ペット用脱臭機のおすすめ人気ランキング15選【オゾン発生器も！消臭最強】

猫や室内犬をはじめとしたペットを飼っていると臭いが気になります。湿度が高い日や空気がこもっているときに臭いがきつくなる悩みを抱える方もいます。そんな嫌な臭いをなくし、ペットと快適に暮らすためにはペットの匂い消しに適した消臭器がおすすめです。

空気清浄機は消臭機能が付いたものもあり、ペット用に消臭器を単独で置く方が効率的に臭いを除去できます。人気のジアイーノをはじめ、置き型・オゾン発生器など消臭方式にも種類があり、富士通やサンスターなどメーカーごとに商品があるのも特徴です。

そこで今回はペット臭対策になる最強の消臭器の選び方とおすすめ商品を口コミを交えながらランキング形式でご紹介します。ランキングは適応範囲などの性能・ランニングコスト・稼働音などを基準に作成しています。

消臭器にはアンモニア臭の除去に高い効果が期待できるペット用消臭器も登場し、さまざまな種類があります。

臭いの性質によって消臭器のおすすめタイプが異なります。ペットの匂い消し用消臭器は、気になる臭いの性質に合わせ、適したタイプを選びましょう。

普段ペットが過ごしているエリアやトイレの付近など、特にニオイが気になる場所をピンポイントで消臭したい場合は、吸引タイプの消臭器がおすすめです。活性炭フィルター式や光触媒式などがこちらに分類されます。

吸引タイプは空間に漂っているニオイ分子を吸い込む仕組みになっているので、気になる場所の方へ吸引口を向けてニオイを引き込むようにするとより効果的です。特にトイレの匂いがきついと言われる猫の匂いにも効果が期待できます。

部屋全体に広がった犬などのペットの匂い消しには、放出タイプの消臭器がおすすめです。イオンやオゾン・フィトンチッドなどの消臭粒子を放出し、お部屋の空間を消臭します。ただし、壁や天井に染みついた臭いはイオンやフィトンチッドでは除去しにくいです。

消臭方式にはオゾン酸化法や触媒分解法など複数種類があります。消臭方式によって消臭効果が異なるため確認しておきましょう。

オゾン酸化法は、酸化剤として消臭効果の高いオゾンを発生させて、ニオイの原因物質を除去する方法になります。毒性物質などが発生しないので、ペットのいる空間でも使いやすく、ペットの匂い消しに効果的な消臭器です。

また、材料は空気中の酸素なので補充品も必要なく、ランニングコストが抑えられるメリットもあります。

触媒分解法は、消臭器の触媒がニオイの原因物質に付着して化学分解を起こし、ニオイを除去する方法です。こちらの方式の消臭器は、コンパクトに作れます。触媒を定期的に交換する必要があるため、購入の際は交換年数もチェックしましょう。

近年、大手メーカーからは交換年数が数年～10年の長期に利用できる触媒を搭載した消臭器や空気清浄機も発売されています。ペットの匂い消しとして使いやすい品です。

酵素クラスター法とは、放電により空気中の酸素をイオン化させ、発生したプラスイオンとマイナスイオンの集合体・酵素クラスターによってニオイの原因物質を包み込み、イオン分解させてニオイを除去する方法です。

酵素クラスター法は空気清浄機に搭載される消臭方式になります。空気中の酸素を材料にしているため補充品が必要なく、ランニングコストが抑えられるのもメリットです。ただし、ペットの匂い消しにするならチンチラなど体臭がほぼないペットにおすすめします。

グラフトとは、園芸でよく使われる接ぎ木のことです。言葉通り別の木や植物を接ぎ、新たな性質を付加した木や植物を生み出す方法になります。それを応用したものが、近年開発された消臭方式であるグラフト重合法です。

基材となるものに電子線を当て、一部をカットした分子に消臭分子を結合させて新たな消臭物質を誕生させ、消臭します。グラフト重合法は消臭器や消臭剤に使われており、ペットの匂い消しに使用可能です。

消臭剤法は、本体に消臭剤を充填して散布する方法になります。デメリットは、消臭剤を交換して補充する必要があり、手間やランニングコストがかかることです。低濃度オゾンを発生させて消臭剤として散布する方式も登場し、消臭剤の交換の手間が無く手軽に使えます。

ペットの匂い消し用消臭器として使用する際は、オゾンの量が低濃度になるものがおすすめです。

ペットの匂い消し用消臭器は、普段ペットがいる部屋や消臭したい部屋の広さをチェックして選んでください。

猫や犬がいるリビングなどの広い部屋で使う場合は、20畳の広さまで対応している強力置き型の消臭器がおすすめです。それ以上の範囲に使用したい場合は、業務用もチェックしましょう。

ただし、適応範囲が広いものほど本体のサイズも大きくなるので設置場所をしっかり確認してから購入してください。

猫用トイレの上など、置き場所が狭い場合は、設置面の小さな円筒形などの小型タイプがおすすめです。小型のものには、直接コンセントに挿すタイプや壁掛けができるタイプもあるので、省スペースで置けます。

消臭器にはアダプターには電池式や充電式のコードレスタイプもあります。コンセントが無い場所で使用したいときは、延長コードを使う方法もありますが、猫や犬などのペットが走り回ったり、いたずらをすると危険です。

