pCloud Passの特徴や魅力を紹介！使い方や料金プランも解説

いろいろなサイトでパスワードを使いまわすのは良くないと知っていても、たくさんのパスワードを覚えることは難しく、なかなか対策することができないという方もいますよね。そのような方におすすめなのが、パスワードを保存したり自動入力したりしてくれるパスワード管理ツールです。

pCloud Passはそんなパスワード管理ツールの1つで、セキュリティ面が非常に強く、安全性の高いパスワード管理ツールとして知られています。さらに、月額・年額で支払うサブスクリプション方式のプランだけでなく、一度購入すると一生使うことができる買い切りプランも用意されており、長く使う方にとてもおすすめのパスワード管理ツールです。

この記事では、pCloud Passの特徴や料金プラン等について解説しています。パスワード管理ツールの導入を検討している方や、乗り換えを考えている方はぜひ参考にしてください。

まずは、pCloud Passの特徴を紹介します。

pCloud Passは、パスワードや個人情報などを保存し管理することができるパスワード管理ツールです。pCloud Passを使用することで、ウェブサイトにワンクリックでログインしたり、オンラインフォームに決済情報を入力したりすることができます。

従来のパスワード管理ソフトでは、パスワードを平文で保存する方式だったため、安全性の面では不安がありました。一方pCloud Passでは、軍用レベルの暗号化アルゴリズムを使用することで、パスワードを可能な限り安全な方法で保管します。

pCloud Passなら、サイトにログインしフォームに必要事項を入力することで、すべての端末・ブラウザ・OSで利用できます。端末がかわるたびにパスワードを入力しなおす手間が無く、より安全・快適にパスワードを管理できます。

より安全なパスワードを使用したいなら、pCloud Passに複雑なパスワードを生成してもらうこともできます。自分で考えるよりも安全なパスワードを設定できるため、よりセキュリティを重視している方におすすめです。もちろん、作成したパスワードを暗記する必要はなく、pCloud Passに保存することで自動で入力できます。

すでに別の管理アプリを使っているものの、サブスクリプション方式ではなく買い切りプランのあるpCloud Passに乗り換えたい、という方もいると思います。そのような場合でも、csv ファイルをアップロードすることで簡単にパスワードをインポートすることができるため、手間がかかりません。

また、同じようにブラウザに保存されているパスワードも簡単にインポート・保存できるため、はじめてパスワード管理アプリを使い始める方も安心です。

pCloud Passには3つのプランがあり、フリープランなら無料で使うことができます。ただし、フリープランは端末1台までで共有についても制限がありますが、プレミアムプランであれば端末・共有ともに無制限になります。また、ファミリープランはそれに加えて最大5人まで使用できるプランです。

まずはフリープランから使ってみて、使い勝手が良ければ端末数が無制限のプレミアムプランに移行したり、家族で使用したい方はファミリープランに移行したりなど、使い方に合わせてプランを決めるのがおすすめです。

pCloud Passの使い方について簡単に紹介します。これから導入を検討している方は参考にしてください。
           
 

pCloud Passを使用するには、最初にアカウントを作成する必要があります。アカウント作成時にはメールアドレスとマスターパスワードの2つが必要です。公式サイトにアクセスし、メールアドレスを入力し、マスターパスワードを作成しましょう。

マスターパスワードとは、pCloud Passに保存するデータの暗号化・復号化に使用されるもので、安全のためどこにも保存されません。そのため、必ず自分で覚えやすいパスワードにしましょう。

最初にpCloud Passを使い始めるときには、今まで使用していたパスワード管理ツールやブラウザからパスワードをインポートすることができます。以前のサービスからエクスポートした.csvファイルがあれば簡単にできますので、以下の手順の通りに行いましょう。

①pCloud Passを開く

②[追加] > [インポート元]を選択

③対応しているサービスの一覧から選択

④エクスポートした.csv ファイルをアップロード

この記事では、スイス発のパスワード管理ツールpCloud Passについて紹介しました。安全性の高さや利便性に優れており、さらには買い切りプランプランもあるため、長くパスワード管理ツールを使う方にはとてもおすすめです。まずは無料プランから始めることもできますので、ぜひpCloud Passを使用してみてください。