予算50万円前後の腕時計おすすめ29選｜資産価値は？メンズ向けやブランドの特徴も

高級腕時計は高い技術と性能をもち、ファッションとしてもステータスの象徴としても優れた憧れのアイテムですよね。しかし、高級腕時計に何万円もかけるには躊躇する方もいるのではないでしょうか。

実は、高級腕時計は資産としての価値もあります。正しくメンテナンスを行えば100年以上ももち、人気のブランドは年数がたっても価値が下がりにくいメリットがあります。そのため、高級腕時計を投資として考える方も増えています。

実用的に使えて資産にもなる時計は50万円ほどから手に入れられます。この記事では、50万円前後の腕時計の魅力・選び方・人気ブランドについてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

高級時計と言えばまずは高スペックな機能に注目です。伝統ある時計工房で職人によって作られた芸術品のような技術と味わいがあります。また、防水性や耐久性に優れており、丈夫で重厚感のある点も魅力です。

機械としてのメカニカル的な価値と宝飾品としてのアクセサリー的な価値の比重は商品によって異なりますが、どちらも持つ人のモチベーションを高めてくれます。

高級時計はよほど管理を怠らない限り、長く使い続けられます。特に、3～5年に一度、時計の定期的なメンテナンスであるオーバーホールに出していると性能を劣化させずに使い続けられ、100年以上もつものもあります。

1つの時計を大切に使い続けられるのは、頑丈なつくりとメンテナンス環境の整った高級腕時計ならではの特権です。

50万円を超えた辺りから、腕時計はステータスになります。「オメガ」「ロレックス」「IWC」など名前の知れたものは特に周りの人からの評価も上がります。

どのくらいの年収の人が50万円の時計を持っているか明確な定義はありませんが、一般的に言われる時計の金額は年収の約10％～20％なので、年収250万～500万円ほどの人に似つかわしいといえます。

ブランドの高級腕時計は売ったり質に預けたりできます。年月が経っても価値が下がりにくいのも高級時計のメリットです。古い時計が後に価値が上がる場合もあります。

100万～200万のものには劣りますが、50万の腕時計でも人気が高いものや希少なものは高く売れる場合があり、資産としての価値をもちます。

高級時計には機械式時計が多く、その中でも自動巻き式と手巻き式があります。どちらも有名なモデルがあるので、好みで選ぶのがおすすめです。

自動巻き式腕時計の特徴

• 身に着けていると動き続けるので巻き上げる手間がかからない。
• 複雑な構造が楽しめる。
• 何日も使わないと止まってしまう。
• 手巻き式時計より重さや厚みがある。

手巻き式腕時計の特徴

• 1日ほどで止まってしまうが、ゼンマイを巻く楽しさがある。
• パーツが少ないので軽量。
• シンプルで素朴な構造が楽しめる。
• シンプル構造のため、耐久性に優れている。

腕時計のベルトは大きく分けると金属製と革製に分かれます。金属製バンドは汗や皮脂に強く、劣化しにくい特徴があります。定期的な交換が要らない点がメリットです。

革バンドは交換は面倒ですが、バンドの色や素材を変えるといろいろな雰囲気を楽しめます。他にも、水に強く軽いラバーバンドなど使いやすいものもあります。

いつ頃創業したのか、どの国のブランドなのか、コンセプトや強みを知って腕時計の商品を選びましょう。背景を知るとより愛着が湧きますし、自分にふさわしいものがわかり納得のいく商品選びができます。

また、高級時計を通じて交流が広がる場合もあるので、ブランドの特色を知っておくと世界観に浸れ、時計を持つ楽しみが増えます。

サイズの選び方は腕周りの太さに関係するので人によって似合う大きさは違います。上から見たときに手首の太さの6～7割ほどの大きさのケースを選ぶとバランスが良くなりおすすめです。

男性の一般的な腕時計の径は38～45mmですが、42mm以上のものはつけこなしが難しいため、体格のいい方におすすめです。女性は24～30mmが一般的ですが、あえてメンズのサイズをかっこよくつけこなせる場合もあります。

オメガはスポーツのオフィシャルタイムキーパーに選ばれたほど精度の高いことで有名です。誠実でスタイリッシュなデザインがオンにもオフにも使いやすく人気を集めています。知名度も大変高く、長年に渡って多くの人に愛されるブランドです。

