【焦げないのは？】カレー鍋のおすすめ23選｜ニトリやティファールなど【大きさは？】

カレーは子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。じっくり煮込まれた肉と野菜、スパイスの香りを楽しめる手作りのカレーは、何度食べても飽きない格別なおいしさです。

しかし、使う鍋によっては鍋底が焦げる、野菜が煮崩れるなどのハプニングが起こります。カレー作りに適した鍋が欲しいけれど、材質や形など種類がさまざまでどの鍋を選べばいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、シチューやカレー作りに適した鍋を解説します。使い勝手のいい鍋の選び方やおすすめのカレー鍋・ホーロー鍋・電気圧力鍋もご紹介するので、ぜひ最後までご覧になってください。

カレー鍋は、熱伝導率・保温性が高く、余熱で火を通せるタイプがおすすめです。火にかけたままグツグツ煮込むと鍋底が焦げ付いたり野菜が煮崩れしたりしやすいので、火を止めて余熱でじっくり煮込める鍋が適しています。

あわせてお手入れがしやすい素材・加工の鍋なら、万が一焦げ付いてしまった場合でも汚れがラクに落とせてストレスがありません。

また、両手鍋にするか片手鍋にするかで迷っている方は、以下の表を参考にしてみてください。

何人分のカレーを作るかによって、鍋のサイズ・大きさを選んでください。1人～2人分の場合は16cmほどの小さいサイズがおすすめです。2人～4人分なら20cmほどの中くらいのサイズ、4人以上分なら24cm程度の大きいサイズが適しています。

一人暮らしでも作り置きをする場合は、中くらいや大きな鍋を選んでください。

アルミ製のカレー鍋は、熱伝導率が高く火の通りが早いのが特徴です。軽いのでたっぷりカレーを作っても持ち運びやすく、価格が比較的リーズナブルなのも魅力です。

ただし、高温に弱く強火の調理には不向きです。また、アルカリにも弱いので、焦げ付きを落とす際にアルカリ性洗剤を使わないよう注意しましょう。

錆びにくいステンレスのカレー鍋は、アルカリや酸に強くお手入れしやすいのが特徴です。耐久性があり、長く愛用できるのも嬉しいところ。保温性があり火からおろしても冷めにくいので、おかわりのときも温かいカレーが食べられます。

一方、熱伝導率が低いため、温まるまでに時間がかかるのが欠点です。

人気のルクルーゼやストウブなどの鋳物ホーロー鍋は、見た目のおしゃれさと機能を兼ね備えています。熱が均一に伝わり保温性にもすぐれていて、煮崩れせず具材の中までしっかり味がしみるのでカレーに最適です。ただし、鋳物は重く、衝撃に弱いという特徴があります。

また、鋼板ホーロー鍋は安価で軽量なのが魅力です。鋳物と同じく衝撃に弱いものの、熱の伝わり方が早いのですぐに煮込みたい時に向いています。保温性は低めなので、カレーなどの煮物にはやや不向きです。

銅の熱伝導率はステンレスの24倍と言われ、熱が均等に素材に伝わり温度ムラが起こりにくいため、料理がおいしく仕上がります。素早く調理できて保温力も高いので、電気やガスの節約が可能です。

一方、銅製の鍋は錆や傷に弱いので、使用後はすぐに洗うようにしましょう。

焦げないカレー鍋をお探しの方は、コーティング加工されたものがおすすめです。フッ素樹脂コーティングされたテフロン加工は、焦げにくく油が少なくて済み、軽いため扱いやすさと洗いやすさが魅力です。大理石の粉をフッ素樹脂に混ぜたマーブルコートや人工ダイヤを混ぜたダイヤモンドコートも焦げ付きにくく、コーティングが剥げにくいため耐久性が高くなります。

中でもチタンコートは、錆びにくく劣化しにくいコーティングです。コーティングされたカレー鍋は、コーティング剤がはがれてくると焦げ付く場合があるため、焦げ付きだしたら買い替えが必要です。

一人暮らしと家族がいるのとではカレーを作る分量に差があります。分量をふまえてサイズを選びましょう。ひとり暮らしなら16～18cm・2人～4人用なら20cm・4人以上なら24cm以上のサイズがおおよその目安です。ちなみにカレールウ1箱分を作りたい場合は、6L・24cmサイズが適しています。

鍋の深さには浅型・深型などさまざまなタイプがあるので、煮込み料理・炒め物・揚げ物など使う機会の多い調理法に合わせて選ぶ必要があります。

カレーやスープなど一度に量を多く作る料理や、パスタを茹でたりするには深型の鍋が向いています。炒め物・揚げ物をするなら、浅型を選ぶと使いやすいです。なお、揚げ物をする場合は熱に強い材質の鍋を選びましょう。

使いやすいカレー鍋を選ぶためには、持ち手にもこだわりましょう。持ち手が熱くなりにくい素材なら、鍋つかみ不要で扱いがラクです。また、持ち手が取り外せるタイプなら、カレーが残った場合そのまま冷蔵庫に入れて保存可能です。

