インクラインベンチのおすすめ人気ランキング15選【コスパ最強も】

家用のベンチ台があると、ジムに通わなくても自宅で本格的なトレーニングが可能です。設置にあまりスペースを取らないうえに、ダンベルさえあれば腕・腹筋・背中を鍛えられるのでプロのアスリートも利用しており、購入したいと考える方も多くいます。

実は、ベンチ台の中でもインクラインベンチならフラットベンチでは効果が出ない部分を鍛えられます。バーベルを用意しなくていい点も魅力です。しかし、メーカーによって、プロ仕様・ジム用に匹敵する機種や安い価格の機種など多くあり、なかなか選べません。

この記事ではインクラインベンチの選び方とおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは丈夫さ・コンパクトさに重点を置きました。最強のインクラインベンチやデクラインベンチ、筋トレ方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

インクラインベンチにはジム用と家庭用の商品があり、家庭用の方が安価なものが多いです。基本的には、家庭用のインクラインベンチを購入しても問題ありません。家庭用でもジム用と同じく耐荷重200kg以上のものが多く、心配なく使えます。

ただしスクワット・ベンチプレス・デッドリフトなどベンチに大きな負担がかかるトレーニングを中心に行う方や、インクラインベンチ本体に跳び乗るようなファンクショナルトレーニングを行う方は、ケガ防止のためにもジム用を購入するのが無難です。

インクラインベンチはスペックも機能も商品によってさまざまです。実際に購入するうえで気をつけたいポイントを解説しますので、参考にしてください。

まずはシートの角度調節の可動範囲や、角度調節の方式をご紹介します。自分に合った調節方法や波動範囲のインクラインベンチ探しにお役立てください。

角度を頻繁に調整せず、ピンポイントで鍛えたい方や、負荷のかかるトレーニングメニューをこなす方には、しっかりと固定できるボルト方式がおすすめです。ボルト方式はボルトでしっかり固定するので、ガタつきや弾みで外れる心配がありません。

トレーニングする箇所によって、頻繁に角度調整を行う方の場合、ボルト方式だといちいちボルトを外すなどの手間がかかります。そんな方におすすめなタイプがロックピン方式です。ロックピン方式は、ピンをピンホールに挿すだけなので調整がすばやくできます。

ラダー方式ははしごのような溝がついていて、その溝にシートの支柱を引っかけて角度の調整ができるタイプです。このタイプは誰でも簡単に角度調節ができるので、不慣れな初心者にもおすすめできます。

インクラインベンチのシートには角度調節（リクライニング）機能がついています。調節可能な範囲は商品によって異なるのでよく確認しましょう。モデルによっては90°の直角まで調整できるものもありますが、一般的なダンベルトレーニングなら70～80°で十分です。

より負荷の高いトレーニングをしたい方は、デクライン機能付きの商品を選びましょう。デクラインとはマイナス角度を意味していて、こちらに調節すると、頭が足よりも下の位置になる姿勢を取れます。

耐荷重で選ぶのも重要なポイントです。普段どのようなトレーニングを行うかによって、適した耐荷重のインクラインベンチを選んでください。耐荷重を選ぶ際の目安は以下のとおりです。

• 軽めの筋トレ：150〜180kg
• 本格的なトレーニング：200〜300kg
• 高負荷なトレーニング：300kg以上

負荷のかかるトレーニングを行う予定の方は、最初からできるだけ耐荷重の大きなインクラインベンチを選んでおきましょう。

インクラインベンチは体に合ったサイズを選びましょう。ここではシートの座面の高さや幅に関するポイントをご紹介します。

座面の高さは、180cmの方や160cmの方など身長によってぴったりな商品が異なるので、座面の高さを確認しましょう。背が低い方は、座面が高すぎる商品を選ぶと床に足がつかないので低い商品を選んでください。

背面シートの縦幅は身長に合ったものを選んでください。特に高身長の方は背面が長いタイプをおすすめします。頭がシートからはみ出てしまうとトレーニングを安定して行えません。

