甘納豆おすすめ20選｜お取り寄せできる有名店や種類を解説！

ダイエット中や小腹満たしになる健康的なおやつを探している方は多いですよね。「甘いものがいいけれど糖質が気になる」「普段摂れない栄養素もあるおやつがいい」と考える方には、元祖和スイーツ甘納豆がおすすめです。

甘納豆は食物繊維やビタミン類・ミネラルなど、日常的に摂取しにくい成分が豊富で身体にうれしい食品です。また、噛みごたえがある国産黒豆やホクホク食感のさつまいも、甘さ控えめな栗納豆などバラエティに富んだ製品が多くあります。

この記事では、コンビニやスーパーでも買える安い市販品・ギフトにもぴったりな老舗の製品・高島屋など有名デパートで人気の高級品などおすすめの甘納豆を素材別にご紹介します。手土産に最適なお取り寄せ『ぬれ甘納豆』などもご紹介しているので、お好みの甘納豆を見つけてください。

「ダイエット中にもちょい食べで満足感があるおやつってない？」と思う方にこそおすすめしたいのが甘納豆です。甘納豆は蜜漬け菓子なので確かに高カロリーですが、素材には「畑の肉」とも称される低脂肪・高タンパクな『豆』を使用しています。

他にも、ビタミンやミネラル・むくみ予防にいいカリウム・お腹の調子を整える食物繊維も豊富です。ひとつひとつが濃厚な甘みで噛みごたえも抜群、甘納豆は少量で大満足できるスイーツです。

お祝い事の赤飯や和菓子に欠かせないのが『大納言小豆』です。日本人が慣れ親しんだ定番の味と香りで子どもからシニアまで幅広い世代におすすめします。

小豆の中でももっとも大粒の品種が大納言と呼ばれ、プチッとした皮の歯ざわりとホロリと崩れる実のバランスが最高です。香り高く濃厚な味わいを好む方にぴったりです。

たい焼きの白あんや、上生菓子の黄身しぐれなどの原料となるのが『白いんげん豆』です。他の豆と比較して上品な味わいがでクセがなく、豆が苦手な方にもおいしく食べられます。

白いんげんには手亡豆・大福豆・白花豆などの種類がありますが、どれも大粒で甘い風味がふわっと香るさっぱりした味わいです。

『青えんどう豆』はうぐいす豆とも呼ばれる緑色の豆です。鮮やかな見た目で珍しい豆だと思っている方が多いですが、実はおなじみのグリーンピース。青えんどう豆は甘納豆にするとさわやかな香りが引き立ちます。また、豊富な不溶性食物繊維と必須アミノ酸リジンも含まれており、健康的なおやつとしてもおすすめです。

『金時豆』は、ミックスビーンズにも入っているレッドキドニーと近い種類です。鮮やかなえび茶色で非常に大粒、食感は芋と栗を合わせたようにホクホクしています。また、豆そのものにほのかな甘みがありとろけるようななめらかさです。コクのある味わいが特徴で、沖縄ではぜんざいに欠かせない素材としても愛されています。

『黒豆』は大豆に近い種類で、粒が大きくもちもちした食感です。美容にうれしいポリフェノールが豊富で、高タンパク低カロリーなのが魅力。

他の豆よりも皮が硬い黒豆を甘納豆に加工してからじっくり乾燥させた「しぼり甘納豆」は食べ応えがあり甘さも控えめ、歯応えもあってダイエットのお供にもおすすめです。

あまりお目にかからない甘納豆といえば、高級豆の代表でもある『花豆』です。男爵芋のようにホックリした食感で、鉄分やアントシアニンを豊富に含んでいます。

また、お酒のつまみで人気の『そら豆』はクリーミーな舌触りで満足感も抜群。煮豆の王様とも称される『虎豆』はカルシウムが豊富で、口に入れればほどける食感です。

「甘納豆は好きだけどちょっと食べ飽きたかも」と思う方のために、変わり種の甘納豆もご紹介します。豆と並んで甘納豆の人気を分けるのは栗とさつまいもで、栗は豆よりも低カロリー、さつまいもは焼き芋を超える甘みと豊富な食物繊維が魅力です。

