オンラインゲームにおすすめなホームルーター3選！光回線との違いや選び方も！

コンセントに挿すだけで簡単に利用できるホームルーター。結論から言うと、ホームルーターでもオンラインゲームはできます。しかし、ホームルーターの種類やプレイするゲームの種類によっては使いにくさを感じる場合があります。

オンラインゲームにホームルーターを使う場合は、通信回線や反応速度をチェックしましょう。また、オンラインゲームは一時間で100MGほど使う場合もあります。ゲームによってはすぐ容量がいっぱいになってしまうので、ゲームに合ったホームルーターを選ぶことが重要です。

今回は、オンラインゲームにおすすめなホームルーター3選を紹介します。また、ホームルーターと光回線の違いや選び方も紹介します。ホームルーターの導入を考えている方やオンラインゲームに最適なホームルーターが知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

オンラインゲームを快適にプレイできる目安は以下の通りです。

FPSや格闘ゲームをプレイする場合は、Ping値が15ms以内の回線を選ぶのがおすすめです。FPSゲームは一瞬のタイムラグが勝敗に関わるので、Ping値の低さが重要です。タワーディフェンスゲームの場合は、30ms以内であれば快適にプレイできます。

ここからは、オンラインゲーム向きのホームルーターを選ぶポイントを紹介します。快適にオンラインゲームを楽しみたいなら、通信速度や反応速度を重視して選ぶのがおすすめです。また、ゲームによってはデータ容量が大きい場合があるので、制限を防ぐためにも事前に確認しましょう。

オンラインゲームに使いたい場合は、反応速度は30㎳以下のものを選ぶのがおすすめです。Ping値は回線の応答速度を表す値であり、低ければ低いほどタイムラグがなくなります。そのため、対CPUがメインなら30㎳以下、FPSやTPSは15㎳以下が理想的です。

なお、Ping値50ms前後でも問題はありませんが、Ping値100ms以上だとタイムラグが長くなってしまいます。タイムラグが長くなると動きがかくつきやすくなるので、プレイにストレスがかかります。オンラインゲームを快適に楽しむためにも、反応速度は30㎳以下のものを選びましょう。

オンラインゲームに使うなら、データ容量は制限のかかりにくいものを選ぶのがおすすめです。データ制限のかかるプランで契約すると、ダウンロードやアップデートなどですぐに制限がかかります。ゲームによっても変わる場合もありますが、一時間で100MGほど使う場合もあります。

そのため、データ容量無制限で利用できるものを選ぶのがおすすめです。しかし、一定期間に大量のデータ通信をしたり、混雑する時間帯に使ったりすると通信制限がかかります。通信制限がかかると使いにくいので、制限がかからないものを選びましょう。

オンラインゲームに使う場合は、周波数を5GHzに設定するのがおすすめです。ホームルーターには、5GHz と2.4GHz の2種類の周波数があります。2.4GHzは、対応機種が多いのが魅力です。5GHzよりは回線速度が劣りますが、障害物に強いので使いやすいです。

一方、5GHzは2.4GHzに比べて回線速度が速いうえに安定性があります。そのため、オンラインゲームに使いたい場合は5GHzに設定しましょう。なお、5GHzを屋外で使うと電波法に触れる場合があります。くれぐれも5GHzは屋外で使用しないでください。

とりあえずホームルーターを設置してからゲームをしようと考えている場合は、契約期間に縛りがないホームルーターがおすすめです。契約期間に縛りがないホームルーターなら、好きなタイミングで解約できます。解約金もほとんどかからないので、お試し感覚でも使えます。

そのため、とりあえずホームルーターを設置したい場合は契約期間のないホームルーターを選びましょう。なお、契約期間に縛りがなくても、解約のタイミングによっては端末代の残債を請求される場合があります。一括請求される場合もあるので、事前に確認しましょう。

ここからは、ホームルーターのメリットやデメリットを紹介します。メリットだけでなくデメリットもあるので、契約してから困らないためにも事前に把握しておきましょう。なお、以下ではホームルーターと光回線の違いについても解説します。ホームルーターの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ホームルーターは、工事不要で利用できるWi-Fiルーターです。電源プラグをコンセントに挿すだけで利用できるので、光回線の工事ができない賃貸物件に住んでいる方におすすめです。一方、光回線はホームルーターに比べて早い回線を得られます。

パソコンを使って仕事をする機会が多かったり、オンラインゲームをしたりする方は光回線の方がおすすめです。電波干渉の影響も受けにくいので、回線速度の安定性を求めたい方にも最適です。しかし、光回線が工事が必要なので申し込んでもすぐには利用できません。

申し込んでも工事ができるまで1週間～2週間くらいかかる場合があります。ホームルーターは即日発送にしている業者が多いので、急なリモートワークが決まった場合でも安心です。