さらに、持ち手が大きいと重くても手が痛くなりにくく持ち運びもしやすいのでおすすめです。両手鍋は両手で持てるので安定感があります。一方、片手鍋は調理中にも持ち手を持てるので、炒めるときに便利です。

鍋は、材質によって使用できる熱源が違います。ガス火専用、もしくはIH・ハロゲンヒーター・オーブンでも使用できるものなど、家で使用している熱源に合わせて選びましょう。

家にガスコンロしかない場合でも、IH両用タイプを選んでおくと卓上IHヒーターを購入したときでもIH用の鍋を買い足さずに済みます。

保温スープジャー・タンブラーなど保温製品に定評があるサーモスは、真空断熱構造で余熱調理できるシャトルシェフがおすすめです。

内側の鍋で調理し、軽く煮込んだ状態で保温容器にセットします。あとは待っているだけでとろ火でじっくり煮込んだような絶品料理の完成です。ステンレス製でお手入れしやすいのもポイントです。

フィスラーの鍋は、フォルムの美しさだけでなく、手に馴染むハンドル・液だれしない鍋ふちなど高い実用性も備えています。密閉性が高く、素材のうま味を逃さずギュッと閉じ込めた調理が可能です。熱伝導性にすぐれ、とろ火・余熱調理ができるので、ガスや電気の節約にもなります。

ルクルーゼの鍋の蓋はなだらかなドーム型で、調理中に蒸気が蓋のカーブを伝って対流するようにできています。この対流が、食材を包み込むようにムラなく温めおいしく調理してくれます。

また、余分な蒸気が外に排出される構造になっているので、水分の多い食材もべチャっとさせずに仕上げ可能です。

ホーロー製のストウブ鍋は、ずっしりとした重さが特徴的です。しっかり密閉できる重たい蓋と、蓋の内側のピコという突起により、水を加えず素材の水分だけで調理する無水調理を可能にしています。

水分を一滴も加えず素材から出る蒸気のみで調理するため、うま味が濃く、ふっくらみずみずしく仕上がります。

ステンレスの間にアルミを挟んだ三層構造で、ステンレスの弱点である熱伝導率の低さをアルミが補った、熱伝導率・保温性・丈夫さにすぐれた鍋です。持ち手もオールステンレスなので、オーブンでの使用もできます。

熱伝導率が高いので、高温にしなくても火が通りやすく食材が焦げ付きにくいのも嬉しいところです。

ホーローやステンレスなど種類が豊富なニトリの鍋は、ユーザーのニーズに合わせて選べるのが魅力です。サイズ展開も豊富なため、ひとり暮らしからファミリーまですべてのユーザーの生活に合った商品が見つかります。手頃な価格で購入しやすい点も人気の理由です。

ティファールのカレー鍋はノーマルな深型タイプのほか、取っ手が取れる鍋もラインナップしています。取っ手が取れるタイプは、収納スペースを取らず便利です。

耐久性の高いチタンコーティング鍋はIH・ガス火の両方使え、茹でる・炒める・煮る・焼くの料理に幅広く対応します。ティファールならではの食材を入れるタイミングのお知らせマーク付きで、料理初心者にも使いやすい鍋です。

カレーの煮込み中、火加減をずっと確認し続けるのは大変な作業です。電気圧力鍋なら鍋が火加減や煮込み時間を管理してくれるので、鍋任せでおいしいカレーが完成します。焦げ付き知らずでお手入れもラクです。

材料を入れてスイッチを押すだけの手軽さは、一度使うともう手放せません。

もし鍋が焦げ付いてしまった場合は、材質によってお手入れの仕方が異なるため、下の表を参考にお手入れをおこないましょう。

• 重曹での落とし方：鍋に焦げが浸かるくらいの水と、コップ1杯の水に対し大さじ1の重曹を入れてよく混ぜます。弱火にかけ、沸騰したら約10分弱火にかけ続けて火からおろし半日放置。やわらかいスポンジでやさしくこすって水洗いします。

• クエン酸での落とし方：鍋に焦げが浸かるくらいの水と、1リットルの水に対して大さじ4のクエン酸を入れてよく混ぜます。 沸騰したら約10分弱火にかけ続けて火からおろし半日放置。やわらかいスポンジでやさしくこすって水洗いします。

• 水での落とし方：鍋に水を張り、火にかけて沸騰させ、沸騰したら火からおろして半日放置します。やわらかいスポンジで汚れをこすって水洗いします。もしあれば、玉ねぎの皮も一緒に煮込むと、より汚れが落ちやすくなります。

鍋の材質にこだわれば、余熱調理・無水調理でよりおいしいカレーが作れます。熱伝導率が高いものを使えば時短でエコな調理も可能なので、ぜひこの記事を参考に気になる鍋を選んでみてください。

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