【エラ削り】輪郭整形ができる美容整形外科10院！整形方法や費用相場も【輪郭整形はリスクが高い？】

四角いあごをすっきり見せたい場合、あごの骨切りや骨削りを検討しましょう。下あごを削る際には、「オトガイ」の骨切りと称されるケースもあります。また、骨切りには「中抜き」と呼ばれる方法もあるのがポイントです。下あごの真ん中の骨を切除して骨を移動させ、段差を調整する方法になっています。

四角いあごを改善するだけでなく、しゃくれたあごの調整をしたり、下あご部分を前方に移動させたりしたい時にも用いられる方法です。

老けた印象を改善したい場合、頬骨の骨切り・骨削りを検討しましょう。加齢に伴ってこめかみや頬の軟部組織が薄くなると、頬骨が張り出してきつい印象を与えるため、頬骨を削って改善するのが向いています。頬骨の前面が張っている場合は口の内側から頬骨を削り、頬骨が外側に向けて貼っている場合は頬骨の弓のような形状部分を骨切りして内側に移動させるのが特徴的です。

また、単に頬がこけているのが原因で頬骨が出ている時には、削らずにヒアルロン酸注射などでふっくらとさせればバランスのいい顔になる場合もあります。

咬筋(エラの筋肉)切除は、エラの張りやフェイスラインが気になる方に向いた整形方法です。口の内側奥歯付近の粘膜から切開し、エラの筋肉の一部を切り取る、といった流れで行われます。手術後は筋肉の痛みによって口を開きづらくなりますが、指導をもとに自宅でも開口訓練をすれば、口を開けやすくなるのがポイントです。

また、エラの骨を切って咬筋が付着する骨を減らし、咬筋を萎縮させて輪郭をほっそりとさせる方法もあります。咬筋の萎縮は3~6ヶ月ほどかかりますが、骨切りと咬筋の張り改善が同時にできるのが利点です。

あごプロテーゼは、シリコンプロテーゼを用いて下あごを形成し、口元が前に出ている顔や丸顔を改善する整形方法です。口内下唇近くの粘膜を切開して、骨と骨膜の間にプロテーゼを入れることで、あごをシャープに見せられます。

鼻・唇・あごを結んだ線を指すEラインをきれいに見せたい時にも適した整形方法です。クリニックによっては、オーダーメイドのシリコンプロテーゼを用いる場合もあります。

ボトックス注射とは、ボツリヌストキシンを主成分とした注射を指す言葉です。ボツリヌストキシンには神経伝達物質のアセチルコリンが放出されるのを抑え、筋肉を麻痺させる働きがあります。ボトックス注射で発達した咬筋の動きを一時的に抑え、エラや頬周りの輪郭をすっきりとさせる方法は、「エラボトックス」と呼ばれる場合もあるのがポイントです。

ヒアルロン酸注入はあごにヒアルロン酸を注入して、丸い輪郭をシャープに見せるのを目的として行われる整形方法です。効果は一時的ですが、ダウンタイムが少なく整形がばれにくい点がメリットとなります。あごにヒアルロン酸を注入する方法では、あごを前に出して正面からの印象をすっきりとさせたり、横顔のバランスを整えたりできるのが魅力です。

Eライン形成は糸によって引っ込んだあごを前に出して、輪郭を整える方法です。クリニックによっては1dayプランもあり、より手早くEラインを矯正できます。切開やプロテーゼの使用までは踏み出せないけれど、ヒアルロン酸注入のように吸収されてしまう方法は避けたい、といった方に向いた方法です。割れた形のあごを修正したい時にも適します。

輪郭の整形にかかる費用はクリニックや施術方法によって変動し、目安は以下のようになります。

輪郭形成手術にはメリットだけでなくデメリットとなるリスクもあるため、事前に確認しておくのが大切になります。輪郭形成手術のメリットやデメリットは、以下の通りです。

輪郭形成手術を行うメリットとしては、骨切りやあごプロテーゼを行えば半永久的に小顔になれる点が挙げられます。また、糸リフトではたるみも改善可能なので、老けた印象を改善したい方にも向いているのがポイントです。

四角い顔を改善して優しい印象に近づけられるだけでなく、輪郭に影響している骨や筋肉にアプローチして痩せるだけでは実現できない小顔を目指せるといった利点もあります。

輪郭形成手術を行うデメリットとしては、骨を削る場合大がかりな施術となるためダウンタイムが長く、リスクも大きい点が挙げられます。しっかりと輪郭にアプローチしてきれいな輪郭を維持できる方法でもあるため、事前にリスクについて理解してから検討しましょう。