ここからは、ホームルーターのメリットを詳しく紹介します。Wi-Fiを導入したいけれど、光回線とホームルーターのどちらを選ぶかで迷っている方が多いですよね。光回線にはないホームルーターの魅力を紹介するので、光回線とホームルーターで迷っている方はぜひ参考にしてください。

ホームルーターは、工事が不要なので届いたらすぐに利用できます。端末の電源プラグをコンセントに挿して設定をするだけで簡単に使えます。最短即日発送に対応している業者もあるので、指定の時間までに申し込めば当日からでも利用可能です。

一方、光回線は工事をしなければ利用できません。申し込んでから工事までにかかる期間は、最短で1週間～2週間です。引っ越しが増える時期は混雑しやすいため、2ヵ月～3ヵ月以上かかる場合もあります。使えるようになるまで時間がかかるので、すぐ使いたい方には向きません。

ホームルーターは、電源プラグをコンセントに差し込むだけで電源が入ります。パソコンやスマホに接続するときもSSIDとパスワードを設定するだけです。新たにアプリをインストールする必要がないので、インターネット設定が苦手な方でも安心です。

光回線は業者に工事をしてもらわなければ利用できませんが、ホームルーターは自分で設定して使えます。賃貸物件によっては光回線の工事ができない場合もあるので、その場合はホームルーターを選択するのがおすすめです。

ホームルーターは、固定回線より月額料金が安いのもメリットです。契約するプロバイダや選ぶプランによっても異なりますが、固定回線と比較するとホームルーターの方が安くなります。そのため、かかる費用をできるだけ抑えたい方はホームルーターを選ぶのがおすすめです。

さらに、光回線の場合は初期費用といて工事費が発生します。ホームルーターは工事費がかからないので、光回線と比べると工事費分も割安になります。端末代がかかるホームルーターもありますが、実質無料にできる場合が多いのでホームルーターの方がお得です。

ここからは、ホームルーターのデメリットを詳しく紹介します。自分に合ったWi-Fiを選ぶためにも、メリットとデメリットの両方を把握しておく必要があります。契約するプロバイダによって異なり場合もありますが、基本的には以下のようなデメリットがみられるのでぜひ参考にしてください。

光回線とホームルーターの回線速度を比べると、どうしてもホームルーターの方が劣ります。圧倒的な差があるわけではありませんが、上りの通信速度が遅く感じやすいです。ホームルーターを電波の届きやすい窓付近に設置することで少し改善されますが、光回線と比べると劣ります。

また、通信品質も光回線の方が優れています。高速回線を安定して得られるので、重いデータをやり取りする機会の多い方でも使いやすいです。オンラインゲームやテレワークに使う機会が多い方は、ホームルーターより光回線の方がおすすめです。

契約するプロバイダによって異なる場合はありますが、無制限と書かれていても通信制限が書かあることがあります。1日4GBや3日で15GBのように一定期間のうちに大量のデータ通信があると、通信が遅くなる可能性が高いです。

通信制限がかかると通信しづらくなるので、普段通りに使うのが難しい場合があります。テレワークやオンライン授業に影響が出る場合も多いです。制限がかかってからでは遅いので、制限がかかる条件をあらかじめ確認しましょう。

ここからは、ホームルーターの回線が遅いときに役立つ改善ポイントを紹介します。ホームルーターの回線が遅いと感じるときは、機器に問題が生じている可能性が高いです。何らかの原因で電波干渉されている場合もあるので、快適に利用するためにもぜひ以下を参考にしてください。

ホームルーターの回線が遅いと感じる場合は、機器を再接続するのがおすすめです。ルーター側の電源を落として一度接続を切断し、再接続すると改善することがあります。長時間接続している場合は、一度接続を切断し再接続を試すといいです。

また、ホームルーターの性能には限度があります。機種や契約プランによっても異なりますが、ホームルーターの同時接続台数の目安は10台です。同時接続台数が多いと回線が遅くなる場合があるので、一度すべての接続を切断して接続しなおしましょう。

ホームルーターの通信が遅いと感じる場合は、通信障害が起こっていないかどうか確認しましょう。使用している端末に問題がないのに突然速度が低下しているときは、通信障害やサーバーダウンが生じている可能性が高いです。

通信障害やサーバーダウンの場合にユーザー側ができることはありません。通信障害の有無を公式サイトでチェックし、障害が解消されるのを待ちましょう。通信障害がないのに回線が遅い場合は、早めにプロバイダに連絡するのがおすすめです。

ホームルーターの回線が遅いと感じる場合は、ルーターの性能を確認しましょう。何年も使っているルーター・中継機の場合は、寿命が迫っている可能性があります。なお、ホームルーターが寿命を迎えたときに生じる症状は以下の通りです。

