ゴム製まな板おすすめ10選！メリット・デメリットを紹介！お手入れ方法は？

食材を切るときに必要となるまな板は、毎日の調理に欠かせないアイテムです。頻繁に買い替えるものではないので長く使うことを考えて、お手入れが簡単かつ使い心地のいいまな板を手に取りたいですよね。

そこで注目したいのがゴム素材で作られたまな板です。木製・プラスチック製まな板よりもお手入れが簡単なので、清潔を保ちやすいまな板として注目されています。同じゴム製でも形状や厚みによって使い心地が変わるので、購入する際には慎重に選びたいところです。

この記事では、ゴム製まな板の選び方のポイントとおすすめの商品を10選紹介していきます。ゴム製まな板のメリット・デメリットを把握して、自身のライフスタイルに合う商品を見つけてください。

ゴム製まな板とは、その名のとおり全体がゴム素材でできているまな板です。扱いやすさを考慮して合成ゴムを採用している製品が多く、そのほとんどがエラストマーと呼ばれる素材を使っています。ゴムと樹脂の中間の性質を持っており、弾力性に優れているのが特徴的です。

ゴム製まな板は優れた点が多いアイテムですが、いい面もあれば悪い面も存在します。欠点を把握せずに購入すると、想像していたものと違いがっかりしてしまう場合もあるので、メリットだけでなくデメリットも事前に確認しておきましょう。

• 弾力性があるから羽当たりがなめらか
• 傷が付きにくい
• 菌が繁殖しにくい
• 水切れがいいので乾きやすい
• 漂白剤が使える
• 表面を削れるから長く使える

ゴム製まな板の主なメリットは以上のとおりです。木製と違って水気を吸わないので水切れがよく、立てかけておくだけでしっかりと乾いてくれる点が大きなメリットとして挙げられます。定期的なお手入れで漂白剤も使えるため、長く使っていても清潔を保ちやすいのも嬉しいポイントです。

また、ゴム製まな板は商品によっては表面を削れるため、専用の削り器を使えば新品のように一新できます。傷が目立ってきたら表面を削り、傷のないまな板に蘇らせられるのが強みです。

• 熱に弱いため変形することもある
• 重いので持ち上げるのが大変

天然ゴムは熱に弱い一面があるため、熱い食材を置いたり熱湯をかけたりすると、変形してしまう恐れがあります。ただし、合成ゴムを使用している場合は高温に耐えられるものもあるので、すべての商品に当てはまるデメリットではありません。

もうひとつのデメリットとして挙げられるのが重さです。ゴム素材は重量があるため、木製やプラスチック製のまな板に比べて持ち上げるのが大変です。食材を鍋に入れるためにまな板を持ち上げるときや、まな板を洗うときに負担を感じる場合があります。

ゴム製まな板を選ぶときのポイントを4つに分けて解説していきます。毎日のように料理を作るのであれば、使い勝手のよさを重視した選び方がおすすめです。快適に調理ができるように、サイズ・機能性・重量などを確認してから購入するようにしましょう。

キッチンの作業スペースのサイズを測り、その範囲内に収まるゴム製まな板を選ぶのが基本です。家庭用まな板の一般的なサイズは20cm×30cm前後なので、十分なスペースがある場合は平均を目安にしてください。

食材こぼれを防ぎたい場合は、横幅のあるサイズ感を選びましょう。奥行のあるキッチンであれば、円形のゴム製まな板もおすすめ。また、サイズが大きくなればその分重くなるので、重量を考慮しながら選ぶのも大切です。

ゴム製まな板の機能性は商品によって異なるので、どんな機能が備わっているかを商品ごとにチェックしてください。どれくらいの熱に耐えられるのか、抗菌加工は施されているのかなど、注目したいポイントを3つ紹介します。

天然ゴムを使用したまな板は熱に弱いですが、合成ゴム素材の場合は100度以上の熱に耐えられるものもあります。130度以上の熱に耐えられれば、調理したての熱々の食材を置けるだけでなく、熱湯消毒も可能になります。

熱湯消毒をおこなえばより清潔を保ちやすくなるので、できるだけ耐熱性の高いゴム製まな板を選ぶのがおすすめです。

穴が空いているゴム製まな板であれば吊り下げられるため、収納スタイルの幅が広がります。また、全体的にしっかりと乾燥させられるのも嬉しいポイントです。立てかけておくとどうしても下に水分が溜まりがちですが、吊るしておけば偏りなく清潔さを保てます。

何年も長く愛用するのであれば、抗菌加工の有無も必ず確認しておきましょう。抗菌加工が施されていれば雑菌の繁殖を抑えてくれます。抗菌加工が施されているものは少し値段が張りますが、清潔を考えるのであれば積極的に選択したい機能です。

ゴム製まな板の重さが気になる場合は、薄型タイプのものを選ぶのがおすすめです。同じサイズでも、厚いものと薄いものでは重量が変わります。薄型タイプであれば大きなサイズでも持ち上げるときに苦になりません。

ただし、あまりにも薄すぎるものは持ち上げた際にしなる場合があります。

自宅で食洗器を使用している場合は、ゴム製まな板が食洗器に対応しているかを確認してください。また、食洗器対応可能な商品であっても、食洗器内に収まらなければ元も子もありません。自宅の食洗器に収まるサイズであるかどうかも一緒にチェックしておきましょう。

続いて、ゴム製まな板を販売している人気メーカーを見ていきましょう。昔から親しまれているメーカーの商品は、品質のよさや信頼性に定評があります。ゴム製まな板を購入するなら必ずチェックしておきたい3つのメーカーをピックアップして紹介します。

「パーカーアサヒ」は日本で初めてゴム製まな板を作ったメーカーです。メーカーを代表する商品は1965年に発売が開始された「アサヒクッキンカット」。プロの料理人も愛用しているという優れたゴム製まな板で、半世紀経った現在もなお多くの人に親しまれています。

まな板への包丁のタッチがソフトなので、たくさんの食材をカットしても手に負担がかからないところが魅力です。

ゴム製品をはじめ、手袋やクッションなどの製品を扱っている「テクノ月星」。同社が販売するゴム製まな板の「キッチンスター」はサイズ展開が豊富なので、キッチンスペースに合わせた選び方ができます。

また、食洗器にも対応しているうえに、専用のまな板削りで表面を削り取れる商品なので、何年も長く愛用できるのが嬉しいポイントです。

「パール金属」はキッチン用品やキャンプ用品を中心に取り扱っているメーカーです。ゴム製はもちろん、木製や樹脂製などさまざまな素材から作られたまな板を販売しています。

「パール金属」が展開するゴム製まな板はカラーバリエーションが豊富なので、インテリアに合うゴム製まな板を見つけやすいです。

ゴム製まな板の毎日のお手入れは、食器洗剤を使った洗浄で十分です。食材をカットし終わったら軽く水で洗い流し、洗剤を付けたスポンジでしっかりと洗い流してください。熱湯を使用できるゴム製まな板であれば、洗剤で洗った後に熱湯を全体的にかけるとより衛生的です。

また、ゴム製まな板はハイターなどの漂白剤の使用がOKなので、週に1回を目安に漂白剤によるお手入れをおこなうのがベストです。さらに表面を削れる商品であれば、傷が目立ってきた頃を見計らって以下のような専用アイテムでまな板の表面を研磨しましょう。

ゴム製まな板は包丁の刃当たりがよくお手入れも楽ちんなので、掃除が苦手な方やめんどくさがり屋な方でも扱いやすいのが魅力です。毎日料理を作るのであれば、ゴム製まな板を導入して快適な調理環境を整えてください。

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