【目の下のクマ】クマ取り整形ができる美容外科・美容皮膚科7院【レーザー・注射どれがいい？治療の料金も紹介！】

目の下にクマがあると、老けて見られたり顔色が悪く見えるなど印象がよくない上、自分でも鏡を見て憂鬱な気持ちになってしまいますよね。「どうしたらクマを消せる？」「クマはセルフケアでは改善しない？」など疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

即効性・持続性を求めるなら美容外科・美容皮膚科でのクマ取り整形が最も有効です。外科的な治療が必要な場合は美容外科クリニック、注射やレーザー、内服治療は美容皮膚科でも受けられるので、必ずしも大掛かりな治療が必要なわけではありません。

次の項目では、目の下のクマの種類の見分け方とクマができる原因を詳しく解説していきます。自分のクマがどのタイプにあたるのか、チェックしてみましょう！

眼窩脂肪や目元のたるみの下に影ができ、黒く見えるのが黒クマの特徴です。眼窩脂肪とは、眼球のまわりにある脂肪のことで、目の周りの筋肉が衰えると脂肪が前に出てきてしまい膨らみの原因となります。

黒クマの主な原因は加齢ですが、乾燥や紫外線ダメージによるコラーゲンの減少によっても発生します。黒クマの治療法には、目の下の余分な脂肪を取り除く切開法・皮膚のハリを改善する再生注射などがあります。

切開法は美容外科、「ぷるぷる注射」とも呼ばれる再生注射は美容皮膚科でも受けられます。

青クマは、目の下が青もしくは青紫っぽい色をしていて・目の下を指で引っ張ると色が薄くなるのが特徴です。血行不良・睡眠不足・眼精疲労・ストレスなどが主な原因で、目元の毛細血管を通る血液の色が透けて見えた状態になっています。

青クマの治療には、肌のハリや弾力を改善する再生注射が有効です。ヒアルロン酸や肌の成長因子(グロースファクター)を注入することで肌を若返らせ、青クマが目立たなくなる効果があります。

茶クマの特徴は、目の下が茶色っぽく、目の下を引っぱってもクマの色が薄くならないのが特徴です。 茶クマは、目をこすったり洗顔やスキンケアを行う時の目元の摩擦・メイクなどによる色素沈着が主な原因です。

茶クマはメラニン色素にアプローチするレーザー治療が有効で、ほかにも内服薬の服用・外用薬の塗布といった治療法があります。いずれも美容皮膚科で治療が可能で、ある程度の期間通院が必要となります。

目の下にある目袋が、赤または紫っぽい色に膨らんでいるのが赤クマの特徴です。眼窩脂肪が前に押し出され、皮膚のすぐ裏側にある眼輪筋が透けて赤く見えている状態で、主に加齢と眼精疲労が原因で発生します。

治療法には、眼窩脂肪の圧迫を改善する切開法・皮膚のハリと弾力を取り戻す再生注射などがあります。たるみ・目袋が目立つ場合は脂肪を取り除く必要がありますが、膨らみの度合いが少なく、赤みだけが目立つ場合は再生注射のみでも効果を感じられます。

再生注射は、切らずに行えるクマの治療法として人気です。目元にヒアルロン酸や肌の成長因子、脂肪分解する成分を注射し、青クマ・茶クマ・黒クマを改善します。

注射するだけの手軽さで、ダウンタイムも少ないのがメリットです。一方、注射した成分は徐々に失われるため、半年～1年程度で効果がなくなり継続治療を要するデメリットがあります。

たるみが原因の黒クマに特に有効な治療法で、下まつ毛のキワを切開するハムラ法・下まぶたの裏側を切開して眼窩脂肪をくぼんだ部分へ移動させる裏ハムラ法などがあります。 たるみを根本的に取り除け、長期間にわたる継続治療が不要なのが最大のメリットです。

