吊るす観葉植物のおすすめ10選｜飾る場所・方法別の選び方は？注意点も！

観葉植物をもっと素敵に飾りたい、空間を利用したインテリアグリーンを楽しみたい方におすすめなのがハンギングプランターです。ハンギングプランターは観葉植物を吊るして楽しむ鑑賞法で、おしゃれなインテリア作りに欠かせない手法として注目されています。

しかし実際にどうすればいいのかわからない、天井から飾るとしてもどこに飾っていいのかとお悩みの方も多いのでは。そこで今回は観葉植物を吊るすアイデアややり方についてご紹介します。吊るして楽しみたい観葉植物の種類もまとめていますのでチェックしてください。

またコスパよく楽しみたい方におすすめの100均アイテムの紹介や、フックや紐を使った飾り方、適切な水やり法などもご紹介しています。興味のある方ぜひ最後までご覧ください。

吊るすことで置くスペースが不要になるメリットがあり、部屋が狭くて置き場所がないとお悩みの方も気軽に観葉植物を楽しめるため、吊るす観葉植物がインテリアとして人気が出ています。

また鉢を吊るすためのアイテムにこだわれば、おしゃれなインテリアグリーンとして部屋のアクセントにもなります。鉢を吊るすアイテムにはさまざまな形や素材のものがあり、自分の部屋や観葉植物のタイプで選べる点も魅力的。部屋の雰囲気を変えたい時にもおすすめです。

ここでは吊るす観葉植物の選び方についてご紹介します。吊るす観葉植物には、主にツル状に伸びるものは葉が長く垂れ下がっているタイプのものが多いですが、どんな風に飾るのがいいか、またどんなプランターや環境が似合うかなどをまとめていますので、ぜひチェックしてください。

吊るす観葉植物の飾り方には主に4つの方法があります。それぞれの飾り方に見合う場所や似合う観葉植物の種類なども一緒にご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

観葉植物を吊るして楽しみたいけど、場所がない方、賃貸なので傷を付けられないためできないと諦めている方には、突っ張り棒を利用した方法がおすすめです。突っ張り棒なら天井や壁に穴をあけずに、観葉植物を吊るして楽しめます。

壁と壁の間に突っ張り棒を設置すれば、多くの種類の観葉植物を吊るして楽しめます。また、部屋の角に突っ張り棒を設置すると、デッドスペースの有効活用もできておすすめです。

小ぶりの観葉植物なら、カーテンレールにS字フックを付ければ簡単に吊り下げて楽しむことができます。おすすめは長いチェーンやマクラメハンガーで飾れるタイプの観葉植物です。

カーテン越しに日光浴ができるので、直射日光は苦手だけど半日陰を好む観葉植物なら最適です。また窓を開ければ通気もいいので、生育期にはしっかりと生長を促すこともできます。

ハンギングプランターを使えば、簡単に天井から観葉植物を吊るすことができます。プラスチックだけではなく、さまざまな素材で作られているので、観葉植物や飾る部屋の雰囲気に合わせて選べる点も魅力的です。

最近は天井にレールを設置して、空間を使ったおしゃれなインテリアも増えてきています。もちろん天井にフックを設置し、ハンギングプランターを引っ掛けるだけでも十分です。さまざまな飾り方でインテリアグリーンを楽しみましょう。

吊るすのは天井だけではありません。壁面を使った観葉植物のディスプレイも、手軽にインテリアグリーンを楽しめる方法のひとつです。天井からの吊り下げは難しくても、壁面収納ならデッドスペースになっている部分を使えるメリットもあります。

壁面なら手が届くのでいつでもお手入れができますし、気分転換に植物を入れ替えるのも簡単です。壁面DIYでオリジナリティを出せば、いつもとは違った雰囲気のグリーンを味わえますよ。

吊るす観葉植物のタイプによって、似合うプランターも異なります。ここでは4つのプランタータイプを例に、それぞれに似合う観葉植物のタイプをご紹介しますので参考にしてください。

木製のプランターやヤシ製の鉢などを使用したプランターなら、ナチュラルなインテリアを好む方にぴったりです。グリーン同様自然の温かみや優しさを感じられるので、どんなインテリアにも合います。

部屋の雰囲気が無機質なタイプでも一般的な白い壁の部屋にも合うので、飾る場所を選びません。ただし木製のプランターの場合は、重さに気を付けて購入してください。

スタイリッシュな部屋の雰囲気に観葉植物を合わせるなら、スチール製のプランターがおすすめです。特にDIYで人気の男前インテリアとよばれるインダストリアルな雰囲気や、クールなブルックリンスタイルの部屋にもぴったり。

スチール製ではなくてもステンレス・シルバーカラーの鉢を選ぶようにすると、イメージを損ないません。ベランダに飾る場合は、頑丈性のあるスチール製の鉢を選びましょう。

軽量で保水性に優れたプラスチック製の鉢はハンギングにもおすすめです。形・色・デザインが豊富で、自分の好みや環境にぴったり合ったものが選べます。

価格も他の素材に比べると安いので、数を揃えたい場合にもおすすめです。他の素材と組み合わせておしゃれなハンギングプランターにする事もできますし、用途もさまざまありますので、コスパよく汎用性の高いものを探している方はプラスチック製のものを選びましょう。

ロープや紐を使った独特の編み方で人気のマクラメ編み。プラスチック鉢をマクラメ編みのハンギングロープと組み合わせたハンギングプランターを使って人気の北欧風インテリアを楽しみましょう。ナチュラルテイストでどこか温かみのある雰囲気も、観葉植物とぴったり。