しょうが・トマト・甘栗などの甘納豆もあるので、いろいろ試してみてください。

金沢にし茶屋街に店舗を構える『甘納豆かわむら』は、控えめな甘さと上品な風味にこだわった専門店です。本店とごく限られた店舗でしか購入できないため、旅行土産やお取り寄せとしても人気があります。「金沢にある幻の美味しい芋」と言われる大徳寺金時芋や、フランスオリーブ・ぴーかんナッツなどバラエティも豊富です。

甘納豆発祥の店『榮太棲』は、1818年に東京日本橋で創業した名店中の名店です。埼玉で菓子商をしていた創業者が江戸へ登り、3代目にあたる曾孫が焼いた金鍔が評判を呼んでその名が広まりました。榮太棲の甘納豆は皮が破れにくく縁起がいいとされる「大角豆（ささげ）」を使用、おめでたい席の手土産にもおすすめです。

1879年創業の『雪華堂』は、徳川慶喜公から屋号を賜った高級専門店です。献上した金平糖の美しさを雪の華にたとえ「以後は雪華堂栄屋と名乗るように」との言葉に由来しています。雪華堂の甘納豆は素材の種類によって炊く日数や仕上げ方を変えており、豆本来の風味とともに半生のようなしっとり柔らかい食感が魅力です。

『銀座鈴屋』は創業70年余の甘納豆専門店です。職人の手仕事でていねいにつくられる「栗甘納糖」が絶品ですが、かぼちゃ・新くり・金柑など季節限定の甘納糖、長期保存できる缶詰甘納豆も楽あります。大阪や横浜・名古屋・千葉をはじめ全国の百貨店やオンラインでの取り寄せも可能で、ギフトにもおすすめです。

『岡女堂』は、京都本能寺門前でぜんざい屋の店主が鍋を焦がすハプニングから生まれたとのユニークな逸話がある老舗です。宮内省御用品にも選ばれた岡女堂の甘納豆は、豆の本場北海道の十勝で手づくりされています。豆本来の風味を生かし大切に、朝露にぬれたようにしっとり炊き上げられた「つゆ甘納豆」はレアな食感が魅力です。

「甘納豆は心置きなくたっぷり食べたい！」と思うときには、コンビニやスーパーの商品がおすすめです。コンビニのプライベートブランドや豆菓子メーカーの大入り袋、甘納豆を使ったチョコ菓子などさまざまな製品があります。アイスやシリアルのトッピングにするなどアレンジも楽しめるので、菓子コーナーは必見ですね。

甘納豆の中でも、やわらかくフルーティーな味わいが魅力の『ぬれ甘納豆』をご存知ですか？素材の豆をたっぷりの蜜にていねいに漬け込むため、従来の甘納豆とは違うみずみずしい食感が魅力です。

舌に乗せれば砂糖菓子のようにとろけるおいしさは、「あんこ」や「ようかん」とも異なる味わいできっと病みつきになりますよ。

赤飯といえばお祝いの席での定番ですよね。ほのかな塩味で小豆を炊き込むものですが、北海道や東北地方などでは小豆ではなく『甘納豆』を炊き込んだ甘い赤飯が主流です。甘い赤飯と聞くとはじめは驚くものの、実はおいしい上に手軽につくれると評判です。

もち米は使っても使わなくてもお好みで構いません。米と水を炊飯器に入れて炊き、蒸らすときに甘納豆を入れて混ぜるだけです。食紅を少々混ぜれば色鮮やかなお赤飯に仕上がるので、ぜひ試してください。

甘くてヘルシー、ダイエット中の小腹満たしにもおすすめの甘納豆をご紹介しました。健康にいいとわかっていても豆を食べる機会は案外少ないもの。普段の栄養補給にもよし、ギフトにもぴったりな甘納豆で、ティータイムを楽しんでください。

下記の記事も参考にしてみてください！