【2025】女性におすすめのトレッキングポール10選｜レキ・モンベルも【初心者】

女性が登山するのはハードルが高いと思ってはいませんか。しかし、トレッキングポールがあれば、女性でも安全で楽に登山ができるんです。また登山には、足腰の筋力を鍛える筋トレの効果や、脂肪燃焼効果もあり、ダイエットにも効果的ですよ。

しかし、登山未経験者や初心者はどのメーカー・種類・機能性のトレッキングポールを選んだらいいのか分からず、迷ってしまいますよね。どんなシーンで使いたいのか把握しておけば、選択肢がせまくなり、ぐっと選びやすくなります。

そこで今回は、【2023】女性におすすめのトレッキングポール5選を紹介します。さらに、トレッキングポールの選び方・使い方とあわせて、世界シェアNo.1のレキ・価格が安いモンベル・高コスパのブラックダイアモンドなどの人気メーカーも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

I型グリップは、登山など起伏の多い山道におすすめです。I型グリップには平坦の道で、前進する力をサポートしてくれるストレートグリップ（握る部分）・高い段差を楽に登るときに握る、アンダーグリップの2種類あります。

I型グリップはバランスの取りやすい2本使いがスタンダードです。2本使いすれば、起伏が激しい岩場のようなスポットでも安定して登れます。登山のスタイルに合わせて握り方を変えられるのが魅力です。

T型グリップはゆるやかな斜傾での登山や、起伏の少ないハイキングコースで使うのにおすすめです。T型グリップは、その名のとおりT字型の形状で、登るときは下部分を握り下り坂では上から握られるため、体重が乗せやすく楽に下れるのが特徴です。

シンプルな形状のI型グリップと比べると、握り方が難しく慣れるまで時間がかかりますが、使いこなせれば少ない力で体重をかけて歩けるので、足腰への負担が軽減されます。I型は2本セットで販売されているのに対し、T型は1本単位で購入可能です。ゆっくりとハイキングしたい女性におすすめです。

丈夫で安く手に入れたい方は、アルミのトレッキングポールがおすすめです。アルミは大きな負担がかかると曲がりやすい特性がありますが、変形した部分だけの修理ができます。

曲がってしまっても使えますが、歩行が不安定になったり、折れたりする危険があるので、使用後はポールの状態チェックを行いましょう。また、商品を選ぶときは耐荷重を確認して、自分に合ったタイプを選んでください。カーボンよりも重さがあるため、短時間の登山をしたい女性に向いています。

軽量で腕や肩に負担を掛けたくない方は、カーボンがおすすめです。カーボンはアルミに比べ価格が高いですが、衝撃を吸収して和らげる特性があり、重さに対しての強度が優れています。

しかし、ポールの一部に過度な負担がかかると折れてしまう性質があるため、自分の身長や体型に合ったものを選びましょう。正しい使い方をマスターすれば、破損のリスクを軽減できます。アルミと比べると軽量なので、長時間にわたり使いたい女性にぴったりです。

伸縮式のトレッキングポールは強度が高く、シャフト（柄の部分）が、自分好みの長さに調節できるため使い勝手が抜群です。平地・登り坂・下り坂など、状況に合わせて適切な長さで使用できます。また、短くセットして大きめのザックのトレッキングポールループに通せば、持ち運びが楽です。

シャフトを短くセットしても若干長さがありますが、それほどかさばるものではありません。そのため、自宅で保管するときは壁などに立てかけておけば省スペースで済みます。

折りたたみ式のトレッキングポールは、コンパクトに収納ができるのが魅力です。伸縮式のポールよりも価格は高いですが、軽量で収納サイズが短く携帯性に優れており、登山者やハイキングをする方に人気があります。

長さ調節ができないモデルがあったり、伸縮式よりも強度が低かったりするのが難点ですが、小さめのザックにも収納できます。そのため、荷物の量を極力減らしたい女性におすすめです。

スクリュータイプのトレッキングポールは、安価で購入できるので、費用を抑えたい女性におすすめです。スクリュータイプのポールのロック方法は、ジョイントプラグを回して固定するだけの、シンプル構造になっています。まわす力が弱いとゆるんでしまうので気をつけましょう。

レバータイプは、長さ調節を簡単にしたい女性におすすめです。レバータイプのロック方法は、シャフトに付いているレバーロック部分を開閉するだけで長さ調節がスムーズに行えます。平地・登り坂・下り坂など、登山時の状況に合わせて、シャフトの長さを頻繁に変更したいときに便利です。

ピンロックタイプは、軽量でコンパクトかつ、扱いが簡単なので女性にぴったりの商品です。ピンタイプのロック方法は、シャフトを伸ばしてカチッと音がするまで伸ばすだけなので、力をかけずに楽にロックできます。ロック解除時はピンを押しながら縮めるだけです。

