ホームセンターで買える介護用風呂椅子おすす20選！コメリやニトリにはある？

一人で入浴するのが難しい方の介助におすすめなのが「介護用風呂椅子」です。通常の風呂椅子とは異なり、背もたれや肘掛けがついたものも販売されています。介護施設だけでなく、自宅で高齢者の介護をしている方も、購入を検討するでしょう。実はホームセンターで気軽に買えます。

介護用風呂椅子は、購入するホームセンターや商品の機能などにこだわりを持って選ぶ必要があります。意外にも販売数が多く、どれがお互いに負担のかからないものか悩んでしまいなかなか購入に踏み切れませんよね。

そこで、今回は、介護用風呂椅子を販売しているホームセンターの解説から、選び方・おすすめ商品まで紹介します。記事の最後では、入浴介助がよりスムーズになるアイテムについても紹介しているので、ぜひご覧ください。

「コメリ」は、新潟に本社を置くホームセンターです。工具不要・組み立て不要など、扱いやすい介護用風呂椅子を扱っています。商品は以下の通りです。

「コーナン」は、大阪に本社を置くホームセンターです。シンプルな介護用風呂椅子を扱っています。ごく一部ですが、販売されている商品を紹介します。

• シャワーチェア　FJ-105：4,378円（税込）
• 背もたれ付きシャワーチェア　FJ-1040：5,748円（税込）
• LIFELEX アルミバスツール：2,178円（税込）

総合スーパーでお馴染みの「イオン」でも介護用風呂椅子の購入が可能です。価格が高いものの機能面で優れているので、ぜひチェックしてください。ごく一部ですが、販売されている商品を紹介します。

• 折りたたみシャワーベンチFS　フィット：33,000円（税込）
• ティアコブ　背つきシャワーチェア：8,778円（税込）
• テイコブ　背なしシャワーチェア：8,778円（税込）

「ビバホーム」は、DIY用品から生活用品まで扱うホームセンターです。介護用風呂椅子は、コスパのいいものから機能が充実したものまで販売しています。ごく一部ですが、販売されている商品を紹介します。

• シャワーチェア背付BSOCO1GR：6,380円（税込）
• 折りたたみシャワーチェア楽湯7550ST：19,580円（税込）
• 島製作所　シャワーチェア楽湯STS背無：9,680円（税込）

「ナフコ」は、福岡県に本社を置く全国展開のホームセンターです。折りたたみや高さ調整など機能面でも充実した介護用風呂椅子を扱っています。ごく一部ですが、販売されている商品を紹介します。

• フォールディングシャワーチェア　YS1060：14,800円（税込）
• コンフォートシャワーツール　背無し　YS-7001SN：3,480円（税込）
• コンフォートシャワーチェア　背付き　YS -7003SN：4,780円（税込）

残念ながら、ニトリでは介護用風呂椅子を扱っていません。通常の風呂椅子は扱っているので、背もたれや肘掛けが必要ない場合におすすめです。特に抗菌アルミ風呂椅子は、4本足タイプで衛生面も安心です。桶やシャンプーボトルがセットになった商品もあるので、ぜひチェックしてください。

支えが必要ないなら「スツールタイプ」がおすすめです。背もたれやひじ掛けが付いておらず、コンパクトな点が魅力です。販売している数も多いため、選びやすくなっています。さらにコスパ面にも優れており、予算を抑えながら介護風呂椅子を購入できます。

一人で座れない、後ろに倒れてしまう場合には「背もたれ付き」の介護用風呂椅子がおすすめです。後ろに寄りかかれるので、入浴介助中に転んでしまう心配がいりません。しかし介護者は背中が洗いにくくなってしまう点が大変です。要介護者が倒れないか不安は解消されるものの、介護者の体力が必要になるタイプです。

立ち上がる際にの支えにもなるのが「ひじ掛け付き」の介護用風呂椅子です。要介護者がお風呂から上がる際に椅子から立ちあがろうとして転んでしまうのが心配な場合や介護者の力のみで立ち上がらせるのが困難な場合におすすめです。リハビリにもなるので怪我をしている方の入浴介護用にも適し知恵ます。