• 接続が不安定になる
• 通信速度が低下する
• ネットにつながらなくなる
• 充電ができなくなる
• 電源が入らなくなる

以上の症状が出ている場合は寿命を迎えている可能性が高いので、買い替えを検討するのがおすすめです。また、古い型だと回線の質に規格があっていない場合もあります。古い型を使っていると回線速度が遅くなるので、最新機種に買い替えるといいです。

ホームルーターの回線速度が遅い場合は、有線接続するのもおすすめです。PS4にはあらかじめLANポートがありますが、SwitchにはUSBポートしかありません。USB接続のLANアダプタがないと使えないので事前に確認しましょう。

ホームルーターの回線速度が遅い場合は、LANケーブルの規格が古くないかどうかも確認するといいです。LANケーブルの規格は「カテゴリ5e(CAT.5e)」以上が最適です。あまりにも古い場合は交換を検討するのもおすすめです。

ホームルーターの回線速度が遅い場合は、通信方式を「IPv6」に対応させましょう。前まで主流だった「IPv4」は、大きなデータを利用したりアクセスが混み合ったりすると回線速度が遅くなります。そのため、IPv4を使っている場合はIPv6に対応させるのがおすすめです。

回線速度をIPv6に対応させるとIPv4よりも通信可能なアドレスが増えるので、スムーズな通信ができるようになります。ストレスなくインターネットを利用したいなら、IPv6に対応させるといいです。しかし、周辺機器もIPv6に対応していないと意味がないため確認しましょう。

ホームルーターの回線速度が遅い場合は、設置場所を変えるのもおすすめです。ホームルーターは電波干渉の影響を受けやすいので、置き場所を工夫する必要があります。快適に利用した場合は、床から1～2ｍの高さがある場所に設置しましょう。

また、家電が周りにない・水周りでない・囲われていないなどの条件も満たす必要があります。ルーターから離れると電波が途切れやすくなるので、オンラインゲームをするときは注意が必要です。どうしても距離が出てきてしまう場合は、中継機会を導入するのもおすすめです。

ホームルーターの通信速度や回線の安定性には限度があります。もし通信環境に満足できない場合は、光回線の導入を検討するのがおすすめです。光回線なら高速回線を安定して得られるので、テレワークやオンライン授業をスムーズに進められます。

オンラインゲームをする機会が多い場合も、光回線を導入するのがおすすめです。オンラインゲームは、一瞬のタイムラグが勝敗に影響する場合があります。そのため、より快適にオンラインゲームを楽しみたいなら光回線の導入も検討しましょう。

ここからは、ホームルーターのよくある質問を紹介します。ホームルーター関して多くの方が疑問に思ったことを紹介するので、疑問や不安がある方はぜひ参考にしてください。契約するプロバイダやプランによって異なる場合もあるため、以下で紹介する内容はあくまでも参考程度にとどめるのがポイントです。

現在、契約なしで使えるホームルーターは展開されていません。もし契約なしでインターネット環境を使いたい場合は、レストランやカフェに設置されているフリーWi-Fiを使うのがおすすめです。フリーWi-Fiは、契約の必要がないので基本的に誰でも使用可能です。

しかし、フリーWi-Fiはセキュリティ面の弱さが懸念されています。暗号化されていないフリーWi-Fiでhttpからはじまるサイトを利用すると、他人に内容をのぞかれる場合があります。パソコンに詳しい人なら容易にのぞき見ることができるので、セキュリティ面を対策しましょう。

端末を申し込んでから届くまでの目安は、早くて翌日〜4日程度です。しかし、届くまでにかかる期間はプロバイダによって大きく変わります。ビッグローブWiMAX5Gや5G CONNECTの場合は申し込んでから最短2日で届きます。

モバレコエアーやソフトバンクエアーの場合は最短3日、ドコモhome5Gの場合は10日程度が目安です。届くまでの期間を確認しないと必要な日までに間に合わない可能性があるので、使う日が決まっている場合は余裕をもって申し込みましょう。

ホームルーターは電波干渉の影響を受けやすいので、家電製品から離れた場所に設置するのがおすすめです。IHヒーターや電子レンジが近くにない場所に置きましょう。また、ホームルーターは、床から1～2m離れている家の中心付近の場所に置くのが理想です。

Wi-Fi電波を球体状に飛ばす機器なので、各部屋に安定した回線を届けるためにも家の中心付近に設置しましょう。もし家の中心付近に置く場所がない場合は、窓の近くに置くのもおすすめです。基地局からの電波を受けやすくなるので、窓際のスペースも検討しましょう。

今回は、オンラインゲームにおすすめなホームルーターを紹介しました。オンラインゲームに使いたい場合は、通信速度が下り30Mbps以上のものを選ぶのがおすすめです。また、Ping値の数値が低いほどタイムラグが少ないので、Ping値もチェックして選びましょう。