【何科？】舌にピアスを開けられるクリニック7院！病院でピアスを開けるメリットや費用は？

舌ピアスの穴は以下の病院や施設で開けられます。

• 皮膚科
• 美容外科
• 認可を得たピアススタジオ

実は、ピアスの穴開けは医療行為にあたります。医療機関以外のピアススタジオで開ける場合は、認可を得ているか確認しましょう。

舌ピアスの穴開けは耳たぶよりも難易度が高いうえ、雑菌も繁殖しやすくトラブルが起きやすいです。そのため、舌ピアスの穴開けをしたいなら専門の医療機関を受診するのがベストです。穴もきれいに開きますし、万が一のときのアフターフォローも充実しています。

この記事では、舌ピアスの穴開けができるクリニックを紹介しています。病院でピアスの穴を開けるメリットや病院の選び方も解説しています。

病院で舌ピアスを開けるメリットとデメリットをまとめました。詳しくは以下の見出しで解説します。

ピアスの穴は自分でも開けられますが、位置や角度がずれてしまう場合も多く、きれいな穴を開けるのは難しいです。その点、病院だと希望の位置へ垂直に穴を開けらます。麻酔を使っての施術も可能です。

アレルギー検査を受けられるのもメリットです。事前に検査をして合わない素材があると分かれば、アレルギーによる肌トラブルを未然に防げます。ただし、検査非対応の病院もあるので、事前に確認しましょう。

また、病院なら術後のアフターケアも充実しています。特に舌などのボディピアスは感染症などのトラブルが起きる可能性も大きいため、専門の医師によるケアが受けられると心強いです。

病院でピアスの穴を開けると、通院の手間や施術費用がかかる点がデメリットです。ただし、その分きれいなピアスホールを開けられますし、トラブルが起きた際も処置してもらえます。

また、自分で開けて失敗したりトラブルが起きたりすると、結局病院にかかることになります。最初から病院で開ければ余計な手間や出費もかかりません。

ピアスの穴を開けた直後の皮膚は、傷があるのと同じ状態です。開けた後はもちろん、開ける前から衛生的に保たないと、細菌が入り込み化膿や炎症などのトラブルを起こす可能性があります。

また、針がうまく貫通しないなど、失敗した場合もトラブルが起きやすくなります。特に、舌や口にピアスを開ける際は耳などの部位と比べて感染が起こりやすいです。病院で開けてもらえば、事前に抗生剤や飲み薬などを出してもらえるので安心です。

思い通りの位置に、垂直にピアスの穴を開けるのは意外と難しいものです。うっかり位置がずれてしまったり、針が斜めに入ってしまったりするケースも多く見られます。きれいに穴を開けるには強い力や勢いが必要ですが、自力だと恐怖心もあってなかなかうまくいきません。

その点、病院だと指定の位置へ垂直に穴を開けられます。位置を相談しながら決められるのもメリットです。

自力でピアスの穴を開けて失敗すると、化膿や炎症程度ではおさまらず、しこりや感染症・ケロイドなどの大きなトラブルに発展する可能性もあります。

舌は耳たぶよりも血管との距離が近いため、失敗によるトラブルのリスクも高くなります。リスクを避け、きれいな穴を開けたいなら病院での施術を検討してください。

舌ピアスの費用相場は約1万5,000円~3万円です。耳たぶよりも相場は高めになっています。

費用の内訳は病院によって異なります。料金設定がやや高価でも、麻酔代・ピアス代・消毒液代・薬代といった処置の費用がすべて含まれているケースもあります。詳しくは病院のホームページなどで確認してください。

自宅や職場の近くなど、通いやすい場所にあるクリニックなら、トラブルがあったときも受診しやすいです。公共交通機関を使う場合は最寄りの駅やバス停からの距離、車を使う場合は駐車場の有無も確認してください。

診療時間や休診日もあわせてチェックしておきましょう。大手のクリニックだと日曜や祝日も診療している場合が多いです。

術後のトラブルをできるだけ回避したいなら、舌ピアスの施術経験が豊富な医師がいるクリニックを選びましょう。

舌ピアスは舌の厚みや形を考慮し、さらに日常生活に支障がなく、アフターケアもしやすい箇所に開ける必要があります。経験豊富な医師ならこれらの判断が的確にできるため、トラブルも起きにくいと判断できます。

アレルギーの有無について事前に把握しているなら問題ないですが、ピアスを開けた後、金属アレルギーが発覚するケースも少なくありません。心配な方は事前にアレルギー検査を受けられる病院を選びましょう。

チタン製や医療用ステンレス製のファーストピアスを採用しているクリニックを選ぶのも手です。金属アレルギーを起こしにくい素材なので、アレルギーによるトラブルが起きるリスクが軽減されます。

アフターケアの制度についてもチェックが必要です。ピアスの穴は自力よりも病院で開ける方がトラブルは起きにくいものの、口の中は雑菌が多いため、術後のケアを怠ると感染症を起こす場合もあります。

トラブルが起きた際にどのような対応をしてくれるか、処方箋や消毒液がもらえるかなど、カウンセリングでしっかり確認しましょう。

ピアスの穴を開けないほうがいい体質はあります。具体的には、以下のような方です。

• ケロイド体質
• 重度の金属アレルギー
• 抗血栓薬を服用中

また、次のような方はトラブルが起きる可能性が高いため、病院で相談してください。

• 金属アレルギーがある
• かぶれが出やすい
• アトピー性皮膚炎

中にはピアスの穴を開けてから金属アレルギーに気づく方もいます。病院だとアレルギーリスクの低いファーストピアスを使ったり、術後のケアが充実していたりとサポート体制が確立しているのがメリットです。

自力でのピアスの穴開けは違法ではありません。ただし、他人の身体にピアスの穴を開けるのは医療行為とみなされるため、医師免許を持たない人がおこなうと違法です。

したがって、以下のような行為は違法になります。自力だと違法ではないものの、きれいに仕上がる可能性は低いので注意してください。

• 友人のピアスの穴を開ける
• 認可されていないピアススタジオでピアスの穴を開ける

ピアスの穴開けは保険診療対象外です。そのため、すべて自己負担となります。費用は病院によってまちまちです。耳たぶだと3,000円~5,000円程度ですが、それ以外の部位だとさらに高価になります。

費用が安い病院は、麻酔代などが別途かかる場合があります。費用の内訳も確認して、予算内におさまる病院を選びましょう。

病院では耳たぶにはピアッサー(ピアスガン)、それ以外の部位には医療用ニードルを用いるケースが多いです。医療用ニードルは手術にも使われる繊細な針なので、ピアッサーでは難しい部位でも的確にきれいな穴を開けられます。

施術は5分程度で終わります。痛みを感じるのは一瞬ですが、耳たぶ以外の部位ははっきりとした痛みを伴いやすいため、麻酔が用いられます。

病院では、滅菌済みの医療用ファーストピアスを使います。施術も衛生面に配慮しておこなわれるため、自力で開けるよりも感染症などのリスクが低いのがメリットです。

耳たぶ用のファーストピアスは基本的に病院が用意しますが、ボディピアスは持ち込みが必要な場合も多いです。施術代と別にピアス代がかかる場合もあります。

舌ピアスの穴は病院で開けましょう。希望の位置にきれいな穴を作れますし、トラブルが起きるリスクも低くアフターケアも充実しています。本記事を参考に舌ピアスを開けられる病院を選んで、おしゃれを楽しんでください。