【豊胸】シリコンバッグ・モティバとは？一生持続する？【豊胸手術のダウンタイムや費用も解説！】

モティバのシリコンバッグは高さ・横幅・弧の長さの3つのサイズから選ぶことができ、サイズの種類は350種類にも及びます。0.1~0.2cm刻みでサイズが設定されており、自分の理想に近づけた豊胸を実現することができます。医師とカウンセリングを行い、中には実物を触って確かめられるクリニックもあります。

モティバのシリコンバッグは従来のバッグと異なり、バッグ内にジェルが100%充填されています。そのためシリコンバッグにシワや変形が生じる「リップリング」が発生しにくくなり、美しく自然なバストラインをキープすることができます。またバッグ内でジェルが偏ることもないので、どんな姿勢をしてもバストラインが崩れません。

従来のシリコンバッグだと強い衝撃を受けた際にバッグが破損してしまい、ジェルが漏れてしまうトラブルがありました。モティバは衝撃に強く、伸長率900%まで耐えるほど耐久性に優れています。またモティバの外膜は6層にもなっているため、万が一破損してしまった場合でもジェルが漏れないようになっています。

従来のシリコンバッグには表面がザラザラするテクスチャー加工が施されており、体内との摩擦で皮膜拘縮(カプセル拘縮)を引き起こしてしまうリスクがありました。モティバは表面がツルツルしているシルクサーフェス加工になっています。そのため副作用や合併症なども防ぐことが可能になりました。

シリコンバッグ豊胸の費用相場は50万~100万円ほどになります。ヒアルロン酸注射の場合は注入量によって費用が変わりますが、シリコンバッグは一般的にサイズによって費用が変わることはありません。通常のシリコンバッグからモティバのようなハイグレードなバッグまであり、バッグのグレードによっても価格が変わります。

シリコンバッグ豊胸では、主に次のようなメリット・デメリットがあります。

シリコンバッグ豊胸は費用が高額になりますが、そのぶん半永久的に効果が持続します。現在ではリスクも少ないMotivaのようなハイグレードのシリコンバッグも選べます。他の美容整形に比べてダウンタイムは長いので、しっかりとアフターケアを実施してくれるクリニックを選びましょう。

胸の最も深い位置にシリコンバッグを挿入するのが大胸筋下法です。痩せ型でもともと胸の脂肪が少ない方に向いている方法で、皮膚が薄くても自然にボリュームアップすることができます。筋肉の下を剥離して挿入するため、他の方法に比べて術後の痛みが強いデメリットもあります。

胸の筋肉と乳腺の間にある薄い筋膜の下のスペースにシリコンバッグを挿入するのが大胸筋膜下法です。筋肉を傷つけないので痛みが少なく、大胸筋でシリコンバッグが押さえつけられることがないので柔らかい触り心地が実現できます。ただし他の方法よりも被膜拘縮(カプセル拘縮)を起こすリスクが高く、歪みが表面上に出やすいデメリットがあります。

最も表面に近い位置にシリコンバッグを挿入するのが乳腺下法です。3つの方法の中でダウンタイムの痛みや腫れが最も弱く、回復も早い特徴があります。皮膚が薄かったり胸の脂肪が少なかったりする方はシリコンバッグの形が分かりやすくなってしまうので、乳腺下法が向いていない場合もあります。

シリコンバッグ豊胸はどの方法でも切開をともなうので、ダウンタイム期間の目安は1~2ヶ月程度になります。手術後1~2週間は痛みや腫れが強いので、少なくとも1週間は安静に過ごすことが推奨されています。術後3ヶ月間が最も痛みが強く、その期間の痛みを和らげてくれる麻酔をオプションでつけられるクリニックもあります。

胸が強い衝撃を受けた場合、胸の中のシリコンバッグが破損してしまうリスクがあります。シリコンバッグが破損した場合は除去するか、新しいバッグに交換してもらう必要があります。保証期間が設けられていると期間内は無料で除去・交換をしてもらえるので、保証期間があるクリニックを選ぶと安心です。

シリコンバッグを胸の中に挿入すると、バッグの周りに膜が形成されます。その被膜が厚くなったり縮んだりすると被膜拘縮(カプセル拘縮)という状態になり、胸がテニスボールのように硬くなったり痛みが発生したりしてしまいます。被膜拘縮が発生した場合はシリコンバッグの除去が必要になります。

シリコンバッグを20年のように長期にわたって入れている場合、シリコンバッグの周りが石灰化して胸が硬くなってしまう場合があります。必ずしも抜去の必要はありませんが、石灰化が強く出ると不自然な触り心地になるので抜去の必要が出てきます。また石灰化が強いと、エコー検査をしても内部を映し出せず状態が確認できないリスクがあります。

豊胸整形の中ではシリコンバッグ豊胸は触り心地で分かりやすいですが、服を着ている場合のように普段の見た目からバレることは考えにくいです。大きすぎるサイズを選ぶと不自然な見た目になってしまうので、150~200ccくらいを選んで大きくしすぎないのがポイントです。

シリコンバッグの柔らかさのイメージは下記の動画を参照してみてください。

治療内容によっては複数回にわたって通院が必要になる場合があります。また万が一トラブルがあってもすぐに受診できるように、自宅から通いやすいクリニックを選ぶようにしましょう。駅から徒歩で行けるか・駐車場があるかはもちろん、仕事で忙しい方は最終受付の時間や土日も開院しているかもチェックしましょう。

クリニックを選ぶ際は実績や症例数にも着目しましょう。クリニック全体の実績はもちろん、実際に担当してくれる医師個人の実績も要チェックです。公式サイトに症例写真を多数掲載しているクリニックもあり、自分が施術を受けるときの参考にすることができます。

自分の現在の症状や施術に際しての不安に親身になってくれるかどうかは重要なポイントです。また満足のいく仕上がりを実現するためにも、施術内容の説明や仕上がりのイメージ共有を詳細にしてくれるかどうかもチェックしましょう。スタッフがカウンセリングを行う場合もあるので、しっかりと医師にカウンセリングしてもらえるクリニックを選びましょう。

豊胸手術は自由診療のため、治療内容によっては費用が高額になってしまいます。またカウンセリングでオプションが複数ついて予算を大幅に上回ってしまうトラブルも多く発生しています。一つのクリニックで決めるのではなく、複数のクリニックを比較して納得のできる費用の場所を選ぶようにしましょう。

シリコンバッグは一般的に100ccで1カップアップします。なので300ccのシリコンバッグだとだいたい3カップアップが目安です。ヒアルロン酸注射や脂肪注入などの施術は1~2カップ程度しかバストアップできませんが、シリコンバッグだと3カップ以上のバストアップも可能です。

シリコンバッグは体内組織ではないためレントゲンに映ることがあります。レントゲンに映りにくい成分で作られたシリコンバッグもありますが、外側の膜が映ってしまう場合があります。シリコンバッグを挿入していても、エコー検査やマンモグラフィー検査などの乳がん検診も受けることができます。

母乳は乳腺で作られ、乳管を通って赤ちゃんに届きます。シリコンバッグ挿入では乳腺や乳間には触れないので、授乳に影響が出ることはありません。ただしシリコンバッグで乳腺が圧迫されることによって乳腺炎を発症するリスクはあります。

シリコンバッグ豊胸は美容医療にあたり、美容医療の場合は自由診療となるため保険は適用されません。費用を抑えたい方は、モニター価格で安く受けられるクリニックや割引キャンペーンを実施しているクリニックを選びましょう。