インクラインベンチを店頭で購入する際は直接サイズ感を確認できますが、ネットで購入する場合はスペック表で縦幅を必ず確認しましょう。

インクラインベンチのシート幅は狭いものだと20cm程度ですが、広いものだと35cm幅のものもあります。しかし、シートの幅は広ければいいわけではありません。多様なメニューを実施できるよう、自分にとって適切な幅のものを選びましょう。

また、シートは幅だけでなく形状も大切です。たとえば、下部が狭く上部が幅広になっている商品は安定感があります。自分がやりたいトレーニングにマッチした幅のインクラインベンチを選べば、よりスムーズに鍛えられるので、こだわってみてください。

自宅にインクラインベンチを設置する場合は、購入したものの収納・設置できなかったということがないよう、どこに収納・設置するか決めた上で選びましょう。

自宅用のインクラインベンチは、折りたたみ式がおすすめです。近年はたくさん販売されているので、お店で探してみましょう。折り畳んだ時の高さは20～40cm程度が一般的で、これなら、狭い家具の隙間でもすっきり収まります。

しかし、耐久性を重視して選ぶ場合は折り畳める商品がない場合が多いです。その場合は、キャスター付きの商品を選びましょう。キャスター付きのインクラインベンチは好きな場所に動かしやすいので、収納時に役立ちます。

ほとんどのインクラインベンチは、組み立てに15分から1時間程度かかります。ペンチ・モンキーレンチ・ラチェットなどの必要な工具が同梱されている商品もありますが、作業をスムーズにするためには、本格的な工具を別途用意しましょう。

商品が届いたらすぐに使いたい方は、折り畳みタイプで探しましょう。こちらには組み立て済の商品が多数存在します。このタイプは設置するときにスペースもあまり取らないため、初心者にも使いやすいです。

インクラインベンチには組み立て不要の完成品で売られている商品もあります。完成品なら組み立てミスによるガタツキなども起こらないのでおすすめです。細かい作業が苦手な方や、組み立てられるか不安な方は完成品を選びましょう。

インクラインベンチはさまざまなオプション・アタッチメントがあります。

より負荷の高い腹筋トレーニングをしたい方は、デクライン機能付きの商品を選びましょう。これなら、床で行う腹筋より低い位置から頭を持ち上げるられるので、より効率的に腹筋を育てられます。

また、腹筋をする場合はなるべく頑丈なベンチを選んでください。丈夫さに加えて軋(きし)み音がない商品はもっとおすすめです。

アームカール（上腕二頭筋を鍛えるトレーニング）をする方には、肘当て付きのインクラインベンチがおすすめです。肘当てがあると肘を固定でき、効率的にトレーニングを行えます。また、商品によっては身長に合わせて肘当てを調節することが可能です。

太ももの筋肉を鍛えるトレーニング「レッグエクステンション」を行うなら、レッグエクステンション台が付いているインクラインベンチがおすすめです。自宅でもジムで行うような本格的なトレーニングを行いたい方はレッグエクステンション台付きを検討してみてください。

インクラインベンチの価格帯は5千～5万円まで非常に幅広いです。価格が高い商品は有名スポーツメーカー品・業務用・レッグエクステンションやアジャスターがついているタイプによく見られます。

売れ筋のインクラインベンチは1万円前後のものが多いのですが、安すぎる商品は初期の不具合で返品されるケースがよくあります。インクラインベンチは2万円前後が最もコスパがよく、口コミ評価も上々です。

どのインクラインベンチにするか迷ったらメーカーで選ぶのもおすすめです。ここではおすすめのメーカーについて紹介します。

リーディングエッジ はスポーツ用品からアウトドア用品まで、家庭で使いやすい商品を多数製造販売しているメーカーです。インクラインベンチについては高い機能性はもちろんのこと、デザインにも力を入れています。

カラーについては、基本のブラック以外にお部屋に馴染みやすいホワイトを販売。また、高級感のあるレザーカラーモデルもおしゃれで人気です。

ボディメーカーは有名アスリートにも愛用者が多いメーカーです。レッグエクステンション台付きのインクラインベンチや複数のトレーニングをカバーしたマルチに活用できるベンチも販売しているため、気になる方は一度チェックしてみてください。

