おてがる光を徹底調査！評判は良い？遅いって本当？メリットや開通までの流れも紹介！

光回線は月額料金が高めで、契約期間の縛りがあったり、契約更新月以外に解約をすると違約金の支払いが必要だったりする事業者が多いものです。そんな契約期間の縛りがなく、リーズナブルな料金で利用できる光回線としておすすめなのが、光コラボの「おてがる光」です。

おてがる光は契約期間の縛りがなく、しかも違約金もかかりません。フレッツ光を利用したサービスなので、日本全国幅広いエリアで利用可能です。必要な機能をオプションで追加できるため、必要な機能を希望に応じて追加できる使いやすさも魅力です。

そこで今回は、おてがる光の基本情報や実際の口コミと評判、メリットやデメリットなどを解説します。

おてがる光とはNTT東日本・西日本の光回線を使用した、回線とプロバイダを組み合わせた光コラボレーションモデルです。日本全国でフレッツ光と同程度の通信ができます。契約期間の縛りがない点がおてがる光の大きな特徴で、解約時の違約金が気になる方でも安心して利用できるメリットがあります。

光回線事業者の中でもリーズナブルな料金で利用できる点も特徴で、できるだけ料金を抑えて光回線を使いたい方に最適です。

その他にも、「ピーク時に遅くなることもあるが気にならない」、「快適にネットを楽しんでいる」、「高画質動画などもサクサク見られる」など、動画などの大容量のデータを扱っても問題なく使える速度と安定性に満足している口コミが見られました。

他の口コミでは、「新電力も同時に申し込んだので総合的にかなり安くなった」、「日々のお財布に優しい」、おてがる光の特徴であるオプション込みの価格についても「オプションを付けても十分に安い」との声がありました。

契約期間の縛りは光回線の契約でネックになりがちなポイントなので、縛りがないおてがる光には「気に入らなかったらいつ解約しても構わないという部分がとても気に入った」、「気兼ねの必要がない」などの口コミがありました。

光回線を利用するには工事が必要となる場合がありますが、工事費が割引になるサービスも多いものです。おてがる光は工事費の割引がほとんどないものの、工事費実質無料キャンペーンを実施しているので、キャンペーンを利用すれば工事費を抑えられます。

一般的に光回線のサポートセンターは混み合いやすく、電話がつながりにくいときがあるものです。おてがる光に限った話ではなく、サポートセンターにつながりにくい問題は他の光回線サービスでも起こり得ます。

おてがる光でかかる月額料金は、それぞれ以下のとおりです。

• マンションタイプ（集合住宅向け）：3,280円（税込）
• ファミリータイプ（戸建住宅向け）：4,708円（税込）

光回線とプロバイダ料金がセットとなった光コラボレーションモデルなので、毎月かかる料金は基本的に上記の料金のみで、光回線でのインターネットを自宅で楽しめます。

おてがる光の申し込み時は、新たに光回線を契約する方は新規契約事務手数料、フレッツ光を使用中の方は転用申し込みのための転用事務手数料、他社の光コラボを契約中の方は事業者変更申し込み料として事業者変更事務手数料がかかります。

現在の光回線の契約状況によって申込方法が異なりますが、初期費用としてかかる契約事務手数料はすべて同じ価格で、2,200円（税込）となります。

おてがる光は、月額料金だけでも快適にインターネットを楽しめますが、さらに便利で快適になるオプションとして、より高速回線を使用できる「IPv6」やモバイルルーターが使える「おてがるWi-Fi」、電話番号を変更するこtなく使える「おてがる光電話」などを用意しています。

オプション契約時にかかる月額料金は、以下のとおりです。

おてがる光を利用したい住宅にフレッツ光の設備がない場合、光回線引き込みのための新規工事が必要です。光フレッツの設備と光コンセントがある住宅であれば、立ち会い不要の無派遣工事で済みます。工事にかかる費用は、以下のとおりです。ただし、土日祝日の工事には3,300円の追加費用がかかります。

