フィッシングウェアおすすめ22選｜おしゃれなメーカーは？防寒できる？

防水性に優れたフィッシングウェアは、釣りを快適に楽しむうえで欠かせないアイテムです。水しぶきや雨で体が濡れるのを防ぐことはもちろん、寒さ・魚による臭い・汚れから守ってくれるといったメリットがあります。

一番の魅力である防水性は商品によって性能レベルが違います。性能レベルが低いと水が染みてきたり、ファスナーや袖から水が浸入してきたりといったトラブルを引き起こしてしまうので慎重に選びたいところです。

そこでこの記事では、フィッシングウェアの選び方とおすすめの商品を紹介していきます。防水性を高めるならどんな点に気を付けたらいいのか、またフィッシングウェアを長持ちさせるコツも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

フィッシングウェアとは、釣り場の環境を考慮して作られた釣り専用の衣服です。海釣り川釣り問わず釣り場では濡れることが多いので、防水性を高めて作られています。また、釣りでは意外と体を動かすため、動きやすいように設計されているものがほとんどです。

フィッシングウェアを着ていれば、急な悪天候に見舞われても対応できます。また、内側の服が濡れたり汚れたりしないので、ウェアを脱ぐだけですぐ帰宅できるといった利点もあります。フィッシングウェアを着ているといないとでは、快適度が180度変わると言っても過言ではありません。

フィッシングウェアを選ぶときに注目すべきポイントを6つに分けて解説していきます。一番重要な部分は防水性能のレベルですが、動きやすさや機能性などほかにも気にかけたい点がいくつかあるので詳しく見ていきましょう。

まず注目したいポイントはフィッシングウェアに使われている素材です。素材の種類によって防水性能のレベルや価格が変わってくるので、必ずチェックしておきたいポイントです。ここでは、フィッシングウェアの代表的な素材を3つ紹介します。

防水性・透湿性・防風性の3点が優れたゴアテックスは、多くのアウトドアアイテムに取り入れられているハイスペック素材です。外から水が入り込まないだけでなく、ウェア内部で発生した水蒸気を外へ逃がす機能にも長けています。

そのため、釣りの最中にたくさんの汗をかいたとしても蒸れにくく、快適に着こなせる点が高く評価されています。ただし高機能な分値が張るため、予算と相談しながら選んでください。予算を気にしない場合は、ゴアテックスのフィッシングウェアを迷わず選ぶのがおすすめです。

ナイロンは合成樹脂から作られている生地で、非常に軽く動きやすい特徴を持っています。また、ナイロン素材はリーズナブルに手に入れられるので、予算を抑えたい方におすすめです。手軽さが魅力のナイロンですが、透湿性はないので長く使用するとウェア内が蒸れてきます。

短時間で使用する場合や汗をかきにくい天候のときに使うのがおすすめです。

メーカーによっては自社のオリジナル素材を採用していることがあります。独自開発された素材は基本的にそのメーカーの商品でしか扱っておらず、価格を抑えつつ機能性にも優れているのが魅力です。

釣り具メーカーやアウトドアメーカーなどが作るオリジナル素材は、防水性と透湿性にこだわって製造されています。メーカー独自開発の代表的な素材は、ダイワのレインマックスやコロンビアのオムニテックなどです。

季節によって釣り場の環境も変わるため、快適度を上げるなら季節に合わせてフィッシングウェアを選びましょう。秋冬の寒い季節は保温や防寒ができるもの、暑い季節は通気性のいいものを選ぶのがおすすめです。

秋冬の寒い季節に釣りをする場合は、保温・防寒機能のあるフィッシングウェアを選びましょう。保温・防寒性に優れているフィッシングウェアには中綿が使われています。中綿があるとウェア内の熱を外に逃がしにくくなるため、寒い季節での体温低下を防いでくれます。

夏場はより多くの汗をかく季節なので、通気性や透湿性のいいフィッシングウェアを選びましょう。通気性の悪いウェアを長時間着ていると、内部の汗が発散できずに蒸れてしまいます。汗をかきやすい部位に通気穴があるものや、透湿性が5,000g以上のものを選ぶのがおすすめです。

フィッシングウェアに備わっている細かい機能は便利なものばかりなので、たくさんの機能が付いていればより快適に釣りライフを過ごせます。特に、必ず欲しい機能はファスナーカバー・二重使用袖口・フード付きの3つです。

