使っているスーツケースの運び心地から決めるのがおすすめです。

スーツケースにはマチを拡張して容量を増やせるタイプがあります。このタイプなら旅行や出張の帰りに荷物が増えても安心です。製品によっては、マチを拡張するだけで10L以上も容量を増やせます。

大型スーツケースに重い荷物を入れる方は、キャスターの強度もチェックしましょう。丈夫なキャスターなら重量のある荷物を入れてもスムーズにキャスターが回るので、快適に移動ができます。付け根の構造も併せて確認しておくと長く使用可能です。

海外にスーツケースを持っていくなら、荷物を守るためにも鍵が重要です。ここでは鍵の種類と特徴を紹介します。

海外に行くならTSAロックが付いているかチェックしましょう。TSAロックなら、アメリカ運輸保安局が持つ鍵で開けられるので鍵を壊さずに中身をチェックできます。もし、南京錠などでロックすると南京錠を破壊される場合もあるので留意すべきです。

TSAロックを使用すれば、スーツケースを施錠したまま安心して預けられます。最近のスーツケースには多くの場合、TSAロックが付いていますが、アメリカ合衆国への旅行を予定している場合は、購入前に必ず鍵の方式を確認しましょう。

ダイヤルロックは鍵の紛失が心配な方におすすめです。ダイヤルロックなら暗証番号の入力でスーツケースの開閉を行うため、鍵を管理する必要がありません。ただし、番号を他人に知られると簡単に開けられるので、暗証番号は誰にもいわないようにしましょう。

スーツケースは、大きいキャスター付きのバッグだけではありません。使いやすい機能を搭載しているものがあるので、自分の理想に近いものを見つけられます。

空港でパソコンを使って仕事していたらバッテリーの充電量が少なくなり慌てたビジネスマンが多くみえます。そんなときに重宝するのが充電機能を持ったスーツケースです。スーツケースに付いたUSBの端子からパソコンの充電ができます。

スーツケースの中のモバイルバッテリーでスーツケースを開けずに充電でき、電子機器をよく使う人にはおすすめの機能です。この機能があればエアポートやラウンジで時折見られる、コンセントの取り合いから解放され、余裕を持って仕事が続けられます。

小さなお子さんやお年寄り・妊婦の方などと一緒にスーツケースを持って出かけるときにちょっと腰を掛けられる椅子があると助かります。少し重いですが椅子として座れるスーツケースもあるのでチェックしてみてください。

特に盆や正月などの帰省ではどこも混んでいて、空いた椅子を見つけるのも大変です。コロナによる外出も緩和され、久しぶりに帰省をする方も多いです。椅子付きスーツケースを使って、大変な帰省を少しでも楽にしましょう。

メッシュポケットは整理しやすいうえに、中身を視認しやすいのでおすすめな機能です。底が深いタイプならかさばる小物を収納しやすくなります。また、フロントポケットがあればケースを開けなくても小物を取り出せるのがメリットです。

スーツケースはバッグである以上、おしゃれなものにも注目したいところです。自分の好きなデザインのスーツケースと一緒なら、その旅もきっとより一層楽しくなります。

男性におすすめなのが、角ばった形をして光沢のあるスタイリッシュなスーツケースです。仕事ができそうな雰囲気を存分に出せますし、高級感もあるのでちょっとリッチになった気分になれます。

色も黒を筆頭に白や紺、緑などさまざまなものが展開されているので、きっと自分の好みに合ったものを選べます。スーツケースで、旅行中のおしゃれに彩を加えてみてみましょう。

スーツケースと言えば単色のものを思い浮かべます。ビジネスで使うなら単色でシンプルなデザインが無難ですが、プライベートなら個性的なデザインで遊び心があるかわいいスーツケースを選ぶのもありです。

最近のスーツケースは多くのカラーバリエーションがある製品やマルチカラーの製品もあります。個性的なデザインやカラーのスーツケースは荷物の受け取り時に見つけやすく、紛失した場合でも特徴を伝えやすく早く見つけ出せるのもメリットです。

スーツケースにも、安いものから有名なブランドがあります。初めて購入される方は、よく耳にするような老舗ブランドなどから選んでみましょう。

リモワは、1989年に展開されているドイツのブランドで、スーツケースを手掛ける最大手のブランドと言えます。ECサイトのランキングなどでも、必ず上位に食い込むほどの人気があるブランドです。

時代のニーズに合わせた対応が魅力で、木製やアルミ製など種類豊富なスーツケースを販売。価格は少々高めですが、リモワ製は高品質なので長期間使い続けたい方におすすめです。

サムソナイトは1910年にアメリカで創業したシュウェイダートランク製造会社が始まりのブランドです。アウトレットなどに店舗展開している人気ブランドなので、認知している方も多いのでは？安価でも高品質な商品を生み出している点が特徴です。