デメリットとしては、手術直後に腫れ・痛み・内出血が出たり、ハムラ法では抜糸するまで透明な糸が表面に見えている状態になります。傷跡は、2日～1ヶ月程度で消えてしまう場合がほとんどです。

レーザー治療は、色素沈着が原因の茶クマにのみ有効な施術です。 シミや肝斑の治療にも用いられるレーザーで、メラニン色素を分解してクマを徐々に薄くしていきます。メスを使った切る治療に抵抗のある方は、この治療法を検討してみましょう。

ただし、1度の施術ではあまり効果がなく、5~10回程度の継続治療が必要です。

こちらも、色素沈着が原因で発生する茶クマにのみ有効な治療法です。色素沈着の改善が期待できる内服薬を服用したり、ハイドロキノン・トレチノインなどシミ・くすみの改善にも用いられる外用薬を塗布します。

短期間での劇的な変化はないものの、継続使用で徐々に効果が表れてきます。受診1回あたりの費用が安く、医療器具を使用した治療に抵抗のある方にも取り入れやすい治療法です。

施術内容により費用はまちまちですが、基本的に美容・審美目的の治療は自由診療にあたり保険適用外となるため高額になる場合が多いです。また、治療方法によっては継続的な治療が必要な場合もあります。

 
 切開法ではかなり高額になるため、予算を含め自分の症状の程度や種類に合った施術方法を医師とよく相談し、検討するようにしましょう。

クマは、単なる老化や生活習慣の乱れなどで現れる場合もありますが、甲状腺機能の病気や貧血などによっても現れます。クマ治療をする理由が美容目的なら自由診療、病気によってできたクマであればその治療過程内で保険適用となります。

保険適用は、クマのふくらみによって視界が遮られるなど日常生活に支障があるかどうかが基準になります。クマがある以外にも体調不良を伴う場合は必ずクリニックを受診し、医師の診断を受けて適切な治療を行いましょう。

切開術でたるみ部分の脂肪を取り除きすぎた場合、脂肪がなくなった部分が凹んでくぼみとなり目立ってしまう場合があります。

また、茶クマの場合は脂肪を取り除く施術法では原因を取り除けません。 見当違いな施術をしても効果がないため、クマやたるみの原因や症状を見きわめ慎重に治療方法を選択しましょう。

再生注射などで脂肪を取り除く施術をしても、皮膚そのものにたるみがある場合は切開法で切除しない限りたるみが残ってしまいます。 この場合も、現状のクマやたるみの原因・症状をみきわめ自分に合った治療方法を選択する必要があります。

切る治療に比べると、切らない治療はダウンタイムがかなり少ないのが特徴です。再生注射なら数日、レーザーでも数日から1週間で通常の状態に戻ります。仕事の都合などで長くダウンタイムが取れない方は、切らない治療を選択しましょう。

切る治療にもいくつかの施術法がありますが、まつ毛のキワからアプローチするハムラ法では、皮膚表面を切開し縫合するため抜糸までメイクができないなどの制限があり、完全に状態が安定するまでには数ヶ月を要します。

黒クマは加齢によるたるみが主な原因なので、たるみの改善を促すケアが大切です。目の周りの筋肉を鍛えて肌がたるむのを防いだり、マッサージでターンオーバーの促進や肌のハリ感アップを目指しましょう。また、老化防止の美容ケアも効果的です。

• 眼輪筋を鍛える
• マッサージで血行を促進
• 目元美容液で肌のハリ感をケア
• 血行を良くしてターンオーバーを促進

青クマは、生活リズムを整え、疲労・ストレスを溜めないことにより改善が見込めます。 入浴やマッサージで体を温め心身ともにリフレッシュしたり、血行促進が期待できるビタミンEを摂取して、健康的な生活を心がけましょう。

•  十分な睡眠をとる
•  ストレスを避ける
• ビタミンEを摂取する 
• マッサージや入浴で体を温める

色素沈着が原因の茶クマは、目を擦ったり、洗顔やスキンケア時の摩擦で目元を刺激しないように注意しましょう。紫外線による色素沈着の予防も大切です。また、眼輪筋を鍛えると目元の皮膚がたるむのを防げます。