コンセントが無い場所で使用するなら、乾電池式か充電式のコードレスなポータブルタイプをおすすめします。持ち運びができて携帯にも便利です。こうしたタイプなら、ペットと一緒の旅行や帰省などの際にも持参できるメリットもあります。

ただし、ポータブルタイプは適応範囲が狭い場合が多いので、確認してから購入しましょう。

動物は人間と違い聴覚が発達しているため、音にとても敏感です。ペットの種類にもよりますが、稼働音が大きいと小型の室内犬や猫、小動物にとって気になる場合もあるので、ペットの匂い消しとしての消臭器は、静音性もしっかりチェックしましょう。

低濃度オゾンを放出して周囲を消臭するタイプの消臭器の場合、オゾンを飛ばすためのファンの音が出ます。そのため、稼働音を抑える静音設計タイプか、強弱モードの設定ができるタイプがおすすめです。

また、ペットから消臭器自体を離して使えば騒音対策になります。適応範囲が広いタイプを選べば、離して設置してもしっかり消臭効果が得られるのも特徴です。

消臭器の機種によっては、購入後に一定期間で触媒や消臭剤などの交換が必要なものもあります。消臭器本体の価格が安くても、補充品が必要なタイプは長期的な目で考えなくてはなりません。

本体は安い価格で購入できても、補充品の価格が高価でランニングコストがかかる場合もあります。電気代のみで済むタイプや省エネタイプならランニングコストを抑えられるので、おすすめです。

手間を省き快適に使用したい方は、フィルター交換の必要がない商品を選ぶのもおすすめです。通常の商品はフィルターを定期的に交換しなくては消臭効果が薄れてしまうため、手間に感じます。

しかし、交換不要な消臭器なら、そんな心配もありません。最近の商品は交換不要のものが増えてきたので、購入したい方は交換不要の商品から選んでみてください。価格を気にしないで購入できる、安い商品もあります。

ペットの匂い消し用消臭器を選ぶ際は、人気メーカーから選ぶのもおすすめです。ここからは各メーカーの特徴を紹介していきます。

富士通グループの電子・電気機器メーカーである富士通ゼネラルの消臭器は、金属触媒加熱法を消臭方式に採用した消臭器の性能の高さが人気です。オゾンとプラズマイオンを発生させるプラズィオンシリーズが主力商品として知られてます。

シャープの消臭器は、何といってもプラズマクラスターの独自技術を搭載しているのが特徴です。高濃度イオンを発生させて空間を消臭します。最強の消臭力があると口コミでも人気が高いため、加齢臭やペットの臭いをより抑えたい方におすすめです。

空調専業企業の「ダイキン」は、空気そのものをきれいにすることに特化しています。脱臭機能を従来製品の2倍にした商品にも、排気ガスなどの有毒ガスや花粉・PM2.5の分解機能や、菌・ウイルスを抑制する機能も魅力です。

コンパクトな製品でも広範囲に使えて、お手入れが簡単な点も大きなポイントになります。

アイリスオーヤマの家電はとにかくシンプルで、どのような年代の方にも使いやすいのがポイントです。コンパクトでも10畳以上に対応した製品が多く、お部屋まるごとの脱臭におすすめします。

フィルターの交換が必要ではありますが、静穏モードやチャイルドロックがついた製品もあり、家族で使えるメーカーです。

マクセルの消臭器の多くが1万円前後以下で購入できるため比較的価格が安いです。中でもオゾン除菌消臭器「オゾネオエアロプラス」はオゾンによる効果で生活臭だけでなくペット臭も消臭します。

また、コンパクトなことから省スペースに設置できる消臭器を探している方にもおすすめです。

増田研究所の脱臭機は、超コンパクトサイズである点が魅力です。本体をコンセントに差すだけで使用できるので、設置スペースがない場合や、手軽に脱臭機を取り入れたい場合に適しています。ペットなどのニオイにも対応可能です。

東芝は、さまざまな家電を展開している大手メーカーです。東芝の脱臭機は、本体に消臭ジェルをセットして、ファンで気化させて悪臭を除去する仕組みになっています。芳香は残しつつ、嫌なニオイだけをしっかりと分解する点が魅力です。

迷ったら人気の機種から選びましょう。ジアイーノ・ストリーマ・サンスターを紹介します。

パナソニックの次亜塩素酸を発生させ空気を除菌しながら消臭ができるのがジアイーノです。室内に漂い浮遊する臭いの原因物質や、室内に広がって染みついた臭いにも消臭力を発揮します。

さらに、菌やウイルス・花粉も除去できるのでアレルギー対策にもぴったりです。ジアイーノは適応範囲の異なる機種があり価格も変わるので、部屋の広さなどで適したものを選びましょう。

ダイキンのストリーマ空気清浄機は、高い消臭機能も付いています。プラズマ放電の一種であるストリーマ放電により、酸化分解の効力が高い高速電子を発生させて放出するのも魅力です。細菌類やウイルス・ダニ・カビ・花粉・臭いも分解してくれます。

吸着したニオイをストリーマで素早く分解するダブル方式のため消臭力が高く、さらに、ストリーマユニットが2倍になったツインストリーマ搭載機種も登場しました。ダイキンならではの加湿機能も付いているので、乾燥対策もできます。

素早く脱臭するならハイスペックな除菌脱臭機を販売するQAISのサンスターがおすすめです。サンスターは、軽量で持ち運びもしやすく使い勝手も優れています。耐久性も優れているので、長く使い方におすすめです。