充電式湯たんぽおすすめ7選｜危険性やデメリットは？寿命も解説【すぐ壊れる？】

充電するだけで繰り返し使える充電式・蓄熱式湯たんぽは、最短10分の充電で使用できる手軽さが魅力です。USB充電タイプやモバイルバッテリー機能付きのものなど、持ち運びも可能な商品も多いためオフィスからキャンプまで幅広いシーンで利用できます。

しかし、便利で簡単そうな充電式湯たんぽには、「壊れた」「事故」などの気になる情報も。そこで今回は、充電式湯たんぽのメリット・デメリットから、危険性・寿命・捨て方まで気になる仕組みや情報を徹底リサーチしました。

調査したうえでわかった充電式湯たんぽを選ぶポイントと、おすすめの商品もまとめて紹介します。お湯を入れるタイプとどっちがいいか、実際に見て購入したい方向けに、どこで売ってるかの情報も記載しているのでぜひご覧ください。

充電式の湯たんぽの仕組みはとてもシンプルです。内部のヒーターにより水や蓄熱液を加熱し、発生した温熱を利用して暖かさをキープしています。利用する水に関しては初回の充填のみなので、廃棄・再充填の必要がありません。

このように充電式の湯たんぽは主にヒーターで温めるのが特徴であり、電気ストーブと同じように温度の強弱も調整可能です。そのため、急激な温度上昇による火傷の事故も起こりにくいように設計されています。

充電式の湯たんぽの一番の魅力はその手軽さであり、普通の湯たんぽのようにその都度お湯を入れ替える必要がありません。またお湯を使用しないので、水道代も節約できてお得です。

加えて約10分の充電時間で数時間の利用が可能となっており、1回にかかる電気代も数円で済むのでコスパも優れています。冬の光熱費を軽減したい方は、ぜひ充電式の湯たんぽを検討してみてください。

また、普通の湯たんぽの場合は温まる速度が速く火傷の危険がありますが、充電式の湯たんぽは蓄熱量が抑えられているので、徐々に温まり安心してご利用いただけます。特に普通の湯たんぽで火傷の経験がある方は、充電式湯たんぽへの切り替えをおすすめします。

手軽に使用できる充電式湯たんぽですが、お湯式の湯たんぽに比べてあたたかさのキープ力や温度の高さは劣ります。お湯を入れた湯たんぽは20時間以上あたたかさが残っていますが、充電式湯たんぽは最長6～8時間前後です。

そのため長時間の使用を想定している方には、適していません。しかし、日中や一晩の使用であれば問題なく温かさを感じられます。また、熱々のお湯が入れられるお湯式湯たんぽと比べると最高温度も低いですが、その分やけどのリスクも軽減できます。

電気製品である充電式の湯たんぽは、当然利用するにあたって覚えておくべき注意点があります。実際に間違った利用方法により事故が起こってしまった事例もあるので気をつけましょう。誤った利用をすると、火事などの命に関わる事故に発展する危険性もあります。

充電式湯たんぽは前述した通りヒーターを利用した電気製品となっており、電気ストーブなどと同様に間違った置き方をすると、不具合による故障・爆破に繋がります。またカバーを付けたまま充電する使用方法も、かなり危険なので必ず外すようにしましょう。

とはいえ充電式の湯たんぽの危険性が高いわけではなく、取扱説明書やマニュアルにある注意点をしっかり守れば、ほぼ確実に故障・爆発の可能性はなくなります。充電式の湯たんぽを利用する場合は、今回の注意点を厳守して安全に利用しましょう。

USBタイプの充電式湯たんぽは、USB端子から接続できるためパソコンなどがあるデスク周りで活躍します。オフィスでの仕事が中心の方は、ぜひ仕事をしながら温められるUSBタイプの湯たんぽを検討してみてください。

またUSBタイプの充電式湯たんぽはモバイルバッテリーとしても利用でき、スマホの充電もできるので便利です。特にデスク周りはパソコンなどによりコンセントの余りが少ない場合がよくあるため、代わりに充電できる充電式の湯たんぽは重宝します。

コンセントタイプの充電式湯たんぽは、主に自宅などの家庭用コンセントでの利用が可能となっています。そのためコンセント近くで利用するシーンが多い方におすすめです。充電後は取り外して持ち運べるため、就寝する前やデスク作業時などの決まった時間に使用する方にも向いています。