糸リフトやヒアルロン酸注入、ボツリヌストキシン注射は持続期間が短いのがデメリットです。しかし、骨切りやあごプロテーゼよりもダウンタイムが短く手軽に挑戦できます。

輪郭整形には、骨切りの際は神経を傷つけてしまう可能性があるなどのリスクがあります。場合によっては約3ヶ月~半年ほど神経障害が生じるリスクもあるため、実績があるクリニックや医師を選んで手術するようにしましょう。また、切開を伴う手術は傷口から細菌が入って感染症を起こす危険性もあるため、アフターフォローが丁寧かどうか確認するのも重要なポイントです。

輪郭整形後にはダウンタイムが必要になる点にも気を付けましょう。切らない輪郭整形のダウンタイムは短めですが、フェイスリフトやあごプロテーゼにおいては2週間ほど腫れ・痛み・内出血といったダウンタイムが発生します。

また骨切りを行った場合、術後は違和感が生じるリスクがあるため、無痛注射や鎮痛剤を用いたケアが必要です。約2週間は痣ができますが、日にちと共に色合いが正常に近づきます。

クリニック選びの際には、価格や人気度だけで判断しないのが重要となります。人気が高いクリニックは実績がある、効果が期待できるとも判断できますが、人によって脂肪の量や状態は異なるため気を付けるようにしましょう。

失敗しにくいクリニック選びを目指すなら、自分に合った施術方法を提案してくれるクリニックを選ぶようにするのが大切です。複数のクリニックで実際にカウンセリングを受けてから検討するのも手となります。

通いやすいクリニックを選べば、万一の際にも相談しやすくなるのがポイントです。最寄り駅から徒歩何分でアクセスできるか、駐車場は併設されているか確認しましょう。カウンセリングの際にクリニックの雰囲気や対応についてもチェックするのも大切です。

アフターサービスの有無を確認しておけば、術後のリスクに備えられます。失敗した際の対応についてあらかじめ聞いておき、副作用が長引いた時にも迅速に対処できるようにしておきましょう。術後に鎮痛薬などを処方してもらえるか聞いておくのも大切です。

リスクやダウンタイムについてきちんと理解してから手術を受けるのも大切です。施術内容によってダウンタイムの有無は異なるため、カウンセリングで整形方法ごとのダウンタイムを詳しく教えてもらえるクリニックを選ぶようにしましょう。

術後の予定には余裕をもっておき、ダウンタイムに備えておくのもポイントです。手術前にダウンタイム期間をしっかりと医師から聞いて把握しておき、仕事や旅行などの予定が被らないように余裕をもっておきましょう。ダウンタイムが少ない整形方法に対応しているクリニックを選ぶのも手となります。

Q&A形式で、輪郭を整形する際に関する気になる疑問について回答しました。輪郭整形で悩みがある方は、ぜひ参考にしてみてください。

小顔整形は自由診療となるため、保険は適用されません。自由診療には保険証は必要ありませんが、相談する内容によっては保険の範囲内の薬が処方される場合もあるため、保険証は持って行くようにしましょう。

頬骨削りやエラ削りによる輪郭整形は口腔内を切開して手術するため、表皮に傷跡は残りません。

また、ほとんどのクリニックでは日帰り手術が可能となっているため入院の必要がなく、一日で治療を終えることができます。

しかし、術後の食事や入浴などに一時的に制限がある場合が多いので、この点もカウンセリング時にしっかり確認するようにしましょう。

骨切りでの輪郭整形を施術した場合、加齢や削り取った部分に空白ができてしまうことで皮膚のたるみが生じるケースがあります。

たるみが気になる場合クリニックによって異なりますが、フェイスリフトや脂肪吸引などで輪郭の状態に合わせてたるみの改善をはかります。

場合によっては骨切りとフェイスリフトを同時に提案されることもあります。

ボトックス注射においても、輪郭を調整する効果は期待できます。どのくらい効果が期待できるかは個人差があるため、歯を食いしばった状態の時顔の横側(咬筋)がぐっと動くかチェックしましょう。

動きが大きいほどエラボトックスは効果的になります。あまりわからない場合には、ボトックスを打っても大きな効果が期待できない可能性があるため気を付けましょう。

輪郭整形を検討して、憧れのフェイスラインを目指しましょう。輪郭整形には、エラ切りや骨削り・>咬筋(エラの筋肉)の切除・あごプロテーゼ・ボトックス注射などの方法があります。

また、自分に合ったクリニックを選ぶためには、価格や人気度だけで判断しない・アフターサービスの有無を確認する・リスクやダウンタイムについて理解するよう気を付けて探すのが大切です。輪郭整形で自分好みの輪郭に近づきましょう。