何も手を加えられていないファスナーは、簡単に水の侵入を許してしまいます。せっかく防水性の高い素材を選んでも、ファスナーから水が入ってしまっては元も子もありません。水の侵入を防ぐファスナーカバーが付いているかを必ずチェックしましょう。

また、ファスナー部分に特殊なフィルムを施した止水ファスナーもおすすめです。止水ファスナーであれば、より細微な隙間からの水の侵入もしっかりと防いでくれます。

釣りでは腕を大きく振る場面が多いので、袖口から雨が浸入してしまうケースも少なくありません。袖口が二重構造になっているものや、袖口を絞れるものであれば袖口から雨が浸入するのを防げます。マジックテープ式の場合は、腕の太さに合わせて調節できるので便利です。

防寒性をより高めたい場合は、フードが付いているものや首を覆うハイネックタイプを選びましょう。首まですっぽりと覆われていれば防寒効果が大幅にアップします。また、フードが付いていると襟周りからの雨の侵入も防げるので、天気の変化にも対応できます。

防水性が高いかどうかを見極める際のひとつの目安となるのが耐水圧です。生地がどれほどの水圧に耐えられるかを表しており、数字が上がるほど耐水性に優れています。300mmなら小雨程度・10,000mmなら大雨・20,000mmになると嵐レベルにも耐えられると言われます。

釣り場はいつ悪天候に見舞われるかわからないので、大雨にも耐えられるように10,000mm以上のフィッシングウェアを選ぶようにしましょう。

釣りは魚が釣れるのをじっと待つイメージがありますが、意外と体を動かす場面が多いです。特に腕周りを動かすことが多いので、フィッシングウェアが重かったり機動性がなかったりすると、動きが制限されてしまいます。できるだけ軽量タイプでストレッチ性の高いものを選びましょう。

フィッシングウェアは釣り専門メーカーやアウトドアメーカーで取り扱われています。せっかくなら定評のあるメーカーのフィッシングウェアを購入したいと思う方も多いはず。そこで、口コミなどで高い評価を獲得している3つのメーカーをピックアップしました。

ワークマンは作業着やアウトドアウェアを中心に扱っている日本のメーカーです。ワークマンの魅力はなんといっても、機能性のいいアイテムを激安で手に入れられる点です。フィッシングウェアや釣り用レインウェアが、5,000円以下で販売されています。

はじめてフィッシングウェアを購入する方や、釣りをする回数が少ない方におすすめのメーカーです。

株式会社シマノは釣り・自転車部品を専門に取り扱っているメーカーです。シマノで扱うフィッシングウェアは、釣り専用のレインウェアとして販売されています。自社で開発を手掛けた、防水・透湿性能の高いドライシールド生地を採用しているのが特徴です。

ジャケットデザインがおしゃれで見た目にもこだわっている点も高く評価されています。

日本のフィッシングメーカーとして世界的に高い評価を獲得しているダイワは、常に水しぶきがかかることを意識した製品開発に努めているメーカーです。最高峰のゴアテックスを採用したフィッシングウェアが豊富で、とにかく防水性に長けています。

また、防水・透湿・撥水性のバランスがいいオリジナル素材、レインマックスを使用したウェアも人気があります。

フィッシングウェアを着用するときは、細かい釣り道具を入れられるポケットがたくさん搭載されているフィッシングベストの併用もおすすめです。小さいものからゆとりのある5Lサイズまで、幅広いサイズが揃っているので自分の体に合うサイズを見つけてください。

フィッシングウェアをできるだけ長く愛用するには、普段のお手入れから意識することが大切です。フィッシングウェアを使ったまま放置すると、カビが生えてしまう場合があります。使用後は必ず水洗いをしてから、風通しのいい場所でしっかりと乾燥させるのが長持ちのコツです。

汚れが強いときは水洗いのみでは落とせないので、中性洗剤を使ってスポンジで叩くように押し洗いします。また、乾燥させた後は撥水・防水スプレーをかけておくようにしましょう。防水スプレーなどは、使用するたびにかけるのが理想です。

快適かつ楽しく釣りをするならば、積極的に使用したいフィッシングウェア。釣り環境に合わせて防水性を高めて作られているので、雨の日の釣りにも活用できます。本記事で紹介した選び方を参考に、好みにぴったりと合うフィッシングウェアを見つけてください。

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