【2024】囲碁セットおすすめ15選｜どこで買える？碁石・碁石の選び方も紹介

家の中で過ごす時間が増え、囲碁をする人が増えてきました。インターネットの発達で、ネット内で碁ができることもあり、おうち時間でも囲碁を楽しむことができます。

囲碁を始めるにあたって、必要になるのが碁盤と碁石です。最近ではオンラインショップで簡単に手に入るので、囲碁に対するハードルも下がってきています。また、子供向けに、おもちゃ売り場にボードゲーム感覚でルールが覚えられるような商品も出てきています。

今回は、レベルに応じた囲碁セットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。机上の勉強だけでなく、実際に石をもって碁盤に向かうことで上達が早くなります。どこで買えるのかも解説していますので、ぜひご覧ください。

囲碁とは、2人で行うボードゲームの一種です。盤上に白と黒の石を置いて自分の医師で囲んだ領地の広さを競うことから、盤上の戦とも言われています。囲碁は「思考力・集中力・記憶力・忍耐力・判断力」といったあらゆる「力」を養うことができることが魅力で注目されています。

相手の立場になり、考えることから教育現場に導入する機関もあります。シンプルなルールでありながら奥が深く老若男女問わず人気のあるゲームです。

6路盤は、6×6の最も小さな盤で初心者や子供向けとして人気のある盤になります。囲碁の基本である打つ・囲むが最もわかりやすく、基本のルールを覚えるのにちょうどいいサイズです。盤が狭いため、選択肢が狭まるので就学前のお子様に向いた路盤です。

9路盤は本格的に囲碁を学ぶ方の最初の盤になります。基礎・ルール・攻防ができる最小の盤と言われています。実践にも使えるので、囲碁教室などで使われている正式な初心者向けの碁盤です。入門者用の路盤で短時間で対局が終わるメリットがあります。

13路盤は、9路盤で物足りなくなった方におすすめです。9路盤に比べると、盤面をよく見て長期的な戦略を練らなければ勝てません。定石や布石を覚えるのも13路盤がちょうどいい大きさです。また、詰碁をするのにもいいサイズなので、囲碁の醍醐味を感じられる盤となっています。最初から13路盤で勉強を始める方もいるので、最初の盤としても購入を検討できます。

公式戦で使用される正式な盤が19路盤になります。13路盤に比べるとぐっとマス目が増えるので、広く盤面を見る必要があります。試合時間も大幅に上がるので、長期的な大局の組み立て、柔軟な思考が必要とされます。過去の棋譜は19路盤で残されているので、並べるのも楽しみの1つです。

昔は足付の碁盤が主流でしたが、現在は部屋に置いておくと場所を取るからと折り畳み式の碁盤が人気になっています。引き出し内に収納でき、気軽に持ち運びもでき、好んで使う方が増えました。携帯性にも優れているので、友人たちと打つ時に持っていくことも可能です。最近では重厚感ある桂製の折り畳み式も販売されています。

囲碁を外で楽しむ方におすすめなのがマグネットタイプのものです。職場の休み時間・公民館・入院のベッドの上など、人通りが多い場所や足場が不安定な場所で囲碁をするときに重宝されています。石がずれると修正しにくく、マグネットタイプは依然高い人気があります。

卓上用の碁盤は、厚さ数センチの板でできた碁盤です。折り畳みの中央線がなくなり、フラットで打ちやすいです。持ち運びには不向きのため、家の中での使用になります。価格もリーズナブルなので公民館や囲碁クラブでよく使用されています。碁石を打った時に、音が響きやすいのが難点です。

本格派を選ぶなら、断然足付の碁盤がおすすめです。畳の上に座り碁石を打つと気落ちがすっと引き締まります。昔ながらの伝統でもあるので、形から入りたい方や木の質感を楽しみたい方は検討してみてはいかがですか。碁石を打つときの音も独特の響きがあります。

碁石の中でも高級とされるのが蛤碁石です。特に白碁石には、薄く貝殻の層が見えるのが特徴で、美しく変色することもありません。磨くことで光沢が現れます。国産の蛤碁石は高級なので、手が出せない方はメキシコ産の石がおすすめです。

瑠璃碁石は近年出てきた高級品の碁石になります。手触りがよく、半透明の美しさが人気になっています。女性が身につけるアクセサリーにもなる瑠璃は、丈夫さと光沢が兼ね備えられています。打つときの軽やかな音も人気の1つです。

本格派の足付の碁盤を選ぶときには、ぜひ素材にもこだわってください。かや（榧）は別名でスプルスといい、一枚板で作られた本榧は重厚感があり高級品として扱われています。木目の美しさと、漆の黒の組み合わせを楽しめます。

本榧は高級ですが、新榧のほうがリーズナブルに購入することができます。また、足付ということにこだわるのであれば桂で作られた碁盤も安価でおすすめです。

囲碁セットの購入は、囲碁や将棋盤の専門店やデパートなどで買うのが定番でした。近年では、専門店の数も減り、本格的なものを購入する場合はAmazonなどのオンラインショップが主流になっています。また、買い取り業者から中古のものを購入することができます。

初心者向けの簡易的なものであれば、おもちゃ売り場やボードゲーム売り場でも販売されています。100均にも簡易的なものが売られているので、続けられるか不安だという方も試しに購入することもできます。

パソコン・スマホ・タブレットが普及している現在、パソコンにインストールして遊ぶ囲碁ソフトやスマホ・タブレットの囲碁アプリも人気です。1人でもレベルに応じて気軽に楽しめるのが魅力になります。

また、無料のアプリもあるため、初心者のうちは無料で学びながら楽しむのもおすすめです。中級者以上になればCD-ROMのパソコンソフトや有料アプリを導入して、ゲームの幅を広げていくと上達しやすくなります。

囲碁を始めるにあたって、碁盤と碁石だけでは不安が残ります。テレビなどを見ながら勉強するのもありですが、入門書があるとよりわかりやすく勉強することができます。また、詰碁の問題が乗っている本があると、より実践的で上達が目に見えて楽しくなります。

コロナで外出が難しくなった現在、ネット語などを通じて静かなブームが来ています。囲碁を学ぶと奥が深く、学ぶことの終わりが見えないほど面白いゲームです。幼少期から囲碁をしていると、集中力や思考力などさまざまな力を養うことができます。ぜひ記事を参考に囲碁を選んでみてください！

ぜひ下記も合わせてご覧ください。