※表示価格は全て税込です。

光回線サービスは2年または3年の契約期間の縛りがあり、更新月以外に解約をすると違約金が発生することがほとんどです。これに対し、おてがる光は契約期間の縛りを設けていません。いつ解約しても違約金が発生しないので、違約金支払いを避けるために契約更新月を待つ必要もありません。

万が一サービス開始後に通信速度などに不満があった場合でもいつでも解約できるのは、おてがる光の大きなメリットといえます。

おてがる光はNTT東日本・西日本の光回線を使用したサービスなので、サービス提供エリアもフレッツ光と同じです。フレッツ光は47都道府県をカバーしているので、おてがる光のサービスは日本全国ほとんどのエリアで利用できます。対応エリアが広い光フレッツですが、必ずしも日本全国どこでも利用できるとは限らず、フレッツ光がエリア外となる地域も存在します。

すでにフレッツ光や他社の光コラボを使用中の方、利用したい住戸に光回線設備や光コンセントが設置済みの場合など、一定の条件下では回線引き込み工事が必要ありません。申し込みフォームに必要事項を入力して転用申し込みをすると希望日時におてがる光側からの連絡があり、その後接続設定を済ませればおてがる光を利用可能です。

回線引き込み工事にかかるコストや日数を削減できるので、乗り換えでもスムーズに移行して引き続きインターネットを使用できるメリットがあります。

ドコモやau、ソフトバンクのいわゆる大手キャリアの携帯電話を使っている方は、光回線とセットで使うと「セット割」で利用料金の割引を受けられることがあります。セット割を適用するには携帯電話のキャリアと光回線サービスの組み合わせが限られますが、家族も同じキャリアを使用していれば割引が受けられ、1回線あたり最大月1,100円の割引となります。

しかしおてがる光は、いずれのキャリアの携帯電話でもセット割に対応していません。携帯電話とのセットでの料金割引が受けられない点は、デメリットの1つです。

IPv6とはより速い通信ができる、新しい通信ルールの1つです。動画などの大容量データも、従来の光回線よりサクサク使えるようになることが期待されます。このIPv6をおてがる光で使うにはオプションを申し込む必要があり、毎月料金が発生します。

他社の光回線サービスでは、IPv6を無料で提供しているところも多いことから、毎月165円のオプション料金がかかる点がおてがる光のデメリットの1つです。

光回線を提供する事業者では、新規契約でキャッシュバックや初期費用実質無料、工事費用無料など、お得なキャンペーンを実施しているところがほとんどです。おてがる光でも工事費実質無料などのキャンペーンを行ってはいるものの、他社と比較するとキャンペーンの数が少ないといえます。

おてがる光は元々の月額料金が他社より安く、しかも契約期間に縛りもなく違約金が発生しないことから、キャンペーンが少ない理由と考えられます。

おてがる光には多くの光回線回線事業者で設定されている契約期間がないので、最低契約期間も存在しません。契約して使い始めてから回線速度やサービス内容に不満があり解約や乗り換えをしたくなっても、契約期間の縛りがあるサービスでは、中途解約では違約金の支払いが求められます。

縛りもないおてがる光では、契約期間の縛りがなく解約時の違約金も必要ないので、まずは光回線を試してみたい人におすすめです。途中で解約したくなったとしても違約金が不要なので、安心して利用できます。

おてがる光の契約内容はとてもシンプルなので、わかりやすい光回線のプランを利用したい人にもおすすめです。光回線のプラン内容は事業者によって異なり、1つの事業者で複数のプランを用意していることもあるので、初心者にとっては複雑と感じることもあります。

その点、おてがる光はシンプルでわかりやすいプラン内容と条件付きの特典が用意されており、必要なサービスはオプションで追加できるので、光回線の契約初心者に最適です。

おてがる光は2019年11月にサービスを開始した、まだ新しいサービスです。大手の光フレッツなどと比較するとどうしても知名度はまだ低く、あまり知られていないサービスともいえます。人によっては、新しいサービスに不安を感じる可能性もあります。