ビーズやタッセル付きのものや色味の鮮やかなロープを使えば、存在感たっぷりでインテリアのアクセントにもなります。植木鉢をそのままロープで釣っているだけなので、重さの負担もありません。

観葉植物は種類によって生育環境にも違いがあります。たとえば耐寒性が低いものを屋外に飾り付けする場合は、寒くなったらどこに移動するかをしっかり考えておかなくてはなりません。

また生育に日光が必要な観葉植物は、通気性がいいとはいえ、日陰に置いておくと元気がなくなってしまうことも。観葉植物に見合った環境に置くことで、いつまでもきれいなグリーンを楽しめます。

ここでは吊るす観葉植物の代表的な4つの品種をご紹介します。アイビー・ポトス・オリヅルランは初心者にも扱いやすく育てやすい観葉植物としても人気です。グリーンネックレスは多肉植物の一種で大変人気の品種ですので、ぜひチェックしてください。

耐寒性・耐陰性に富み、屋外で越冬できる丈夫な品種です。別名ヘデラとも呼ばれ、葉の模様は斑模様のものや、白い縁取り模様のものがメジャーですが、他にもさまざまな種類があります。

5月からの生育期には特に肥料なども必要なくぐんぐんとツルを伸ばしていきます。アイビーの根は葉の下から生えていて吸盤のように貼り付きながら伸びていくので、後で取り去る作業が大変です。そのため、寄せ植えの際はポットのまま他の植物と一緒に植えるようにしましょう。

観葉植物といえばポトス。あまり手間をかけずともすくすくと育ってくれるので初心者でも育てやすいと人気です。オウゴンカズラの和名を持つゴールデンポトスが主流ですが、他にもライムやマーブルクイーン、グローバルといったさまざまな種類が楽しめます。

高温多湿を好みますが、直射日光は葉焼けの原因になるので控えましょう。また水はけの悪い土だと根腐れを起こしてしまうので、注意してください。湿度によるコバエの発生には、鉢植えの表面に赤玉土や鹿沼土などの無機質の用土で覆うのが効果的です。

ランナーとよばれる子株がオリヅルの様に見えることから名前が付けられました。斑入りのナカフオリヅルラン、ソトフオリヅルランが代表的ですが、最近はアフリカ原産のシャムオリヅルランや葉の先がカールするボニーなども人気です。

春から秋の生長期にランナーが伸び、先端に白くて可愛らしい花を咲かせます。耐寒性があるので、暖かい地域なら屋外で冬を越すことも可能。また、根茎が生きていれば地上部が枯れても生長期になると芽を出すほど、生命力が強く、初心者でも育てやすい観葉植物のひとつです。

グリーンネックレスの名前のとおり、グリンピースのような緑の球状が伸びたつるについている姿が優雅で可愛らしい、多肉植物のひとつです。乾燥には強いものの湿気や蒸れに弱く、梅雨時期や高温の時期は、鉢中の株元に密集している部分から傷んでしまうので注意が必要です。

生長時期は春から秋。真夏や真冬は植え替えなどには向きません。またなるべく通気性のいい場所に置きましょう。春先には白い小ぶりの花が咲く姿が見られる場合もあります。

実は100均にも気軽に観葉植物をハンギングで楽しめるグッズが置いてあります。エアープランツをはじめとした、ミニ観葉植物なども購入できますし、ハンギング用のプランターや土なども置いてありますので、手軽に始めたいと考えている方におすすめです。

また100均グッズを使えば、アイデア次第でおしゃれなグリーンインテリアが手軽に格安で作れます。コスパがいいので、初心者にも挑戦しやすくおすすめですよ。

ここでは吊るす観葉植物の育て方の注意点についてご紹介します。吊るす形態のため、特に水やりの際の水漏れには注意が必要です。そのために気を付けることをそれぞれまとめていますのでご覧ください。

観葉植物をハンギングで育てる際は、空気中に植物が触れている状態で乾燥しやすいため、水やりの頻度を確認する必要があります。特に風通しのよい場所や、エアコンなどに近い場所は気を付けましょう。

プランターで同じ観葉植物を育てていた時とは水やりの頻度や必要な量が変わります。最初の内は水やりをしたらどのくらいで土が乾くのかをチェックしておきましょう。

ハンギングの水やりで心配な点と言えば水漏れです。特に室内で育てている場合は、ハンギングを地上に下ろしてから水やりを行うようにしましょう。

また水やり後すぐにハンギングに戻すと水がもれる場合があるので、10分程度は水切りのためベランダや地上に置いておきましょう。水がこぼれても構わない場所で水やりを行うのもおすすめです。

吊るすタイプの観葉植物に便利なハンギングプランター。壁掛け用や吊り下げ用か、サイズや容量など、さまざまなタイプのものが豊富にあります。特におしゃれなインテリアのポイントになるハンギングプランターは室内に観葉植物を飾りたい時にぴったり。

見た目が変わると雰囲気もガラッと変わりますので、インテリアの雰囲気を変えたい時にもおすすめです。下記の2点の他にも、おしゃれなハンギングプランターはたくさんあります。ぜひ参考にしてください。

吊るす観葉植物の魅力についてご紹介しました。吊るすタイプの観葉植物の種類は豊富なので、選び方から飾り方までさまざまです。ぜひ自分の家のインテリアにぴったりの観葉植物を見つけて、おしゃれなグリーン生活を楽しみましょう。