【美容整形】二の腕痩せには脂肪吸引？注射？【細くならないって本当？効果や費用を解説！】

体にある余分な皮下脂肪を機械的に取り除く脂肪吸引はコストを安く抑えられるので、二の腕痩せの美容整形方法として最も一般的に行われています。二の腕の脂肪吸引の特徴を分かりやすくまとめました。

二の腕の脂肪吸引の特徴・ポイント

• 痛みや内出血などの副作用が生じる
• ダウンタイムは1~2週間とほかに比べて比較的短い
• 施術してから2週間程度で二の腕が細くなり始める
• 大量の脂肪を取り除く場合以外、たるみは発生しづらい
• 施術費用は比較的安く、15~30万円程度で受けられる

BNLSなどの脂肪融解成分を注射する方法で、顔などの狭い範囲のむくみを取るのに向いています。二の腕に用いられる場合もあります。

脂肪融解注射の中には、高麗人参を使った山参(サンサム)注射と呼ばれる施術方法も存在します。BNLSと異なり食欲抑制効果や基礎代謝アップの効果も期待できるので、二の腕のむくみ・たるみを健康的に取り除けます。

二の腕の脂肪吸引の特徴・ポイント

• 内出血・痛みなどの副作用が生じづらい
• ダウンタイムは3日程度と短い
• 即効性が弱く二の腕が痩せ始めるのに1か月以上かかる
• 施術後の後遺症がほとんど発生しない
• 痩身効果を得るのに100cc程度必要なため40万円程度かかる

術後1週間が経過するまでは二の腕の内部で出血が続くので、1~2週間程度圧迫固定が必要です。圧迫固定を行わないと、施術部位にリンパ液などの組織液がたまり腫れやむくみが酷くなります。

手術直後は麻酔が効いていますが、しばらくすると筋肉痛のような痛みが生じます。手術後翌日~3日後がもっともダウンタイム症状が強く、腫れ・むくみや内出血が目立つようになります。腹・太ももに比べると症状が弱いので、翌日から仕事の再開が可能な場合もあります。

手術から4日~1週間経過すると、内出血のピークが過ぎ、腫れ・むくみや痛みが引いていきます。ダウンタイム中にお酒を飲むと腫れ・むくみが悪化する場合があります。術後1週間までは減酒するようにしましょう。

術後1~2週間後には痛みや腫れが落ち着き内出血もほとんど消失するので、圧迫固定を行う必要がなくなります。しかし、皮ふや脂肪が硬くなる拘縮という症状が出てくるため、マッサージを行い硬くなった部位をもみほぐさなければなりません。

術後1か月が経過するまでは、腫れやむくみが残った状態になり、人によっては効果が感じられない場合があります。平均して1か月で効果を感じられるようになるので、心配しないようにしましょう。

脂肪吸引を行ってから1ヶ月が経過すると、むくみ・腫れなどのダウンタイム症状が治まり、目に見えて二の腕の細さが分かるようになります。ただし、拘縮の症状が引き続き残るので、特定の部位を強く押した時に痛みが再発する場合があります。

皮膚の硬い部分を優しく指で押したり揺すったりして、拘縮が悪化しない範囲でマッサージをしましょう。年齢や体格などによる個人差がありますが、手術してから3ヶ月経過すると拘縮の症状も収まりはじめます。

完全に脂肪吸引した部位が落ち着くのは半年程度と言われています。ただし、失敗してしまった場合は腕の形が不自然になってしまうので、術後の後遺症に注意が必要です。

二の腕痩せの整形には、脂肪吸引・脂肪融解注射・サンサム注射の3種類があります。脂肪吸引が一番安くなる場合が多いです。ただし、注射する量や回数によっては、脂肪融解注射の方が安く済むことがあります。

二の腕痩せの整形の費用一覧表

脂肪吸引で皮膚のたるみがより酷くなってしまう可能性は低いですが、手術に失敗すると発生する場合があります。ドクターの技量や使用機材の性能が低いとたるみが生じやすくなるので、脂肪吸引の実績が多いクリニックで受けましょう。

また、肌質やたるみの状況を考慮せずに、脂肪を取りすぎてしまうとたるみが発生します。加齢により二の腕の脂肪・しわが増えている方は、脂肪の吸引量を調節してもらうようにしましょう。

脂肪吸引チューブを二の腕全体に通さないと、脇の部分に大きな溝ができてしまいます。旧式の機材で皮膚直下の脂肪だけを無理やり抜き取ると凸凹が生じやすいので、しっかりした設備を持つクリニックで整形手術を受けましょう。

また、医師の技術が低いと二の腕の脂肪を取り過ぎてしまい、細かいボコボコが発生する可能性があります。事前にデザインのイメージ共有をしっかり行い、一度に大量の脂肪を吸引しないようにしましょう。

体全体のバランスを考えずに二の腕中央の脂肪だけを取り除いてしまうと、砂時計のような不自然なくびれが発生してしまいます。

二の腕だけでなく肩の近くの脂肪もしっかり除去すると、肩から腕にかけてのフォルムを美しく整えられます。事前にデザインのイメージ共有をしっかり行いましょう。

二の腕痩せの整形はピンポイントで脂肪を取り除けるため、ダイエットで二の腕だけがたるんでしまう方に最適です。ここでは、二の腕痩せの整形のメリットとデメリットを表にして分かりやすくまとめました。

二の腕痩せの整形のメリット・デメリット

二の腕痩せの整形は二の腕部分の脂肪組織だけを取り除けるため、ピンポイントで細くできるのがメリットです。また、筋トレや食事制限などと異なり脂肪細胞の数自体も減るので、細胞の肥大化によるリバウンドも防げます。

