ペン型の電動ドライバーのおすすめ8選|トルク調整とは？メーカーも詳しく解説

DIYにあると便利な電動ドライバー。ホームセンターのDIYコーナーに行くと、たくさんの電動ドライバーが並んでいるので、DIY経験者でもどれを選べばいいか迷ってしまいがちです。小型の電動ドライバーが欲しいときは、ペン型電動ドライバーをおすすめします。

マキタ・リョービ・ボッシュなどの人気メーカーからも、ペン型電動ドライバーが販売されていて選択肢は豊富です。それぞれに使い勝手が異なるので、適当に選ぶと買ってから後悔するかもしれません。

この記事では、ペン型電動ドライバーの特徴や選び方を紹介します。DIY用に電動ドライバーの購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

ペン型電動ドライバーは、ペンドリルドライバーとも呼ばれています。電動ドライバーよりも小型のため、狭い場所での作業に最適です。商品によっては用途に合わせて、折り曲げたり伸ばしたりできるものもあります。

電動ドライバーはトルク調節ができるため、小さいネジや精密機器の組み立てにうってつけです。折り曲げれば、ガンクリップ型のようにも活用できます。

ペン型電動ドライバーは、ガンクリップ型のようなパワーはありません。そのため用途は限られます。太くて長いネジや、大きい穴を空けたい作業には不向きです。本格的にDIYを楽しみたいのであれば、ガンクリップ型の電動ドライバーを検討しましょう。

ペン型電動ドライバーは、トルク値調整できるのがメリットですが、トルク値は高ければいいとは限りません。重要なのは、用途に合ったトルク値で使用できるかです。

パワーが弱いため用途は限られますが、用途に合ったトルク値で使えないと意味がありません。購入前に最大トルク値と最小トルク値を確認してください。

ペン型電動ドライバーを長時間使用したい場合は、コード式をおすすめします。近くにコンセントがある場所に限定されますが、常に安定した電力供給を可能にするので、時間を気にせず使用できるのがメリットです。

場所を選ばずに使用したいのであれば、コードレスの充電式がおすすめです。コンセントがない場所でも使用できて、コードの煩わしさもありません。

ただし、バッテリーが内蔵されていたり、バッテリーを装着して使用したりするため、その分重くなります。また、バッテリー残量が少なくなるとパワーが落ちる・バッテリー切れでは使用できないのが留意点です。

ペン型電動ドライバーにはプロ用とDIY用があり、耐久性に違いがあります。趣味でDIYを楽しみたいライトユーザーにはDIY用、本格的にDIYしたい人や長時間の使用を前提に選びたい場合はプロ用がおすすめです。

購入時には、用途に合った耐久性であるかを確認してください。

ビットがセットされているペン型電動ドライバーであれば、購入後すぐに使用できます。セットされているビットは初心者にも使いやすい汎用性のあるサイズですが、用途によっては物足りなく感じる可能性も。

付属ビットがあれば後から買い足さずに済みますし、用途に合わせてビットの使い分けもできます。

マキタは国内を代表する電動工具メーカーであり、国内トップシェアを誇ります。プロにも愛用者が多いメーカーとしても知られており、充実のラインナップも魅力です。プロ仕様のものからDIY用まで選択肢も豊富に用意されています。

ボッシュはドイツのメーカーで、DIY用工具からガーデンツールまで、幅広い商品を展開しています。国内でも大変人気が高く、ホームセンターでも手軽に入手できるのがメリットです。ドイツのメーカーらしく、耐久性の高さに定評があります。

2018年に日立工機から、HiKOKI（ハイコーキ）へブランド名を変更しています。マキタに継ぐシェア率を誇る国内メーカーとして、プロからDIY用まで幅広い商品を展開しています。

電動工具のラインナップも充実しており修理受付にも対応しているので、長く愛用したい人におすすめです。

小さいネジや精密機器、狭い場所での作業には、ペン型電動ドライバーがおすすめです。伸ばしたり折り曲げたりできるので、用途に合わせて使い分けもできます。電源方式やビットでも使い勝手が変わるので、用途に合わせて最適なペン型電動ドライバーを選んでください。