自宅で利用する機会が多い方はコンセントタイプの充電式の湯たんぽを検討し、後述している他の購入時のチェックポイントも参考にするようにしましょう。

ベッドやソファなどの室内で使用するなら、大きめサイズの充電式の湯たんぽがおすすめです。大きいほうが温かさもより感じられるため、基本的には持ち運びしない方に向いています。

また家族で共有する方にも大きめサイズの充電式湯たんぽがおすすめです。ベッドやソファで家族や友人と一緒に使用できます。ただし、大きめサイズは持ち運びが不便なので、屋外でも使用したい方には不向きです。

屋外に持ち歩くのであれば、ミニサイズの充電式の湯たんぽがおすすめとなっています。小さめのサイズにすると、持ち運び可能なメリットを最大限に活用できるので、購入する前に一度確認してみましょう。

ミニサイズの充電式湯たんぽを選べば、キャンプなどのアウトドアでも利用できるのでおすすめです。特に冬の屋外は気温が低いため、持ち運びできるミニサイズの充電式湯たんぽが一つあると役立ちます。

充電式の湯たんぽには安全機能を搭載した製品も多くあります。事故や危険性のリスクを避けるためにも、なるべく安全機能が付いている製品を選びましょう。充電式湯たんぽに搭載されている機能は、主に以下の3つです。

• 過熱防止機能：急激な温度上昇による火傷を回避
• 過充電防止機能：充電しすぎによる故障を回避
• 温度調整機能：好みの温度に設定できる

充電式の湯たんぽを購入する場合には、充電時間と蓄熱時間を必ずチェックしておきましょう。特に屋外で利用する場合は長時間使えるものが便利なため、使用シーンや使用場所を考えて選ぶようにしましょう。

充電時間と蓄熱時間に関しては商品ページで事前に確認できるため、購入する前に必ず確認しておくのがおすすめです。

購入するなら自分の好みに合った肌触りやデザインのものを選びましょう。特に就寝時に充電式湯たんぽの肌触りが悪いと、寝心地が悪くなるためかえって寝付けなくなるデメリットも考えられます。

また、充電式湯たんぽを清潔に使用するためには、定期的なお手入れが必要です。自宅でも簡単に洗える素材なのかも購入前にチェックしておきましょう。充電式湯たんぽにはシンプルなデザインから、かわいいマスコットデザインまであります。

ここからはECサイトで購入できる、おすすめの充電式湯たんぽを紹介します。
蓄熱時間や安全機能など、充電式湯たんぽを使用するにあたって、ポイントとなる要素を基準に選んでいるので、ぜひ参考にしてください。

充電式湯たんぽをいざ購入しようと思っても、どこで売ってるのかわからない方も少なくありません。Amazon・楽天・Yahoo!などの通販サイトでも購入できますが、実物を見て購入したい方も多いでしょう。

実際に充電式湯たんぽを売っている店舗を調べたので以下にまとめました。多くの方に人気がある無印良品では、現在お湯式湯たんぽのみの販売となっています。

充電式湯たんぽに明確な寿命はありませんが、搭載しているヒーターを考慮すると目安は1000回の使用と想定されます。おもな症状として、充電できない・以前より温まらないなどが寿命のサインです。

寿命以上に使えるものもありますが、故障や事故の原因になる危険性もあるためおすすめはしません。なかには「充電式湯たんぽはすぐに壊れる」との口コミも一部ありますが、きちんとメーカー保証が付いているものを選べば心配ありません。

充電式湯たんぽの保証期間はおおよそ1年が基準になっています。家電の保証期間と寿命は約3倍となっている商品が多いため、推定すると寿命目安は3年程度と考えられます。

充電式湯たんぽを捨てる際にはいくつか注意点があり、事前に処分の方法などを把握しておく必要があります。充電式の湯たんぽの捨て方は、基本的にどの商品も変わりません。

1. 充電式湯たんぽ内部の水(蓄熱液)を流しに捨てる
2. 各自治体の廃棄方法に従ってゴミに出す

充電式湯たんぽ内部の蓄熱液は、塩水を薄めたようなもののため流しに捨てても問題ありません。またゴミに出す際は、多くの自治体で小型家電として燃えないゴミの扱いになるケースが多くなっています。

持ち運びに便利な充電式湯たんぽは、屋外で利用したい方にもおすすめです。正しい利用方法を守れば故障・火傷といった事故などのリスクも回避できます。ぜひ本記事を参考にお気に入りの充電式湯たんぽで、寒い冬もあたたかく過ごしましょう。