脂肪吸引を行えばすぐに脂肪の量を減らせるため、1ヶ月程度で高い効果が得られます。脂肪溶解注射は1回注射を行った後2~3週間の間隔を取り、3回目で効果がでるので1ヶ月半ほどで効果を感じられます。ダウンタイムも短く、拘縮する期間がほとんどないのもメリットです。

脂肪吸引では脂肪細胞を無理やり取り除くので、ダウンタイムが長く拘縮が完全に治るまでに半年程度かかります。また、通常のダイエットに比べて、腕の形が不自然になりやすいのも欠点です。後遺症が不安な方は脂肪溶解注射を受けましょう。

整形手術は自由診療のため保険適用されず、二の腕痩せの整形を行うだけで20万~50万円かかるのもデメリットです。複数箇所の整形を行うと100万円近くかかります。

脂肪溶解注射など治療内容によっては数回にわたって通院が必要です。モニター治療を受ける場合は、3~5回程度通院する必要があります。そのため、アクセスの良さ・通いやすさも考慮して、自宅から近いクリニックを選びましょう。

通院が不要な脂肪吸引でも、施術後の後遺症などのトラブルが出た場合はクリニックへの通院が必要です。万が一のトラブルに備えて家から通えるクリニックを選んだ方がいいです。

後遺症が発生する可能性がある二の腕の脂肪吸引では、クリニック全体の実績だけでなく、ドクターの実績・得意分野も見た方がいいです。美容手術はさまざまな部位を取り扱うので、表面的な症例数が多くても二の腕の脂肪吸引をほとんど行わない医者もいます。

二の腕の脂肪吸引では体型によって内容が大きく変わるので、実績が少ないと失敗しやすくなります。クリニックのHPに症例が掲載されている場合が多いため、公式サイトをチェックして脂肪吸引の実績が豊富にあるか確認しましょう。

二の腕の脂肪吸引は医師の技量によって結果が変ります。自分の要望に合わせて治療できるように、しっかり相談する必要があります。自分の現在の症状や、治療に関する不安を親身になって聞いてくれるクリニックを選びましょう。

治療内容の説明や仕上がりのイメージ共有も行えるところであれば、治療後の後遺症のリスクも減らせます。無料カウンセリングを受けられるところが多いので、初めて整形を行う方は複数のクリニックで相談を行いましょう。

二の腕痩せの整形手術は自由診療のため健康保険が適用外です。クリニックによって料金が大きく異なり、治療方法・範囲によっては非常に高額になります。

一部の美容クリニックではモニター価格で受けられるところもあるので、各コースの料金・条件をしっかりチェックしましょう。診察代・術後のアフターケアなどのサービスが別料金だと、施術費用が高額になる場合が多いため、オプション料金が無料のクリニックを選んだ方がいいです。

脂肪吸引を行うと脂肪細胞を直接取り除けるので、リバウンドしにくくなります。二の腕が太くなる原因は以下の3つの要因で増えた体内の老廃物が絡みつき、脂肪細胞が肥大化してセルライトになるからです。

二の腕痩せの整形手術だけでも効果がありますが、腕立て伏せ等の筋トレとダイエットを併用して行うと、より体が引き締まります。二の腕は普段の生活では動かしづらいので、ダウンタイムが終わったら積極的に筋トレを行いましょう。

• 運動不足による筋肉量の減少
• 姿勢の悪さによる老廃物の増加
• 食べ過ぎによる体脂肪の増加

1回の脂肪融解注射で溶かせる脂肪細胞の量に限りがあります。二の腕は範囲が広く1回では効果を実感しづらいです。脂肪融解注射で二の腕の痩身を行う場合は、3~5回に分けて繰り返し受ける必要があります。

脂肪融解注射を打ってから脂肪細胞が排出されるまで時間がかかるので、1回注射するたびに2~3週間空ける必要があります。素早く確実に二の腕の痩身効果を得たいなら、脂肪細胞を直接取り除く脂肪吸引を受けるようにしましょう。

脂肪を吸い取るための管を入れる脂肪吸引は、3~5mm程度切開します。目立たないように、ひじの裏等の隠れやすい部分を切りますが、手術後に傷跡が残ります。

脂肪融解注射は直径1mm程度の極細の針を打ち込むので、傷跡がほとんど残りません。ダウンタイムによる見た目の変化も少ないため、施術後に傷跡を残したくない方は脂肪融解注射が最適です。

脂肪吸引は術後1日~2週間後にむくみ・内出血が目立つため、二の腕が隠せる寒い時期に行った方がいいです。術後6ヶ月までは拘縮による腕の変形が続くので、10~12月の時期がベストタイミングとなります。

ダウンタイム中はテーピングを行うため、二の腕部分がゆったりした服を着用しましょう。脂肪吸引ほどむくみが生じない脂肪融解注射では、春・夏の時期でも受けやすいのがメリットです。

手術時にエクソソームと呼ばれる幹細胞が入った液体を注入すると、細胞の修復能力が高まり術後のむくみ・内出血を大幅に軽減できます。オプション治療のため追加料金がかかります。希望する場合は手術を受けリニックで対応しているか確認しましょう。

仕上がりをよくするためには内出血・むくみの発生を抑えつつ、拘縮による筋肉のコリをほぐす必要があります。腕が内出血している状態でマッサージをするとむくみが悪化してしまうので、手術直後は圧迫固定をしっかり行いましょう。内出血が収まった後は丁寧にマッサージすると筋肉のコリが取れていきます。