スポーツウェアやシューズで有名なリーボックも、インクラインベンチを製造しているメーカーです。リーボックのインクラインベンチは業務用・ジム用として製造されていますが、コンパクトでデザインもいいので家庭用にもおすすめします。

また、リーボックのベンチはインクライン・デクラインのどちらにも対応するので使い勝手が抜群です。本格的に自宅でトレーニングをしたいならば、コンパクトでハイデザインなリーボックを選んでみてください。

ワイルドフィットは家庭向けからジム向けまで幅広くトレーニング機器を販売しているメーカーです。家庭向けのインクラインベンチにはキャスターが付いているため、お家の中でも負担なく移動させられます。シンプルでコスパのいい製品を販売してる点もポイントです。

WASAI(ワサイ) は日本にあるトレーニング器機のメーカーです。ワサイのトレーニングベンチは他のメーカーと比較して価格が安いです。ただし、耐荷重が200kg以下と小さめ商品もあるため、必要な耐荷重を満たしているか購入の際には必ず確認しましょう。

バーウィングは日本発のメーカーで、自宅用のインクラインベンチのラインナップが豊富です。初心者向けから上級者向けの本格的なものまで、日本品質のハイクオリティなインクラインベンチを安い価格で購入できます。コスパ重視の方におすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

自宅で本格的なトレーニングができるインクラインベンチや、トレーニングベンチとの違いは、初心者にとっては少々わかりにくいです。簡単に説明するとインクラインベンチは座面や背面の角度を調節できるトレーニングベンチを指します。

角度が調節できるため、鍛えたい部位に合わせて負荷をかけられ、より細かい筋肉や部位を効率よく鍛えられます。自宅で過ごす機会が増えた方でも、簡単に筋トレができるとして人気です。サイズ・機能・価格も豊富なので自分にマッチした製品を選べます。

インクラインベンチを使ったトレーニング方法は実に豊富です。自分の力量に合ったやり方を探して取り組んでみましょう。効果的にトレーニングしたいなら、背もたれ部分の角度は30度から45度に設定する方法がおすすめです。

さらに細かく角度設定できる場合は、自分が力を入れやすい角度に調節すると、効果的に鍛えられます。バーベル用のレールがある場合は、腕を上下させるときの軌道と合う位置に設置しましょう。

筋トレ初心者にもインクラインベンチは有効です。ただし、購入するならマルチタイプのベンチをおすすめします。インクラインベンチ・レッグエクステンションベンチ・フラットベンチなどが一体になったベンチも販売されています。

最初は下半身の大きな筋肉から鍛えていき、徐々に上半身を鍛えていくと効果的です。

引っ越しの予定がある、長く使い続ける予定はない方はレンタルがおすすめです。レンタルだと古い型番が多いですが、業者がメンテナンスしてから貸し出しています。また、レンタルであれば器具との相性が良くなかった場合に返却することが可能です。

まずはベンチを試してみたいという方もレンタルを検討してみてください。

インクラインベンチを自作して代用する方法がネット上で紹介されていますが、結論からいうと自作はおすすめしません。自作した場合、ベンチの耐荷重を確認できないため、耐荷重を超える器具を使用してしまうと事故につながり大変危険です。

また、十分な強度がないとトレーニング中にベンチが壊れてしまう可能性もあります。安全にトレーニングを行うためにも既製品のベンチを購入しましょう。

インクラインベンチのほかにも、簡易的なベンチ台やアジャスタブルベンチまで、筋トレをサポートする商品はたくさん販売されています。いずれもプロ仕様もあれば、初心者向けの使いやすいモデルもあるなど、多種多様です。

ベンチプレスのような本格的なトレーニング器具にも、家庭用にデザインされたものがあります。

インクラインベンチをより詳しく知りたい方は5ch(旧2ch)をチェックしましょう。さまざまな方がおすすめのトレーニング方法やトレーニングの経過・結果などを話し合っています。そのため、ニッチな情報も知れ、モチベーションアップにもなるのでおすすめです。

インクラインベンチは自宅にも設置できる、誰にでも使いやすいトレーニング器機です。年齢・性別を問わず気軽に導入して、より効果的に筋力アップを図りながら、理想の体型を実現しましょう。