エレキベースのおすすめ15選｜選び方や初心者におすすめなセットも紹介！

重厚感のある音程で楽曲のボトムを支える「ベース」。迫力のある重低音がかっこよく、憧れをもつ方も多いのではないでしょうか。

しかし、ベースにもパッシブやアクティブなどのタイプや、ブランドもフェンダーやヤマハなど種類も豊富で、初心者の方はどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。せっかく選ぶなら、体格に合わせて弾きやすく、かっこいいモデルを選びたいものです。

そこで今回は、エレキベースの種類・選び方・人気ブランドを詳しく解説します。記事の後半ではエレキベースのおすすめ商品もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ジャズベースはエレキベースの定番タイプでもあり、まとまりのあるサウンドが特徴です。バンド演奏でもほかの楽器とのバランスが取りやすく、ジャンル問わず使いやすいのもポイントです。またネックも細めなので、初心者の方でも握りやすくなっています。

プレシジョンベースは、1951年にフェンダー社より発売されたエレキベースの代表モデルです。力強い低音と伸びのある高音で、パンクやロックなどの楽曲に向いています。

パワフルなサウンドなので、楽曲によってはバランスを取るのが難しいこともあります。また、ジャズベースに比べてネックが太いことから、初心者よりもベースに慣れている方の方が扱いやすいでしょう。

パッシブタイプは、ピックアップで拾った信号がそのまま出力されるので、ふくよかな音色が特徴です。ジャズベースやプレシジョンベースにも多く採用されており、電池が不用でツマミが2〜3個とシンプルな仕組みになっています。ナチュラルな音色が好みの方は、パッシブタイプもチェックしてみましょう。

アクティブタイプは電池が必要で、ベースに付いているツマミが4つ以上のタイプをいいます。ベース本体にプリアンプが内蔵されており、音色が自由に調整できるのが特徴です。出力を大きくすればパワフルな音色にもなるので、自由に音作りをしたい方にもおすすめです。

エレキベースには、単品のものと付属品が一緒になったセットタイプがあります。ベースを始めるには、アンプ・ケーブル・チューナーといった付属品も必要になります。好みに合わせて一つずつ選びたい方は単品がおすすめですが、初めてでどれを選んだらいいのかわからないという方は、セット品を選ぶようにしましょう。

女性など小柄な方は、ショートスケールのベースがおすすめです。ショートスケールはナットからブリッジまでの長さが短いので、手が小さい方でも弾きやすいのが特徴です。また、ショートスケールの場合はギターとのギャップも少ないので、並行してギターを始めたい方にもぴったりです。

ベースは一般的には右利き用のモデルが多いですが、左利き用の「レフティモデル」もあります。レフティモデルの場合、自分の利き手に合わせて弾くことができますが、右利き用に比べてモデルが少ないので、気になるブランドで展開があるかなどもチェックしておきましょう。また、譜面は基本的に右利き用で作られているため、レフティモデルで弾くときには反転させる必要があります。

エレキベース選びでは、デザイン重視で見た目で選ぶのもおすすめです。カラーや形状など、自分好みのデザインを選べば愛着も湧いて、長く愛用できます。また、好きなアーティストがいる方は、シグネチャーモデルもチェックしておきましょう。シグネチャーモデルはアーティストのこだわりが詰まっており、同じようなスタイルでの演奏を目指すことができます。

自宅での演奏やスタジオ練習がメインの場合は、3万円以下のモデルがおすすめです。初心者向けのモデルでも3万円前後のものが多いですが、安いものでは1万円台で購入できるモデルもあります。外国製のモデルでは高品質ながら低価格なものも多いので、初めてベースに挑戦する方は価格重視で選ぶのもいいでしょう。

ライブ演奏やスタジオの録音でも使う場合は、5〜10万円程の高級モデルがおすすめです。高級モデルはスペックが高いものが多いので、ライブでのパワフルな演奏からスタジオでの繊細な録音まで環境に合わせた音質で演奏ができます。周辺機器と合わせて音質重視で選ぶのもいいでしょう。

フェンダーは1940年代にアメリカで設立された楽器メーカーで、老舗ブランドとして幅広い年代から人気を誇っています。フェンダーはジャズベースやプレシジョンベースなどの定番を生み出したことでも有名で、シリーズ展開が豊富なのも特徴です。世界的に有名なアーティストと契約もしており、シグネチャーモデルも充実しています。

ヤマハは静岡県に本社を構えるメーカーで、楽器だけでなくスポーツ用品や半導体なども手掛けています。エレキベースでは「BBシリーズ」が人気で、エレキベースの定番モデルでもあります。日本製ならではの高い技術力で、スペックの高いモデルが充実しています。

アイバニーズは愛知県名古屋市に本社を構える楽器メーカー「星野楽器」のブランドで、ギターとベースを展開しています。低価格なものから高級モデルまでラインナップも豊富で、初心者の方でも選びやすいのが魅力です。自社開発のパーツを採用しているため、オリジナル性の高いモデルが多く個性的なベースが充実しています。

バッカスは長野県に本社を構えるギター・ベースブランドで、低価格ながらクオリティの高いモデルを展開しています。有名メーカーのベースのOEM生産も手掛けており、プロやアーティストからも高い信頼を得ています。ベース初心者の方で、初めは低価格でもクオリティの高いものを選びたい方におすすめです。

ベース初心者の方で、アンプやケーブルなどのアクセサリー選びに迷ってしまうという場合は、ベースセットもおすすめです。ベースセットは演奏に必要なアクセサリーが初めからセットになっているので、すぐに始めることができます。以下でベースセットのおすすめもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ベースの演奏に欠かせないアンプですが、サイズが大きいものだと持ち運ぶ際にとても不便です。一方、ミニアンプであれば持ち運びもしやすく、自宅で使う場合でも場所を取りません。練習用としてミニアンプも一緒にチェックしておきましょう。

ベースは初心者からプロまで、弾きたい楽曲やスタイルに合わせて選びやすいのが魅力です。ベース選びで後悔しないためには自分の基準になるものを決めて、好みに合わせて選ぶのが大切です。自分に合ったプレイスタイルのベースで演奏を楽しみましょう。

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