人気モデル「スビードマスター」「シーマスター」「コンステレーション」の中でも、50万円の予算があればプラスアルファの価値がついたモデルが手に入ります。

50万から100万円ほどの予算で高級感ある時計をお探しの方は、カルティエがおすすめです。宝飾ブランドとして貴族から愛され発展してきたカルティエの腕時計は、独特で高級感あるデザインでよく知られています。年齢を重ねれば重ねるほどつけると魅力が増すブランドです。

「タンク」「サントス」「パシャ」は昔から変わらないロングセラー商品で、2007年に登場した「バロンブルー」も完成度の高い芸術的デザインを持ち人気があります。

1992年に天才時計師フランクミュラーによって誕生した比較的新しいブランドですが、複雑な機構と類を見ないデザインで瞬く間に人気を集め有名になりました。

創業と共に発表された「トノウカーベックス」は優美で立体的なフォルムと華やかで遊び心のあるデザインで特に女性に人気です。カラフルで独特なデザインは気持ちを華やかにし、着ける人を魅了します。

日本のブランド、セイコーの高級腕時計ブランドとして1960年に誕生しました。世界の有名腕時計に並ぶ繊細なムーブメントは高い技術力を誇ります。

中でも2004年に誕生したスプリングドライブは、ぜんまいと水晶振動子を融合したクオーツと機械式のハイブリッド型ムーブメントで、機械でありながらクオーツと同等レベルの高精度をもつ機構で注目されています。

パイロットウォッチとして知られるブライトリングは、特殊機能を備えた多機能な性能に特色があるブランドです。空・陸・海の過酷な状況でも使える時計はパイロットを始め、スポーツ愛好家や航空業界のパイオニアたちの憧れの的でもあります。

クロノグラフのさまざまなボタン操作や8日間もの間動き続けるパワーリザーブなど、画期的な開発したことでも有名な優れた技術を持つブランドです。

チューダーは、1926年イギリス・ロンドンで設立された腕時計ブランドです。1936年ロレックス創業者の手に渡ると、ロレックスの名を広く普及させるためにロレックスとの共通パーツを使用したリーズナブルな製品を販売し、人気を集めていました。

近年では自社製ムーブメントに切り替え、ロレックスにはない素材を導入するなど、ロレックスとの差別化を図っています。ロレックスの技術を受け継ぐ確かな品質と、ロレックスにはないデザイン性で人気のブランドです。

ウブロは、1979年にスイスで創業した比較的新しい腕時計メーカーです。有名人やセレブに愛用者が多いことでも知られています。ウブロはフランス語で「舷窓(船の小さな窓)」の意味があり、ベゼルをビス留めして舷窓のように見立てた斬新なデザインが魅力です。

大きな成功を収めた著名人の愛用者が多く、「成功者の時計」ともいわれています。

IWC（インターナショナル・ウォッチ・カンパニー）は、ドイツ・シャフハウゼンに本拠地を置く1868年の創業の老舗腕時計ブランドです。スタイリッシュかつスマートなデザインで、女性が男性に身に着けてもらいたい時計ブランドとして人気があります。

すべての自社製品に対して永久修理を受け付けており、文字盤の視認性・耐久性も抜群で、時計作りへの情熱も品質も超一流のブランドです。

パネライは、1860年に設立したイタリア・フィレンツェの腕時計ブランドです。元々パネライは精密機器専門メーカーで、軍用向けのクロノグラフ懐中時計を開発していた経緯があるため、パネライの腕時計は高い堅牢性と時刻の視認性を兼ね備えています。

分厚い大型のケースが特徴的で、「デカ厚」ブームの火付け役でもあるパネライ。ミリタリー色を残すデザインも多く、男性人気の高いブランドです。

タグホイヤーとは、1860年にエドワード・ホイヤーが創業したスイスの高級腕時計メーカーです。ストップウォッチやクロノグラフといったスポーツウォッチの開発に力を入れています。20万円台のものから50万円台のものまで、豊富なラインナップがあるので、予算に合わせて選べるのが魅力です。

高級時計にとってメンテナンスは欠かせません。毎日のお手入れで時計のいい状態を長く保てます。毎日、使用後はセーム革やマイクロファイバーのクロスでケースやブレスレットをこまめに磨きましょう。

3～5年に一度は時計専門店へオーバーホールに出すと長期の使用が可能になります。オーバーホールとは、時計を一度分解して再度組み立てることです。また、機械式時計を管理するときは磁気や落下を避けましょう。

50万円の予算があれば、高機能で資産価値をもつ腕時計を手に入れられます。高級時計はきちんとメンテナンスすれば長く使えます。ブランドの歴史や特色を知って、大事に使えるお気に入りの時計を選びましょう。

下記の記事も参考にしてみてください！