コスパがよく耐久性に優れているので長く使用できるスーツケースを選びたい方にはおすすめです。

エースもサムソナイトと同様に、アウトレットを初め多くの店舗を展開している1940年創業のバッグとラゲージを取り扱う日本ブランドです。長年培ってきた鞄作りのノウハウを活かし、使いやすく高品質なスーツケースを作っています。

普段は小型や中型サイズのスーツケースを使っていて、大型は何年かに1回しか使わない方には保管いらずのレンタルで借りる選択もあります。

大型のスーツケースだと保管場所に困る方も多くみえます。そんな方にはレンタルスーツケースがおすすめです。レンタルであれば保管場所を確保する必要がない上に、シーンによってサイズや付属機能が選べます。

レンタルスーツケースは大手ECサイトでも取り扱っており、最短5日から最長約30日などの長期レンタルが可能です。人気ブランドも数多く扱っていますのでチェックしてみましょう。

多少の汚れや傷を気にしなければ中古のスーツケースもおすすめです。中古ならルイヴィトンやリモワなどの有名ブランドのスーツケースも比較的安い価格で手に入ります。ただし、中古を購入する際には信用できる店舗で購入するのがおすすめです。

ECサイトの中古品は、豊富で掘り出し物を見つけやすいのがメリットです。掘り出し物を見つけたら必ず「商品の状態」と「返品や交換の条件」を確認しましょう。また、お近くのリサイクルショップで掘り出し物が出る場合もあります。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

スーツケースは使い方や保管方法を間違うとすぐに壊れてしまう場合もあります。ここからはスーツケースが壊れる原因となるNG行動を確認してみましょう

スーツケースを持ち上げる際に、持ち手ではなく伸縮ハンドルをつかんで持ち上げてしまうと、壊れてしまう原因になってしまいます。伸縮ハンドルの耐久性は高くないため、スーツケースを持ち上げる際は必ず持ち手部分を持つようにしてください。

タイヤにゴミなどの異物がはさまった状態で使用すると破損の原因になります。動きが悪くなったらすぐに状態を確認し、異物があったら速やかに摂り除いてください。また、長年使うと摩耗していくので、定期的な掃除やメンテナンスを行うのが大切です。

スーツケースは適切に保管しないと劣化の原因になります。特に長期間使用しない場合は収納方法やお手入れの仕方に配慮が必要です。スーツケースを保管する際は、押し入れやクローゼットなど湿気のない場所・直射日光が当たらない場所を選びましょう。

中に除湿剤や乾燥剤を入れておくのもおすすめです。また、長期間使わない場合も定期的にスーツケースの状態を確認しておきましょう。

スーツケースを選ぶなら、1泊あたり10Lを目安にしましょう。そのうえで泊数に合わせてスーツケースを選ぶと使いやすいものを選べます。たとえば8泊以上なら81L・9泊以上なら90L以上のものにすれば、荷物が増えても失敗しません。

飛行機に預けられる荷物には各航空会社に無料の規定があり、それを超えると超過料金が発生し思わぬ出費となりますので、少し詳しく説明します。

無料で預け入れできるサイズは航空会社によって異なります。たとえば、ANAの国際線エコノミークラスの場合は、3辺の合計が158cm以内で1個あたり23kgまでです。JALの国際線エコノミークラスなら3辺の合計が203cm以内で1個あたり23kgまで対応してくれます。

無料で預け入れしたい方は、航空会社の公式ホームページで自分のスーツケースが対応しているかチェックしましょう。

各航空会社の荷物の規定は大きさだけなく、「重さ」も決められています。普通席であれば20kgまで無料の航空会社が多いです。普通席以上のグレードの高い座席や特別なメンバーであれば40～60kgまで無料になる場合もあります。

容量が140リットルある特大サイズの場合は、収納量が多い分重量オーバーになりがちです。購入する際に軽量さと頑丈さを兼ね備えた製品をおすすめします。

スーツケースベルトを使えば、荷物の飛び出しを防ぐのはもちろん、自身のスーツケースをさらにおしゃれにでき、目立つので荷物受け取りの際に見つけやすくなります。

スーツケースベルトは、荷物がパンパンに詰まって膨れてしまった場合や、古くなって鍵が弱わっている場合にとても有効です。スーツケースをよりしっかりと固定ができるので安心して移動できます。また、個性的なものを付けて目印としてもよく使われています。

スーツケースベルトには、TSAロック付きのものやマジックテープタイプのものがあります。さらに巻き方にも、ストレートや十字型のようにさまざまな方法があるので、自分のスーツケースに合った方法で巻きましょう。

スーツケースベルトのデザインは多種多様です。単色のデザインのスーツケースが多いので模様の入ったスーツケースベルトを巻くと、いい差し色になります。スーツケースベルトでおしゃれにスーツケースを飾りましょう。

今回は大型スーツケースの選び方やおすすめ商品をご紹介しました。デザインがおしゃれなものや海外向けの大容量サイズ・レンタル品・中古品・機能性がいいもの・安い製品などざまざまです。ぜひお気に入りを見つけてより一層楽しい旅にしてください。