• 目の下をこすって刺激しない
• サプリメントなどによる美白ケア
• 日焼け止めやサングラスによる紫外線対策
• 眼輪筋を鍛える

赤クマは眼精疲労も要因となるため、目を使い過ぎず休ませるのが大切です。また、むくみがあると余計に目立つ可能性があるので、アルコール摂取は極力控えましょう。

• 目元をあたため血行を促進する
• 目の酷使を避ける
• 眼輪筋を鍛える

治療内容によっては、定期的な通院が必要です。そのため、自宅やターミナル駅から近い・会社帰りに寄りやすいなど、アクセスが良く通いやすい場所にあるクリニックを選びましょう。通いやすい場所にあるクリニックなら、施術後に万が一トラブルがあってもすぐ相談に行けます。

車で行くなら、敷地内に駐車場があるか、なければ近隣にコインパーキングがあるかなども確認しておきましょう。

症例数・実績が豊富なクリニックは、治療の知識や施術経験豊富な医師が在籍している目安になるため、クリニック全体の実績をチェックするようにします。クリニックの公式サイトに症例が掲載されているケースが多いので、クリニック選びの際は公式サイトを見ておきましょう。

医師によって得意分野や実績が異なるため、可能であればクマ取り施術の経験豊富な医師が執刀しているか医師個人の実績も確認しておくのがベターです。

自分の現在の症状や、治療に関する不安に親身に寄り添ってくれるクリニックかどうか、カウンセリング時にチェックしておくようにします。治療内容の説明や仕上がりのイメージを丁寧に行ってくれるかが、信頼できるクリニック選びのコツです。

クリニックによっては、初回無料カウンセリングを行っているところもあります。まずは無料カウンセリングを利用し、合わないと感じたら別のクリニックも検討するなど、自分が納得できるまでクリニックを選びましょう。

治療内容によっては継続治療が必要となり、1回の費用は安くても長期的にランニングコストがかかる場合もあります。 治療方法ごとの費用やトータルのコストを計算し、無理なく続けられる治療方法やクリニックを検討するようにしましょう。

現金払いや一括払いが難しい場合は、クレジットカードやローンが利用できるか、分割払いが可能かなども併せて確認しておくと支払いに困りません。

目の下のクマ取り治療では、切開法であっても網膜・視神経など失明に関わる部分には関与しないため、目の下のクマ取り治療自体で失明する可能性はほとんどありません。

ただし、術後に内出血が生じたり、稀に血腫ができる場合があります。 血腫が大きかったり感染症が起こった場合は、放置せずに必ず眼科を受診しましょう。

涙袋と目の下のたるみである目袋は違うため、目袋の脂肪を取り除いたからといって涙袋は失われませんが、脂肪切除で目の下が平坦になり涙袋が失われたように見える能性はあります。

施術にはメリットだけでなくデメリットも存在するという事実を、頭の片隅に入れておきましょう。

腫れは体が傷を治すために起きる反応なので、皮膚を切開する施術には多かれ少なかれ必ず腫れが伴います。腫れを最小限に抑える処置をしても、腫れが引くまでの時間には個人差があり、当日中に腫れがおさまる方もいれば数日から数週間かかる方もいます。

仕事などの関係でどうしてもダウンタイムが長くかかるのは困るという方は、医師と相談の上で切開法以外の方法を検討してみましょう。

再生注射など、目元の皮膚を切らない施術の場合、コンタクトレンズの装用は当日から可能です。切開法も、目元の皮膚や脂肪にアプローチする施術で眼球には関係しないため、おおよそ施術3日後から装用できます。

術後に目元の違和感があったり感染症の不安を感じる場合は、担当医や眼科医とよく相談してから装用するようにし、自己判断で装用するのは避けましょう。