【2024年最新版】行政書士問題集のおすすめ7選｜選び方も

人気の国家資格として知られている行政書士です。スクールに入ったり講座を受講したりする方がいる一方、独学で資格合格を目指す方も増えています。独学は費用が安く済む点が一番のメリットですが、まずは自分に適した問題集を選ぶことが非常に重要です。

行政書士の問題集は、過去問題集・一問一答問題集などタイプもさまざまで多くの出版社から販売されています。そんな中、どういったポイントに注目して問題集を選べばいいのかわからないといった方も多いでしょう。

そこでこの記事では、行政書士の問題集の選び方について詳しく解説します。おすすめの問題集もいくつか厳選して紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

分野別過去問題集は、各社から必ず出ている人気の種類です。その名のとおり、過去問を分野や科目別にきれいに整理・収録している問題集になっています。テキスト学習と一緒に効率よく過去問を勉強できる点がメリットです。重要な問題を主にピックアップしているので、初学者にも試験経験者にも選ばれています。

一問一答問題集（肢別問題集）は、五肢択一式を科目・分野別に収録している問題集です。前述の分野別過去問題集とは違い、1肢ずつ解答していくスタイルになっています。一問一答形式なので外出先や移動時間など、ちょっとした空き時間にサクサク勉強できるのがメリットです。また、テキストサイズがハンディーサイズの問題集もあり、持ち運びにも適しています。

年度別過去問題集は、過去実際に出題された問題を年度ごとに収録している五肢択一式の問題集です。新しい過去問題集であれば、法改正があるものは修正して収録されています。5年収録されているものもあれば、たっぷりと10年収録しているものもあるので用途にあわせて選択しましょう。本試験の時間配分の確認や出題傾向をつかみたい方におすすめです。

予想問題集は、その名のとおり過去数年～数十年の出題傾向から予想をして作成した本試験形式の問題集です。出版社が販売しているものもあれば、予備校が販売しているものもあるので自分に最適な問題集を選びましょう。一通り勉強し終わったあとの、実力確認や知識確認などに活用するのがおすすめです。

文章を読むのに慣れている方におすすめなのが、箇条書きタイプの問題集です。ページがかさむ図解やマンガなどが入っていないので、ページ数が他タイプと比べて少ない点が特徴としてあげられます。そのため非常にコンパクトで持ち運びにも便利です。シンプルな問題集を求めている方はぜひチェックしてみてください。

「文章だけでは資格勉強に飽きてしまいそう」といった方におすすめなのが、図解入りタイプの問題集です。文章にプラスしてわかりやすい図解が入っているので、初心者でも理解しやすい点が最大のメリットとしてあげられます。法律を文字で理解するのが難しく感じる方は、ぜひ図解入りタイプの問題集を検討してみてください。

マンガが好きな方や法律にほとんど触れてこなかった方におすすめなのは、マンガ・小説タイプの問題集です。行政書士とはどういった仕事なのかをわかりやすくイメージできるように、マンガ・小説仕立てになっています。まず、行政書士を理解するための導入本としておすすめのタイプです。

以前はテキストで勉強するのが主流でしたが、最近ではスマホやタブレットなどのアプリを活用する方法もあります。行政書士専用のアプリは、一問一答形式の問題が多い傾向です。すきま時間や移動時間で勉強したい方はぜひチェックしてみてください。また、無料アプリは広告表示がある場合が多いので、使い勝手を求めるのであれば有料アプリがおすすめです。

授業や仕事のちょっとした休憩時間や、通勤や通学の移動時間などに勉強したいのであれば、持ち運びに便利なコンパクトサイズがおすすめです。特に民法編・刑法編など各科目に分かれているコンパクトサイズの問題集は人気があります。また、単語帳のような暗記に特化したポケットサイズの問題集も便利です。

