バイク乗りにオススメの腕時計10選｜振動で壊れる？バイクに腕時計をつける方法も

バイクでツーリングしたり通勤や通学をしたりする際に、今の時刻を知りたい場面は多くあります。しかし、そんな時に一旦止まってスマホを確認するのは面倒です。そこで、乗りながら時刻を確認できる腕時計があればとても便利です。

しかし、バイクの上は振動も多く時計にとっていい環境ではありません。しかも、腕時計に目をやれば進行方向から目が離れてしまいます。そのため、バイクに乗る際は日常使いの腕時計選びとは違う観点で選ぶ必要があるのです。

そこで、本記事ではバイクに乗るための腕時計の選び方と、バイク乗りにおすすめの腕時計を紹介していきます。安全に使えるお気に入りの腕時計を見つけて、爽快なツーリングに出かけましょう。

バイクの運転中の時間確認は、視野が前方から離れ危険です。そのため、バイク用の時計は瞬時に時間が読み取れなくてはなりません。アナログ時計なら針が太いもの、数字が瞬時に読み取れるものがおすすめです。デジタル時計なら数字が大きく表示されるものを選びましょう。

また夜間走行する場合はバックライト機能付きなど、暗い中でも時刻が読めるものがおすすめです。時刻の読み取りやすさから言えばパイロットウォッチも優れていますので、時計選びの候補に入れてみましょう。

バイクはエンジンや走行路からの振動を受け続けます。また、転倒時には計り知れないような衝撃を受けます。腕時計はそんな過酷な条件に耐えなくてはなりません。その対策は2つ、頑丈な腕時計にするか・壊れてもすぐ買い換えられる安い腕時計にするかです。

一般的に機械式の腕時計は振動や衝撃に弱く、しかも高価ですのでおすすめできません。特にバイク初心者の方は転倒するシーンが多いですので、壊れても精神的負担の少ない安価な腕時計がおすすめです。

バイクでのツーリングで急な雨に振られることはよくあります。そんなとき腕時計に防水機能が付いていれば安心です。最低でも雨降りに耐えられる5気圧防水（生活防水）のものを選びましょう。しかし、ツーリング先で水上スポーツを楽しむなら10気圧防水、ダイビングを楽しむならダイバーズウォッチを考えましょう。

エンジンの点火プラグには高電圧がかかり、その周辺から常に電磁波が発生しています。その電磁波が時計の部品に影響すると正確な時刻が刻めません。特に機械式のゼンマイが磁化したときの狂いは大きいです。耐磁機能付きの腕時計は、電磁波の影響を受けにくい筐体や部品素材を使った腕時計で、バイク用として適しています。

クオーツ時計は電池の動力を利用して動く時計で、定期的な電池交換が必要です。それを改善したのがソーラー腕時計で、太陽の光で発電し二次電池に充電し電池交換なしで動き続けます。メーカーで呼び方が変わり、ソーラー腕時計を初めて実現したシチズンではエコドライブと呼ばれ、世界有数のソーラー技術を持っています。

クオーツ時計は機械式に比べると時間の狂いの少ない精度の高い時計です。しかし、月に数十秒程度の狂いが生じます。それをより精度が高く、ほとんど時間の狂いが生じない時計が開発されています。どのようなものがあるか下に紹介します。

腕時計のベルトの素材には大きく分けてメタル・レザー・ラバー・ファブリック4種類が使われています。

• メタルベルト：転倒時に腕を傷つける恐れがあり、あまりおすすめでない
• レザーベルト：水に弱く雨降り走行に適さいないので、あまりおすすめでない
• ラバーベルト：水に強く、汚れても水洗いができるので、バイク乗りにおすすめ
• ファブリックベルト：水に強く水が染み込まなければおすすめ

メタルベルトの場合は、腕時計をジャケットの上から着けるなど工夫すれば使えます。

バイク好きなら見逃せないコラボモデルもおすすめです。たとえば、ホンダのスーパーカブとSEIKOがコラボした「セイコー5スポーツ」などがあります。文字盤はスーパーカブを前から見たシルエットがモチーフになっています。

また、カシオからはホンダのRC162とコラボした「EQW-A2000HR」を販売しています。燃料タンクのレッドのイメージを腕時計にデザインし、1961年当時のHondaのロゴもあしらわれています。

バイクに乗る際には常に安全運転を心掛けましょう。腕時計を着けて運転する場合も腕時計が安全運転を阻害するようではいけません。よくあるのが、腕時計が手首の下の方まで下がり、手首の可動範囲を狭めてしまうという現象です。

バイクに乗る時の腕時計は極端に大きなケース径のものやリューズが飛び出しているものは避け、腕時計をしっかりと腕に固定するようにします。

どうしても腕時計を見ると前方から視線が離れます。その時に腕時計がジャケットに隠れていたらさらに運転を阻害します。そんな恐れがある場合はジャケットやグローブの上から腕時計を着けるのがおすすめです。腕時計に限らず、運転に支障が出る恐れがあるものはその恐れを最小限に抑えるのがバイク乗りの義務です。

バイクの乗り降りや整備の際に、腕時計の金属部分が車体に擦れてバイクに思わぬ傷が付いてしまう恐れがあります。金属ベルトの場合はその危険性が高いですので、ベルトは水にも強いウレタンやシリコンなどのゴム素材を使ったラバーベルトがおすすめです。また、時計本体が樹脂でできているものも傷回避に適します。

愛車がバーハンドルの場合は、腕時計を腕に着けるようにハンドルの見やすい位置に巻きつけるがおすすめです。しかし、しっかり固定されず時計が垂れ下がってしまう場合があります。そんな時は腕時計のベルトの輪の中にハンドルと近くのケーブルを一緒に通して固定します。ケーブルを引っ張らなくてもベルトが回っているだけで、普通走行では十分です。

愛車のハンドルがバーハンドルでない場合は、ハンドル周辺の平らな面に腕時計を直接貼り付けます。ベルトは必要ないので、取り外すか切り取ってしまいましょう。両面テープで貼り付けてもいいですが、取り外しができるようにマジックテープを使うのがおすすめです。バイクによって見やすく確実に取り付けられる位置を見つけてください。

バイク専用の時計として、バイクの車体に取り付けるタイプの時計もあります。初めからバイク専用として設計されていますので、腕時計と同じような機能はあらかじめ備わっていますが、必ず確認してから購入しましょう。また、自分のバイクに取り付けられるかの確認も必要です。

下に、おすすめの商品を紹介しておきますので、興味がある方はご覧ください。

どうせ腕時計を着けるのなら、バイクに似合うお気に入りの腕時計を探したいものです。バイク乗りに適した腕時計に絞っても数多くの種類がありますので、きっとお気に入りが見つかります。お気に入りの腕時計で格好良くツーリングを楽しみましょう。

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