そのため、光回線を利用するならフレッツ光やauひかりなどの名前が知られたサービスを安心して利用したい人、またはブランドを重視する人には、新しいサービスのおてがる光はおすすめしません。

ドコモならドコモ光、auならauひかり、ソフトバンクならソフトバンク光のように、大手キャリアのスマホを契約している場合はセット割が受けられる光回線サービスがあります。しかし、おてがる光にはスマホとのセット割がありません。

セット割が受けられるキャリアのスマホを契約している場合、割引分を考慮するとセット割が受けられる光回線を選んだ方がおてがる光よりも料金が安くなる可能性があるため、大手キャリアのスマホ利用者もおてがる光は向いていないといえます。

おてがる光に申し込むには、まず公式ホームページ上の「おてがる光申込フォーム」に必要事項を入力します。氏名や住所、電話番号などのお客様情報のほか、契約するプランやオプションの有無などを入力しますが、この時点で料金の支払いなどは発生しません。

「おてがる光申込フォーム」から必要事項を送信すると、おてがる光の担当者から申込内容の確認の連絡が入ります。確認内容に問題がなければ、申し込みが完了です。

光回線引き込みの工事が必要な場合は、担当者からの連絡の際に工事日を決めます。工事当日は立ち会いが必要なので、都合のよい日を選びましょう。工事日当日は、担当者が電柱から光回線を住宅の外壁へ固定する屋外工事、住宅内に光回線を引き込む屋内工事を実施します。

マンションタイプで光回線が引き込まれている場合は約1時間、ファミリータイプは約2時間程度で工事が完了します。

光回線の引き込み工事が完了したら、住戸内のWi-Fiルーターを設定します。設定方法は、おてがる光の契約書に記載されたユーザー名とパスワードを入力するだけです。Wi-Fiルーターを設定した後は、インターネットに接続するパソコンやスマホなどの端末をWi-Fiルーターに設定しましょう。

Wi-Fiルーターと端末両方の設定が完了し、インターネットに接続できることを確認できれば、一連の手続きが完了です。

おてがる光の通信速度が遅いという話を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。おてがる光は他の光回線よりも価格がリーズナブルな分、速度が遅いのでは、と考えられてしまいがちです。

おてがる光を利用しているユーザーの口コミを見てみると、ほとんどの人は速度の問題なく利用できています。過去に計測されたおてがる光の測定結果による回線速度ランキングでも平均値より速い速度が出ているため、そこまで極端に速度が遅くはないといえます。

光回線を利用するためには、ルーターが必要です。他の光回線ではルーターをプレゼントしているところもあり、おてがる光でも過去にキャンペーンでプレゼントとなっていたこともありましたが、残念ながら現在はキャンペーンは終了しています。

ルーターがない場合、おてがる光でレンタルも可能ですが、月額440円がかかります。ルーターのレンタルをしない場合は、基本的に自己購入となります。

光回線に接続できずインターネットが使えないときは、スマホなどのモバイル回線でおてがる光の公式ホームページにアクセスし、「メニュー」→「サポート」→「設定方法」と進み「インターネット接続設定方法ご案内ページ」をチェックしましょう。

このページではチャットを受け付けており、インターネットに接続できない場合の対処法、接続する端末別の接続方法などを確認できます。どうしても接続できないときは、まずインターネット接続設定方法ご案内ページから確認してみることをおすすめします。

おてがる光の解約は、電話のみで受け付けています。カスタマーセンターへ電話で問い合わせし、解約を申し出ましょう。解約受付の翌月末で、解約が完了します。なお、オプションは解約と同時に自動解約となります。

解約の問い合わせの際は、回線の撤去工事の有無や住宅内に設置した回線終端装置の返却などについての説明があります。機器の返却はおてがる光から送付される「機器回収キット」を使用し、同封の案内に沿った手順で返送しなければなりません。

おてがる光は契約期間の縛りや違約金がなく、しかもフレッツ光の回線を利用した広い提供エリアで利用できるサービスです。月額料金も他のサービスより安く済むこともあるため、上手に利用して快適なインターネットを楽しみましょう。