アンチショックとは、トレッキングポールを地面についたときの衝撃を吸収してくれる機能です。手首にかかる衝撃を和らげてくれるので、足場が悪い山道や、長時間の登山に向いています。アルミポールを使いたいなら、アンチショック機能が付いたモデルがおすすめです。

シナノは、杖・トレッキングポール・スキーポールなどの製造・販売をするメーカーです。創業が大正8年と老舗で、長年培った伝統のポール技術により、高品質で長く使い続けられる商品を展開しています。

シナノのトレッキングポールは、折りたたみタイプ・伸縮タイプなど幅広い商品展開が魅力です。さらに、振りやすさ・扱いやすさにも徹底してこだわっており、初心者にもおすすめのメーカーです。

ダバダは、アウトドア・スポーツ関連商品や日用品まで幅広く取り扱うメーカーです。ダバダのトレッキングポールは、折りたたみタイプ・伸縮タイプから選べます。また、標準装備の付属品のほかに、スノーバスケットなどの4種類の中からアタッチメントが1つ貰える嬉しい特典もついています。

さらに、アルミの中でも強度が高く軽量な「アルミニウム合金」を使用しているのが特徴です。持ち運びの手軽さを重視する方におすすめのメーカーです。

レキはトレッキングポールの世界シェアNo.1を誇る人気メーカーです。人間工学に基づき作られた握りやすいグリップは、登山愛好家たちから定評があり、世界中で使用されてます。

また、アンチショック機能はバスケット（砂利や雪の沈み込み防止パーツ）の上に配置しており、衝撃を約40％軽減し、手の関節や筋肉などの負担を和らげてくれます。世界が認める安心のクオリティーなので、どれを選んだらいいのか迷っている女性におすすめです。

ブラックダイヤモンドは、クライミング製品で知られている人気メーカーです。登山はもちろん、トレイルランニング・スキーなどのシーンでも使える、機能的なトレッキングポールの種類が豊富に取り扱われています。

グリップは2種類の素材があり、コルク製は手汗を吸収し柔らかな握り心地が特徴です。EVAフォームグリップは、手汗をかいても滑りにくく、吸湿性・吸収性に優れた素材を採用しています。コスパ重視なら機能的でリーズナブルな価格で購入できる「トレイル」がおすすめです。

モンベルのトレッキングポールは、I型・T型・伸縮式・ピンロックタイプ・折りたたみ式・アンチショック機能が搭載されたモデルなど、充実したラインナップが特徴です。「トレッキングフォトポール」は、カメラの一脚として活用できるため、美しい高山の風景を撮影できます。

また4,000〜6,000円前後とリーズナブルな価格で購入でき、機能性も抜群なので、登山未経験者や初心者・まずは試しに使ってみたい女性にもおすすめです。

ここからはECサイトで購入できる、女性におすすめのトレッキングボールを紹介します。
タイプや素材など、トレッキングボールを使用するにあたって、ポイントとなる要素を基準に選んでいるので、ぜひ参考にしてください。

トレッキングポールは平地・登り・下りにあわせて長さの調節が必要です。平坦な道での適切な長さは「身長（cm）×0.63」が目安です。

• 例：身長157cmの場合
  157×0.63=98.91cm → 100cm前後で選ぶ

計算が面倒な方は平地でポールを持った時に、肘が直角に曲がるくらいを基準にしましょう。登りは拳が腰付近にくるように少し短く、下りは拳が胸あたりまでくるように長めに調節してください。

I字型グリップは手首にかかる負荷抑えるため、登りと下りで持ち方を変える必要があります。登りは上からストラップを押さえて、輪の下から手を通してそのまま握ります。下りはグリップを覆うように上から握りましょう。

T字型は登り・下り共通で短く突き出した方を前に向け、親指と人差し指で握り、残りの指で後方を握ります。2wayグリップの場合は、下りはI字のように柄の部分を握ると負荷を分散できます。

平地では踏み出さない側のポールを足先の少し前に突き、腕を後ろに振りながら狭めの歩幅でリズミカルに歩きます。視線は下げずに前を向きましょう。

登りは短くしたポールをアンダーグリップを使いながら、肩より低い位置で持ちます。ポールに体重をかけて先に突くように進みましょう。足から遠ざけすぎると腕に負荷がかかります。

下りではポールを長くし、平地の半分以下の歩幅で、足が地面につく直前に反対側のポールを足の横に突きます。急な斜面では2本のポールを使い、足場が悪いときはポールに体重をかけすぎないように注意してください。

登山はハードルが高いと思っている女性でも、トレッキングポールがあれば楽に登り下りできます。I型・T型・素材・機能性を考慮して、自分に合ったトレッキングポールを使って登山を楽しみましょう。商品選びに迷った際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。