虫除けにおすすめのアロマオイル10選！効かないって本当？ゴキブリ・蚊にも

店頭にはたくさんの害虫駆除用の殺虫剤スプレーが並んでいます。虫の種類ごとにスプレーがあり、どれが本当に効果があるのか購入に悩んだ経験はありませんか？また、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、強力な殺虫剤の使用は抵抗があるはずです。

そこでおすすめしたいのがアロマオイルを使った虫除けです。この記事では「アロマって本当に虫除け効果があるの？」「生命力のあるゴキブリには効かないのでは？」などといった疑問にお応えしながら、虫除けのアロマオイルの選び方やおすすめアロマオイル20選もご紹介します。

また、部屋別におすすめのアロマオイルの使い方や手作りアロマオイルについてもご覧いただけますので、ぜひ最後までお読みください。あなたもアロマオイルの香りに癒されながら、害虫駆除をしませんか？

アロマオイルには虫除け効果だけでなくリフレッシュ効果が期待できます。また、アロマがあるとの集中力が高まるという声もあり、愛用している方は多いです。さらに殺虫剤スプレーに含まれているような化学物質による肌への負担も少なく、食事中も気兼ねなく使えるのも嬉しいポイントです。

ハッカオイルは虫が嫌う香りです。殺虫効果はないとしても、肌に塗ったり部屋にスプレーをしたりすると虫が近づきません。天然成分ですので、お子さんやペットがいるご家庭でも使えます。網戸や玄関にスプレーしておくと出入りの際に害虫が入り込むのを防いでくれます。

香りが薄まると効果は無くなりますので、こまめにスプレーしてください。

レモングラスはレモンに似た強い香りを持ち、虫の禁忌効果があると言われています。害虫の中でも蚊を寄せ付けないとして、市販の虫除けにも含まれています。その他にもダニ・ゴキブリにも効果が期待できる心強い存在です。蚊やダニにはオイル、ゴキブリには乾燥させたレモングラスの葉を水回りに置きましょう。

シネトラはレモングラスと似ているアロマオイルです。レモングラスと同様、虫除けに効果が期待できるシネトラールを含んでいますが、その量は控えめです。そのため、よりマイルドで肌に刺激の少ない点が魅力です。ただし、香りはレモングラスよりも強いので好き嫌いが分かれるアロマオイルとも言えます。

ゼラニウムは、虫除け効果が期待できる代表的な植物です。ガーデニングにゼラニウムを植えているところが多いのもこのためです。レモンゼラニウム・ローズゼラニウム・ペパーミントゼラニウムと種類が多いのも特徴です。ゼラニウムはアロマオイルにするとローズのような香りになり、香水代わりにも使えます。

また、ゼラニウムは赤く美しい花をつけるので、玄関や窓辺に植えると華やかなイメージになります。加えて虫除けにもなるので需要の多い植物です。

ラベンダーはフローラルな香りでリラックスできると大変人気があり、室内の芳香剤に使っている方も多いです。ラベンダーはリナロール成分を含んでおり、虫除け効果があると言われています。強い香りを放つため、ハエ・ガ・ダニ・ノミを寄せ付けません。

その効果の高さから、市販されている多くの防虫剤にはラベンダーが配合されているほどです。

2018年サッカーW杯の開催地だったロシアのヴォルゴグラードで蚊が大量発生し、観客のほとんどがバニラを虫除けに使っていて話題となりました。日本ではバニラの防虫効果はあまり知られていませんが、ヨーロッパではバニラのエッセンシャルオイルで手作り防虫スプレーを作るほどメジャーです。甘い香りが好きな方におすすめです。

家族がくつろぐのはもちろん、お客様が来た時もリビングを使う家庭は多いはずです。リビングでアロマオイルを使うときは、できるだけおしゃれにしたいものです。人目に付く場所だけに、インテリア感覚で使うと、まさか虫除けだとは思われません。リビングに似合うディフューザーを選んで、アロマオイルの香りを楽しみましょう。

寝室でアロマオイルを使う場合は、リネンスプレーがおすすめです。枕にひとふりすると、虫除け効果だけでなく安眠効果も期待できます。また、パジャマやシーツを洗う際に柔軟剤と一緒に虫除け効果のあるアロマオイルを入れるのもおすすめです。

寝室をアロマオイルの香りで満たして、いつもと違う雰囲気を演出してみましょう。

玄関はお客さまだけでなくさまざまな人の目に触れるところです。常に清潔に保ち、いつ、誰が訪問してきても恥ずかしくないように整えておきましょう。虫除けに使うアロマオイルは、アロマストーンに染み込ませておしゃれに演出することもできます。

毎日の日課としてアロマストーンにアロマを数滴垂らして、しっかりと虫除け対策をしてください。

ベランダは最も害虫が集まりやすい場所です。開け閉めを頻繁にするため、部屋の中に害虫が入り込む心配もあります。窓辺で害虫の侵入を阻止するために、据え置き型のアロマランプを置いてみましょう。見た目がおしゃれなアロマランプの優しい灯りは癒し効果も期待できます。

雰囲気を楽しむならアロマのお香もおすすめです。静かに揺れるお香の煙で穏やかな気持ちになれます。

人間にとってアロマオイルはいい香りですが、ゴキブリにとっては嫌な匂いだと言われています。ハッカ・シナモン・ラベンダー・レモングラスなどはゴキブリにとっては激臭で、これらの匂いがある場所には寄り付きません。アロマを染み込ませたコットンなどをゴキブリの出現場所に置くと、手っ取り早くゴキブリよけができます。

しかし、バニラのような甘い香りは逆効果です。ゴキブリにとっても甘い香りは魅力的で、かえって寄せ付けてしまう心配があります。

ラベンダーやレモングラスが大量にあれば、ぜひアロマオイルを手作りしましょう。ここで初心者でも簡単に挑戦できる水蒸気蒸留法についてご紹介します。

1. 大きめの蒸し器の鍋底に細かく切ったラベンダーやレモングラスを入れる
2. 少量の水を入れ、その上に蒸し器・皿を置く
3. 鍋蓋は取っ手が内側になるよう裏返して置く
4. 火にかける（このとき蒸気が逃げないように手ぬぐいを被せる）
5. 蒸気が上がってきたら保冷剤を大量に蓋の上に置く

しばらく火にかけていると鍋の取っ手をつたい、皿に蒸留水が溜まってきます。それを煮沸消毒した瓶などに集めれば、手作りアロマオイルの出来上がりです。

嫌な虫を寄せ付けないようにしたいけど、化学物質が含まれている市販の殺虫剤には抵抗がある方には、ぜひアロマオイルをおすすめします。自然のパワーで厄介な虫を大切な家からシャットアウトしましょう。

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