座ったまま要介護者を移動させる際に便利なのが「キャスター付き」の介護用風呂椅子です。歩行が困難な場合におすすめで、普段から車椅子を利用している方に適しています。しかしサイズが大きくなりがちなので、家庭で使用する場合は、あらかじめ自宅のお風呂のサイズを測っておいてください。

下半身部分を洗うのに便利なのが「U字溝付き」の介護用風呂椅子です。座面の中央が開いているので、立ち上がりが困難な方でも介護者が体力を使わずに簡単に洗えます。隙間が空いている分、座り心地はフラットなタイプと比べると違いがあります。しかし陰部も簡単にシャワーやスポンジで洗えるので便利です。

「カーブ付き」の介護用風呂椅子は、安定感があり介護者も安心です。フラットなタイプと比べると滑りにくく、椅子からお尻が落ちてしまう心配もいりません。特に座位が不安な要介護者の入浴介護に適しています。泡切れや水切れがいいのもメリットで、使い勝手のいい種類です。

介護用風呂椅子は、「柔らかいクッション付き」がおすすめです。特に高齢者の場合、些細な刺激でも肌が傷ついたり荒れたりしてしまいます。固い椅子は疲れにも繋がるので、気持ちよく入浴するためにも、柔らかいクッション付きの介護用風呂椅子を選んでください。

介護者の負担をなるべく減らすなら「回転付き」の介護用風呂椅子がおすすめです。入浴介助は、立ったりしゃがんだりするため、介護者も大きな負担になります。回転付きなら介護者が動かなくても、椅子を回転させて洗う場所を変えられるので便利です。回転させる際に、要介護者がお風呂の道具や壁にぶつからないように注意してください。

介護用風呂椅子の足に「滑り止め」があるかチェックしてください。椅子が急に滑って動いてしまうと、座っている要介護者は落ちてしまいます。事故や怪我を防ぐためにも、足部分に滑り止めがあるか必ず確認してから購入してください。特に軽くてコンパクトなタイプは滑りやすいので、注意が必要です。

介護用風呂椅子の高さは合っているか、調節可能かも必須チェックポイントです。高さが合っていないと要介護者に負担をかけます。高さ調節が可能なタイプは、複数人の入浴介助でも便利です。さらに低いものを使用して腰をかがめる必要がないので、介護者も負担が減ります。

「折りたたんで収納できるか」も要チェックです。介護用風呂椅子は、通常の風呂椅子もサイズが大きくなります。特に背もたれやひじ掛け付きのものは、置きっぱなしにすると邪魔になります。折りたためるものならコンパクトにして、脱衣所の隅に収納できるので便利です。

介護用風呂椅子は、通常の風呂椅子よりも複雑な構造をしています。そのため、濡れたまま放置をしているとカビが生えてしまいます。ここでは、介護用風呂椅子の正しいお手入れ方法を解説します。

【お手入れ手順】

1. 背もたれや座面にクッションが付いている場合は取り外す
2. 本体やクッションは、中性洗剤の付いたスポンジで洗う
3. しっかり水で洗剤を洗い流す
4. 天日干しをして乾かす
5. 消毒はアルコールを使用する

入浴介助には、介護用風呂椅子に合わせて滑り止めマットや手すりの準備もおすすめです。安全面をより一層強化できる滑り止めマット、要介護者の立ち上がりをスムーズにしてくれる手すりはどれも介護を助けてくれます。ぜひ介護用風呂椅子に合わせて、そのほかのアイテムもチェックしてください。

介護用の風呂椅子は、介護保険が利用できる特定福祉用具です。そのため、自己負担のみで購入が可能です。介護用品のレンタルを利用している方も多くいますが、風呂椅子は衛生面からレンタルには不向きです。介護保険を利用して、購入してください。

介護保険が適用されれば、かかった費用の1割で購入が可能です。しかし、一定以上所得がある方は2割・3割負担となるため、申込の際にチェックしてください。

入浴介助はとても大変な作業です。要介護者の方にも気持ちよくお風呂に入ってもらうために、介護用風呂椅子はこだわりを持って選ばなければいけません。ホームセンターでも豊富な種類の介護用風呂椅子を扱っています。ぜひ本記事の情報も参考にしながら、使いやすい介護用風呂椅子を購入してください。