見やすさ重視の問題集を探しているのであれば、大きめサイズを検討しましょう。大きくて重量もあるので毎日持ち運ぶのには適してしないのがデメリットですが、自宅や仕事場など決まった場所で勉強する方には非常におすすめです。コンパクトサイズに比べて文字や図解が見やすいので、老若男女問わず人気があります。

はじめて行政書士の試験にチャレンジする方や法律を今までまったく勉強してこなかった方には、入門レベルの問題集がおすすめです。法律を勉強するうえで必要不可欠な六法全書の読み方や、行政書士試験を独学で勉強するにはどういったステップをふめばいいのかなどが盛り込まれています。効率的に合格するためにも、まずは基礎をしっかり学びましょう。

過去に行政書士試験を受験して落ちてしまった方や大学やスクールで法律の勉強をしたことがある方には、受験経験者用のテキストがおすすめです。ある程度行政書士に関する知識は入っている前提で、試験のポイントをおさえた内容が盛り込まれています。また過去問題集や予想問題集などを使用して、より実践的な勉強をしていきましょう。

CMや雑誌の広告で有名なユーキャンから販売されている行政書士の問題集は、他社に比べてリーズナブルな価格が魅力です。問題集の難易度も初学者向けで、誰にでもわかりやすく解説されています。コスパを求めている方や、まずは基礎を学びたいと思っている方には非常におすすめです。

LEC東京リーガルマインドは、法律系の資格試験のエキスパートとしてよく知られている人気予備校です。行政書士試験においても、多くの合格者を輩出しているカリスマ講師がいます。そんなカリスマ講師が執筆した行政書士問題集は、試験に対する傾向や対策がしっかりと盛り込まれているのでぜひチェックしてみてください。

伊藤塾といえば大手資格予備校で、法律系の資格に強いことで知られています。伊藤塾の問題集は、法律初学者でもわかりやすいようにかみ砕いて解説しているのが特徴です。伊藤塾のノウハウも盛り込まれているので、しっかり基礎固めをしたい方・試験経験者どちらにもおすすめです。

まずは問題集を解いてみて、自分の苦手な分野のチェックしましょう。ある程度の問題を解いて間違っている問題を見ていけば、どの分野が苦手かはっきりとわかります。

過去の行政書士試験での配点を考慮すると、最重要なのは「民法」と「行政法」です。この2つはしっかりとおさえていきましょう。一方で配点が少ない「商法」と「会社法」は後回しにするのがおすすめです。

次に、問題集をとおして試験の出題傾向をチェックしましょう。5年～10年分の実際の過去問題集や、予想問題集を解くことで近年の出題傾向をおさえることができます。出題傾向をおさえたうえで、優先順位をつけて効率的に勉強しましょう。

最後に、行政書士試験の独特な表現をチェックしておきましょう。行政書士試験の出題範囲の中には、判例など法文書独特の言い回しが多いため読み慣れていないと内容理解に時間がかかります。独学の勉強段階で問題集や判例原文をとおして、独特な表現に慣れておくのがおすすめです。

前述のとおり行政書士は独学で目指すのも充分可能な試験ですが、最短で効率的に勉強をしたいのであれば通信講座を検討してみてはいかがでしょうか。行政書士向けの通信講座では、近年の傾向を踏まえて重要なポイントをおさえてくれるのでおすすめです。

しっかりとした学習カリキュラムは非常に魅力的なので、忙しい社会人の方や独学が難しいと感じている方はぜひチェックしてみてください。

資格の勉強はいかにモチベーションを維持するのかが大切なので、お気に入りの文房具やブックカバーを見つけてモチベーションをあげましょう。長時間の勉強でも手が疲れにくいシャーペンや消しやすい消しゴムなどぜひチェックしてみてください。また通勤・通学時、他の人に読んでいる本を見られたくない場合は表紙が見えないブックカバーを活用しましょう。

この記事では、行政書士の問題集について詳しく解説してきました。行政書士の試験を受けるにあたって、自分に適した問題集を選択するのは非常に大切なポイントです。ぜひ自分にとって最適な問題集を見つけましょう。